Slackとテキスト変換・置換の連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-09

【ノーコードで実現】日付形式をYYYYMMDDに自動変換する方法

k.hieda

「システム間でデータを連携する際に、日付形式がバラバラで困った…」
「報告書やファイル名用に、日付を手作業でYYYYMMDD形式に直すのが地味に面倒…しかも間違えやすい…」

日付データの形式が統一されていないと、思わぬ手間やストレスが発生します。中でもYYYYMMDD形式は、ファイル名の命名やデータベース登録時によく使われますが、手作業での変換はミスが起きやすく、時間もかかりがちです。

もし、<span class="mark-yellow">様々なツールから取得した日付情報を、指定したYYYYMMDD形式へ自動で変換できる仕組み</span>があれば、こうした地道な作業を省き、データの整合性を保ちながら、重要な業務に集中できます。

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">日付形式をYYYYMMDDに変換する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

日付データをYYYYMMDD形式に変換する自動化の方法

普段お使いの様々なツールから取得した日付データを、指定のYYYYMMDD形式に自動で変換・整形するフローを、具体的なテンプレートを使って紹介します!

気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

チャットツールからの情報をYYYYMMDD形式に変換する

Slackなどのチャットツールで受け取ったメッセージに含まれる日付情報を、自動でYYYYMMDD形式に変換できるため、<span class="mark-yellow">情報整理がスムーズになります。</span>

メールツールからの情報をYYYYMMDD形式に変換する

<span class="mark-yellow">Gmailなどのメールツールで受信したメールに含まれる日付情報を、自動でYYYYMMDD形式に変換できる</span>ため、メールからの情報処理の手間を削減できます!

フォームツールからの情報をYYYYMMDD形式に変換する

<span class="mark-yellow">Googleフォームなどで収集した回答データに含まれる日付情報を、自動でYYYYMMDD形式に変換できる</span>ので、フォームからのデータ処理を効率化できます!

日付形式をYYYYMMDDに変換するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、<span class="mark-yellow">Slackに特定の日付情報を含むメッセージが投稿された際に、その日付形式をYYYYMMDDに自動変換して通知するフロー</span>を解説していきます!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォーム(https://yoom.fun/members/sign_up)からアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  1. Slackのマイアプリ連携
  2. テンプレートをコピー
  3. Slackトリガー(新しいメッセージ)の設定
  4. テキスト変換オペレーションの設定(日付形式をYYYYMMDDに変換)
  5. Slackアクション(メッセージ投稿)の設定
  6. フローをONにしてテスト

ステップ1:マイアプリ連携の設定

ここでは連携するアプリ情報をYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログイン後、マイアプリ画面で「+新規接続」をクリックします。

Yoomで使えるアプリ一覧が表示されます。検索窓から今回連携するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めてください。

Slack

検索結果からアプリ名をクリックします。Slackのサインイン画面に移ります。

ワークスペースのURLを入力し、『続行』をクリック。YoomからSlackのアクセス許可リクエスト画面に移ります。

許可をクリックし、連携完了です。

ヘルプ:Slackのマイアプリ登録方法の詳細

Slack公式:ワークスペースの管理

ステップ2:テンプレートをコピー

マイアプリ連携が完了したら、フローボットテンプレートの設定に進みます。下のバナーからテンプレートのコピーに進んでくださいね。

下のポップアップが表示されたら「OK」をクリックして設定をスタート!

コピーしたテンプレートは、マイプロジェクトに追加されます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセス可能です。

ステップ3:アプリトリガー「特定のファイルが作成または更新されたら」

テンプレートの1つ目の工程をクリックし、フローボットのトリガー(起点)を設定します。この工程は、定期間隔でフローボットを起動させ、新しく追加されたファイルを検知する設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Slackと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

内容の確認ができたら、次へをクリックして進みましょう。

(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定

  • トリガー起動間隔
    • フローの起動間隔を選択します。最短は5分間隔で起動できますが、ご契約のプランによって最短の起動間隔が異なります。
  • チャンネルID
    • 編集欄をクリックすると、プルダウンメニューが表示され、その中にアクセス可能なチャンネル一覧が表示されます。投稿を検知するチャンネルを選択すると、IDが引用されます。
テストの前に…!

<span class="mark-yellow">指定したチャンネルで日付を含んだメッセージを投稿しておきます。</span>

投稿ができたら、テストボタンをクリックしてください。成功すると、以下のような内容が表示されます。

YoomとGoogle Driveが正常に動作しました。という内容になっています。さらに、以下の項目・値が取得できます。

この項目と値をYoomでは「アウトプット」と定義しています。

アウトプットについて

この値は、後の工程で引用します。確認ができたら、保存するをクリックします。

ステップ4:テキストからデータを抽出する「テキストからデータを抽出する」

テンプレートの2つ目の工程をクリックします。この工程では、前の工程で取得したSlackのメッセージから、日付に該当するテキストを抽出する設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • 変換タイプ
    • 以下の内容から選べます。

AIのタイプと、テキストの内容で消費タスクが異なります。フローボットを起動させてみて、運用にあったタイプに変更することもできますので、一旦事前設定のまま進めても大丈夫です。

内容の確認ができたら、次へをクリックして進みましょう。

(2/2)詳細を設定

  • 対象のテキスト
    • 事前設定で、前の工程で取得した値の引用コードが埋め込まれていますので、追加操作は不要です。ちなみに、このコードは編集欄をクリックすると表示されるプルダウンメニュー内に格納されています。
  • 抽出したい項目
    • 事前に「日付」が設定済みです。追加の項目を入力する場合は、項目をカンマで区切ってくださいね。


設定の確認ができたらテストボタンをクリックしましょう。成功すると、指定した項目の値が抽出されます。

保存するをクリックして次の工程に進みましょう。

ステップ5:データを操作・変換する「日付・日時形式の変換」

テンプレートの3つ目をクリックします。この工程では、前の工程で抽出した値(日付)を、指定した形式に変換する設定を行います。

(1/2)操作条件の設定

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • 変換タイプ
    • 事前に日付・日時形式の変換が設定されているため、追加の操作は不要です。
  • 変換対象の日付・日時
    • 事前に、前の操作で取得した値の引用コードが埋め込まれています。こちらも編集欄をクリックすると表示されるプルダウンメニュー内にコードが格納されています。

以下は追加で操作を行ってください。

  • 変換対象の日付・日時形式
    • プルダウンメニューの中から、該当の形式を選択してください。
  • 変換後の日付・日時形式
    • こちらもプルダウンメニューから選択してください。

設定が確認できたら、次へをクリックします。成功すると、変換された日付が取得できます。

保存するボタンをクリックします。

ステップ6:アプリと連携する「スレッドにメッセージを送る」

テンプレートの4つ目の工程をクリックします。この工程では、前の工程で取得した変換済みの日付を、スレッドに投稿する設定を行います。

(1/2)アクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Slackと連携するアカウント情報
  • アクション

次へをクリックします。

(2/2)詳細を設定

  • 格納先のチャンネルID
    • 編集欄をクリックすると表示されるプルダウンメニューの中から選択します。

  • タイムスタンプ
    • 事前設定で、1つ目の工程で取得した値の引用コードが埋め込まれています。このコードもプルダウンメニュー内に格納されています。
  • メッセージ
    • Slackに投稿する際の定型文を編集します。こちらも、事前設定で変換後の日付の引用コードが埋め込まれています。

編集が終わったら、テストボタンをクリックします。成功すると、テスト投稿したメッセージのスレッドに、Yoomのフローボットからメッセージが届きます。

保存するをクリックします。

ステップ7(最終):アプリトリガーをONにする

全ての工程が設定されると、設定完了のコンプリート画面が表示されます。

トリガーをONにして、フローボットを起動します。

トリガーのON/OFFは左上のトグルから切り替えが可能です。<span class="mark-yellow">プログラミング不要で、フローボットの設定が簡単に完了しました。</span>

トリガーが【ON】になると、各種通知の送信先を選択できるお知らせがポップアップされます。デフォルトでは登録しているメールへ通知ですが、普段使っているチャットアプリでも通知を受け取れて便利です。

テキストの変換・置換機能を使った便利な自動化例

日付や文字種の変換作業は、意外と手間がかかるもの。Yoomなら、OutlookやGmail、Box、フォームで受信したファイルの日付情報をテキストに変換し、Microsoft Excelへ自動で記録できます。
さらに、Tallyで受け取ったテキストの半角文字を全角に変換してGoogle スプレッドシートに追加することも可能です。

煩雑な手作業をなくし、データ整形の効率化と入力ミスの防止を両立できます。

まとめ

日付形式をYYYYMMDDに変換する作業を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた単純な変換作業の手間や、うっかりミスによるデータの不整合を防ぐことができます。</span>これにより、ファイル管理やデータ連携がスムーズになり、空いた時間を分析や企画立案といった、より付加価値の高い業務に充てられるようになります!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できるので、もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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