Microsoft TeamsとStripeの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-14

【ラクラク設定】Microsoft TeamsとStripeを連携し支払いリンク作成を自動化する方法

k.tsukamoto

「Microsoft Teamsで顧客とやり取りした後、手動でStripeを開いて支払いリンクを作成するのが手間…」
「Microsoft Teamsでの依頼内容をStripeに転記する時、金額や顧客情報を間違えてしまわないか心配!」
このように、Microsoft TeamsでのコミュニケーションとStripeでの決済処理の間で、情報のやり取りや支払いリンクの作成に課題を感じていませんか?

<span class="mark-yellow">Microsoft Teamsの特定の投稿やメッセージをきっかけに、Stripeで支払いリンクが自動で生成され、Microsoft Teams上で通知されたりする仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放され、顧客対応の迅速化や請求業務の効率化を実現し、より重要な業務に集中できる時間を生み出すことができます!

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Microsoft TeamsとStripeを連携して支払いリンクの作成を自動化する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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Microsoft TeamsとStripeを連携する自動化の方法

Microsoft TeamsとStripe間で発生する支払いリンク作成などの連携作業を自動化する方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します!
手作業による時間のかかる入力作業や転記ミスを削減し、請求業務のスピードと正確性を向上させることができるので、気になる内容があれば、ぜひお試しください!

Microsoft Teamsの特定のデータを抽出してStripeに自動で支払いリンクを作成する

<span class="mark-yellow">Microsoft Teamsの投稿内容から必要な情報を自動で抽出し、その情報を基にStripeで支払いリンクを生成する</span>基本的な連携フローです。
手作業での情報検索やコピー&ペーストの手間を省き、迅速かつ正確な支払いリンク作成を実現できます!

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特定条件のMicrosoft TeamsのデータをStripeに自動で支払いリンクを作成する

<span class="mark-yellow">Microsoft Teamsの投稿に特定のキーワードが含まれていたり、特定のチャンネルへの投稿だったりする場合など、条件に合致した時にのみデータを抽出し、Stripeで支払いリンクを自動作成する</span>フローです。
必要なケースだけを対象に自動化を実行することで、無駄な処理を防ぎ、より効率的な運用を可能にします!

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Microsoft Teamsのデータを加工・変換してStripeに自動で支払いリンクを作成する

<span class="mark-yellow">Microsoft Teamsの投稿内容に含まれるテキストを翻訳したり、特定の形式にデータを整えたりした上でStripeの支払いリンクを作成する</span>フローです。
多言語でのやり取りが発生する場合でもスムーズに対応できたり、Stripe側で管理しやすい形式に情報を統一したりするのに役立ちます!

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Microsoft Teamsの投稿からStripeの支払いリンクを自動作成するフローを作ってみよう

それでは代表的な例として、「Microsoft Teamsの投稿内容からデータを抽出し、Stripeで支払いリンクを自動で作成するフロー」を解説していきます!

Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • Microsoft TeamsとStripeのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • トリガーとなるチャネルと各アクション(データ抽出・リンク作成・返信)の設定
  • フロー稼働の準備
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※事前準備

Microsoft Teamsの特定のチャネルへのメッセージ投稿をトリガーとして、Stripeに登録されている特定の商品の支払いリンクを作成し、投稿されたメッセージに対して返信する流れになります。
トリガーとして使用するチャネルと、支払いリンクを作成する商品をご用意ください。
ここでは例として、下図の「サンプル商品A支払いリンク作成」チャネルをトリガーとし、「サンプル商品A」の支払いリンクを作成していきます。

ステップ1:Microsoft TeamsとStripeのマイアプリ連携

先ずは、Microsoft TeamsアカウントとStripeアカウントを「マイアプリ」に登録し、Yoomと連携させましょう。
この設定は初回のみ必要です。

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではMicrosoft Teams)を検索して選択。
  1. Microsoftのサインイン画面が表示されます。
    Microsoft Teamsを運用しているアカウントを入力し、「次へ」をクリック。
    ※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。
    法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証が失敗する可能性があるのでご注意ください。

    既にサインインしているアカウントがある場合は、以下のような画面が表示されます。

  1. パスワードを入力し、「サインイン」をクリック。
  1. 「マイアプリ」にMicrosoft Teamsが追加されていることを確認してください。
  1. 同じくStripeも連携していきましょう。
    「アプリ一覧」でStripeを検索して選択。
  1. 「アカウント名」に管理用の名称を設定。
    連携するアカウントが判別しやすい名称にするとよいでしょう。
  2. 「アクセストークン」を取得するため、連携するアカウントでStripeにログイン
  3. ダッシュボードの「開発者」メニューから「APIキー」にアクセスし、シークレットキーをコピー。
  1. Yoomのアプリ連携画面に戻り、取得したシークレットキーを「アクセストークン」に設定。
  2. 設定を終えたら「追加」をクリック。

マイアプリ画面にStripeも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは以下のテンプレートを使うため、バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうしますと、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

ステップ3:トリガーとなるチャネルの設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクションを設定していきます。

  1. Microsoft Teamsの「チャネルにメッセージが送信されたら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントとアクションを確認して、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」のプルダウンから任意の間隔を選択。
    トリガーの起動タイミングは「5分・10分・15分・30分・60分」から選択可能です。
    そのプランの最短の起動間隔にすることで、メッセージ投稿時により早く支払いリンクの作成が行えるようになります。
    ※ ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なります。
    起動間隔についての詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 「チームID」にトリガーとなるチャネルが属しているチームのIDを設定。
    入力欄をクリックすると、連携しているMicrosoft Teamsアカウントのチームから候補が表示されるため、対象となるチームを選択してください。
  1. 「チャネルID」にトリガーとなるチャネルのIDを設定。
    選択したチーム内のチャネルが候補として表示されるため、対象となるチャネルを選択してください。
  1. 設定を終えたら、Microsoft Teamsの指定したチャネルに、商品情報を含むメッセージを投稿してください。
    ※ 投稿するメッセージの例
  1. 「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、「取得した値」に投稿されたメッセージの情報が追加されます。
  1. 手順7で投稿したメッセージの情報が取得されていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。

これでトリガーとなるチャネルの設定が完了しました。

ステップ4:データの抽出

ステップ3で取得した情報から、レコード追加に使用するデータを抽出していきます。

  1. AIオペレーションの「テキストからデータを抽出する」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 目的に応じて「変換タイプ」を選択。
    データを抽出するテキストの文字数によってタスク数が変わります。
    デフォルトでは最小文字数の3,500字となっていますので、長文テキストからデータを抽出する場合には「変更する」をクリックし、任意の変換タイプを選択してください。
  1. 「次へ」をクリック。
  2. 「対象のテキスト」にはデフォルトで、ステップ3で取得したメッセージの内容が設定されています。
    このような「取得した値」は、フローが稼働する度に更新されます。
    取得した値(アウトプット)についての詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 「抽出したい項目」にはデフォルトで、支払いリンクの作成に用いる項目(個数)が設定されています。
  2. 必要に応じて「指示内容」に抽出時の指示を設定。
    ここでは、「個数」が半角の数値で抽出されるように設定しています。
  3. 設定を終えたら、「テスト」をクリック
  1. テストに成功すると、「抽出したい項目」に設定した項目がメッセージから抽出され、「取得した値」に追加されます。
  1. 抽出したいデータが指示通り取得できていることを確認し、「保存する」をクリック。

ステップ5:支払いリンクの作成

※Stripeは、チームプラン・サクセスプランをご利用の方向けのアプリです。
フリープランやミニプランで使用すると、フローボットのオペレーションやデータコネクトでエラーになるためご注意ください。
有料プラン(チームプラン・サクセスプラン)には2週間の無料トライアルがあります。
トライアル期間中であれば、普段は制限されているStripeも問題なくお試しいただけます。
ぜひこの機会にいろいろと体験してみてくださいね。

次に、ステップ4で取得した値を用いて、商品の支払いリンクを作成していきます。

  1. Stripeの「支払いリンクを作成」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 商品リストの「価格ID」に支払いリンクを作成する商品の価格IDを設定。
    入力欄をクリックすると、連携しているStripeから候補が表示されますので、対象となる価格IDを選択してください。
    ※ 表示される候補はサブスクリプションの価格のみです。
    ※ 価格の説明が項目名になっているため、説明が設定されていない価格IDは「Unknown」になります。
    価格IDはStripeの商品ページの料金リストからコピーすることもできます。
  1. 「数量」にはデフォルトで、ステップ4で取得した個数が設定されています。
  1. 「顧客が数量を調整できるようにするかどうか」を「調整可能」「調整不可」から選択。
  2. 必要に応じて数量の上限下限を設定してください。
  3. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、価格IDに設定した商品の支払いリンクが作成され、「取得した値」に追加されます。
  1. 「保存する」をクリック。

ステップ6:作成したリンクの返信

最後に、トリガーとなったメッセージに作成した支払いリンクを返信しましょう。

  1. Microsoft Teamsの「チャネルに投稿されたメッセージに返信する」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「チームID」と「チャネルID」には、ステップ3で設定したIDと同一のIDを設定。
  2. 「メッセージID」にはデフォルトで、ステップ3で取得したメッセージのIDが設定されています。変更は必要ありません。
  1. 「メッセージ」に任意の返信内容を設定。
    作成した支払いリンクは、入力欄クリック時に表示される「取得した値」タブから選択可能です。
  1. 必要に応じて「メンション情報」や「添付ファイル情報」を設定してください。
  2. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功したら、Microsoft Teamsでトリガーとなったメッセージに支払いリンクが変身されていることを確認してください。
  1. ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ7:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
Microsoft Teamsの指定したチャネルにメッセージを投稿し、そのメッセージに支払いリンクが返信されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

Microsoft TeamsやStripeを使ったその他の自動化例 

他にも、Microsoft TeamsやStripeを活用した様々な自動化の実現が可能です!

例えば以下のような自動化はいかがでしょうか。

Microsoft Teamsを使った自動化例

[[74876,158517,28384,139971,28303]]

Stripeを使った自動化例

[[109148,109150,111883,119624,177140]]

まとめ

Microsoft TeamsとStripeの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた支払いリンク作成や関連情報の転記作業の負荷を削減し、ヒューマンエラーのリスクも低減できます。</span>
担当者は煩雑な繰り返し作業から解放され、顧客対応や本来注力すべき業務に集中できる環境が整うでしょう!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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