GoogleカレンダーとChatGPTの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/13

【ノーコードで実現】Googleカレンダーの予定データをChatGPTに自動的に連携する方法

h.hamada

Googleカレンダーでスケジュールを管理していても、「予定が多すぎて整理できない」「会議を見落としがち」と感じることはありませんか?そんな悩みも、ChatGPTと連携すれば、予定を自動で整理し、わかりやすく通知できます。

<span class="mark-yellow">本記事では、プログラミング不要でGoogleカレンダーとChatGPTを連携し、スケジュール管理を自動化する方法を解説します。</span>ノーコードツールのYoomを使えば、手軽にフローを作成でき、業務効率の向上が期待できます。

この記事では、具体的な設定方法や、すぐに使えるテンプレートをご紹介します。スケジュール管理をもっとシンプルにしませんか?

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にGoogleカレンダーとChatGPTの連携が可能です。
YoomにはあらかじめGoogleカレンダーとChatGPTを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

GoogleカレンダーとChatGPTを連携してできること

GoogleカレンダーとChatGPTのAPIを連携すれば、GoogleカレンダーのデータをChatGPTに自動的に連携することが可能です!
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにGoogleカレンダーとChatGPTの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Googleカレンダーの予定をChatGPTで整理して通知

Googleカレンダーからその日の予定を自動取得し、ChatGPTが内容を整理・要約する場合などにおすすめのフローです。

GoogleカレンダーとChatGPTの連携フローを作ってみよう‍

それでは、さっそくGoogleカレンダーとChatGPTを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでGoogleカレンダーとChatGPTの連携を進めていきますので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回はGoogleカレンダーに登録したスケジュールを、ChatGPTで整理して通知するフローボットを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • GoogleカレンダーとChatGPTをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Googleカレンダーのトリガー設定およびChatGPTのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:GoogleカレンダーとChatGPTのアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まず、Yoomにログインしたあと左メニューにあるマイアプリを押し、右の新規接続というボタンを押します。

Googleカレンダーの連携

1.検索する

検索ボックスに「Googleカレンダー」と入力し、表示されたアイコンをクリックします。

2.ログインする

下記の画面となりますので「Sign in with Google」をクリックします。

3.アカウントの選択

連携したいアカウントを選択します。
※表示されたアカウント以外を連携したい場合は「別のアカウントを使用」をクリックし、連携したいアカウントでログインしてください。

画面が遷移しますので「次へ」をクリックします。

4.追加アクセスの選択

Yoomがアクセスできる情報の選択を求められるので「すべて選択」をクリックします。
チェックボックスに青いチェックが入ったらページ下部の「続行」を選択します。

Yoomの画面に戻り、下記の表示が出たら連携完了です!

ChatGPTの連携

1.検索する

検索ボックスにChatGPTと入力し、表示されたアイコンをクリックします。

2.ログインする

「アカウント名」「アクセストークン」を入力し、「追加」してください。
※ChatGPTのマイアプリ登録方法は、こちらをご参照ください。

Yoomの画面に戻り、下記の表示が出たら連携完了です!

Slackの連携

1.検索する

検索ボックスにGoogleカレンダーと入力し、Googleカレンダーのアイコンをクリックします。

2.権限を許可する

アクセス権限許可画面が表示されるので、連携したいチャンネルをプルダウンから選択し、「許可する」をクリックします。
※Slackのマイアプリ登録方法について、詳細はこちらをご参照ください。

Yoomの画面に戻り、下記の表示が出たら連携完了です!

ステップ2:テンプレートのコピー

次に、今回使用するテンプレートを下記バナーの「試してみる」をクリックしてコピーしてください。

下記のようにお使いのYoom管理画面にテンプレートがコピーされるので、OKを押して設定を進めていきます。

ステップ3:スケジュールトリガーの設定

コピーしたテンプレートは画面左側のメニューから「マイプロジェクト」に保存されます。設定を再開させるときはここから確認しましょう!

1.赤枠の指定したスケジュールになったらをクリック

「指定したスケジュールになったら」をクリック

2.実行時間の指定

フローボットを起動したい曜日や時刻を設定しましょう。
今回は、下記のように既存設定のままにしますが、特定の日付が設定できたり、より自由度の高い設定も可能です。

スケジュール設定については、スケジュールトリガーの設定方法を参考にしてください。日付や曜日より詳しく設定できるCron設定も活用できます!

ページ下部の保存ボタンを押して次の設定に進みましょう。

ステップ4:Googleカレンダーの設定

1.赤枠の予定の一覧を取得するをクリック

Googleカレンダーのアイコンの「予定の一覧を取得する(UTC)」をクリックします。
タイトルなどの設定は完了済みのため、次へを押しましょう!

※今回「予定の一覧を取得する(UTC)」というUTC標準時間をもとにしたアクションになりますが、Googleカレンダーのアクション内に「予定の一覧を取得する」というアクションもご用意しており、こちらではJST換算での予定取得も可能ですので、利用状況に合わせアクションをカスタムしてください。

2.API接続設定をする

API接続するための各項目を入力します。下記画像のように入力欄をクリックするとメニューが表示されるので、項目をクリックすると引用することができます。

各必須項目を入力してください。日付に関しては、入力形式が自動変換されるようになっています。

入力が完了したら、設定日に仮の予定を入力して「テスト」をクリックします。
下記のようにテスト成功となれば完了です。


カレンダーに予定が登録されていれば、アウトプットが取得できます。今後の設定に必要なので確認しておきましょう!

ページ下部の保存ボタンを押して次の設定に進みましょう。

ステップ5:ChatGPTのテキスト生成

1.赤枠のテキストを生成をクリック

ChatGPTのアイコンの「テキストを生成」をクリックします。

2.連携アカウントとアクションを選択する

「連携するアカウント情報」にはステップ1で登録した際の情報が記載されます。アクションはそのままにし、「次へ」をクリックしましょう。

3.API接続設定をする
API接続するための各項目を入力します。下記画像のように入力欄をクリックするとメニューが表示されるので、項目をクリックすると引用することができます

  • メッセージ内容:ChatGPTに自動送信するテキストを設定します。入力例を参考に、内容ごとに合わせたプロンプトを送信できます。
  • ロール:基本的にはユーザーを使用しますので、そのまま選択せずに進めてもらって構いません。
  • temperature:0〜2の範囲で設定可能です。数値が高いほど多様性のある生成が期待でき、低いほど一貫性のあるレスポンスになります。指定がなければ設定不要です。
  • 最大トークン数:要約文の最大文字数について指定できます。
  • モデル:使用するChatGPTのモデルを指定します。デフォルトでは「gpt-4o」を使用します。指定がなければ選択不要です。

設定完了後、「テスト」を実行し、成功したら保存をクリックします。

ステップ6:Slackに自動通知するアクションの設定

1.赤枠のチャンネルにメッセージを送るをクリック

Slackのアイコンの「チャンネルにメッセージを送る」をクリックします。

2.連携アカウントとアクションを選択

先ほど同様に、「連携するアカウント情報」にはステップ1でマイアプリ登録した際の情報が記載されます。アクションはそのままにし、「次へ」をクリックしましょう。

3.API接続設定をする

  • 投稿先のチャンネルID:自動要約した内容を通知する投稿先のチャンネルを指定してください。入力欄をクリックすると候補が表示されるので、候補から選択しましょう。
  • メッセージ:Slackに通知するメッセージを設定します。ChatGPTのアクション設定で取得したアウトプットを引用し、定型文と合わせて設定することで、それぞれの内容に合わせたメッセージを送信できます。

設定完了後、「テスト」を実行し指定したチャンネルにメッセージが届いていることを確認してください。
確認後、「保存」しましょう。

ステップ7:トリガーをONにして動作確認

設定が完了したのでトリガーを「ON」にして、動作確認をしましょう。

GoogleカレンダーやChatGPTを使ったその他の自動化例

GoogleカレンダーやChatGPTのAPIを活用すれば、スケジュール管理や情報整理をさらに便利に自動化できます。

以下に、GoogleカレンダーやChatGPTを使用した業務効率化の例を紹介します。気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

Googleカレンダーを使った便利な自動化例

受信したメールに記載された面談予約日をカレンダーに自動登録したり、カレンダーの情報を元にほかアプリの情報を更新することもできます。
チャットツールの投稿内容から予定を自動作成することもできるので、抜け漏れが減りそうですね。

ChatGPTを使った便利な自動化例

リードへの定型メール返信案を自動で作成したり、他ツールに登録された内容のテキスト自動化が可能です!

終わりに

GoogleカレンダーとChatGPTの連携を活用すれば、毎日のスケジュール管理がぐっと楽になります。手作業で予定を整理する手間を減らし、もっとスムーズに予定を把握できるようになるでしょう。

Yoomを使えば、プログラミングの知識がなくても簡単に連携フローを作成できます。設定もシンプルなので、すぐに使い始められます。

「もっと効率よくスケジュール管理をしたい!」と感じたら、まずはYoomに無料登録して、便利な自動化を体験してみませんか?

この記事を書いた人
h.hamada
保険代理店で営業と事務を8年ほど経験いたしました。 顧客対応を行いながら各支社の業務をとりまとめ、効率化・平準化に取り組んで参りました。 メインの業務を行いながらも会社から定められたツールを使い、入力・管理されているみなさまの業務効率化に貢献できるよう様々なコンテンツを発信して参ります。
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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