2024/09/20
アプリ同士の連携方法

Google スプレッドシートとCallConnectを連携して、Google スプレッドシートで顧客情報が追加されたらCallConnectで顧客情報を作成する方法

m.wadazumi

目次

顧客情報の管理はビジネスにおいて必要な要素ですが、顧客情報を作成する際に誤りがあると、その後の業務に大きく影響します。
そういった事態を防ぐために、「Googleスプレッドシートに情報が追加されたら、CallConnectで顧客情報を作成する」という自動化をご紹介します。
顧客情報の作成を自動化すれば、手間が省け、時間の短縮が実現できるでしょう。
特に顧客管理に多くの時間を費やしているという方におすすめです。

GoogleスプレッドシートとCallConnectを連携するメリット

メリット1:正確な顧客情報の作成が可能になる

顧客情報の作成を自動化することで、ヒューマンエラーを防ぎ、一貫したデータの保持が可能です。
<span class="mark-yellow">異なるツール同士でも、データの同期がスムーズになり、顧客情報の誤りが起こりにくくなるでしょう。</span>
特に、顧客情報を活用する営業担当者にとって、大きなメリットになるはずです。

メリット2:手入力の手間を省いて効率化を実現する

自動化に頼ることで、手入力が不要になり、労力と時間の節約ができます。
これにより、<span class="mark-yellow">担当者は本来の業務に集中でき、効率的に業務に取り組めます。</span>
特に、大量の顧客情報を扱う環境においては、特に有効な自動化になるでしょう。

[Yoomとは]

GoogleスプレッドシートとCallConnectの連携フローの作り方

今回は、「Googleスプレッドシートで情報が追加されたらCallConnectで顧客情報を作成する」以下のテンプレートの設定方法をご紹介します。
このテンプレートを利用することで、イチから自動化設定を行う必要がなく、便利です。

工程は以下の3ステップだけなので、10~15分で設定できます。

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方はログインしましょう。

GoogleスプレッドシートとCallConnectをYoomと接続する方法

YoomにGoogleスプレッドシートとCallConnectを接続するマイアプリ登録を行います。
最初にマイアプリ登録をすることで、後の自動化設定がスムーズに行えます。

まずは、Googleスプレッドシートのマイアプリ登録をしましょう。
Yoomの画面左側にある「マイアプリ」→「新規接続」をクリックします。

以下の画面が表示されるので、Googleスプレッドシートにログインしてください。

次に、CallConnectのマイアプリ登録を行います。
同様にCallConnectを選択しましょう。
以下の画面が表示されるので、説明文を確認し、「アカウント名」と「アクセストークン」を入力します。

マイアプリにGoogleスプレッドシートとCallConnectの表示があれば、マイアプリ登録は完了です。

Googleスプレッドシートで情報が追加されたらCallConnectで顧客情報を作成する方法

自動化の設定を行うため、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。

以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されたら、「タイトル」と「説明」を確認し、変更する場合は以下のページより変更してください。
先にGoogleスプレッドシートの設定から行うため、「行が追加されたら」をクリックします。

以下の画面が表示されるので、設定を確認してください。

  • 「タイトル」→自由に変更可能
  • 「Google スプレッドシートと連携するアカウント情報」→正しいか確認
  • 「トリガーアクション」→行が追加されたら

画面が表示されたら、以下の設定方法を確認しましょう。

Googleスプレッドシートに移動し、テスト用に顧客情報を入力します。
例として以下のように顧客情報を設定しました。

Yoomに戻って画面をスクロールし、以下の設定を行います。

  • 「トリガーの起動間隔」→5分、10分、15分、30分、60分から選択
    ※プランによってトリガーの起動間隔は異なります。
  • 「スプレッドシートID」、「シートID」→候補から選択もしくは説明文を確認して入力
  • 「テーブルの範囲(始まり)」→今回の場合はA
  • 「テーブルの範囲(終わり)」→今回の場合はC
    ※項目が終わっている列のアルファベットを指定
  • 「一意の値が入った列」→列内で値が重複しない列を指定
    ※必ず一意の値がある列にしてください。値が重複した場合正しく動かない場合があります。氏名の列のAを指定しました。どの列を指定するかは任意です。

設定が完了したら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしましょう。

次に、CallConnectの設定を行うため、「顧客を作成」をクリックします。
以下の画面が表示されるので、設定を確認しましょう。

  • 「タイトル」→自由に変更可能
  • 「CallConnectと連携するアカウント情報」→正しいか確認
  • 「アクション」→顧客を作成

画面が表示されたら、注意事項を確認してください。

画面をスクロールし、必須項目である「電話番号」の設定を行いましょう。
※Googleスプレッドシートで設定したアウトプットを利用します。
アウトプットは赤枠をクリックすることで、選択できます。
{{電話番号}}←アウトプットはこのように表示されます。

他にも設定した項目があれば、アウトプットを活用して入力してください。
設定が終わったら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしましょう。

次にGoogleスプレッドシートで行を更新する設定を行うため、「レコードを更新する」をクリックします。
以下の画面が表示されたら、設定を確認してください。

  • 「タイトル」→自由に変更可能
  • 「Google スプレッドシートと連携するアカウント情報」→正しいか確認
  • 「実行アクション」→レコードを更新する

画面をスクロールし、「データベースの連携」の設定をしましょう。

  • 「スプレッドシートID」、「スプレッドシートのタブ名」→候補から選択もしくは説明文を確認して設定
  • 「テーブル範囲」→以下のような形式で設定

画面が表示されるので、下記の設定方法を確認します。

スクロールし、「更新したいレコードの条件」を設定してください。
こちらではトリガー時点で入っている一意の値を使って対象レコードを検索します。
例として以下のように入力しました。

次に「更新後のレコードの値」の設定を行いましょう。
CallConnectから取得した顧客IDを更新するので、「顧客ID」にCallConnectのアウトプットを使用します。
設定完了後に、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしてください。

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。

その他のGoogleスプレッドシートとCallConnectを使った自動化の例

1.Googleスプレッドシートで顧客情報が更新されたら、CallConnectの情報を自動的に削除するフローです。
更新内容に基づいて、CallConnectの情報を自動的に削除できるため、わざわざ手動で削除する必要がなくなります。

2.Googleスプレッドシートに顧客情報が追加されたら、Googleドキュメントで議事録用のドキュメントを自動作成するフローです。
この自動化により議事録作成の時間を短縮できます。

3.Googleスプレッドシートで行が追加されたら、kintoneにレコードを自動追加するフローです。
データを転記する作業が省けるので、他の業務に集中できます。

4.Googleスプレッドシートに予定が追加されたら、自動的にGoogleカレンダーにも登録するフローです。
同じ予定を再度登録する必要がなく、正確に予定の登録ができるようになります。

まとめ

顧客情報の作成を自動化することで、正確にデータを転記でき、ミスのない情報管理に繋がります。
また、異なるツール間でもデータの連携がスムーズに行われるため、何度も顧客情報を入力する手間が省けます。
これにより、担当者は他の業務に集中して取り組めるため、効率化が期待できます。
特に膨大な顧客情報を作成する場合に、効果的な自動化になるでしょう。

Yoomを実際に活用してみたい方は、こちらから無料登録をしてください。

この記事を書いた人
m.wadazumi
児童福祉の仕事からライターとして活動し、現在はYoomでブログを執筆中です。 Yoomでできる業務効率化に驚きつつ、みなさんにもその感動を共有して社会貢献したいと考えています。 プログラミング知識ゼロの私でもできるアプリ連携や自動化をお伝えしていきます。
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