2024/11/04
アプリ同士の連携方法

Zoho CRMとZendeskを連携してZoho CRMでタスクが登録されたらZendeskに追加する方法

k.ohshiro
Zoho CRMとZendeskの連携イメージ

目次

Zoho CRMに追加したタスクがZendeskへ自動反映されたら便利だと思いませんか?
特に、以下のようなタスク管理をしている方におすすめです。

  • 基本的にZoho CRMでタスク管理をしている
  • しかし、他部署への進捗共有としてZendeskにも同じタスクを追加している

この場合、同じ情報をそれぞれのアプリに追加する必要があるため、二重の手間が発生してしまいますよね。
特に、管理するタスクの量が多いと大変だと思います。
そんな課題を解決するために、本記事ではノーコードツールYoomを使って、Zoho CRMとZendeskを連携し、タスクの追加作業を自動化してみたいと思います。
興味をお持ちいただけましたら、本記事の自動連携を試してみてください!

[Yoomとは]

Zoho CRMとZendeskを連携するメリット

メリット1.情報反映が迅速に

毎回手作業でZoho CRMからZendeskへタスク情報を転記していると、情報が反映されるまでにタイムラグが生じやすいです。
そのため、「Zoho CRMのタスク情報は最新だけど、Zendeskはまだ更新されていない」という状態になりやすく、情報の一貫性を保ちづらくなります。
チーム間で情報の参照先が異なる場合、情報の不一致は認識のズレにつながります。
そこで今回紹介する自動連携を導入すると、タスク情報が迅速に反映されるため、Zendeskからも最新の情報を確認しやすくなります。
これにより、情報の一貫性が維持され、認識のズレも回避できるかもしれません。

メリット2.作業時間の短縮

Zoho CRMとZendeskを併用してタスク管理をしていると、同じ情報を2回入力する手間が発生して大変ですよね。
本記事の連携を使うと、Zoho CRMへのタスク追加だけで、Zendeskにも同じ情報が自動追加されます。
これまで、Zendeskに手作業でタスクを追加していた方は作業時間の短縮が期待できます。
担当者は余った時間を他の優先度の高い業務に使うことができるため、生産性の向上につながるかもしれません。
また、手作業の工数が減ることでヒューマンエラーの対策にもなるでしょう。
自動化により、入力ミスや追加し忘れのリスクが軽減されるため、正確なタスク管理が期待できます。

Zoho CRMとZendeskの連携フロー

※注意事項
・Zendeskは一部有料プランでのみご利用いただけるアプリとなっております。プランによって、設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトがエラーになることがあるため、ご注意ください。
・有料プランは2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

では、実際にZoho CRMとZendeskを連携する方法をご紹介します。
今回紹介するのは、【Zoho CRMでタスクが登録されたらZendeskに追加する】というフローです。
具体的な連携ステップは以下の通りです。

  1. Zoho CRMでアプリトリガーの設定
  2. Zoho CRMでタスクを取得する
  3. Zendeskにチケットを作成

Yoomでは、上記3ステップをテンプレートとして提供しています。
ゼロから作成するよりも簡単にフローボットを作成できるので、まずは下のバナーにある「試してみる」ボタンをクリックして、テンプレートをコピーしましょう!
コピーが完了すると、サイドバーにある「マイプロジェクト」から操作できます。

Zoho CRMとZendeskのマイアプリ連携

テンプレートをコピーしたら、事前準備としてZoho CRMとZendeskをYoomのマイアプリに登録します。
※既に登録している場合は「ステップ1.アプリトリガーの設定」へお進みください。

<手順>

1.Yoomにログイン後、「マイアプリ」→「+新規接続」の順にクリック

2.検索窓からZoho CRMとZendeskを検索し、それぞれ登録に必要な情報を入力

マイアプリ一覧にZoho CRMとZendeskが表示されていれば準備完了です!
早速、詳細設定に進みましょう!

ステップ1.アプリトリガーの設定

まずは、アプリトリガー「タスクが作成されたら(Webhook)」をクリックしましょう。

最初のページでは、事前に連携したZoho CRMのアカウント情報が表示されるので確認し、問題なければ、「次へ」をクリックしてください。

次のページでは、「Zohoドメイン」と「チャネルID」を指定します。
入力が完了したら「テスト」をクリックし、次へ進んでください。

次のページでは、記載されている手順に従い、 Webhookイベントを送信またはトリガーとなるイベントを実行し、テストをクリックしてください。
テストに成功したら、そのまま保存しましょう。

ステップ2.タスクを取得

次に、「タスクを取得」をクリックしてください。

最初のページでは、ステップ1と同様にアカウント情報が表示されるので、問題なければ「次へ」をクリックしてください。
2ページ目では、タスク情報を取得するための設定をします。
ここで取得した情報はZendeskに新しいカードを作成する際に利用できます。
「Zohoドメイン」と「タスクID」を入力して「テスト」をクリックしてください。

エラーがでなければ、保存して次に進みましょう。

ステップ3.チケットを作成

では、最後のステップ「チケットを作成」をクリックしてください。

1ページ目では、アカウント情報が表示されるので確認してそのまま次のページへ進みましょう。
2ページ目では、チケットを作成するための設定を行います。
「サブドメイン」「件名」「詳細」は必須項目なので、必ず入力してください。
「件名」「詳細」はZoho CRMからアウトプットされた情報を活用して入力しましょう。

「テスト」をクリックしてエラーが出なければ、「保存する」をクリックしてください。
下記のようなポップアップが表示されたらすべての設定が完了です。
トリガーをONにするとフローが実行されます。

Zoho CRMを使ったその他自動化例

Yoomには、Zoho CRMを利用した自動化事例が多数あります。
さまざまなアプリと連携することが可能なので、以下の代表例を参考にしてみてください。

1.Zoho CRMで見込み客が作成・更新されたらLINE WORKSに通知

LINE WORKSを利用している方は以下のテンプレートがおすすめです。
顧客情報を自動で通知できるため、確認漏れの防止やスピーディな情報共有が期待できます。

2.Zoho CRMに商談が登録されたら、boardに案件を作成する

Zoho CRMとboardを併用している方はこちらの連携を参考にしてみてください。
この連携を使うと、Zoho CRMからboardへの情報転記が不要になるため、作業の手間を軽減することができます。

3.Slackにファイルが投稿されたらAIで内容を読み取り、Zoho CRMに見込み客を登録後Slackに通知する

今回紹介したフローは比較的シンプルなものでしたが、より高度な自動化を実現することも可能です。
こちらの連携はAIを用いることでSlackに投稿されたファイルの内容を読み取り、Zoho CRMに情報を登録することができます。
SlackとZoho CRMを利用している方は、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

いかがでしたか?以上、Zoho CRMとZendeskの連携手順でした!
今回紹介した自動連携を使うと、Zoho CRMからZendeskへの情報反映がスピーディになります。
これにより、Zendeskでタスクの進捗管理をしている人も最新の情報を確認しやすくなるでしょう。
また、追加作業の手間を省くことができるため、作業時間の短縮につながり、生産性向上も期待できます。
「追加作業を省きたい」「タスク管理を効率化したい」とお考えの方は、ぜひ一度Yoomで自動連携を試してみてください!

まずはこちらから無料登録をお願いします!最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事を書いた人
k.ohshiro
学生時代からSaaS企業でカスタマーサクセスとして働いてきました。 複数のクラウドサービスを使って業務をしていたのですが、もっと簡単にサービス同士を連携できたら便利だなと思うことがありました。 Yoomではノーコードでアプリの連携ができるので、誰でも簡単に設定することができます。 少しでもわかりやすくYoomの魅力を伝え、みなさんの業務効率化に貢献出来たらなと思います!
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