■概要
セキュリティ対策としてWordPressのパスワードを定期的に更新すべきと分かっていても、毎月の手作業は手間がかかり、つい忘れてしまうことも少なくありません。このワークフローを活用すれば、指定したスケジュールでパスワードを自動生成・更新し、新しいパスワードをOutlookに通知する一連の流れを自動化できます。面倒な手作業から解放され、サイトのセキュリティを常に高く保つことが可能です。
■このテンプレートをおすすめする方
- WordPressのパスワードを手動で定期更新しており、手間に感じているサイト管理者の方
- 複数のサイトを管理しており、パスワード更新作業の抜け漏れや手間をなくしたいと考えている方
- Outlookを利用しており、重要なパスワード情報を安全かつ確実に通知、管理したい方
■このテンプレートを使うメリット
- 毎月発生していたパスワードの生成と更新作業が自動化されるため、手作業に費やしていた時間を短縮し、他のコア業務に集中できます。
- 手動での作業に伴う更新忘れや、新しいパスワードの通知漏れといったヒューマンエラーを防ぎ、セキュリティを確実に維持します。
■フローボットの流れ
- はじめに、WordPressとOutlookをYoomと連携します。
- 次に、トリガーで「トリガー機能」を選択し、「指定したスケジュールになったら」というアクションで、毎月の更新日時などを設定します。
- オペレーションで「AI機能」の「テキストを生成する」アクションを設定し、新しいパスワードを自動で生成させます。
- 続いて、オペレーションでWordPressの「ユーザーを更新」アクションを設定し、対象ユーザーのパスワードを3で生成したものに更新します。
- 最後に、オペレーションでOutlookの「メールを送る」アクションを設定し、新しいパスワードを指定のメールアドレスに送信します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- AI機能でパスワードを生成する際に、プロンプトを編集することで「記号や数字を含んだ20桁のパスワード」など、任意の生成ルールを設定できます。
- Outlookからメールを送信するアクションでは、送信先のメールアドレスを任意で設定できます。また、件名や本文に、AI機能で生成した新しいパスワードを変数として埋め込むことも可能です。
■注意事項
・WordPress、OutlookのそれぞれとYoomを連携してください。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。