YoomでSansanを自動化するイメージ
アプリ同士の連携方法

2025/02/27

Sansanの名刺登録をSlackで自動通知!連携で情報共有を加速

k.noguchi

「Sansanに登録された名刺情報を、毎回Slackに手動で転記する作業にうんざり…」
「名刺交換後の情報共有をもっとスムーズにしたい!」

そんな悩みを抱えるビジネスパーソンの方、必見です!

Sansanに名刺情報が登録されたら、Slackに自動で通知する方法をご紹介します。
通常、この様な連携にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールを使えば誰でも簡単に実現できます。

この記事では、SansanとSlackの連携方法から、実際の通知設定、動作確認まで、具体的な手順をわかりやすく解説します。
名刺情報の共有作業から解放され、より効率的に業務を進めることができるでしょう。
ぜひ、読み進めてみてください!

Sansanで名刺情報が登録されたら、Slackに通知する方法

ここからは、ノーコードツールYoomを使ってSansanで名刺情報が登録されたら、Slackに通知する方法をご説明します。

[Yoomとは]

Sansanに名刺情報が登録されたことをSansanのAPIを利用して受け取り、分岐など必要な処理を行ったうえでSlackのAPIを用いて、Slackに通知することで実現可能です。
一般的にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます!

今回は、以下のプロセスで作成していきます。

  • SansanとSlackをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Sansanのトリガー設定とSlackのオペレーション設定
  • トリガーをONにして、連携フローの動作確認をする

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。

ステップ1:SansanとSlackをマイアプリ連携

SansanとSlackをYoomに接続するためのマイアプリ登録を行いましょう。
最初にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化設定がスムーズに進められます。

1.Yoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、「新規接続」を選択します。
右上の検索窓に「Sansan」と入力し、検索結果からSansanを選択します。

※・【Sansan】はチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

2.表示された画面で、必須項目を入力し、「追加」をクリックしてください。

3.続いてSlackをマイアプリ登録します。
先ほどと同様に、Yoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、「新規接続」を選択します。
検索窓に「Slack」と入力し、検索結果からSlackを選択します。
次の画面で、ワークスペースURLを入力し、「続行する」をクリックします。

※Slackのアプリ登録方法については、こちらを参照してください。

次の画面で、「許可する」をクリックしてください。

マイアプリにSansanとSlackが表示されていれば、登録完了です。

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、フローを作っていきましょう!
テンプレートを利用しているので、以下のテンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしてください。

ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされます。次に表示された画面で「OK」をクリックしてください。

ステップ3:Sansanのトリガー設定

1.先ほどの画面で「OK」をクリックして、表示された画面のアプリトリガー「名刺情報が登録されたら」をクリックしてください。
※こちらの画面は、Yoomページ画面左側「マイプロジェクト」のフローボットで表示される、「【コピー】Sansanで名刺情報が登録されたら、Slackに通知する」をクリックすると表示されます。

2.表示された画面で必須項目を入力します。トリガーアクションはそのままにして、「次へ」をクリックしましょう。

表示された画面で、詳細を設定します。「トリガーの起動間隔」を選択してください。
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
※Yoomのプランについては、こちらを参照してください。

3.設定を終えたら、「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックします。
※表示されているアウトプットは「この値を他のオペレーションで利用することができます。」と表記があるように、次の設定でも活用できます。

ステップ4:Slackの設定

1.アプリと連携する「チャンネルにメッセージを送る」をクリックしてください。
表示された画面で必須項目を入力し、「次へ」をクリックします。

2.API接続設定を行います。
「投稿先のチャンネルID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択するか、入力欄下の説明に従って、入力してください。

「メッセージは、入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択できます。
※今回は、以下画像のように設定しました。
入力を終えたら「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックします。

ステップ5:トリガーボタンをONにして、連携フローの動作確認をする

以下の画面の赤枠部分「トリガーをON」ボタンをクリックすると、フローボットが自動的に起動します。

今回使用したテンプレートは以下の通りです。

Sansanを起点にして、その他のアプリ連携でも同じようにデータ登録・通知することができるんです!
これらの例を紹介するので、こちらも是非参考にしてみてください!

Sansanで名刺情報が登録されたら、Google スプレッドシートに追加しSlackに通知する方法

まずはデータベース操作設定を追加したときの設定です。
今回の連携と同様に、まずは以下のテンプレートをコピーしましょう。

コピーが完了したら、ステップ1のマイアプリ登録とステップ3・4の設定は同じステップになるので、Google スプレッドシートの設定を説明していきます。
1.以下の赤枠をクリックします。

2.表示された画面で必須項目を入力します。実行アクションはそのままにして、「次へ」をクリックしましょう。
「スプレッドシートID」「スプレッドシートのタブ名」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択しましょう。

3.データベースの詳細設定を行います。
「追加するレコードの値」の各項目は、入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択してください。
入力を終えたら「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックしてください。

Slackの投稿内容からSansanに名刺データを登録する方法

こちらはアプリトリガーをSlackに、アプリ連携をSansanに変更したときの設定です。今回の連携と同様に、まずは以下のテンプレートをコピーしましょう。

コピーが完了したら、ステップ1のマイアプリ登録までは同じステップになるので、そのあとの設定から説明していきます。
1.以下の赤枠をクリックします。

2.表示された画面で必須項目を入力します。トリガーアクションはそのままにして、「次へ」をクリックしましょう。

3.「トリガーの起動間隔」は、プルダウンから選択してください。
「チャンネルID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
入力を終えたら「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックしてください。

4.「テキストからデータを抽出する」をクリックしてください。

5.表示された画面で、「次へ」をクリックしてください。

6.「対象のテキスト」は、入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択できます。「抽出したい項目」は、入力欄下の説明に従って、入力してください。
※今回は、以下画像のように入力しました。

7.以下の赤枠をクリックしてください。

8.表示された画面で、「次へ」をクリックしてください。

9.API接続設定を行います。
各項目は、入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択してください。
入力を終えたら「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックしてください。

その他のSansanを使った自動化例

その他にもYoomにはSansanを使ったテンプレートがあるため、いくつかご紹介します。

1.Salesforceでリードオブジェクトにレコードが登録されたら、Sansanにも追加する
このフローを活用すると、SalesforceとSansanの間で情報が自動的に連携されるため、データの重複入力を防ぎ、一元管理が可能になります。また、手動でのデータ転送が不要になることで、営業チームはより多くの時間を顧客対応に充てることができるでしょう。自動化により、データ入力時のミスを防止し、正確な情報管理が期待できます。

2.Sansanで名刺画像が登録されたらGoogle Driveにアップする
このフローを活用すると、手動によるアップロード作業を効率化できるため、Google Drive上から常に最新の情報を確認することができます。このフローの後にチャットツールと連携することで、名刺画像のアップロードを任意のメンバーに通知することもできます。

3.Sansanに名刺が登録されたら、Zoomのウェビナーに登録者として追加する
このフローを活用すると、新しい登録情報が自動的にZoomに追加されるので、情報管理の抜けや漏れをなくすことができるでしょう。イベント会場などで複数の名刺をもらった場合でも、簡単にZoomウェビナーへ登録者として追加することができます。

まとめ

今回は、Sansanで名刺情報が登録されたら、Slackに通知する方法をご紹介しました。

SansanとSlackを連携し、テンプレートを利用することで、プログラミングの知識がなくても簡単に自動化を実現できることがお分かりいただけたかと思います。名刺情報の共有作業に費やしていた時間を大幅に削減し、より効率的に業務を進めることができるようになるでしょう。

Yoomで自動化を導入するには、特別なスキルや知識は必要ありません。説明に沿って入力をするだけなので、操作も簡単です。
ぜひ、この記事を参考に、SansanとSlackの連携を試してみてください。

この記事を書いた人
k.noguchi
SE・プログラマー、新卒採用アシスタントやテーマパークアクターなど、多種多様な業務の経験があります。 その中でもSE・プログラマーでは、企業のシステムを構築し業務効率化に取り組んでいました。 Yoomを使い、業務の負担を軽減するための実践的なアプローチ方法を、丁寧にわかりやすく発信していきます。
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