2024/10/24
アプリ同士の連携方法

kintoneとShopifyを連携して、kintoneで在庫情報が登録されたらShopifyに自動追加する方法

m.wadazumi

目次

 

商品管理を担当していると、在庫状況の把握は大きな負担になることもあるでしょう。
そこで、kintoneとShopifyを連携し、在庫情報の登録を自動化することで、その課題を解消できるかもしれません。
これにより、リアルタイムで在庫情報を確認でき、在庫の過不足を事前に防ぎます。
また、手動管理におけるミスや手間を削減でき、担当者は他の業務に集中することができるでしょう。
今回は、kintoneとShopifyの連携によるメリットとその自動化方法をご紹介します。

kintoneとShopifyを連携するメリット

メリット1:在庫管理がしやすくなる

kintoneとShopifyを連携することで、リアルタイムで在庫を管理できます。
たとえば、kintoneに在庫を登録するとShopifyに自動で登録されるため、どちらかのツールを確認するだけで在庫を把握できます。
そのため、<span class="mark-yellow">各ツール間での情報錯誤が軽減され、在庫の過不足を未然に防ぐことができるでしょう。</span>
この自動化は特に商品数が多く、管理が手間だと感じている方におすすめです。

メリット2:作業負担を軽減できる

在庫管理を自動化すれば、手動での在庫登録の手間が省けます。
その結果、担当者は商品管理などの業務に集中でき、作業ミスを減らすことができるでしょう。
<span class="mark-yellow">特に小規模で運営している企業は作業負担が多くなりがちですが、この自動化を導入することで負担を軽減できるかもしれません。</span>
これにより、作業時間を短縮でき、運営効率の向上が期待できます。

kintoneとShopifyの連携フローの作り方

今回は「kintoneの在庫情報をShopifyに追加する」という以下のテンプレートの設定方法をご紹介します。
このテンプレートを利用することで、イチから自動化設定を行う必要がなく、便利です。

以下の4ステップで設定できます。

  1. kintoneとShopifyをマイアプリ登録
  2. テンプレートを開く
  3. トリガーとアクションを設定
  4. kintoneとShopifyの自動化動作の確認

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方はログインしましょう。

[Yoomとは]

ステップ1:kintoneとShopifyをマイアプリ登録

YoomにkintoneとShopifyを接続するマイアプリ登録を行ってください。
マイアプリ登録を最初に行うことで、自動化設定が容易になります。

まず、kintoneのマイアプリ登録を行いましょう。
こちらのヘルプページを参照して登録をしてください。

続いて、Shopifyのマイアプリ登録を行います。
※Shopifyは一部有料プランのみでご利用いただけるアプリです。
他のプランでは、フローボットのオペレーションやデータコネクトがエラーとなる可能性があるため、ご注意ください。
有料プランには、2週間の無料トライアルがあります。
無料トライアル中には制限対象のアプリも使用できます。
こちらもYoomのヘルプページに記載されているので、同様に設定しましょう。

マイアプリにkintoneとShopifyが表示されていたら、マイアプリ登録完了です。

ステップ2:テンプレートを開く

自動化の設定をするため、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。

以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されるので、「タイトル」と「説明」を確認してください。
変更が必要な場合は、以下の画面より変更できます。
先に、kintoneの設定から行うため、「レコードが編集されたら(Webhook起動)」をクリックしましょう。

ステップ3:トリガーとアクションを設定

以下の画面が表示されたら、設定を確認します。

  • 「タイトル」→必要に応じて変更
  • 「kintoneと連携するアカウント情報」→正しいか確認
  • 「トリガーアクション」→レコードが編集されたら(Webhook起動)

以下の画面が表示されるので、赤枠内をクリックし、Webhoook URLをコピーしましょう。
注意事項を確認します。
こちらにWebhoookの設定方法が記載されているので、参照して登録してください。
設定できたら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしましょう。

次に、kintoneでレコードを取得する設定を行うため、「レコードを取得する」をクリックしてください。
以下の画面が表示されたら、設定を確認しましょう。

  • 「タイトル」→必要に応じて変更
  • 「kintoneと連携するアカウント情報」→正しいか確認
  • 「実行アクション」→レコードを取得する

kintoneでテスト用に在庫情報を設定しておきます。
画面をスクロールして、「データベースの連携」を設定してください。

以下の画面が表示されるので、「レコードが登録されたら」のアウトプットを使用し、「取得したいレコードの条件」を設定します。
赤枠内の矢印をクリックすることで、アウトプットを確認できます。
例として以下のように設定しました。
設定できたら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしましょう。

次にShopifyの設定を行うため、「商品情報を更新」をクリックしてください。
以下の画面が表示されたら、設定を確認しましょう。

  • 「タイトル」→必要に応じて変更
  • 「Shopifyと連携するアカウント情報」→正しいか確認
  • 「アクション」→商品情報を更新

以下の画面が表示されるので、注意事項を確認してください。

スクロールし、「レコードを取得する」のアウトプットを使用して、必須項目の設定を行いましょう。
他にも必要な項目があれば、同様に設定した後、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしてください。

ステップ4:kintoneとShopifyの自動化動作の確認

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
フローボットが正しく起動することを確認してください。

その他のkintoneとShopifyを使った自動化の例

1.kintoneの商品情報をShopifyに自動登録するフローです。
登録作業が自動化され、2重入力の手間から解放されます。
手入力が不要になり、入力漏れや誤入力を防ぎます。

2.kintoneの商品情報が更新されたら、自動的にShopifyの商品情報も更新するフローです。
商品情報を手動で更新する手間を感じている方におすすめです。
商品情報の更新忘れを防ぎ、統一されたデータ管理が可能になるでしょう。

3.Shopifyに注文が発生したら、kintoneにレコードを自動追加するフローです。
注文情報をkintoneで管理している場合におすすめの自動化です。
kintone上でもShopifyの注文情報を確認でき、kintoneを立ち上げる必要がなくなります。

まとめ

今回は、kintoneに在庫情報を登録した際に、自動的にShopifyに反映する方法をご紹介しました。
これにより、日々の在庫管理が楽になり、業務全体の効率化につながりそうです。
特に在庫状況の把握に課題を感じている企業にとって、この自動化は大きなメリットになるでしょう。

ぜひ、Yoomの自動化を検討してみてください。
特別なスキルやコード入力などは一切ありませんので、安心してください。
試してみたい方は、こちらから無料登録をしてください。

この記事を書いた人
m.wadazumi
児童福祉の仕事からライターとして活動し、現在はYoomでブログを執筆中です。 Yoomでできる業務効率化に驚きつつ、みなさんにもその感動を共有して社会貢献したいと考えています。 プログラミング知識ゼロの私でもできるアプリ連携や自動化をお伝えしていきます。
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