Slackとテキスト生成機能の連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-28

【ノーコードで実現】人材紹介における候補者と求人のマッチングをAIで自動化する方法

k.tsukamoto

「膨大な候補者リストと求人情報の中から、最適なマッチングを見つけ出す作業に日々追われていませんか?」
「手作業での選考や推薦では、どうしても時間と手間がかかり、なかなか本来注力したい候補者や企業とのコミュニケーションに時間を割けない…」
このように、人材紹介の現場では、候補者と求人のマッチング業務が大きな負担となっているケースは少なくありません。

もし、<span class="mark-yellow">AIが候補者のスキルや経験、企業の求める人物像を瞬時に分析し、最適な組み合わせを自動で提案してくれる仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放されるでしょう。
そして、より戦略的な業務や、人間ならではの細やかなフォローアップに時間を使いませんか?

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定でき、導入の手間もかかりません。
ぜひこの機会にAIを活用した新しい人材紹介の形を体験し、業務効率を飛躍的に向上させましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">AIが候補者と求人の適合性を判断し、マッチング業務を自動化するテンプレート</span>が用意されています。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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人材紹介のマッチング業務をAIで自動化する具体例

人材紹介業務における候補者と求人のマッチングをAIで自動化することで、選考プロセスの大幅な効率化とマッチング精度の向上が期待できます。
ここでは、様々なトリガーからAIによるマッチングを実行し、その結果をSlackなどのコミュニケーションツールに通知する具体的な自動化テンプレートをご紹介します。
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

フォームの送信をトリガーにAIでマッチング結果を通知する

<span class="mark-yellow">Googleフォームなどで受け付けた求職者の情報を基に、AIがデータベース内の求人情報と照合し、最適なマッチング候補を選定してSlackなどのチャットツールに通知する</span>フローです。

応募受付から迅速な候補者スクリーニングと担当者への情報共有を実現し、選考プロセスの初動を大幅にスピードアップさせることが可能です!

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データベースへの情報追加をトリガーにAIでマッチング結果を通知する

<span class="mark-yellow">Notionなどのデータベースに新しい求職者情報が追加された際に、AIが既存の求人データベースと照らし合わせて適性のある会社を自動で選定し、Google Chatなどのコミュニケーションツールに通知する</span>ことも可能です。

常に最新の情報に基づいた効率的なマッチング作業を行い、機会損失を防ぎます。

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メールの受信をトリガーにAIでマッチング結果を通知する

<span class="mark-yellow">Outlookなどで求職者からの応募メールを受信した際に、その内容をAIが解析し、社内の求人データベースから最適なものをピックアップしてMicrosoft Teamsなどのチャットツールに通知する</span>ことも。

メールの見落としを防ぎつつ、スピーディーな候補者対応と社内連携を促進し、紹介プロセスの効率向上が見込めます。

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GoogleフォームとAI、Slackを連携し人材紹介のマッチングを自動化するフローを作ってみよう

それでは代表的な例として、「Googleフォームで新しい求職者情報が送信された際に、AIが既存の人材紹介用データベースからその求職者に適性のある会社を自動で選定し、結果をSlackに通知する」フローを解説していきます!

Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • Slack・Googleフォーム・Google スプレッドシートのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • トリガーとなるフォームと各アクション(レコード取得・AI選定・通知)の設定
  • フロー稼働の準備
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※事前準備

トリガーとなるGoogleフォームと、Google スプレッドシートのデータベースをご用意ください。
ここでは例として、下図の求人候補者フォームと求人企業リストを使用します。

ステップ1:Slack・Googleフォーム・Google スプレッドシートのマイアプリ連携

先ずは、Yoomと連携させたいSlackアカウントとGoogleフォーム・Google スプレッドシートアカウントを「マイアプリ」に登録しましょう。
この設定は初回のみ必要です。

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではSlack)を検索して選択。
  1. Slackのサインイン画面で、連携させるワークスペースにサインイン。
    ※ サインイン済みのワークスペースがある場合、この画面はスキップされます。
  1. 選定結果を通知するチャンネルを下部のプルダウンから選択。
    ※ 連携させるワークスペースを変更する場合は、右上のプルダウンから選んでください。
  1. YoomからSlackへのアクセス権限を確認し、「許可する」をクリック。
  1. マイアプリ画面に戻ります。

Slackが追加されていることを確認してください。

このまま、GoogleフォームとGoogle スプレッドシートも連携していきましょう。
2つともGoogleとの連携になるため、手順は同じです。

  1. アプリ一覧画面でGoogleフォーム(Google スプレッドシート)を選択して検索。
  1. 「Sign in with Google」をクリック。
  1. フォーム(シート)を作成したGoogleアカウントを選択してログイン。
  1. 内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. YoomからGoogleへのアクセス権限の内容を確認し、「続行」をクリック。
    「Yoomがアクセスできる情報を選択してください」と表示されている場合には、「すべて選択」にチェックを入れてください。
  1. マイアプリ画面に戻ります。

3つのアプリが追加されていれば、このフローでのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは以下のテンプレートを使うため、バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうしますと、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:トリガーとなるフォームの設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクション(フォーム)を設定していきます。

  1. Googleフォームの「フォームに回答が送信されたら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントとトリガーアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」のプルダウンから任意の間隔を選択。
    トリガーの起動タイミングは「5分・10分・15分・30分・60分」から選択可能です。
    そのプランの最短の起動間隔にすることで、Googleフォームが回答された際に、より早くSlackへの通知が行えます。
    ※ ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うのでご注意ください。
    起動間隔についての詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 「フォームID」に事前準備で用意したフォームのIDを設定。
    フォームIDは対象フォームの編集画面URL(forms/d/≪ID部分≫/edit)で確認できます。
  2. 指定したフォームから、テスト用の回答を送信してください。
    ※ 送信した回答例
  1. 「テスト」をクリック。
    ※ 直近1時間以内に回答が送られていない場合はテストに失敗します。
  1. テストに成功すると、「取得した値」に回答IDや回答日時などが追加されます。
    デフォルト値と異なるフォームの回答を取得するには、「取得する値を追加」をクリックして、フォームの各項目を追加する必要があります。
    追加方法の詳細はこちらのヘルプページをご覧ください。

これらの値は、以降のアクションで変数として使用できるようになります。
取得した値(アウトプット)についてはこちらで説明されています。

  1. 項目が追加できたら、ページ下部の「保存する」をクリック。
    指定したフォームから回答を取得する設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:複数レコードの取得

次に、データベースからレコードの情報を取得しましょう。

  1. Google スプレッドシートの「複数のレコードを取得する(最大300件)」をクリック。
  1. 連携アカウントと実行アクションを確認。
  1. データベースの連携の「スプレッドシートID」に、抽出したデータを追加したいGoogle スプレッドシートのIDを設定。
    入力欄をクリックすると、連携しているGoogleアカウントからスプレッドシートの候補が表示されます。
    ※ 検索欄にGoogle スプレッドシート名を入れることで候補が絞られます。
    事前準備で用意したGoogle スプレッドシートを選択してください。
  1. 「スプレッドシートのタブ名」に対象となるGoogle スプレッドシートのタブ名を設定。
    入力欄クリック時に「スプレッドシートID」に設定したGoogle スプレッドシートのタブが候補として表示されるため、対象となるタブを選択してください。
  2. 「テーブル範囲」に対象となるテーブルの範囲を設定。
    例として、「求人企業リスト」の場合はA1からI1までが列になっているため、「A1:I」と入力します。
    テーブル範囲の指定に関しては以下のヘルプページもご参照ください。
  1. 設定を終えたら、「次へ」をクリック。
  1. 取得したいレコードの条件をフローの運用方法に合わせて設定します。
    取得するレコードを絞る場合には、右枠の入力欄クリック時に表示されるトリガーアクションのメニューから、フォームの回答を選択してください。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 取得した値}}という形で追加されます。
    ※ 取得した値は、フローが稼働する度に更新されます。
    ここでは例として「業種と希望業種が等しい」「募集職種と希望職種が等しい」という条件で絞り込みます。
  1. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、条件に合うレコードが全て(最大300行)取得され、「取得した値」に追加されます。
  1. 必要なレコードが取得されていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ5:AIによる選定

フォームの回答とデータベースから取得した値を用いて、AIによる選定を行いましょう。

  1. AIオペレーションの「テキストを生成する」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 指定するプロンプトの文字数に応じて「アクション」をプルダウンから選択。
    文字数(500・1,000・3,000・5,000文字以内)によって消費するタスク数が変わります。
  3. 「次へ」をクリック。

「テキストを生成する」の設定方法

  1. 「プロンプト」に選定に使用する項目と、選定の条件を設定しましょう。
    入力欄クリック時に表示される各アクションメニューから、これまでに取得した値を追加できます。
  1. 「言語」に生成するテキストの言語を入力。
  2. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、「取得した値」に生成結果が追加されます。
    ※ 期待する結果にならなかった場合は、「プロンプト」を変更して再度お試しください。
  1. 「保存する」をクリック。

ステップ6:選定結果の通知

最後に、選定結果をSlackに通知しましょう。

  1. Slackの「チャンネルにメッセージを送る」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「投稿先のチャンネルID」にメッセージを投稿するチャンネルのIDを設定。
    入力欄をクリックすると、連携しているSlackアカウントから候補が表示されるため、対象となるチャンネルを選択してください。
  2. 「メッセージ」に選定結果を含む任意の内容を設定。
    入力欄クリック時に表示される各アクションのメニューから、これまでに取得した値を追加できます。
  3. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、指定したチャンネルに選定結果が投稿されます。
    ※ メッセージが送信できない場合には、指定したチャンネルにYoomアプリをインストールして再度お試しください。
    ※ 投稿されるメッセージの例
  1. ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ7:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
指定したGoogle フォームの回答を送信し、その回答に基づく選定結果がSlackに通知されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

AIを活用した採用や適正に関するその他の自動化例

今回ご紹介した人材紹介業務以外でも、AIを使用して採用や適正に関するさまざまな業務を自動化することが可能です。
もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

[[209390,212698,209393,213659,209810]]

まとめ

Googleフォームからの情報取得、AIによるマッチング、Slackへの通知という一連の流れを自動化することで、<span class="mark-yellow">人材紹介業務における候補者スクリーニングと情報共有の時間を大幅に削減し、ヒューマンエラーを排除しながらマッチングの質を高めることができます。</span>
これにより、コンサルタントは候補者や企業とのより深いコミュニケーションといった、付加価値の高い業務に集中できるようになるはずです!

今回ご紹介したようなAIを活用した人材紹介業務の自動化は、ノーコード自動化ツール「Yoom」を利用すれば、プログラミングの専門知識がない方でも、画面上の操作だけで直感的にフローを構築できます。
もし人材紹介業務の効率化やAIの活用に少しでも興味をお持ちでしたら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
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