NotionとYoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-06-23

【ノーコードで実現】給与計算を自動化し、結果を記録する方法

m.chisaka

毎月の給与計算業務。
従業員一人ひとりの勤怠情報を確認し、各種手当や控除を計算して正確な給与額を算出する作業は、非常に手間と時間がかかりミスが許されない重要な業務ですよね。
特に月末月初などの繁忙期には、この作業に多くのリソースを割かれることで他の重要な業務に着手できないといった課題を抱えている方も多いのではないでしょうか?

もし、<span class="mark-yellow">勤怠管理システムやGoogle スプレッドシートなど、様々な場所に保管されている従業員の勤怠情報を自動で収集し、それに基づいて給与計算を行い、計算結果を給与明細システムや人事データベースに自動で記録・更新できる仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放されるかもしれません。
戦略的な人事・労務業務に集中できる時間を生み出すことにも繋がります!

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">毎月の給与計算業務を自動化するフローのテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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給与計算業務を自動化する方法

毎月の給与計算は、従業員の勤怠状況の確認や正確な計算、関連システムへの入力など、多くの手間と時間を要する業務です。
しかし、これらの作業を自動化することでミスを減らし、担当者の負担を大幅に軽減できます。
ここでは、様々なトリガーを起点とした給与計算自動化の具体的なテンプレートを紹介するので、気になる内容があればぜひクリックしてみてください!

スケジュールをトリガーに給与計算を自動化する

<span class="mark-yellow">あらかじめ設定したスケジュール(例えば毎月特定の日時)をきっかけに、Notionのようなデータベースサービスから勤怠情報を自動で取得し、給与計算を行って結果を更新する</span>ことが可能です。
手動での作業開始忘れを防ぐことで、定期的な給与計算処理をスムーズに実行できます。

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メール受信をトリガーに給与計算を自動化する

<span class="mark-yellow">特定のメール(例えば勤怠データファイルが添付されたメール)を受信したことをきっかけに、ファイル内の情報をOCRで読み取って自動で給与計算を実行し、 Microsoft Excelのような表計算ソフトに結果を追加する</span>ことも可能です。
メールからのデータ入力の手間を省ぐことで、迅速な給与計算を実現できます。

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フォーム送信をトリガーに給与計算を自動化する

<span class="mark-yellow">フォーム(例えば勤怠データ提出フォーム)が送信されたことをきっかけに、提出されたファイル情報をOCRで読み取り、自動で給与計算を行った上でスプレッドシートのような情報管理ツールに結果を追加する</span>こともできます。
データ収集から計算・記録までを一気通貫で自動化することで、業務効率の向上が期待できるでしょう。

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Notionの勤怠情報から給与計算を自動化するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として「毎月設定したスケジュールになったら、Notionから従業員の勤怠情報を取得して、自動で給与計算しレコードを更新する」フローを解説していきます!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • Notionのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • スケジュールのトリガー設定と給与計算・Notionのアクション設定
  • フローをONにし、正しく起動するかを確認
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ステップ1: Notionのマイアプリ連携

Yoom画面の左側メニューにある「マイアプリ」から「新規接続」をクリックします。

検索ボックスに連携するアプリ名(Notion)を入力しましょう。

Notionのアプリを検索するとログイン画面が表示されます。
ログイン情報を入力しましょう。

ログインすると、Yoomへのアクセス許可の画面が表示されます。
内容を確認の上「ページを選択する」をクリックします。

どのページへのアクセスを許可するのかチェックを入れましょう。
選び終わったら「アクセスを許可する」をクリックして、連携完了です!

ステップ2:テンプレートをコピー

次に、今回使用するテンプレートをコピーします。

  1. 下のバナーの「試してみる」を押す。
  2. 移行したページの「このテンプレートを試す」を押す。
  3. Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う。
    ※すでに登録が完了している場合は、ログインしてください。
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テンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされると、このような画面が表示されます。

ステップ3:スケジュールトリガーの設定

  1. コピーしたテンプレートを開く

左側にあるメニューの「マイプロジェクト」から、コピーしたテンプレートを開きます。
(※テンプレートをコピー後、すぐに設定する場合はテンプレートを開く必要はありません。設定を中断した場合のみ「マイプロジェクト」から設定を再開します!)

  1. スケジュールトリガーを開く

「指定したスケジュールになったら」をクリックします。

  1. 実行時間の指定をする

「タイトル」は必要に応じて変更してください。

「スケジュール設定」はフローボットを起動したいタイミング(給与計算タイミング)を入力します。
テンプレートでは「毎月15日9時」にフローボットが起動される設定となっていますが、日にちや時間は必要に応じて変更してください。

設定を確認したら「保存する」をクリックします。

スケジュールトリガーの設定方法

ステップ4:Notionのレコード取得設定

  1. Notionアプリを開く

「レコードを取得する」をクリックします。

  1. データベースの連携をする

必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Notionと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「実行アクション」:「レコードを取得する」を選択

次に、データベースの連携をしていきます。
今回はテスト用にこのようなテーブルを作成しました。
(※今回のテンプレートは、1人分の給与を計算する想定となっています。)

「データベースID」は候補から選択できます。
入力欄をクリックすると、候補一覧が表示されるので選びましょう。

  1. データベース操作の詳細設定をする

「取得したいレコードの条件」を入力します。
今回は、記載されているレコードのデータを取得したいので、画像のように設定します。

入力できたら「テスト」を押して、レコードの値が「取得した値」として表示されていればOKです!
「保存する」をクリックします。

ステップ5:テキスト生成(給与計算)の設定

  1. テキスト生成を開く

テキストを生成する」をクリックします。

  1. アクションを選択する

「タイトル」は必要に応じて変更できます。
「アクション」はこの後に設定するプロンプトの文字数に応じて設定します。
文字数に応じて、消費するタスク数が異なるため注意しましょう。
※プランごとのタスク数は料金プランからご確認いただけます!

  1. 詳細設定をする

「プロンプト」をステップ4で取得した値を活用して入力していきます。
【取得した値の活用方法】
①入力欄をクリックして「取得した値」を表示
②「レコードを取得する」をクリック
③「名前」「時給」などを選択

ちなみに、プロンプトの文章に関しては、テンプレートの入力例をそのまま使用してもOKです!
今回はNotionに給与額だけを追加したかったので、画像のようなプロンプトを追加してみました!

言語を設定したら「テスト」を押します。

「取得した値」に「生成結果」が表示されていればテスト成功です!
生成結果を確認し、問題なければ「保存する」をクリックしましょう。

ステップ6:Notionのレコード更新設定

  1. Notionアプリを開く

「レコードを更新する」をクリックします。

  1. データベースの連携をする

必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Notionと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「実行アクション」:「レコードを更新する」を選択

「データベースID」は候補から選択します。

  1. データベース操作の詳細設定をする

まずは「更新したいレコード」の条件を入力してください。
今回はNotionのテーブルに記載ある全てのレコードを対象にしたいので、画像のように設定しています。

次にステップ5で生成した給与額を「更新後のレコードの値」として入力します。
※更新したい項目だけ入力してください。

入力できたら「テスト」をクリックして、Notionが更新できてきたらテスト成功です!

ステップ7:トリガーをONにして動作を確認

最後に「トリガーをON」をクリックして、自動化の設定は終了です。
正しく、フローボットが起動するか動作確認をしましょう。
設定、お疲れ様でした!

以上が「毎月、Notion方従業員の勤怠情報を取得して、自動で給与計算しレコードを更新する」ための連携手順になります。

給与計算に関するその他の自動化例

今回ご紹介した給与計算の自動化以外でも、他システムやAIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

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まとめ

給与計算業務を自動化することで、<span class="mark-yellow">毎月の繰り返し作業にかかる時間と手間を大幅に削減し、計算ミスや入力漏れといったヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>
これにより、人事・労務担当者はルーティンワークから解放され、制度設計や従業員満足度向上施策といった、より戦略的で付加価値の高い業務に注力できるはずです!

今回ご紹介したような給与計算の自動化は、ノーコード自動化ツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも簡単に実現できます。
Yoomは直感的な操作で業務フローを構築できるので、もし給与計算業務の効率化や自動化に少しでもご興味をお持ちいただけたなら、ぜひこちらから無料登録してYoomによる業務自動化を手軽に体験してみてください!

この記事を書いた人
m.chisaka
メガバンクや市役所など、10年間事務職として勤務してきました。経費事務や日程調整など、日々の「ちょっとした手間」に直面した経験から、Yoomを活用した事務作業を少しでも楽にするアイデアや具体的な活用法を発信しています。
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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