2025/01/09
アプリ同士の連携方法

NEXT ENGINEとSalesforceを連携して、NEXT ENGINEで入出庫情報が作成されたらSalesforceに追加する方法

s.itoh
NEXT ENGINEとSalesforceの連携イメージ

目次  

「在庫や入出庫の情報管理が煩雑になっている」「物品と顧客を別ツールで管理していて手間を感じている」このような悩みはないでしょうか?

業務効率化が求められる現代において、ツール間のデータ連携はとても重要です。特に商品情報や顧客データを効率的に管理できると、作業効率や社内情報の精度、顧客対応の質が向上するでしょう。

本記事では、NEXT ENGINEで入出庫情報が作成された際に、それを自動的にSalesforceに追加する方法を解説します。この自動化により、上記のような課題の解決が期待できます。ぜひ参考にしてみてください。

こんな方におすすめ

  • NEXT ENGINEとSalesforceをそれぞれ導入している方
  • NEXT ENGINEで管理する在庫データをSalesforceの顧客管理に活用したい方
  • 在庫管理や出荷情報の更新に手間やミスが生じている企業担当者
  • 在庫状況のリアルタイムな把握と情報共有を強化したい営業チーム
  • API連携を活用して受注から出荷までのプロセスを自動化したい方

NEXT ENGINEとSalesforceの連携メリットと具体例

メリット1:作業効率の向上と人的エラーの防止

商品や顧客のデータを手動で管理していると、作業効率が落ちるだけでなく、人的エラーのリスクが生じるでしょう。NEXT ENGINEとSalesforceを連携させると、入出庫情報の自動反映が実現し、手作業によるデータ入力が不要になります。例えば、品番や数量を手入力していた場合、手間や時間がかかったり、誤った情報が登録されるリスクがありますが、自動化することでこういった課題の解決が期待できます。この自動化により、作業効率の向上と人的ミスのリスク削減が可能です。

メリット2:漏れのない在庫状況の把握

社員が手作業で商品や顧客のデータ管理をしていると、情報の漏れが出てくる可能性があります。NEXT ENGINEとSalesforceを連携させると、入出庫情報が漏れなくSalesforceに反映されるため、在庫状況を最新の状態に維持できます。例えば、営業担当者がすぐに正確な在庫情報を確認したい場合、過剰販売や在庫切れによる機会損失を防げるでしょう。この自動化により、漏れのない在庫状況の把握が可能になります。

メリット3:顧客対応のスピードと質の向上

大量の商品や顧客の情報を手作業で管理していると、顧客対応が遅れてしまったり、人的エラーで情報の質が落ちてしまうかもしれません。そこで、NEXT ENGINEとSalesforceを連携させ、Salesforce上に最新の入出庫情報を反映することで、迅速かつ正確な顧客対応が可能になります。例えば、顧客に対して商品の在庫状況や納期を即座に答えられることで、顧客満足度の向上につながるでしょう。この自動化により、顧客対応のスピードと質の向上が見込めます。

それではここからノーコードツールYoomを使って、NEXT ENGINEで入出庫情報が作成されたらSalesforceに追加する方法をご説明します。

[Yoomとは]

NEXT ENGINEで入出庫情報が作成されたらSalesforceに追加する方法

NEXT ENGINEでの顧客情報などの更新時にNEXT ENGINEのAPIを経由してその情報を受け取り、SalesforceのAPIを用いてSalesforceに情報を追加することで実現可能です。一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます

今回は大きく分けて以下のプロセスで進めていきます

  • NEXT ENGINEとSalesforceをマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • NEXT ENGINEのトリガー設定
  • Salesforceとの連携設定

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。

ステップ1:NEXT ENGINEとSalesforceをマイアプリ連携

NEXT ENGINEとSalesforceをYoomに接続するため、マイアプリ登録を行いましょう。
最初にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化設定がスムーズにできます。

まず、NEXT ENGINEのマイアプリ登録をしましょう。
はじめに、Yoomの画面左にあるマイアプリメニューにアクセスし、画面右の「新規接続」ボタンをクリックします。

検索窓に「NEXT ENGINE」と入力すると、そのアイコンが出てくるのでクリックします。

下記の画面でNEXT ENGINEの「企業ID」を入力します。
「企業ID」は、別途NEXT ENGINEの画面に入り、右上の人物アイコンで確認が可能です。

その後、青いボタンの「追加」をクリックすると、NEXT ENGINEの登録は完了です。
NEXT ENGINEの連携方法の詳細は下記の赤枠部分をクリックしてご確認ください。

同様に、Salesforceも登録してみましょう。

まず、先ほどのYoomの画面で「新規接続」ボタンをクリックします。
検索窓に「Salesforce」と入力すると、そのアイコンが出てくるのでクリックします。

下記の画面でログインをすれば、Salesforceのアプリ登録も完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

マイアプリが登録できたら、次にテンプレートをコピーします。
下記の「NEXT ENGINEで入出庫情報が作成されたらSalesforceに追加する」と書かれているバーの右に表示されている「試してみる」をクリックします。

クリックすると、テンプレートのコピーが完了します。
もしこれができない場合、Yoomのログインができていないかもしれません。

Yoomをまだ利用したことがない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。

ステップ3:NEXT ENGINEのトリガー設定

次に、NEXT ENGINEのトリガー設定を行います。
まずは下記画面の赤枠部分をクリックしましょう。

ここで表示される画面では、特に操作は不要です。
記載内容を確認して、「次へ」のボタンをクリックしましょう。

次に、「トリガー設定」を行います。

トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

最後に青いボタンの「テスト」をクリックし、「テスト完了」となったらこのステップは完了です。
「保存する」
をクリックして次に進みましょう。

「テスト完了」となるためには、テスト実行の直近1時間以内に「入出庫情報の作成」がされている必要があります。

ステップ4:Salesforceとの連携設定

最後に、Salesforceとの連携を設定します。
まずは、下記画面の赤枠部分をクリックしましょう。

ここで表示される下記の項目は、特に操作は不要です。
記載内容を確認して、「次へ」のボタンをクリックしましょう。

次に、「マイドメインURL」を入力します。

このURLはSalesforceの画面から確認可能です。
Salesforceにて「設定>私のドメイン」と進み、「現在の[私のドメイン]のURL」に記載のURLをコピーしてこの欄に貼り付けましょう。

操作方法が不明な方は、下記画面の赤枠部分をご参照ください。

次に、「オブジェクトのAPI参照名」を入力します。
欄をクリックすると、下記画面のように選択タブが出てくるため、該当するものをクリックして入力します。

次の画面では、Salesforceで新たに作成するレコードの値を入力します。
下記画面のように、欄をクリックし、NEXT ENGINEから取得した情報の中から該当するものをクリックして入力しましょう。

その後、青いボタンの「テスト」をクリックし、「テスト完了」となったらこのステップは完了です。
「保存する」
をクリックして次に進みましょう。

最後に下記画面で「トリガーをON」をクリックします。
以上ですべてのステップは完了です。

その他のNEXT ENGINEを使った自動化の例

その他のNEXT ENGINEを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつかご紹介します。

1. NEXT ENGINEで入出庫情報が作成されたらkintoneに追加するテンプレート

このフローにより、NEXT ENGINEからkintoneに入出庫情報を手動転記する必要がなくなり、在庫管理担当者の作業負担が軽減されます。この自動化によって、正確性の高い情報を漏れなく共有できるようになり、在庫管理業務の効率改善が期待できます。

2. NEXT ENGINEで入出庫情報が作成されたらNotionに追加するテンプレート

このフローにより、NEXT ENGINEに入出庫情報が作成された際に、Notionへその情報が自動追加されるため、在庫管理の作業効率の向上が期待できます。この自動化により、正確性の高い情報を漏れなく共有できるようになり、業務効率が改善するでしょう。

3. NEXT ENGINEで受注伝票が作成されたらMicrosoft Excelに追加するテンプレート

このテンプレートを利用すると、NEXT ENGINEで受注伝票が作成された際に、Microsoft Excelに自動的にデータが追加されます。これにより、手動での入力作業が不要になり、業務効率の向上が期待できます。作業時間を短縮できるため、より重要度の高い他の業務に集中できる時間が増えるでしょう。

まとめ

以上、NEXT ENGINEで入出庫情報が作成されたらSalesforceに追加する方法をご紹介しました。

業務効率化が求められる現代において、複数のツール間のデータ連携は欠かせなくなってきています。特に商品情報や顧客データを効率的に管理できると、社内の作業効率の向上だけでなく、顧客対応の精度も高まるでしょう。

NEXT ENGINEとSalesforceの連携することで、入出庫情報などの商品情報を効率的に管理することが可能になります。この連携により、手入力によるミスの削減、漏れのない在庫情報の共有、顧客対応力の向上など、さまざまなメリットが期待できます。

本記事で紹介した方法を活用すれば、ノーコードで簡単に連携設定が可能です。ぜひ自社の業務改善にお役立てください。

この記事を書いた人
s.itoh
ハウスメーカーとコンサルの2社で働いてきました。 現在はフリーランスのwebライターをしています。 様々な方の役に立てるような、Yoomを使った業務効率化の情報を発信していきます。
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