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資料作成において、多くの人が「構成を練るのに時間がかかる」「デザインがなかなか決まらない」という壁にぶつかります。
しかし、現在はAIツールの台頭により、これらの作業を効率化できる時代になりました。
そこでこの記事では、主要な資料作成AIを徹底比較し、実際に使ってみた検証結果も交えながら、最適なツールを選ぶためのポイントをわかりやすく解説します。
一口に資料作成AIと言っても、その特性はツールによって大きく異なります。まずは、自分がどのタイプを求めているのかを整理してみましょう。
Microsoft 365 Copilotのように、普段使っているソフトの中でそのままAIを呼び出したい場合に適しています。
Gammaやイルシルのように、ブラウザ上で直感的に操作でき、プロンプト一つで高いデザイン性を実現したい場合に最適です。
Canvaのように、豊富な写真素材や画像生成AIを駆使して、視覚的にインパクトのある資料を作りたい方向けです。
資料作成AIを使いこなすうえで意外と盲点なのが、AIに読み込ませる情報収集の手間です。資料の質を高めるためには、正確なデータや最新の社内情報が欠かせませんが、それらを手作業で集めるのは大変な作業ですよね。
しかし、ハイパーオートメーションツールの「Yoom」を使えば、この準備プロセスそのものを自動化できます。
例えば、Salesforceやkintoneに蓄積された顧客データや、Googleスプレッドシートの売上情報を自動的に集約し、AIが資料を作りやすい形に整理して「たたき台」として出力することが可能です。
「資料を作るための準備」を自動化することで、AIツールをより強力な右腕として活用できるようになります。
■概要
kintoneで管理している顧客情報を、ECサイト運営のためにShopifyへ手作業で登録していませんか?こうした二重入力は手間がかかるだけでなく、入力ミスなどのヒューマンエラーを引き起こす原因にもなりかねません。このワークフローを活用すれば、kintoneに新しい顧客データが登録されると、自動でShopifyにも顧客情報が登録されるため、データ連携の工数を削減し、正確性を高めることができます。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
■フローボットの流れ
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
■注意事項
■概要
Salesforceで管理しているリード情報を、案件・顧客管理ツールのboardに手作業で転記するのは手間がかかるうえ、入力ミスも発生しがちではないでしょうか。特に、特定の条件を満たす重要なリードへの迅速な対応はビジネスの成否を分けます。
このワークフローは、Salesforceとboardを連携させることで、こうした課題を解決します。Salesforceに特定の条件を満たす新規リードが登録されると、自動でboardに顧客情報を作成し、業務の効率化と正確性の向上を実現します。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
■フローボットの流れ
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
■注意事項
■概要
前日のスマレジでの日時締め情報(売上情報)を毎日Googleスプレッドシートに格納するフローです。
■このテンプレートをおすすめする方
1.売上情報の管理を頻繁に行う必要がある方
2.手動でのデータ入力作業を減らし、自動化したいと考えている方
3.スマレジとGoogleスプレッドシートを日常的に活用している方
■このテンプレートを使うメリット
・Googleスプレッドシートに日時締め情報を格納することで、売上情報を一元管理しやすくなります。
・スプレッドシートの機能を活用してデータを整理・集計し、必要なレポートや可視化を行うことができ、経営判断や業務改善に役立つ洞察を得ることができます。
■注意事項
・スマレジ、GoogleスプレッドシートそれぞれとYoomを連携してください。
それぞれのツールには、得意とする「得意技」があります。
Gammaは、デザイン性に優れており、キーワードを入力するだけでスライドが完成します。従来の「紙」のようなスライドだけでなく、Webサイトのように動的なページとしても共有できるのが大きな魅力です。
イルシルは、日本企業が開発したツールです。日本語のフォントや日本人好みのスッキリとしたビジネスデザインに最適化されています。海外ツールにありがちなフォントの違和感がなく、そのまま会議に出せるレベルの資料が手に入ります。
Microsoft 365 Copilotは、Wordで書いた長文の企画書を、ボタン一つでPowerPointのスライドへ変換する精度が高いです。社内ドキュメントが既に存在する場合、それを再利用して資料化する際に威力を発揮します。
※ただし、最終的なデザイン調整や情報の再配置は人間が行う必要がある点にご注意ください。
Canvaは、デザインの自由度が高く、数百万点の素材を活用できます。「AIが作ったものをベースに、自分らしくこだわりたい」というクリエイティブな用途に強みがあり、一つの資料を多媒体に展開する効率性にも長けています。
ツールの実力を測るために、3つの異なる検証を行いました。
まずは、Gamma(無料版)を使って、キーワードからの瞬発力を検証します。
※無料版では、初回400クレジットのみの付与となっており、継続利用には有料プランへの移行が前提です。
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【プロンプト】
新卒採用の会社説明会資料を8枚で作成してください。
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【出力結果】
Gammaの特徴であるデザインの自動構成力と情報の視覚的整理が顕著に表れた結果となりました。
ポイント1. 構成の論理整合性と網羅性
わずか1行の短いプロンプトから、説明会に必要な要素がわかりやすい順序で構成されています。 架空の企業でありながら「社員数850名」「顧客満足度95%以上」といった具体的かつ説得力のあるダミーデータをAIが自ら生成し、資料のリアリティを高めている点です。
※生成された数値やデータはあくまでダミーです。実データへの差し替えが必要な点にご注意ください。
ポイント2. インフォグラフィックによる高い視覚訴求力
テキストの羅列になりがちな「求める人材像」を5枚の花びらのようなアイコンで表現したり、1日のスケジュールをステップ形式で配置したりと、直感的に理解できるレイアウトが自動選択されています。
イラストも「ITソリューション」という事業領域にマッチしたクリーンなタッチで統一されており、新卒ターゲットに刺さりやすい親しみやすさと先進性の両立に成功しています。
ポイント3. Webベースならではの拡張性
最下部に配置された「エントリーはこちら」「先輩社員の声を見る」といったボタンは、実運用ではリンクとして機能します。
従来のパワポのように配布して終わりではなく、そのまま採用サイトのサブページとして公開できるレベルの完成度を得られる瞬発力は、Gamma独自の強みと言えます。
Microsoft 365 Copilotでは、Wordファイル5ページ分の事業計画書を読み込ませて、ドキュメントからの変換精度を検証しました。
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【プロンプト】
新規事業企画書をPowerPointに変換してください。
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【出力結果】
Wordドキュメントの構成を忠実に再現しつつ、実務でそのまま使える社内報告用のトーンが維持されています。
ポイント1. 既存ドキュメントの再現性と構造化
Wordで作成された「新規事業企画書」の論理構造を正確に読み取り、主要なセクションを漏れなくスライドに変換しています。特に、スライドの各ページが一つの重要な論点に対応しており、ドキュメントに基づいたスライド構成が高い精度で実現されています。
ポイント2. 要約の適切さとビジネス文書としての質
文章を単に短くするのではなく、企画の核心である「AIツール導入による業務効率化」や「20%の削減目標」といった重要なデータ・論点を的確に抽出し、箇条書きで分かりやすく整理しています。ビジネスシーンで求められる「結論から述べる」スタイルが維持されており、内容の欠落もほとんど見られません。
ポイント3. Microsoft 365内での実用性
Gammaのような華やかなデザイン性とは対照的に、標準的なビジネスレイアウトに則ったカッチリした資料が生成されています。特筆すべきは、既存のWordファイルをソース(情報源)としているため、事実関係の乖離が起きにくく、社内会議や決裁ルートに乗せる資料としての実務での再現性が高い点です。
最後にイルシルです。簡単な構成案をもとに、日本語の扱いと修正のしやすさを検証しました。
※イルシルは、テキストからの生成だけでなく、既存の企画書(PDF)や手書きの構成図(画像)を読み取ってスライド化することも可能です。
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【プロンプト】
1枚目:タイトル
・タイトル:2026年度 営業部門におけるDX推進施策のご提案
・サブタイトル:〜デジタル技術の活用による業務効率化と顧客接点の強化〜
2枚目:現状の課題と分析
・課題1:アナログな情報共有によるスピード感の欠如
・課題2:属人的な顧客管理による機会損失の発生
・分析:競合他社と比較し、成約までのリードタイムが15%長い状況
3枚目:解決策(施策の柱)
・施策A:次世代型SCRM(顧客関係管理)システムの導入
・施策B:AIチャットボットによる1次回答の自動化
・施策C:全営業スタッフへのデジタルスキル研修の実施
4枚目:期待される効果(定量的目標)
・事務作業時間を月間30時間削減
・顧客への回答スピードを従来の3倍に向上
・商談成約率の5%底上げ
5枚目:今後のスケジュールと結び
・2月:現状ヒアリング・ツール選定
・3月:試験運用開始
・4月:本稼働および全社展開
・結び:テクノロジーの力で、営業を「もっと自由に、もっと戦略的に」
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【出力結果】
GammaやCopilotとはまた異なる、日本企業のプレゼン資料としての完成度の高さが印象的です。
ポイント1. 日本語の可読性とレイアウトの美しさ
国産ツールならではの強みが顕著に表れています。タイトルの改行位置やフォントのバランスが自然で、違和感がありません。課題や施策といった3つのポイントを並べる際も、適切なアイコンとセットで等間隔に配置されており、一目で構造が理解できるビジネス文書の基本が自動で押さえられています。
ポイント2. 直感的に伝わるビジュアル構成
イルシルでは、チェックリストやギアのアイコン、円形と矢印を用いたタイムライン形式など、スライドの内容に合わせた最適な図解レイアウトを選択できます。文字を詰め込みすぎず、余白を活かしたデザインは、手動で微調整する手間を大幅に削減できることを示唆しています。
ポイント3. 日本のビジネスシーンへの即戦力性
1枚目のアイソメトリック(斜め上からの視点)イラストや、シンプルで清潔感のある配色、そして最後にしっかりと「結び」の言葉が添えられた構成は、社内提案だけでなくクライアント向けの資料としても通用するクオリティです。複雑な操作をせずとも、プロフェッショナルな整った資料が完成する点は大きな魅力と言えます。
AIツールでより高品質な資料を作るためのテクニックとして、AIを役割分担させるのがおすすめです。
いきなり資料作成AIにスライドを作らせるのではなく、まずはClaudeなどの対話型AIに対して「この資料で伝えたいこと」を相談し、スライドの構成案(骨子)をテキストで作成してもらいます。
その構成案を資料作成AIに貼り付けて生成させることで、内容の深さとデザインの美しさを両立させられます。
導入を検討する際は、以下の3点を確認しておくと安心です。
1. 書き出し形式
PowerPoint形式(.pptx)でダウンロードできるか、またはURL共有で完結するか。
2. 無料プランの制限
生成できるスライドの枚数や、ロゴ(ウォーターマーク)の表示有無。
3. 共同編集
チームメンバーと一緒にブラウザ上で編集できるかどうか。
資料が完成した後も、業務は続きます。Yoomを活用すれば、AIで作った資料を共有・管理する一連のワークフローもすべて自動化が可能です。
AIが資料を生成した瞬間に、そのURLをSlackやMicrosoft Teamsのチャンネルへ通知したり、生成されたファイルをGoogle ドライブやBoxへ自動的にアップロードしたりできます。
資料作成を単なる作業で終わらせず、その後のアクションまでスムーズにつなげることで、組織全体の生産性を向上させることが可能です。
■概要
「メールで受信したファイルをOCR・AI判定し、結果に応じてBoxのフォルダに振り分ける」ワークフローは、受信メールの添付ファイルを自動的に処理し、効率的に管理するための業務ワークフローです。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
添付ファイルの整理や内容確認の自動化により、時間と労力を節約できます。
また、手作業による分類ミスや保存漏れが減り、Boxでのファイル管理の正確性向上が実現します。
業務の効率化により、担当者は他の重要なタスクに集中できるようになります。
■概要
Shopifyでの日々の売上や注文状況の確認、そしてそのデータに基づいた戦略立案を手作業で行うのは、時間がかかり大変な業務ではないでしょうか。特に、データ分析に多くの時間を費やしてしまうと、本来注力すべき施策の実行が遅れてしまうこともあります。このワークフローを活用すれば、毎週のShopifyの注文情報を自動で取得し、AIが分析から戦略提案までを行いSlackへ通知するため、こうした課題をスムーズに解消できます。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
■フローボットの流れ
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
■注意事項
■概要
このワークフローは、毎月初めにfreee会計のAPIで先月の損益計算書を自動取得し、会計 aiを活用してAIが収益や費用の傾向を分析。
その結果をMicrosoft Teamsへ自動通知する業務ワークフローです。
API連携からRPA、AI分析までYoomが一気通貫で処理し、月次業務の負担をぐっと軽減します。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
出典: