この記事では、CalendlyとDiscordを連携し、新しく作成された予定をDiscordに自動通知する方法をご紹介します。
この連携によって、コミュニケーションやスケジュール管理の効率化が期待できます。
また、ノーコードで簡単に始められる連携方法を紹介し、どのように活用できるかを具体例を交えて解説するので、ぜひ試してみてくださいね!
プログラミングの知識がなくても、誰でもすぐに始められますよ。
こんな方におすすめ
- CalendlyとDiscordを使って、スケジュール管理や通知を効率化している方
- CalendlyとDiscordを連携してチームでスムーズなスケジュールの共有を行いたい方
- CalendlyとDiscordを利用して顧客対応業務を効率化したい方
今すぐに試したい方へ
本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!
Calendlyで予定が登録されたらDiscordに通知する
試してみる
Calendlyで予定が登録されたらDiscordに通知するフローです。
[Yoomとは]
Calendlyで予定が登録されたらDiscordに通知する方法
今回の連携フローの手順は大きく分けて以下の通りです。
・CalendlyとDiscordをマイアプリ連携
・テンプレートをコピー
・トリガー、アクションの設定
・トリガー起動と確認
事前設定
1)まずはじめにYoomの公式サイトにアクセスし、アカウント作成をお願いします。
Yoomのアカウント発行ページ
2)Discordのアプリ登録には、アクセストークンが必要です。
事前にDiscord Developer Portalにログインし、Botトークンを取得してください。
手順は以下を参考にしてください。
Discord Botのマイアプリ連携方法 | Yoomヘルプセンター
CalendlyとDiscordの連携フローの作り方
ステップ1:CalendlyとDiscordをマイアプリ連携
1)Yoomのアカウントにログインしたら、使用するアプリを登録します。
「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。

2)Yoomで接続できるアプリ一覧が表示され、一番上の検索窓から今回使用する2つのアプリ「Calendly」と「Discord」を1つずつ検索します。

Calendlyを選択できたら、使用するアカウントでログインしてください。

Discordはアカウント名と事前準備で取得したアクセストークンを入力し、「追加」をクリックします。

3)登録ができるとマイアプリにアイコンが表示されます。
登録したアプリのアイコンが表示されたか確認してください。
ステップ2:テンプレートをコピー
こちらのバナーを開いて、「詳細を見る」をクリックします。
Calendlyで予定が登録されたらDiscordに通知する
試してみる
Calendlyで予定が登録されたらDiscordに通知するフローです。
1)「このテンプレートを試す」のアイコンをクリックします。

2) 以下のような表示が出てくるので、「OK」をクリックします。

以下のように表示されればコピーができています。

タイトルや詳細は、クリックで編集可能ですので、適宜変更してください。
右に「!」が表示されているアイコンを上から順番にクリックし、オペレーションを設定をします。
なお、テンプレートはマイプロジェクトに保存されています。
そのため、コピーしたテンプレートはマイプロジェクトからも開くことが可能です。

ステップ3:トリガーを設定
「アプリトリガー 予定が登録されたら」をクリックします。

ステップ4:Calendlyのアクションを設定
1) アクションは「予定が登録されたら」を選択して、「次へ」をクリックします。

2) 組織uriを入力します。
アプリが連携出来ていると候補から選択できます。

入力が完了したら「テスト」をクリックし、テストが成功したら「次へ」をクリックします。

3) Webhookイベントを送信、またはトリガーとなるイベントを実行し、テストをクリックします。
テストに成功し、取得した値が正しければ、「保存する」をクリックしてください。

ステップ5:アクションを設定
1) フローに戻り、「アプリと連携する メッセージを送信」のアイコンをクリックします。

2) アクションは「メッセージを送信」を選択して、「次へ」をクリックします。

3) 必須項目を入力します。
アプリが連携出来ているとCalendlyのアウトプット情報を活用して入力できます。
メッセージ内容など必要に応じて候補から選択し、入力が完了したら「保存」します。



これで【Calendlyで予定が登録されたらDiscordに通知する】というフローが完成しました。
ステップ6: テストと確認
設定が完了すると、以下のような表示が出てくるので、「トリガーをON」をクリックします。
フローボットを起動し、正しく作動するか確認してください。

これで全て完了です。お疲れ様でした!
Calendlyで予定が登録されたらDiscordに通知する
試してみる
Calendlyで予定が登録されたらDiscordに通知するフローです。
CalendlyやDiscordを使ったその他の自動化例
本日ご紹介した連携以外にもCalendlyやDiscordのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。
もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!
CalendlyやDiscordを連携した自動化例
Calendlyで予定がキャンセルされたらDiscordに通知する連携も可能です。
Calendlyで予定がキャンセルされたらDiscordに通知する
試してみる
■概要
「Calendlyで予定がキャンセルされたらDiscordに通知する」フローは、スケジュール変更をスムーズに共有する業務ワークフローです。
このワークフローを活用することで、キャンセル情報が自動的にDiscordに更新され、関係者全員にリアルタイムで通知されます。
これにより、効率的なコミュニケーションと迅速な対応が可能になります。
■このテンプレートをおすすめする方
・Calendlyを使って日々のスケジュールを管理しており、予定変更時の通知に時間を取られている方
・Discordをチームの主要なコミュニケーションツールとして活用し、スケジュール情報を自動で共有したい方
・手動での通知作業によるミスや漏れを防ぎたいビジネスパーソン
・業務フローの自動化に興味があり、Yoomを通じて効率化を図りたい方
・複数のアプリを連携させて、日常業務をよりスムーズに進めたいチームリーダー
■注意事項
・CalendlyとDiscordのそれぞれとYoomを連携してください。
Calendlyを活用した自動化例
Calendlyで予定が登録されたらデータベースに追加する
Calendlyで予定が登録されたら、詳細をGoogle スプレッドシートやMicrosoft Excelなどに自動で追加します。
Calendlyで予定が登録されたらMicrosoft Excelに記録する
試してみる
Calendlyで予定が登録されたらMicrosoft Excelに記録するフローです。
Calendlyで予定が作成されたら、Notionでページを作成する
試してみる
Calendlyで予定が作成されたら、Notionに連携して新規ページを作成するフローです。
Calendlyで予定が登録されたらGoogle スプレッドシートにレコードを追加する
試してみる
Calendlyで予定が登録されたらGoogleスプレッドシートにレコードを追加するフローです。
Calendlyで予定が登録されたら顧客管理ツールにリードを登録する
Calendlyで予定が登録されたらSalesforceやZoho CRMなどにリードを自動で登録します。
Calendlyで予定が登録されたらSalesforceにリードを登録する
試してみる
Calendlyで予定が登録されたらZoho CRMに見込み客を追加する
試してみる
Calendlyで予定が登録されたらZoho CRMに見込み客を追加するフローです。
Calendlyで予定が登録されたらPipedriveにリードを登録する
試してみる
Calendlyで予定が登録されたらPipedriveにリードを登録するフローです。
Calendlyで予定が登録されたらメールを送信する
Calendlyで予定が登録されたらOutlookやGmailでメールを自動送信します。
Calendlyで予定が登録されたらOutlookでメールを送信する
試してみる
Calendlyで予定が登録されたらOutlookでメールを送信するフローです。
■注意事項
・CalendlyとOutlookのそれぞれとYoomを連携してください。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
Calendlyに予定が登録されたら、Gmailと連携して資料を送付する
試してみる
Calendlyに予定が登録されたら、Gmailと連携して予定に参加する人に資料を送付するフローです。
Discordを活用した自動化例
フォームの回答内容をDiscordに通知する
GoogleフォームやHubSpotのフォームなどに回答が送信されたら、Discordに自動で通知します。
Wixでフォームが送信されたらDiscordに通知する
試してみる
■概要
Wixフォームで受け付けた問い合わせや申し込みについて、担当者への共有が遅れたり、対応が漏れてしまったりすることはないでしょうか。
手動で内容を確認し、都度チームに通知するのは手間がかかり、本来の業務を圧迫する一因にもなります。
このワークフローを活用すれば、Wixでフォームが送信されると同時に、Discordの指定チャンネルへ自動で通知が届くため、スムーズな情報共有と対応漏れの防止を実現します。
■このテンプレートをおすすめする方
・Wixで作成したWebサイトのフォームからの問い合わせ対応を効率化したい方
・Discordをチーム内のコミュニケーションツールとして活用しており、情報共有を効率化したい方
・手動での通知作業による対応漏れやタイムラグを防ぎたいと考えているご担当者様
■注意事項
・Wix、DiscordのそれぞれとYoomを連携してください。
・WixのアウトプットはJSONPathから取得可能です。取得方法は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/9103858
HubSpotでフォームが送信されたらDiscordに通知する
試してみる
HubSpotでフォームが送信されたらDiscordに通知するフローです。
Googleフォームの回答内容をDiscordに通知する
試してみる
■概要
Googleフォームで受け付けたお問い合わせやアンケートの回答を、都度確認してチームに共有するのは手間がかかる作業ではないでしょうか。
手作業での転記や共有は、対応の遅れや情報伝達の漏れにつながる可能性もあります。
このワークフローを活用すれば、Googleフォームに新しい回答が送信されると、その内容が自動でDiscordに通知されるため、こうした課題をスムーズに解消できます。
■このテンプレートをおすすめする方
・Googleフォームで受け付けた回答を、手作業でチームに共有している担当者の方
・Discordを主要なコミュニケーションツールとして利用し、情報共有の効率化を図りたい方
・フォームからの問い合わせ対応のスピードを上げ、顧客満足度を向上させたいと考えている方
■注意事項
・Googleフォーム、DiscordのそれぞれとYoomを連携してください。
・Googleフォームをトリガーとして使用した際の回答内容を取得する方法は下記を参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/6807133
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
カレンダーの今日の予定やタスクの期限をDiscordにリマインドする
Googleカレンダーの今日の予定やNotionのタスクで今日が期限のものなどをDiscordに自動でリマインドします。
毎日、今日の自分の予定をGoogleカレンダーから取得しDiscordに通知する
試してみる
毎日、今日の自分の予定をGoogleカレンダーから取得しDiscordに通知するフローです。
■注意事項
・GoogleカレンダーとDiscordのそれぞれとYoomを連携してください。
・AIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
Googleスプレッドシート上で日付が今日に該当するレコードを取得して毎日一括でDiscordに通知する
試してみる
Googleスプレッドシート上で日付が今日に該当するレコードを取得して毎日一括でDiscordに通知するフローです。
毎日Notionデータベース内のタスクから本日が期限のものを抽出し一括でDiscordに通知する
試してみる
毎日Notionデータベース内のタスクから本日が期限のものを抽出し一括でDiscordに通知するフローです。
Web会議終了後に、議事録化した内容やレコーディングURLをDiscordに通知する
Google MeetやZoomでWeb会議終了後に、議事録化した内容やレコーディングURLをDiscordに自動で通知します。
Google Meetで会議終了後、内容を議事録化してDiscordに通知する
試してみる
■概要
このフローでは、Google Meetの音声を自動でテキスト化し、議事録としてまとめた後、Discordに自動通知します。これにより、手作業での議事録作成や情報共有の手間を省き、効率的に会議内容をチームと共有することが可能です。
Yoomを利用すると、プログラミング不要で簡単にアプリ同士を連携することができます。
■このテンプレートをおすすめする方
・Google Meetの活用頻度が高く、会議後の議事録作成に時間を取られているビジネスパーソンの方
・Discordを主なコミュニケーションツールとして使用しており、会議内容を迅速かつ自動で共有したいチームリーダーの方
・音声データを活用して業務効率化を図りたいIT担当者や経営者の方
・複数のツール間での情報連携を自動化し、業務プロセスをスムーズにしたい方
■注意事項
・DiscordとGoogle Meetに連携する必要があります。
・音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
・ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。
・トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/9413924
Zoomでミーティングが終了したら、DiscordにレコーディングURLを通知
試してみる
Zoomでミーティングが終了したら、Discordの任意の送付先にミーティングのレコーディングURLを通知するフローです。
CalendlyとDiscordの連携メリットと具体例
メリット1: スケジュール管理が効率化できる
CalendlyとDiscordを連携させることで、スケジュール管理の効率化が期待できます。Calendlyで予約が確定すると、自動的にDiscordの指定チャンネルに通知が送られるため、予定を確認する手間が省けますね。
さらに、リマインダー機能により、ミーティングやイベントの開始時間を忘れるリスクも軽減できます。
例えば、チームメンバーが参加する会議の予定をCalendlyで共有すると、Discordで全員に通知され、スムーズな準備の進行が可能になりませんか。また、複数のクライアントとの打ち合わせ調整も、自動通知で素早く確認が可能です。
こうした仕組みで、煩雑なスケジュール調整や情報共有にかかる時間を削減でき、より重要なタスクに集中できる環境が整うのではないでしょうか。
メリット2: 正確な情報を共有できる
CalendlyとDiscordを連携することで、正確な情報を迅速に共有できるというメリットがあります。Calendlyで設定された予定が自動的にDiscordの指定チャンネルに通知されるため、参加者全員が同じ最新情報を素早く把握するのに役立ちそうですね。
例えば、ミーティングの詳細や日程変更があった場合でも、Discordでリアルタイムに共有されるため、参加者間の認識のズレを防げるはずです。
また、個別通知を活用することで、特定の担当者にのみ必要な情報を効率的に伝えることも可能です。
この仕組みにより、手動で情報を転記する際に発生しやすいミスを回避し、タスクやプロジェクトのスムーズな進行が期待できますね。
メリット3: 情報を一元管理できる
CalendlyとDiscordを連携することで、情報を一元管理できるという大きなメリットがあります。
スケジュール情報がCalendlyからDiscordに自動で通知され、すべての予定や更新が一箇所に集約されるため、情報の分散や見落としを防ぐことができるかもしれません。
例えば、プロジェクトチームが複数のミーティングを並行して進める場合、各予定がDiscordの専用チャンネルに記録されることで、全員が必要な情報を容易に確認できますよね。
これにより、メンバーは複数のツールやメールを行き来する手間が省け、業務効率が向上するのではないでしょうか。
また、Discord上で予定に関するディスカッションを行うことで、関連情報も同じ場所に保存でき、後から確認する際にも便利ですね。
このような仕組みによって、チーム内でのスケジュールと情報管理がよりシンプルになるはずです。
まとめ
CalendlyとDiscordの連携によってスケジュール管理が大幅に効率化し、チーム全体の生産性も上がりそうですよね。
リアルタイムでの通知や情報共有の効率化により業務の透明性が高まり、顧客対応の質の向上も見込めます。
また、情報が一元管理されることでスケジュールやタスクの見落としを防ぎ、プロジェクト進行もスムーズになるはずです。
プログラミングの知識が不要なノーコードツール「Yoom」を使うことで、簡単に連携フローを設定できます。
ぜひこの機会に、CalendlyとDiscordの連携を試してみてくださいね!