SalesforceとChatGPTの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-03-12

【ノーコードで実現】SalesforceのデータをChatGPTに自動的に連携する方法

r.suzuki

「営業のリード情報を整理するのに時間がかかる…」「商談のフォローアップをもっとスムーズに進めたい…」「顧客対応のスピードを上げたいけど、手が足りない…」そんな悩みを抱えている方も少なくないのではないでしょうか。

Salesforceに蓄積された膨大なデータをフル活用できていますか?もし、これらの作業を自動化できたら、日々の業務はもっとスムーズに、もっと効率的になるはずです。

SalesforceとChatGPTを連携すれば、リードの概要を自動生成したり、商談の次のアクションプランを作成したり、メールの下書きを用意したりと、これまで手作業で行っていた業務を自動化できます。無駄な作業時間を削減し、営業や顧客対応に集中できる環境を手に入れましょう。

この記事では、SalesforceとChatGPTを連携することで実現できる自動化のフローを具体的にご紹介します。業務の効率化を考えている方は、ぜひチェックしてみてください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にSalesforceとChatGPTの連携が可能です。
YoomにはあらかじめSalesforceとChatGPTを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

SalesforceとChatGPTを連携してできること

SalesforceとChatGPTのAPIを連携すれば、SalesforceのデータをChatGPTに自動的に連携することが可能です!
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

Salesforceでリードが追加されたら、ChatGPTで概要を生成しSalesforceに格納する

Salesforceに新規リードが追加されると、ChatGPTが自動的にリードの概要を生成し、Salesforceに格納するフローです。
リードの情報を簡潔に整理し、営業チームがスムーズに理解・活用できるような効率的なサポートが期待できます。

Salesforceの新規リードに対して自動返信メールの文面を下書きする

Salesforceに新規リードが登録されると、自動的に返信メールの文面を下書きするフローです。
リードごとに適した内容を自動生成することで、迅速かつ効果的な初回コンタクトをサポートし、営業対応の効率化が期待できます。

Salesforceの商談がステージ更新されたら次のアクションプランをChatGPTで作成する

Salesforceの商談ステージが更新されると、ChatGPTが自動的に次のアクションプランを作成するフローです。
営業担当者が次に取るべき行動を明確にし、迅速かつ的確なフォローアップを実現することで、商談の成功率向上も見込まれます。

SalesforceとChatGPTの連携フローを作ってみよう 

それでは、さっそく実際にSalesforceとChatGPTを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでSalesforceとChatGPTの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行してください。

[Yoomとは]

今回はSalesforceでリードが追加されたら、ChatGPTで概要を生成しSalesforceに格納するフローボットを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • SalesforceとChatGPTをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Salesforceのトリガー設定およびChatGPTのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:SalesforceとChatGPTをマイアプリ連携

0)SalesforceとChatGPTのマイアプリ登録にはそれぞれアクセストークンが必要です。
まずはSalesforceの取得方法を説明します。
はじめにSalesforceにログインし、APIキーを取得します。
※他のサービスとすでに連携している場合、YoomとのAPI連携が正常に動作しない可能性があります。ご注意ください。
ログイン後、右上の設定ボタンをクリックしてください。 

左上の検索フォームに「セッションの設定」と入力し、表示されたメニューから「セッションの設定」をクリックしてください。

「セッションの設定」内の「ログイン時のIPアドレスとセッションをロックする」からチェックを外してください。


詳しくはこちらを参考にしてください。
Salesforceのマイアプリ登録方法 | Yoomヘルプセンター

次にChatGPTのAPIキーを取得します。
まずは OpenAIのページを開き、「SIGN UP」からアカウントを作成してください。

サインアップが完了したら、左上のアイコン部分から「API keys」をクリックします。

APIキーを新たに生成し、作成したキーをコピーしておきます。

APIキーを新たに生成し、作成したキーをコピーしておきます。

詳しくはこちらを参考にしてください。
ChatGPTのマイアプリ登録方法 | Yoomヘルプセンター

1)Yoomのアカウントにログインしたら、次に使用するアプリを登録します。
「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。


2)Yoomで接続可能なアプリ一覧が表示され、検索窓から1つずつアプリを検索します。

Salesforceを選択できたら、使用するアカウント名でログインします。
※他のサービスとすでに連携している場合、YoomとのAPI連携が正常に動作しない可能性があります。ご注意ください。

 アクセス確認画面で「許可」をクリックしてください。


ChatGPTを選択できたら、先ほどコピーした情報を使用して入力後、「追加」をクリックします。

3)登録が完了すると、マイアプリにアイコンが表示されます。
登録したアプリのアイコンが表示されるか確認してください。

ステップ2:テンプレートをコピー

さてここからは、テンプレートを使って解説します。
はじめにこちらのバナーをクリックしてください。

1)最初に「このテンプレートを試す」というアイコンをクリックしてください。

2) 以下の確認画面が表示されますので、「OK」をクリックします。

以下のように表示されたら、テンプレートのコピーができています。
タイトルや詳細はクリックすることで編集可能です。


また、コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに保存されているので、マイプロジェクトからも開くことができます。

ステップ3:トリガーを設定

右に「!」が表示されているアイコンを上から順番にクリックし、オペレーションを設定します。
まずは「アプリトリガー  リードが登録されたら」をクリックしてみましょう!

ステップ4:Salesforceのアクションを設定

1) アクションは「リードが登録されたら」を選択して、「次へ」をクリックします。
※Salesforceはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
※チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

2)トリガーの起動間隔を選択し、必須項目を入力します。
トリガーの起動間隔は契約プランに応じて異なります。
各プランの内容についてはこちらを参考にしてください。
各プランの機能制限や使用上限の一覧 | Yoomヘルプセンター (intercom.help)

ステップ5:ChatGPTのアクションを設定

1) フローに戻り、「アプリと連携する テキストを生成」のアイコンをクリックします。
※ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。
(APIが使用されたときに支払いができる状態)https://openai.com/ja-JP/api/pricing/ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。
そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。


2) アクションは「テキストを生成」を選択して、「次へ」をクリックします。

3)必須項目を入力します。

メッセージ内容はSalesforceのアウトプットを選択することが可能です。
ChatGPTで概要を生成したいリード情報を選択して入力します。
なお今回はSalesforceの会社名や説明、webサイト情報を入力しました。
入力が完了したら、「テスト」をクリックし、テスト完了後、「保存」します。

ステップ6:Salesforceのアクションを設定

1) フローに戻り、「データベースを操作する レコードを更新する」のアイコンをクリックします。



2) アクションは「レコードを更新する」を選択し、データベースの連携を入力します。
入力できたら「次へ」をクリックします。

3)必須項目を入力します。
更新したいレコードの条件は「取引先名 等しい」とし、Salesforceのアウトプットから「会社名」を入力しました。
※なおこれは会社名で絞り込み、該当した取引先のリードにChatGPTで生成した概要を追記するイメージです。

更新後のレコードの値はChatGPTのアウトプットから「返答内容」を選択して、入力します。
入力が完了したら、「テスト」をクリックし、テスト完了後、「保存」します。

これで【Salesforceでリードが追加されたら、概要をChatGPTで自動生成しSalesforceに格納する】というフローが完成です。

ステップ7:テストと確認

設定が完了すると、以下のような表示が出てくるので、「トリガーをON」をクリックします。フローボットを起動し、正しく動作するか確認してください。

SalesforceやChatGPTのAPIを使ったその他の自動化例

SalesforceやChatGPTのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。

Salesforceを使った自動化例

フォームの取引先情報をもとに自動的にSalesforceの商談取引先を追加可能です。Salesforceの商談情報や取引先登録をトリガーに、データベース追加やフォルダの自動作成もできます。

ChatGPTを使った自動化例

フォーム回答をChatGPTで要約してChatworkに自動通知することや、フォームの内容をChatGPTで整理して、WordPressに下書きを自動作成することも可能です。

終わりに

いかがでしたか?SalesforceとChatGPTを連携すれば、「リード情報の整理に時間がかかる」「商談のフォローアップをもっとスムーズに進めたい」「顧客対応を効率化したい」といった課題を解決できます。

ノーコードツールYoomを活用すれば、プログラミングの知識がなくても、簡単にSalesforceとChatGPTの連携を実現できます!気になった方はまずは無料アカウントを作成して、実際に使い勝手を確かめてみてください。登録はたったの30秒で完了!すぐに自動連携を体験できます。

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この記事を書いた人
r.suzuki
人材が限られる地方の中小企業で業務の効率化を日々模索していたところ、Yoomと出会いました。 こうだったらいいなとなにげなく考えていたことがYoomを導入することで、こんなにも効率化できるんだ!と感動。 システムやプログラミングの知識や経験がない私でも、業務が大きくかわったので、同じように感じているたくさんの方々へ共有できたらと執筆しています。
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