マネーフォワード ケッサイとSPIRALの連携フローの作り方
それでは、マネーフォワード ケッサイとSPIRALの連携および業務フローの自動化設定を行ってみましょう。
テンプレートを使って、「マネーフォワード ケッサイで与信枠審査が完了したらSPIRALを更新する」業務フローの作成手順を紹介します。
はじめる前に
1. まず、Yoomにログインしてください。
2. 以下の「試してみる」ボタンをクリックして、Yoomのテンプレートをコピーします。
マネーフォワード ケッサイで与信枠審査が完了したら、SPIRALを自動的に更新する方法を紹介します。与信審査の情報は企業が取引リスクを回避するために非常に重要なものです。ただ、ツール間での転記を手作業で行っていると、誤った情報が記載される可能性があります。この自動化により手動での情報更新作業が不要になり、与信審査情報の正確性が保たれるため、企業が適切な取引を行うための助けとなるかもしれません。もちろん、業務効率についても向上が期待できるでしょう。
マネーフォワード ケッサイは与信審査業務の効率化において非常に頼りになるツールですよね。ただ、審査が完了した際、その情報を手動で更新するのは手間がかかりますし、担当者はその単純作業に縛られて、他の重要度の高いタスクに費やす時間や労力を奪われてしまいます。
そこでおすすめなのが、マネーフォワード ケッサイと情報活用ツールであるSPIRALを連携させることです。この連携により、情報を迅速に管理することができます。
また、マネーフォワード ケッサイで出た与信審査結果を自動でSPIRALに取り込むことで、さまざまな場面でその情報をスピーディーに活用することもできます。
さらに、与信審査情報を一元管理できるので、情報共有の円滑化も期待できそうです。
手動での情報入力はヒューマンエラーが発生する危険があります。この連携により自動的にデータが更新されるため、エラーのリスクが減少します。特に、与信審査の結果は取引を進めていいか決めるための重要な情報なので、正確な記載をする必要があります。
例えば、与信審査によってリスクのある企業であるという結果が出ているのに、それを記載しないで取引を進めると、企業は経済的損失を受ける可能性があります。
ミスが許されないこの転記作業ですが、マネーフォワード ケッサイとSPIRALの連携により自動化することで、データの正確性が向上し、信頼性の高い情報管理が期待できそうです。
ここからは実際にYoomのテンプレートを使った設定手順を紹介します。
[Yoomとは]
それでは、マネーフォワード ケッサイとSPIRALの連携および業務フローの自動化設定を行ってみましょう。
テンプレートを使って、「マネーフォワード ケッサイで与信枠審査が完了したらSPIRALを更新する」業務フローの作成手順を紹介します。
1. まず、Yoomにログインしてください。
2. 以下の「試してみる」ボタンをクリックして、Yoomのテンプレートをコピーします。
今回使用する「マネーフォワード ケッサイ」と「SPIRAL」をマイアプリ登録します。
Yoomアカウントと連携するとフローボットが作成できます。
(1)まず、マネーフォワード ケッサイとYoomを連携します。
Yoom画面の左側にあるマイアプリの「新規接続」をクリックします。
(2)検索窓にマネーフォワード ケッサイと入力し、選択してください。
(3)以下の画面が表示されるので、マネーフォワード ケッサイのアカウント名とアクセストークンを入力します。
アクセストークンについては、マネーフォワード ケッサイにログインして取得します。
※アクセストークン(マネーフォワード ケッサイ上で取得できるAPIキー)
(4)アカウントトークンの取得方法について説明します。
マネーフォワード ケッサイの管理画面の左側にあるメニュー一覧内から、アカウント名をクリックします。開発者向けにカーソルを合わせると、「APIキー」が表示されたらクリックします。
(5)APIキー発行ページに遷移します。右上の「新規発行」をクリックでAPIキーの発行ができますのでコピーします。
(6)Yoomに戻り、アカウント名とアクセストークンを入力して、「追加」をクリックします。
(1)SPIRALもマネーフォワード ケッサイと同様に、マイアプリから新規接続しましょう。
(2)SPIRALのアカウント名とアクセストークンを入力し、「追加」をクリックします。
マイアプリにマネーフォワード ケッサイとSPIRALが追加されていたら、Yoomとの連携が完了です。
(1)フローの一覧画面から「アプリトリガー」をクリックします。
(2)マネーフォワード ケッサイと連携するアカウント情報が正しいことと、トリガーアクションに「与信枠審査が完了したら」が選択されていることを確認し、「次へ」をクリックします。
(3)手順に従い、アプリトリガーのWebhookイベント受信設定をします。
(4)「テスト」をクリックし、エラーが出なかったら「保存する」をクリックします。
(1)フロー画面から「顧客情報の取得」をクリックします。
(2)マネーフォワード ケッサイと連携するアカウント情報が正しいことと、アクションに「顧客情報の取得」が選択されていることを確認し、「次へ」をクリックします。
(3)API接続設定で顧客IDなど必要項目を選択入力します。
(4)「テスト」をクリックし、エラーが出なかったら「保存する」をクリックします。
(1)フローの画面一覧にある「レコードを検索」をクリックします。
(2)SPIRALと連携するアカウント情報が正しいことを確認し、アクションに「レコードを検索」が選択されていることを確認し、『次へ』をクリックします。
(3)API接続設定でアプリIDなど必要項目を入力します。
(4)「テスト」をクリックし、エラーが出なかったら「保存する」をクリックします。
(1)フローの画面一覧にある「レコードを更新」をクリックします。
(2)SPIRALと連携するアカウント情報が正しいことと、アクションに「レコードを更新」が選択されていることを確認し、「次へ」をクリックします。
(3)API接続設定でアプリIDなど必要項目を選択入力します。
(4)「テスト」をクリックし、エラーが出なかったら「保存する」をクリックします。
すべてのプロセスが完了すると、コンプリート画面がポップアップされます。
トリガーをONにすると、設定完了です。
他にもマネーフォワード ケッサイを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。
1.マネーフォワード ケッサイで与信枠審査が完了したらサスケを更新する
マネーフォワード ケッサイで与信枠審査が完了したらサスケを更新するフローです。手入力作業にかかる時間や労力を省くことができます。また、迅速な情報共有ができるので、円滑な業務進行に役立つでしょう。
2.マネーフォワード ケッサイで与信枠審査が完了したら楽楽販売を更新する
マネーフォワード ケッサイで与信枠審査が完了したら楽楽販売を更新するフローです。この連携を活用することにより、ヒューマンエラーの防止に役立ちます。また、情報の一元管理が行えるので、業務をスムーズに進行できるでしょう。
3.マネーフォワード ケッサイで与信枠審査が完了したらAirtableを更新する
マネーフォワード ケッサイで与信枠審査が完了したらAirtableを更新するフローです。手作業による生産性の低下を防ぎ、Airtableで管理する企業情報をより詳細に自動記載できます。
本記事では、マネーフォワード ケッサイとSPIRALを連携して、与信枠審査が完了した際に自動でその結果を反映する方法を紹介しました。
マネーフォワード ケッサイとSPIRALを連携させることで、手動での入力作業が減らせるのでヒューマンエラーの防止に役立ちます。また、手作業にかかっていた時間や労力をほかの重要タスクに割くことができるので、結果的に企業全体の生産性向上が期待できるでしょう。
なお、ノーコードツールのYoomを使えば、専門的な知識がなくても簡単に連携できます。この機会にYoomを使って業務効率化を始めてみてはいかがでしょうか。