2024/06/25
アプリ同士の連携方法

NotionとGoogleスプレッドシートを連携してデータ管理を効率化!

s.yamashita

目次

とにかく早く試したい方へ

Yoomというサービスを利用することで、ノーコードで簡単にNotionとGoogleスプレッドシートの連携が可能です。
YoomにはあらかじめNotionとGoogleスプレッドシートを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

「NotionやGoogleスプレッドシートを使った業務を効率化したいけれど、どこから手をつければいいのかわからない…」そんな悩みを抱えていませんか?特に、NotionやGoogleスプレッドシートのような便利なツールを連携させる作業は、GAS(Google Apps Script)と呼ばれるスクリプトなどプログラミング言語を使用する必要が多々あります。しかし、Yoomを使えば、そのような悩みを解消し、誰でも簡単にアプリを連携できます!今回はNotionとGoogleスプレッドシートをYoomを使って自動化する方法をご紹介します!

NotionとGoogleスプレッドシートの特徴と連携メリット

Notionはタスク管理やプロジェクト管理に適しており、データベースを情報を階層的に整理しやすいのが特徴です。直感的な操作や、データベース内でのタグ付けやフィルタリングが簡単で、ビジュアルが整っているためチームでのナレッジ共有などに向いています。しかし、大量のデータの計算を伴う数値分析や細かいデータ操作には向いていません。

一方、Googleスプレッドシートは、大量のデータ管理や関数を用いた計算に強みを持っています。グラフ作成やデータ分析も簡単にでき、データの処理を伴う業務には最適です。ただし、階層的な情報整理には向いておらず、社内のナレッジ共有などの場面では使い勝手が劣ります。

そこで、両者を連携することで、データの一元管理が可能になり、複数のアプリ間を行き来する手間を省くことができます。また、連携することでデータの手動入力やコピー&ペーストの作業が不要になります。たとえば、Googleスプレッドシートで集計したデータを自動的にNotionに取り込むことで、二重入力を避けることができるので、ミスを防ぎつつ作業効率を向上させることが可能です。

Google スプレッドシートをNotionに連携する方法

まず、Google スプレッドシートをNotionに埋め込んで連携する方法をご紹介します

ステップ1:Google スプレッドシートのURLをコピーする

Notionに埋め込みたいGoogle スプレッドシートで右上にある「共有」をクリックし、リンクをコピー」を選択してください

ステップ2:Notionに埋め込む

Notionの空のブロックで「/(半角でスラッシュ)」と入力し、表示されたメニューから「埋め込み」を選択、先ほどコピーしたURLを貼り付け、「リンクを埋め込む」を選択します。


以上で、Google スプレッドシートをNotionに埋め込み完了です!
しかし、この方法では、スプレッドシート上の全ての情報が表示されてしまうことがデメリットとして挙げられます。
Notionはナレッジベースとして全メンバーがアクセスできるようになっているチームが多い一方で、埋め込みやインポートでは特定のメンバー以外に見せたくない情報をNotionに表示させないことができません。

ノーコードツールYoomで簡単にNotionとGoogleスプレッドシートを連携

今回は様々なアプリとノーコードで連携が可能なYoomでの連携方法紹介します。Yoom、ならNotionとGoogle スプレッドシートを直感的に簡単に連携することができ、さらに、従来の埋め込みやCSVインポートでは不可能だった、定期実行や特定情報のみのインポートなどの設定を加えることができます。

Google スプレッドシートで行が更新されたらNotionのページプロパティも更新する方法

Yoomを活用して、Google スプレッドシートで変更が加えられたらNotionにも情報更新されるフローをご紹介します。フローは下記のテンプレートからコピーしてお使いいただけます。Yoomのアカウント発行がまだの方は発行ページに遷移しますので、登録を完了してから設定を始めてください。

以下の3ステップで簡単に登録できます!

ステップ1: Google スプレッドシートとNotionのマイアプリ連携
ステップ2: Google スプレッドシートの行が更新されたら起動するトリガーの設定
ステップ3: Notionのページプロパティを更新するアクションの設定

まずば、Google スプレッドシートと、その更新情報を同期するNotionのデータベースをそれぞれ準備しておいてください。

ステップ1: Google スプレッドシートとNotionのマイアプリ連携

左メニューの「マイアプリ」を選択し、画面右の「+新規接続」をクリックしマイアプリの新規接続一覧から、Google スプレッドシートとNotionをそれぞれ選択し、アプリを連携してください。


ステップ2: Google スプレッドシートの行が更新されたら起動するトリガーの設定

コピーしたテンプレートを開き、フローボットの「アプリトリガー:行が更新されたら」をクリックします。連携アカウントとアクションを選択します。タイトルを必要に応じて変更し、「次へ」をクリックします。アプリトリガーのAPI接続設定画面に遷移するので、指示に従い設定を行います。


ステップ3: Notionのページプロパティを更新するアクションの設定

フローボットの「データベースを操作する:ページプロパティを更新する」をクリックし、データベースの連携設定を行います。

 ※参考:Notionの各IDに関するよくあるエラーと確認方法

「次へ」をクリックし、データベース操作の詳細設定を行います。テストを行い、成功したら「保存する」をクリックしてください。最後に、保存したフローのトリガーを「ON」に切り替えると起動します。

以上で、「Google スプレッドシートで行が更新されたらNotionのページプロパティも更新する」フローの完成です!

次に「Notionの任意のデータベースに情報が追加されたら、情報をGoogleスプレッドシートにも追加する」設定方法を中心に解説していきます。

Notionに情報が追加されたらGoogleスプレッドシートにも追加する方法

次に、Yoomを使ったNotionとGoogleスプレッドシートの連携で、Notionに情報が追加されたらGoogleスプレッドシートにも追加する方法をご紹介します。以下の
3ステップで簡単に自動化を体感できます!

ステップ1:NotionとGoogle スプレッドシートをマイアプリ連携
ステップ2:Notionの任意のデータベースに情報が追加されたら起動するトリガーを設定
ステップ3:Googleスプレッドシートに追加するアクションを設定

はじめる前に

まず、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを発行してください。30秒で始められます!

また、Yoomの基本的な操作は、初めてのYoomを参照してください。

ステップ1:NotionとGoogleスプレッドシートをマイアプリ連携

Notionのマイアプリ登録方法

Yoomにログインし、Yoomのマイアプリページの「新規接続」ボタンをクリックし「Notion」を選択します。

使用しているアカウントでログインしてください。

次にアクセス許可の範囲を指定します。

特に問題がなければ、「ページを選択する」という青いボタンを押下します。

画面遷移後に、Notionのページアクセスの許可範囲を指定できるので、ここで任意のページを指定するようにしてください。

下記画像ではすべてにチェックを入れています。

最後に右下の「アクセスを許可する」を押下すれば、Notionのマイアプリ登録は完了です!

Googleスプレッドシートのマイアプリ登録方法

Yoomにログインし、Yoomのマイアプリページの「新規接続」ボタンをクリックし「Googleスプレッドシート」を選択します。

Google スプレッドシートを選択すると、以下のような画面に遷移します。

赤枠部分の「Sign in with Google」を押下し、使用しているアカウントでログインしてください。

これで各アプリのマイアプリ登録が完了しました!

ステップ2:Notionの任意のデータベースに情報が追加されたら起動するトリガーを設定

まず、プロジェクトの新規作成を押下し「はじめから作成」を選択します。

次に、フローボットを起動する条件を求められるので「特定のアプリイベントを受信したとき」を選択します。

そうすると、アプリを選択する画面に遷移します。

ここではNotionの設定から行っていくのでNotionを選択します。

※画面上部の検索窓でアプリ名を検索することもできます。

連携アカウント情報が正しいか確認し、トリガーアクションは「特定のデータベースのページが作成・更新されたら」を選択します。

選択が完了したら画面下部の「次へ」のボタンを押下してください。

次に、アプリトリガーのAPI接続設定をします。

トリガーの起動間隔は任意で設定して問題ないです。ここでは5分と設定しています。

データベースID」はNotionのURL内から取得が可能です。

※URL内の「/ワークスペース名/●●●/」の部分がデータベースIDとなります。

これでNotionのトリガー設定が完了しました!

ステップ3:Googleスプレッドシートに追加するアクションを設定

次にNotionのアプリトリガーの下の+マークを選択します。

次に、オペレーションタイプの選択画面が表示されるので「データベースを操作する」を選択します。

今回はGoogleスプレッドシートに情報追加がしたいので、Googleスプレッドシートを選択します。

まずは連携アカウント情報が正しいかどうかを確認します。

実行アクションの項目は、「レコードを追加する」に選択をしてください。

データベースの連携の項目は、入力欄下部の説明を見て全て記入してください。

注意点として、スプレッドシート内にはレコードを追加するためにヘッダを登録する必要があります。

今回は例として「会社名・担当者名・メールアドレス・対応状況・備考」をヘッダとして設定してみました。

ヘッダがテーブル範囲内に含まれているかを確認し、「次へ」のボタンを押下してください。

そうすると、データベース操作の詳細設定画面に遷移します。

先ほど設定したヘッダが登録されていることが確認できます。

画面下部には詳細設定をする項目もあり、任意で設定することが可能です。

状況に合わせて設定してみてください。

最後に「保存する」を押下して設定はすべて完了になります!

おつかれさまでした!

テンプレートを使用すればより簡単にアプリ同士の連携が可能になるのでおすすめです!

NotionとGoogleスプレッドシートの連携フロー応用編

ここまでGoogleスプレッドシートに情報追加をするまでをご紹介してきましたが、実はGoogleスプレッドシートに内容を追加した後でGoogle Chatに通知する設定もできます。

Notion・Googleスプレッドシート・Google Chatを連携することで、新しく追加された情報を自動的にGoogleスプレッドシートのデータベースへ格納し、Google Chatに通知ができるので、情報管理の抜けや漏れをなくすことが可能です。

この記事を参考にして、Google Chatの連携にもぜひチャレンジしてみてください!

その他のNotionとGoogleスプレッドシートを使った自動化の例

他にもNotionとGoogleスプレッドシートを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1. NotionDBに追加された情報を、Googleスプレッドシートにも追加するフローです。Notionデータベースを利用されている方は、このテンプレートを利用することでGoog。leスプレッドシートへのレコードの追加の連携を自動化できます。

2. カオナビにメンバーが新規登録されたら、メンバー情報の詳細を取得して、Notionデータベースに追加するフローです。以下のテンプレートはカオナビを起点としたスプレッドシートやNotionへのデータ連携の例ですがカオナビ以外のサービスでも応用が可能です。

3. Notionに追加されたキーワードで企業情報をGoogle検索し、検索結果を要約してNotionに更新するフローです。Yoomと使うとGoogle検索を組み合わせた業務フローの自動化なんてこともできます。

まとめ

Yoomはさまざまなアプリと連携しYoom上で一元管理ができる点が魅力で、アプリ間を行き来しなくて良いのが本当に便利です。

この記事ではNotionとGoogleスプレッドシートの連携についてご紹介しましたが、他にもZoomとGoogleカレンダーの連携をして予定管理を自動化することもYoomならできます。今回設定をしたようなトリガーアクションがすでにYoomに用意されている場合があり、そのテンプレートをそのまま利用することもできるので、ぜひ活用してみてください!

この記事を書いた人
s.yamashita
某上場企業のBPO事業部でSVを3年、メディア記事の編集・執筆を2年半ほど経験してきました。 他社からの委託業務を担当する仕事柄、多種多様なアプリを使用する機会がありました。 どうにか作業の効率化ができないかと悩んでいた時にYoomを知り、簡単にアプリ同士を連携させて自動化フローを作れることに感動したのを今でも覚えています! メディア記事に携わっていた経験を活かし、Yoomの魅力を分かりやすく伝えることで、みなさんの業務効率化をお手伝いできたら嬉しいです。
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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