YoomでGmailを自動化するイメージ
アプリ同士の連携方法

2025/02/18

Googleスプレッドシート×Gmail活用術!PDF変換して自動送信する設定手順

t.aizawa

定期的に更新されるデータをチームに共有したり、決まった時間にレポートを送信したり…。
こうした業務を自動化できたら、どれだけ楽になるでしょうか?
そんなあなたにおすすめです!
Google スプレッドシートの情報を指定のタイミングで取得し、自動でPDFに変換してGmailで送信する方法があります!
しかもプログラミングの知識は不要で、設定さえ済ませてしまえば、あとはシステムが自動でメールを送信してくれます。
この記事では「指定日時にGoogle スプレッドシートのデータをPDF化し、Gmailで送信する方法」をステップごとにわかりやすく解説します!

それではここからノーコードツールYoomを使って「指定日時にGoogle スプレッドシートのデータを取得し、PDFに変換後Gmailで送信する」方法をご説明します。

[Yoomとは]

指定日時にGoogle スプレッドシートのデータを取得し、PDFに変換後Gmailで送信する方法

指定日時を設定することで、Google スプレッドシートの情報を自動で取得し、PDFに変換後、Gmailで送信できます!
これにより、書類の作成から送信まで一貫して行うことができます。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

連携フローは、大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

  • Google スプレッドシートとGoogleドキュメント、Gmailをマイアプリに登録する
  • スケジュールトリガーの設定
  • Google スプレッドシートと連携し、レコードを取得する
  • Googleドキュメントと連携し、書類を発行する
  • Gmailと連携し、メールを送信する

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。

すでにYoomを利用している方はログインしましょう。

ステップ1:Google スプレッドシートとGoogleドキュメント、Gmailをマイアプリに登録する

(1)Yoomにログイン後、左欄にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」をクリックしてください。

(2)マイアプリの新規接続一覧の中から、Google スプレッドシートをクリックします。
(3)Google スプレッドシートのログイン画面から、「Sign in with Google」をクリックし、ログインを行ってください。

(4)上記と同様にGoogleドキュメントとGmailも連携を行います。
連携が完了するとYoomのマイアプリにGoogle スプレッドシートとGoogleドキュメント、Gmailが登録されます。

これでマイアプリ登録が完了しました。
次は、テンプレートを使用してトリガーの設定をしましょう!

ステップ2:スケジュールトリガーの設定

(1)先程ご紹介した、テンプレートを使用していきます。下のバナーの「試してみる」をクリックします。

スケジュールトリガーの「指定したスケジュールになったら」をクリックします。

(2)スケジュールトリガーの「実行時間の指定」画面から、スケジュール設定を行います。
今回は曜日指定から、通知する曜日をチェックし、時刻は9時を設定しました。

曜日指定以外にも、日付指定やCron設定を使用して自由に設定することができます!

  • 日付指定
  • Cron設定

Cron設定では実行頻度を細かく調整することができます!
画像では17時に実行するように設定しています。
Cron設定の詳しい設定方法は下記のサイトを参照ください。

Cron設定の設定方法

スケジュールトリガーの設定が完了したら、下部にある「保存する」をクリックします。

ステップ3:Google スプレッドシートと連携し、レコードを取得する

次は、Google スプレッドシートと連携してレコードを取得します。
下の画像が今回使用するGoogle スプレッドシートです。

それでは先ほどの設定に戻ります。
(1)「レコードを取得する」をクリックします。

(2)「データベースの連携」画面から、Google スプレッドシートと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、実行アクションは「レコードを取得する」のままにします。

下へ進み、赤線を確認の上、スプレッドシートID、スプレッドシートのタブ名、テーブル範囲を入力します。
・スプレッドシートID:候補から選択
・スプレッドシートのタブ名:候補から選択
・テーブル範囲:直接入力

入力が完了したら、下部にある「次へ」をクリックします。
(3)「データベース操作の詳細設定」画面から、取得したいレコード条件をプルダウンから選択します。
下の画像では集計の値を取得するために「集計」と入力しています。
「+トリガー条件を追加」をクリックすることで条件を増やすこともできますよ!

入力が完了したら、「テスト」を行いましょう。
エラーが発生しなければ、下部にある「保存する」をクリックします。

ステップ4:Googleドキュメントと連携し、書類を発行する

次は、Googleドキュメントと連携して書類を発行します。
(1)「書類を発行する」をクリックします。

(2)「書類の連携」画面から、Googleドキュメントと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、
ドキュメントのファイルID、格納先のGoogle DriveフォルダIDを候補から選択します。
出力ファイル名は画像のように、日付を使用することで、自動で当日の日付を入れることができます!

入力が完了したら、「次へ」をクリックします。
(3)「置換条件の設定」画面から置換後の文字列を確認し、問題がなければ、「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ「保存する」をクリックします。

ステップ5:Gmailと連携し、メールを送信する

次は、Gmailと連携してメールを送信します。
(1)「メールを送る」をクリックします。

(2)Gmailの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、宛先、件名、本文を入力します。
入力が完了したら、下部にある「次へ」をクリックします。

(3)「メール送信のテスト」画面から、送信内容を確認し「テスト」をクリックします。
エラーが発生しなければ「保存する」をクリックします。

(4)最後に、「トリガーをON」をクリックします。

これで、「指定日時にGoogle スプレッドシートのデータを取得し、PDFに変換後Gmailで送信する」フローボットの完成です!

「意外と簡単にできた!」という方は下のフローもおすすめ!
工程は先ほどとほぼ同じやり方です。ただアプリを変えただけなんです。
…ということは、やり方が分かれば好きなアプリに変えられるということ!

テンプレートを使って簡単に作ってみましょう!

指定日時にMicrosoft Excelのデータを取得し、PDFに変換後Gmailで送信する

まずは指定日時にMicrosoft Excelのデータを取得し、PDFに変換後Gmailで送信する方法を簡単にご紹介します。
先ほどご紹介したフローと同じように以下のテンプレートをコピーしてください。

(1)「レコードを取得する」をクリックします。

(2)「データベースの連携」画面から、Microsoft Excelと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、実行アクションは「レコードを取得する」のままにします。

下へ進み、ファイルの保存場所、ドライブID、ファイル名(任意)、アイテムID、シート名、テーブル範囲を入力します。ドライブID、アイテムID、シート名は下の画像のように候補から選択ができます。

  • ファイルの保存場所:プルダウンから選択
  • ドライブID:候補から選択
  • ファイル名(任意):直接入力
  • アイテムID:候補から選択
  • シート名:候補から選択
  • テーブル範囲:直接入力

入力が完了したら、下部にある「次へ」をクリックします。

その後の工程は先ほどと一緒です!

指定日時にkintoneのデータを取得し、PDFに変換後Gmailで送信する

次は、指定日時にkintoneのデータを取得し、PDFに変換後Gmailで送信する方法をご紹介します。以下のテンプレートをコピーして使用してください。

(1)「レコードを取得する」をクリックします。

(2)kintoneの「データベースの連携」画面から、kintoneと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、実行アクションは「レコードを取得する」のままで「次へ」をクリックします。

(2)「データベースの連携」画面から、アプリIDを候補から選択します。
選択が完了したら、「次へ」をクリックします。

(3)「データベース操作の詳細設定」画面から、取得したいレコードの条件を入力します。
入力が完了したら、下部にある「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ「保存する」をクリックします。

この2つのフローを活用すれば、Microsoft Excel、kintoneのデータも自動でGmailからPDFファイルを送信できますね!

Gmailを使ったその他の自動化例

他にもGmailを使った自動化の例がたくさんありますので、いくつかご紹介します!

1.Googleカレンダーから予定一覧を取得し、AI機能で日報を生成してGmailで送信する

GoogleカレンダーとGmailを連携し、AI機能を活用することで、予定管理と報告作業を自動化することができます!
自動化することで、報告書作成にかかる時間を減らすことができるでしょう。

2.Googleフォームの回答をNotionに追加して、Gmailでイベント情報を送信する

このフローを活用することで、データ入力やメール送信の手間を省くことができます。また、手作業を減らすことで、入力ミスや送信漏れのリスクも削減できるでしょう。
このフローはイベント運営者やバックオフィスの方に特におすすめです!

3.Googleフォームの内容から見積書を作成してGmailで送付する

Googleフォームの内容を基に自動で見積書を作成し、Gmailに送付するフローです。この自動化により、転記ミスや送信漏れのリスクを防止できるでしょう。
また、反復的な作業を減らすことができるため、時間の節約も期待できます!

さらに、Gmailを使ったテンプレートを確認したい方は、以下のサイトをご覧ください。

Gmailを使用したフローボットテンプレート一覧

まとめ

手作業でのメール送信は、時間も手間もかかるうえ、ミスが発生するリスクが起こりやすいですよね…。
しかし、Google スプレッドシートのデータを自動で取得し、PDFに変換してGmailで送信するフローを活用すれば、その負担は軽減できるでしょう!
今回紹介した方法を活用すれば、スケジュール設定することで、自動でGoogle スプレッドシートの情報を取得し、メール送信まで自動化できるため、業務の効率化はもちろん、ミス防止にもつながりますよ。
興味を持たれた方は、ぜひこのフローを使って、あなたの「手間」を自動化してみてくださいね!

この記事を書いた人
t.aizawa
皆さまの毎日のお仕事がもっと楽になりますように! Yoomを使った業務効率UP情報を発信していきます!
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Google スプレッドシート
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