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Zoho CRMを活用すると顧客情報を一元管理でき、営業効率の向上が期待できます。
しかし、Backlogでチーム全体のタスクを管理している場合、Zoho CRMに登録したタスクを毎回手動で追加するのは非常に手間がかかり非効率的です。
本記事は、Zoho CRMとBacklogの連携により、Zoho CRMでタスクが登録されたらBacklogに自動で追加する方法をご紹介します。
ノーコードでアプリを連携し、業務を自動化する方法を分かりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
Zoho CRMとBacklogを連携することで、商談の進捗状況や業務の割り当てなどを素早く共有でき、チーム全体が常に最新情報を把握する環境が整う可能性があります。
これにより、チームメンバーはリアルタイムで進捗を確認できるため、対応のスピードが上がり、意思決定の迅速化が期待できます。
チーム全体のコミュニケーションが活発になり、仕事の透明性が向上するため、期日遅延を防ぐ効果が期待でき、プロジェクトが円滑に進行できる可能性があります。
Zoho CRMとBacklogの連携により、Zoho CRMに登録したタスクを自動でBacklogに反映できます。
これにより、タスクの二重入力を防げるため、時間や労力を削減できるだけでなくデータの信頼性の向上が期待できます。
特に、複数のプロジェクトを同時に管理する企業では、タスクの見落としを防ぎ、プロジェクトの進行を円滑に進めることが期待できます。
このように、タスク管理が効率化されることで、プロジェクトの進行が一貫して最適化され、チーム全体のパフォーマンを向上させる可能性があります。
[Yoomとは]
それでは、Zoho CRMとBacklogを連携し「Zoho CRMでタスクが登録されたらBacklogに追加する」フローの作成手順をご紹介します。
おおまかな作成手順は、下記5ステップになります。
下記テンプレートバナーの「試してみる」をクリックし、Yoomの登録をお願いします。
Yoomの登録が完了すると、フローを編集できるようになります。
さっそく設定を始めていきましょう!
まずは、YoomのマイアプリにZoho CRMとBacklogを登録してください。
1. Zoho CRMの登録方法

左欄の「マイアプリ」をクリックして、「新規接続」からZoho CRMを検索してください。

ドメインURLを設定したら「追加」をクリックしてください。
2. Backlogの登録方法
続いて、「新規接続」からBacklogを検索します。

ドメインを入力して、「追加」をクリックします。
これでZoho CRMとBacklogのマイアプリ登録が完了しました。
次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。
1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

アプリトリガーの「タスクが作成されたら(Webhook)」という項目を設定します。

このページはすでに設定済みです。
トリガーアクションが「タスクが作成されたら(Webhook)」になっていることを確認し、次のページへ進みましょう。

ZohoドメインとチャネルIDを注釈を参考に設定した後、テストを行い、「次へ」をクリックします。

Zoho CRMに、サンプルのタスクを作成します。(値は任意でOKです!)
テストをクリックすると、先ほど作成したサンプルのタスクの値がアウトプットとして取得されます。
アウトプットが正しく取得されたら、保存してください。

次に、「タスクを取得する」という項目を設定していきましょう。

このページはすでに設定済みです。
アクションが「タスクを取得」になっていることを確認し、次のページへ進みます。

Zohoドメインは、注釈を参考に入力してください。
タスクIDは上記のように設定することで、Zoho CRMに新たにタスクが作成されたら「タスクID」を自動で取得することができます。
※設定方法)枠内をクリックし、「タスクが作成されたら」の中にある「タスクID」をクリックすると、タスクIDの欄に{{タスクID}}と入力されます。
設定完了後、テストを行いアウトプットが正しく取得されたら保存してください。

続いて、「課題の追加」という項目を設定していきます。

このページはすでに設定済みです。
アクションが「課題の追加」になっていることを確認し、次のページに進みます。

ドメインと課題を登録するプロジェクトIDは、注釈を参考に入力してください。

課題の決定は上記画像のように設定してください。
Zoho CRMに新たに作成されたタスクの「タイトル」を自動で取得し、Backlogの課題に反映することができます。
※設定方法)枠内をクリックし、「タスクを取得」の中にある「タイトル」をクリックすると、課題の件名の欄に{{タイトル}}と入力されます。

課題の種別は、注釈を参考に入力してください。
課題の優先度は、プルダウンより任意で選択してください。


課題の詳細は自由に設定することができます。
取得したい項目を選択してください。
今回は、「タスク所有者名」と「期日」が取得されるように設定しました。
設定が完了したらテストをクリックし、保存してください。

全部のプロセスの設定が完了したら、上記画面が表示されます。
「トリガーをON」にして、フローボットを起動させてください!
これで「Zoho CRMでタスクが登録されたらBacklogに追加する」フローボットの完成です。
今回使用したフローボットテンプレート
Zoho CRMでタスクが登録されたらBacklogに追加する
Zoho CRMを使用した自動化例が、Yoomには他にもたくさんあります。
ここからはおすすめのフローを3つご紹介します。
1.Zoho CRMに登録された企業情報でGoogle検索し、取得したスニペットなどをAI要約して見込み客の情報を自動で更新するフローです。
このフローを活用すると、自動でGoogle検索を行いAIが要約するため、手作業の時間を短縮し業務効率化が期待できます。
2.Zoho CRMの商談情報が更新されたら、boardに登録していた案件情報も自動で更新するフローです。
このフローを活用すると、営業チームとプロジェクトチーム間の情報共有が円滑になり、連携ミスや対応の遅れを防ぐことが期待できます。
3.Zoho CRMに取引先が登録されたら、承認を受けた後Gmailに連携し、登録した企業宛にメールを自動で送付するフローです。
登録内容に基づきフローボットが起動し、一連の流れを自動で完了するため、手作業が不要になり、業務効率化が期待できます。
本記事は、Zoho CRMとBacklogの連携することにより、Zoho CRMでタスクが登録されたらBacklogに自動で追加する方法をご紹介しました。
このフローを活用すると、情報共有の迅速化とタスク管理の効率化が期待できます。
Yoomでは、Zoho CRMやBacklog以外のさまざまなアプリとも連携し、業務の自動化が可能です。
こちらのフローボットテンプレート一覧から、気になるフローをお試しください。