GitHubとWordPressの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/21

【ノーコードで実現】GitHubのIssueデータをWordPressに自動的に連携する方法

k.noguchi

「GitHubで管理しているIssueを、毎回WordPressに手動で転記している」「作成タイミングによって情報発信が遅れてしまう」——そんな悩みを感じたことはありませんか?
とはいえ、GitHubとWordPressを自動で連携しようとすると、一般的にはプログラミングの知識が必要になるため、導入のハードルが高いと感じる方も多いかもしれません。

そこで本記事では、ノーコードツールYoomを使って、エンジニアに頼らずにGitHubとWordPressをつなぎ、日々の業務を効率化する方法を解説!
<span class="mark-yellow">たとえば、GitHubで特定の条件を満たすIssueが作成された際に、自動でWordPressへ記事を投稿することも可能です。</span>
これにより、情報の更新や共有がスムーズに進み、チーム全体の発信体制も整いやすくなるでしょう。

「自分でも簡単に、GitHubとWordPressの連携を実現したい!」という方は、ぜひこの先を読み進めてみてください。

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にGitHubとWordPressの連携が可能です。
YoomにはあらかじめGitHubとWordPressを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

GitHubとWordPressを連携してできること

GitHubとWordPressのAPIを連携すれば、GitHubのデータをWordPressに自動的に連携することが可能です!
例えば、以下のようなデータ連携を、手作業なしで自動化できます。

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにGitHubとWordPressの連携を体験できます。
登録は、たったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

GitHubで特定条件のIssueが作成されたら、WordPressに投稿する

GitHubでIssueを管理し、WordPressで情報発信をしている方に最適なフローです。
<span class="mark-yellow">手作業を減らし、最新情報をスムーズに公開できるので、開発の進捗や重要な情報を自動で投稿し、効率的な運用につながるでしょう。</span>

GitHubとWordPressの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそくGitHubとWordPressを連携したフローを作成してみましょう!
Yoomを使用して、ノーコードでGitHubとWordPressの連携を進めていきますので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらのリンクからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

<span class="mark-yellow">今回はGitHubにIssueが作成されたら、WordPressにデータを連携するフローボットを作成していきます!</span>
大きく分けて、以下の手順で作成していきます。

  • GitHubとWordPressをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • GitHubのトリガー設定とWordPressのオペレーション設定
  • トリガーをONにして、連携フローの動作確認をする

ステップ1:GitHubとWordPressをマイアプリ連携

GitHubとWordPressをYoomに接続するためのマイアプリ登録を行いましょう。
最初にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化設定がスムーズに進められます。

連携前に、GitHubでIssueを作成しておきましょう!
※今回は、以下画像のように作成しました。ラベルは分岐の条件として使用します。

1.Yoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、「新規接続」を選択します。
右上の検索窓に「GitHub」と入力し、検索結果からGitHubを選択します。

2.表示された画面で、ユーザー名またはメールアドレス・パスワードを入力し、「サインイン」をクリックしてください。

次の画面で、検証コードを入力し、「確認する」をクリックしてください。

3.続いてWordPressをマイアプリ登録しましょう。
先ほどと同様に、Yoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、「新規接続」を選択します。

検索窓に「WordPress」と入力し、検索結果から選択後、次の画面で必須項目を入力して「追加」をクリックします。

マイアプリにGitHubとWordPressが表示されていれば、登録完了です。

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、フローを作っていきましょう!テンプレートを利用しているので、以下のテンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしてください。

ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされます。次に表示された画面で「OK」をクリックしてください。

ステップ3:GitHubのトリガー設定

※途中から設定する場合は、Yoomページ画面左側「マイプロジェクト」のフローボットで表示される、「【コピー】GitHubで特定条件のIssueが作成されたら、WordPressに投稿する」をクリックすると表示されます。

1.先ほどの画面で「OK」をクリックして、表示された画面のアプリトリガー「Issueが新しく作成されたら」をクリックしてください。

2.表示された画面で必須項目を入力します。トリガーアクションはそのままにして、「次へ」をクリックしましょう。

3.表示された画面で、詳細を設定します。「トリガーの起動間隔」を選択してください。

※基本的には、最短の時間で設定するのが、おすすめです!
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
※Yoomプランの詳しい説明は、こちらを参照してください。

4.「オーナー名」「リポジトリ名」は、入力欄下の説明に従って、入力してください。

5.入力を終えたら、「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックします。
※表示されているアウトプットは「この値を他のオペレーションで利用することができます。」と表記があるように、次の設定でも活用できます。

ステップ4:分岐の設定

1.分岐「コマンドオペレーション」をクリックしてください。

※「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。
※ミニプランなどの有料プランは2週間の無料トライアルが可能です。無料トライアル中なら、普段制限されているアプリや機能も自由にお試しいただけますので、ぜひ活用してみてください。


2.オペレーションに「Issueが新しく作成されたら」、アウトプットに検知したい項目を設定します。
「分岐条件」は、この後の設定に進むかどうかの判断材料として使用します。

今回はテンプレートを活用して、以下画像のように設定しています。DocumentationではないIssueは、はじかれるようになりました。

設定を終えたら、「保存する」をクリックしてください。

ステップ5:WordPressの設定

1.アプリと連携する「新規投稿を作成」をクリックしてください。


表示された画面で必須項目を入力し、「次へ」をクリックします。

2.API接続設定を行います。
各項目は、入力欄下の説明に従って、入力してください。


「タイトル」「コンテンツ」は、入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択してください。


入力を終えたら「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックします。

ステップ6:トリガーボタンをONにして、連携フローの動作確認をする

以下の画面の赤枠部分「トリガーをON」ボタンをクリックすると、フローボットが自動的に起動します。

WordPressのデータをGitHubに連携したい場合 

今回はGitHubからWordPressへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にWordPressからGitHubへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

WordPressで特定のカテゴリの投稿が公開されたら、GitHubのIssueとして登録する

WordPressとGitHubを併用しており、コンテンツ公開時に自動で開発タスクを生成し、チームの作業効率を向上させたい場合などにおすすめのフローです。

GitHubやWordPressのAPIを使ったその他の自動化例

GitHubとWordPressの連携以外にも、それぞれのAPIを活用することで、日々の業務を自動化し、作業効率を大幅に向上させることができます。
もし気になるものがあれば、ぜひ実際に試してみてください!

GitHubを使った便利な自動化例

Issue作成時に自動でチャットツールや表計算ツールに通知・追加したり、AI機能で分析してコメントを生成することも可能です。
さらに、データベースへの自動登録や、他のCRMツールとの連携も柔軟に行えます。

WordPressを使った便利な自動化例

投稿が公開されたらメールで通知したり、データベースや回答フォーム、Web会議ツールの情報をもとに記事を投稿・更新することなどが自動化可能です!

終わりに

GitHubとWordPressを手動で連携させるのは、思った以上に手間がかかるものです。

ですが、ノーコードで使えるYoomを活用すれば、プログラミングの知識がなくても、自分に合った連携フローをスムーズに作成できます。
今回ご紹介したように、IssueをきっかけにWordPressへ自動で投稿する仕組みも、数ステップで設定が可能です。

まずはYoomに無料登録して、便利なテンプレートから試してみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人
k.noguchi
SE・プログラマー、新卒採用アシスタントやテーマパークアクターなど、多種多様な業務の経験があります。 その中でもSE・プログラマーでは、企業のシステムを構築し業務効率化に取り組んでいました。 Yoomを使い、業務の負担を軽減するための実践的なアプローチ方法を、丁寧にわかりやすく発信していきます。
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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