SPIRALとAdobe Acrobat Signを連携して、SPIRALでの契約書送信をAdobe Acrobat Signに自動化する方法

ステップ1：SPIRALとAdobe Acrobat Signをマイアプリ連携

まずは今回のフローで使用するアプリをYoomと連携しましょう。
Yoomにログイン後、左側メニューの「マイアプリ」から「＋新規接続」をクリックしてください。

アプリの検索ウィンドウが出てきたら、それぞれのアプリ名を入力してください。

SPIRALのマイアプリ連携

SPIRALのマイアプリ連携には、アクセストークンの取得が必要です。

マイページにログインをしたら「アカウント発行」→「APIエージェント」とクリックしてください。

「＋」をクリックして、新しいAPIエージェントを作成します。
作成ができたら、「API作成」をクリックして表示されたキーをYoomの画面に貼り付けてください。

以下のリンクを参考にしながら、権限の付与も行ってください。

APIエージェント管理

「アカウント名」には任意のものを設定し「追加」をクリックするとSPIRALのマイアプリ連携完了です。

Adobe Acrobat Signのマイアプリ連携

Adobe Acrobat Signの連携には、Client Secretの入力が必要です。

マイページにログインをしたら、以下の手順でアプリケーションを作成します。

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• 名前・表示名：任意のものを設定
• ドメイン：「顧客」を選択

アプリケーションの作成ができたら、クリックして「アプリケーション向けにOAuthを設定」に進みましょう。
以下のリンクを参考にしながら設定を行ってください。

Adobe Acrobat Signのマイアプリ登録方法

取得したClient SecretをYoomの画面に貼り付けて「追加」をクリックすればマイアプリ連携完了です。

一覧に追加されていることが確認できました。
次から具体的なフローの設定に移ります。以下のバナーの「試してみる」をクリックしてテンプレートをコピーしておきましょう。

ステップ2：Google Chrome拡張機能でトリガーを設定

最初の設定は、トリガー設定です。今回のフローのトリガーにはGoogle Chrome拡張機能を使用します。
拡張機能は一部有料プランのみで利用可能です。対象外のプランの場合は設定するフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーになるので注意してください。

有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことができ、期間中には拡張機能を使用したトリガーの設定ができます。

右上の「拡張機能をインストール」をクリックしてください。

「Chromeに追加」をクリックすれば、すぐにインストール完了です。
フロー起動後、拡張機能をすぐに立ち上げられるようにツールバーに固定しておきましょう。

Chrome画面右上「…」→「拡張機能」→「拡張機能を管理」でYoomを選択して、ツールバーに固定をONにしてください。

これで拡張機能の設定は完了です。続いてフローの設定に進みましょう。

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「レコードの詳細ページから起動」です。
SPIRALのページから拡張機能でフローを動かせるように設定します。

1ページ目では、マイアプリ連携をしたSPIRALのアカウント情報が反映されているのを確認してください。
必要であれば、タイトルをわかりやすいものに修正して次に進みましょう。

次のページでは、フローを起動するための設定を行います。

アプリIDとデータベースIDは候補から選択し、URLサンプルはSPIRALのレコードページのものを貼り付けてください。
実際には、対象のレコードページから拡張機能を1クリックするだけでフローが起動するようになります。

すべて入力をしたら「テスト」をクリックしてください。

テストが成功すると、上記画像の各項目の横にレコードページの詳細が反映されます。

確認ができたら「保存する」でアプリトリガーの設定は完了です。

ステップ3：レコードを取得する設定

続いての設定は「レコードを取得」です。
1ページ目では先ほどと同様に、SPIRALのアカウント情報とタイトルの修正を行って次に進んでください。

アプリIDとデータベースIDを候補から選択します。レコードIDはトリガーの設定で取得したものが反映されているので、このまま「テスト」をクリックしましょう。

テストが成功すると、アウトプットが取得され上記に反映されます。
なお、名前やメールアドレスなどのレコードの詳細情報をアウトプットに追加したい場合は、手動で追加する必要があります。

詳しくは以下のリンクを確認してください。

‍「取得した値：アウトプット」を追加する方法

アウトプットに必要な情報がそろったら「保存する」をクリックして設定を完了させてください。

ステップ4：電子サインを依頼する設定

<span class="mark-yellow">※設定の前にAdobe Acrobat Signでテンプレートを作成しておきましょう。</span>

最後の設定は「電子サインを依頼」です。
1ページ目は今まで通り、アカウント情報とタイトルの修正を行ってください。

次のページでは電子サインを依頼するための詳細設定を行います。

取得したアウトプットを活用しながら、必須項目を埋めていきましょう。

すべて入力をしたら「テスト」をクリックして「契約書ID」のアウトプットが取得できることを確認してください。
最後に「保存する」をクリックしてすべての設定は完了です。

トリガーをONにしてフローを動かしましょう。

これでフローが動き出し、Google Chrome拡張機能を利用できるようになりました！

設定したフローは以下のものです。

SPIRALを使ったその他の自動化例

YoomではSPIRALを使った自動化例がほかにもいくつかあるので、ご紹介します。

SPIRALでレコードが登録されたらMicrosoft Teamsに通知する
SPIRALで新たなレコードが登録されると、自動的にMicrosoft Teamsへ通知が送信されます。このフローにより、重要な情報をチームメンバー全員でリアルタイムに共有でき、見逃しを防ぐことが期待できます。業務の効率化や迅速なコミュニケーションにもつながるでしょう。

SPIRALから顧客との会議予定をGoogleカレンダーに登録し、会議URLをGmailで送信する
SPIRALで顧客情報をもとに会議予定をGoogleカレンダーに登録し、自動的にGmailで会議URLを送信します。このフローにより、スケジュール調整の手間が省け、顧客対応がスムーズになることが見込まれます。会議の準備が効率化され、時間を有効活用できるでしょう。

SPIRALでステータスが更新されたらfreee請求書で請求書を自動作成する
SPIRALでステータスが更新されると、freee請求書に自動的に請求書が作成されます。このフローにより、作業の抜け漏れを防ぎ、請求業務のスピードアップが期待できます。正確な請求プロセスを保ちながら、業務負担を軽減することが可能です。

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まとめ

Yoomを使ったSPIRALとAdobe Acrobat Signの連携は、契約書送信の作業を自動化し、ミスの削減や業務の効率化を実現します。

プログラミングの知識が不要で、簡単に始められる点も大きな魅力です。
この連携によって、煩雑な手作業から解放され、重要な業務に注力できる環境を整えられるでしょう。この機会にYoomの無料登録をして、業務効率化を目指してみましょう。

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