・
支払依頼の承認状況がスムーズに共有されず、対応が遅れた経験はありませんか?特にオンライン上でのやり取りが増える中で、このような課題は業務全体の効率に影響を与えます。
そんな悩みを解消するのが、Yoomを使ったマネーフォワード クラウド債務支払とDiscordの連携です。この連携により、支払依頼の進捗をチーム全員で簡単に把握でき、確認作業や情報漏れの負担を軽減できます。
また、ノーコードツールYoomなら、プログラミング不要で誰でも簡単に設定可能です。
この記事では、具体的な連携手順とメリットを解説します。手間のかかる作業から解放され、チームで効率的に業務を進めたい方はぜひご覧ください。
マネーフォワード クラウド債務支払とDiscordを連携することで、支払依頼が承認されるたびに自動的に通知が送信されます。この仕組みにより、手作業での情報共有に伴うタイムラグを削減し、承認情報を迅速にチームメンバーに伝えることが可能です。
たとえば、月末の支払いが集中するタイミングでは、通常手動での確認や連絡が必要となり、対応が遅れることがあります。しかし、この自動通知を活用すれば、承認が行われるとすぐに必要な情報が共有されるため、すぐに次の手続きに取り掛かることが可能になります。
特に、リモートワーク環境や海外チームメンバーがいる場合には、情報共有の素早さが大きな効果を発揮します。通知されることで、離れた場所にいるメンバーとも円滑に連携できるため、全体の業務スピードの向上が期待できます。
Discord上に自動投稿される通知により、支払依頼の内容や承認の進捗状況をチーム全体で簡単に把握できます。これにより、個別に確認を取る手間が省かれ、全員が同じ情報を共有することで、確認ミスやコミュニケーションの負担を減らすことが可能です。
たとえば、財務担当者が会議や外出などで対応できない場合でも、他のメンバーがDiscord上の通知を確認するだけで、承認された支払いに関する次の手続きを進めることができます。さらに、大規模なチームでは、メンバーごとの役割やプロジェクトに応じて必要な情報が明確になり、タスクの重複や漏れを防げるようになるでしょう。
これにより、個々のメンバーが自身の業務に集中しやすい環境を作り出すことにつながると言えます。
支払依頼の承認状況が自動通知によって記録されることで、業務フロー全体を可視化できるようになります。これにより、未処理の依頼や進捗が遅れている部分を簡単に特定できるため、プロセスをスムーズに進められます。また、履歴が残ることで後から状況を振り返り、業務の改善点を見つけることも容易になります。
たとえば、特定のプロジェクトに関連する外部ベンダーへの支払いが含まれる場合、進捗状況を確認するためのメールや電話でのやり取りが不要になります。さらに、Discord上に記録が残ることで、関係者全員が同じ情報を確認でき、不透明な部分が減少します。
プロセスが可視化されることで、担当者は次に必要なステップを明確に把握でき、チーム全体としてより計画的に業務を進められる環境が整うでしょう。
それではここからノーコードツールYoomを使って「マネーフォワード クラウド債務支払で支払依頼が承認されたらDiscordに通知する」方法をご説明します。
[Yoomとは]
マネーフォワード クラウド債務支払で支払依頼が承認されたことを、マネーフォワード クラウド債務支払のAPIを利用して受け取り、Discordの提供するAPIを用いて指定のチャンネルに支払依頼の内容を通知することで実現が可能です。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。
フローのおおまかな流れは以下の通りです。
Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録してください。
すでにYoomを利用している方はログインしましょう。
まずは今回のフローで使用するアプリをYoomと連携しましょう。
Yoomにログイン後、左側メニューの「マイアプリ」から「+新規接続」をクリックしてください。

アプリの検索ウィンドウが出てきたら、それぞれのアプリ名で検索をしましょう。

マネーフォワード クラウド債務支払のマイアプリ連携には「シークレット」の入力が必要です。
情報取得のために、管理者権限でログインします。
ログイン後、個人設定画面からAPI連携を行いましょう。

API連携のページから、Yoomと連携するために新しいアプリケーションの作成を進めていきます。
その際のリダイレクトURLなどは以下のリンクを参考にしてください。
連携が完了してYoomにそれぞれの項目を入力すると、最後に確認画面が出てきます。

「承認」をクリックして、マネーフォワード クラウド債務支払のマイアプリ連携は完了です。

Discordのマイアプリ連携に必要なアクセストークンを取得するのに、Discord Botの設定が必要です。
Discord Developer Potalからアプリケーションの新規作成をします。

アプリの名前は、任意のものに設定してください。
アイコン画像を設定し、保存をしたら左側メニュー「Installation」から次の設定に進みます。

次に、DiscordからYoomに許可する権限の追加を行います。
下記リンクを参考に設定を行い、追加するサーバーの選択をしたら権限の確認をして「追加」をクリックすればBotが追加されます。

Botページから「Reset Token」をクリックするとトークンが取得できるので、コピーしてYoomの画面に張り付けましょう。
マイアプリ一覧に連携をした各アプリが表示されているのを確認したら、準備完了です。

次から詳しいフローの設定に進むので、下のバナーの「試してみる」をクリックしてテンプレートをコピーしておきましょう。

最初の設定は「支払い依頼が承認されたら」です。
マネーフォワード クラウド債務支払で支払い依頼が承認されたら、フローが動くように設定しましょう。
1ページ目は、マイアプリ連携をしたアカウント情報が反映されています。

必要であればタイトルをわかりやすいものに修正し、アカウント情報の確認をしたら次に進みましょう。
次に、トリガーの起動間隔を設定します。

トリガーの起動間隔は5分から60分まで選択できますが、契約しているプランによって選択できない場合があるので、注意してください。
事業者IDを候補から選択したら、仮の情報で支払依頼を承認してから「テスト」をクリックしてください。

テストが成功すると、アウトプットに情報が反映されます。
実際にフローが動くと、取得する支払依頼ごとに上記アウトプットの内容は変わっていきます。
確認ができたら「保存する」でアプリトリガー設定は完了です。

続いて「Discordに通知する」の設定です。
アプリトリガー設定で取得した情報を、Discord Botを活用して通知させましょう。
1ページ目は、先ほどと同様にタイトルの修正とアカウント情報の確認をしたら次に進んでください。
次のページでは、Discordに通知させるための詳細設定を行います。

メッセージ内容は、アウトプットを活用しながら必要な情報を入力してください。
アウトプットを使用した部分は、取得した情報に応じて変化して通知されます。
その他手動で入力した部分は、固定の文章として通知されます。
すべて設定したら「テスト」をクリックし、指定したチャンネルに通知が届くかどうか確認します。

取得した情報が、設定した通りに通知されました。
最後に「保存する」をクリックしてすべての設定は完了です。
トリガーをONにしてフローを動かしましょう。

これでマネーフォワード クラウド債務支払で支払依頼が承認されたら、Discordに自動で通知されるようになりました。
設定したフローは以下のものです。
他にも、マネーフォワード クラウド債務支払を使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。
Notionで発注先が登録されたらマネーフォワード クラウド債務支払にも登録する
Notionでの発注先登録をきっかけに、マネーフォワード クラウド債務支払に自動で情報を登録する仕組みです。手動入力を省略することで、作業ミスの軽減や業務効率の向上が期待できます。
また、ツール間の連携が必要な場面で特に役立つと見込まれます。
マネーフォワード クラウド債務支払で支払依頼が承認されたらGoogleスプレッドシートに追加する
マネーフォワード クラウド債務支払で支払依頼が承認されると、自動的にGoogle スプレッドシートにデータが反映されるフローです。手作業での転記ミスを防ぎ、情報管理がスムーズになることが期待できます。
特に、チームで情報共有を行う際に役立つと見込まれます。
コラボフローで取引先申請が承認されたらマネーフォワード クラウド債務支払に取引先情報を登録する
コラボフローで取引先申請が承認されると、マネーフォワード クラウド債務支払に取引先情報が自動登録される仕組みです。作業時間を短縮できるだけでなく、入力ミス防止やデータの正確性向上も期待できます。
Yoomを使うことで、マネーフォワード クラウド債務支払とDiscordを簡単に連携し、情報共有をより効率的に行える仕組みを構築できます。
この連携を導入することで、確認作業がスムーズになり、業務フローの見直しにもつながると期待されます。この記事を読んで「もっと効率化したい」と感じた方は、ぜひYoomに登録してみてください。