「GitHubでプルリクエストが作成されるたびに、リリースノートや仕様変更のドキュメントを手作業で更新するのが面倒…」
「毎回同じような内容をコピー&ペーストしてGoogleドキュメントを作成しており、ヒューマンエラーが心配…」
このように、プルリクエストに関連するGoogleドキュメント作成業務に、手間や課題を感じていませんか?
もし、GitHubでプルリクエストが作成された際に、その内容を反映したGoogleドキュメントを自動で作成できる仕組みがあれば、作成にかかる工数を削減し、記載漏れなどのミスを防ぎながら、開発者は本来注力すべきコードレビューや開発業務に集中できます!
今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定可能です。
ぜひこの機会に導入して、開発プロセスの効率化を実現しましょう!
とにかく早く試したい方へ
YoomにはGitHubのプルリクエスト情報をもとにGoogleドキュメントを自動作成する業務フロー自動化のテンプレートが用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!
GitHubでプルリクエストが作成されたら、Googleドキュメントでドキュメントを作成する
試してみる
GitHubのプルリクエストからGoogleドキュメントを自動作成するフローを作ってみよう
それではここから、GitHubでプルリクエストが作成された際に、その内容を基にGoogleドキュメントを自動で作成するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:GitHub/Googleドキュメント
[Yoomとは]
フローの作成方法
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。
- GitHubとGoogleドキュメントのマイアプリ連携
- テンプレートをコピー
- GitHubのトリガー設定と各アクション設定
- トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
GitHubでプルリクエストが作成されたら、Googleドキュメントでドキュメントを作成する
試してみる
ステップ1:GitHubとGoogleドキュメントをマイアプリ連携する
ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
それでは、ここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。
GitHubのマイアプリ連携
以下の手順をご参照ください。
Googleドキュメントのマイアプリ連携
アプリ一覧の検索窓からGoogleドキュメントを検索し、クリックします。
連携画面に移動するので「Sign in with Google」をクリックしましょう。
連携させるアカウントを選択してください。
※表示されたアカウント以外を連携したい場合は「別のアカウントを使用」をクリックし、連携したいアカウントでログインしてください。
Yoomが信頼できることの確認が求められるので必要事項を確認し、「続行」を選択します。
これでGoogleドキュメントのマイアプリ登録が完了です
ステップ2:テンプレートをコピーする
続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下バナーの「試してみる」をクリックしましょう。
GitHubでプルリクエストが作成されたら、Googleドキュメントでドキュメントを作成する
試してみる
テンプレートをコピーすると、Yoom管理画面に追加されます。
OKを押して設定を進めましょう。
ステップ3:GitHubのトリガー設定
ここからはフローボットの設定を進めていきます。
まず、「プルリクエストが作成されたら」をクリックしてください。
クリックすると以下の画面に切り替わります。
Yoomと連携するGitHubのアカウントに間違いがないかを確認し「次へ」をクリックしましょう。
ここで、テスト操作の準備を行います。
実際にプルリクエストを作成する必要があるので、GitHubで実行してみましょう。
作成する内容は、架空の情報(「テスト変更」や「追加テスト」など)でOKです。
準備が完了したら、Yoomに戻り設定を進めていきます。
「トリガーの起動間隔」は5分、10分、15分、30分、60分の間隔で選択可能です。
- ご利用プランによって起動間隔の選択内容が異なるため、ご注意下さい。
なお、基本的にはご契約プランの最短起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
「リポジトリの所有者」は、注釈に沿って入力しましょう。
GitHubのURLから取得可能で、「https://github.com/{オーナー名}/{リポジトリ名}/issues/{Issue番号}」の{オーナー名}の箇所です。
「リポジトリ名」も、注釈に沿って入力しましょう。
GitHubのURLから取得可能で、「https://github.com/{オーナー名}/{リポジトリ名}/issues/{Issue番号}」の{リポジトリ名}の箇所です。
入力が完了したら「テスト」を押してください。
テストが成功すると、下記のような取得した値が表示されます。
取得した値はこのあとの設定でも使用します。
※取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。
「完了」を押して次に進みましょう!
ステップ4:Googleドキュメントを作成する設定
ここでは、新しく空のGoogleドキュメントを作成します。
「新しいドキュメントを作成する」を、クリックしてください。
クリックすると以下の画面に切り替わります。
Yoomと連携するGoogleドキュメントのアカウントに間違いがないかを確認し「次へ」をクリックしましょう。
「ドキュメントのタイトル」は、任意で設定できますが、取得した値を活用することで固定値ではなく、トリガーが実行されるたびに最新の情報が反映できます。
動的にタイトルを変更するため、今回はプルリクエストのタイトルを設定しました。
設定が完了したら「テスト」を実行しましょう。
テストに成功すると、以下の画面が表示されます。
また、実際にドキュメントが作成されるので、Googleドキュメントを確認してみましょう。
確認できたら、Yoomに戻り「完了」を押してください。
ステップ5:Googleドキュメントに本文を追加する設定
作成したGoogleドキュメントに、プルリクエスト情報を記載します。
「文末にテキストを追加」を、クリックしてください。
再度、Yoomと連携するGoogleドキュメントのアカウントに間違いがないかを確認し「次へ」をクリックしましょう。
「ドキュメントID」は、前ステップで作成したGoogleドキュメントのIDを、取得した値から引用し設定しましょう。
「追加するテキスト」は、任意で追加したい本文を入力できます。
用途に合わせ、固定値と変数(取得した値)を組み合わせ自由に作成してみましょう。
入力が完了したら「テスト」を押してください。
テストに成功すると、以下の画面が表示されます。
また、実際に本文が追加されるので、Googleドキュメントを確認してみましょう。
確認できたら、Yoomに戻り「完了」を押してください。
ステップ6:トリガーをONにして起動準備完了
これですべての設定が完了です。
設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。
作成したフローボットが正常に動作するか確認しておきましょう!お疲れさまでした。
以上がGitHubでプルリクエストが作成された際に、その内容を基にGoogleドキュメントでドキュメントを自動で作成するフローの連携手順になります!
GitHubを使ったその他の自動化例
Yoomでは、GitHubとさまざまなビジネスツールを連携させ、開発ワークフローを自動化するテンプレートをご用意しています。
外部ツールからのIssue起票や、プルリクエストの状況に応じたタスク管理ツールの更新、チャットツールへの通知などを自動化することで、コア業務に集中できる環境を構築可能です。
Asanaで新しいタスクが作成されたらGitHubのIssueを自動作成する
試してみる
■概要
「Asanaで新しいタスクが作成されたらGitHubのIssueを自動作成する」フローは、プロジェクト管理と開発作業の連携をスムーズにする業務ワークフローです。
Asanaでタスクが追加されるたびに、自動的にGitHubに対応するIssueが生成されるため、チーム間の情報共有や作業効率が向上します。
これにより、手動でのデータ入力や更新作業を減らし、開発プロセスをより一貫性のあるものにすることができます。
■このテンプレートをおすすめする方
・AsanaとGitHubを併用しているプロジェクトマネージャーの方
・タスク管理と開発環境の連携を自動化したいチームリーダー
・手動でのIssue作成に時間を取られている開発者の方
・業務フローの効率化を図りたいIT企業の経営者
・情報の一貫性を保ちつつ、作業負荷を軽減したい方
■注意事項
・Asana、GitHubのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
Chat Plusでチケットが作成されたらGitHubにチケット情報を追加する
試してみる
Chat Plusでチケットが作成されたらGitHubにチケット情報を追加するフローです。
GitHubでプルリクエストが作成されたら、Google スプレッドシートに追加する
試してみる
■概要
GitHubでの開発プロジェクト管理において、プルリクエストの状況をスプレッドシートで別途管理しているチームも多いのではないでしょうか。
しかし、手作業での転記は手間がかかり、更新漏れや入力ミスが発生しがちです。
このワークフローは、GitHubとGoogle スプレッドシートを連携させ、プルリクエストが作成された際に自動でシートへ情報を追加することで、こうした課題を解決し、管理業務を効率化します。
■このテンプレートをおすすめする方
・GitHubとGoogle スプレッドシートを併用し、開発の進捗管理を手作業で行っている方
・プルリクエストの管理を効率化し、レビュー漏れなどを防ぎたい開発チームのリーダーの方
・GitHubとGoogle スプレッドシートを連携させ、手動作業を自動化したいと考えている方
■注意事項
・GitHub、Google スプレッドシートのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
GitHubに特定のIssueが新しく作成されたら、Hugging Faceでテキストを要約し更新する
試してみる
■概要
GitHubで管理するIssueが増えるにつれて、内容の確認や優先順位付けに時間がかかっていませんか。
特に長文のIssueは、内容を把握するだけでも一苦労です。
このワークフローは、GitHubに新しいIssueが作成されると、Hugging FaceのAIがその内容を自動で要約し、Issueに更新します。
Hugging FaceとGitHubを連携させることで、Issue管理の手間を省き、開発チームの生産性向上に貢献します。
■このテンプレートをおすすめする方
・GitHubで多数のIssueを管理しており、内容確認を効率化したい開発者やプロジェクトマネージャーの方
・Hugging FaceのAIモデルを活用して、テキスト要約のような定型業務を自動化したいと考えている方
■注意事項
・GitHub、Hugging FaceのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
GitHubのIssueが更新されたら、Microsoft Teamsに通知
試してみる
■概要
「GitHubのIssueが更新されたら、Microsoft Teamsに通知」フローは、開発チームのコミュニケーションを効率化する業務ワークフローです。
GitHubでIssueが更新された際に自動的にMicrosoft Teamsへ通知されることで、チーム内の情報共有が素早く行えます。
■このテンプレートをおすすめする方
・GitHubでIssue管理を行っており、更新情報を素早くチームに共有したい開発者の方
・Microsoft Teamsを使用してチームコミュニケーションを強化したいプロジェクトリーダーの方
・手動でのIssueチェックに時間を取られている開発チームのマネージャーの方
■注意事項
・GitHub、Microsoft TeamsのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
GitHubでPull Requestが作成されたらTrelloにカードを作成する
試してみる
■概要
「GitHubでPull Requestが作成されたらTrelloにカードを作成する」フローは、ソフトウェア開発とプロジェクト管理を連携させる業務ワークフローです。
開発者がGitHub上でプルリクエストを作成すると、自動的にTrelloに対応するカードが生成されます。これによりタスクの進捗管理が容易になり手動でのカード追加作業を省くことができます。
TrelloとGitHubの連携を活用することでチーム全体の作業効率とコミュニケーションを向上させましょう。
■このテンプレートをおすすめする方
・GitHubとTrelloを併用してプロジェクト管理を行っている開発チームのメンバー
・プルリクエストの管理を効率化し、タスクの可視化を図りたいプロジェクトマネージャー
・手動でのTrelloカード作成に時間を取られず、自動化による業務効率化を目指すチームリーダー
・GitHubとTrelloの連携を強化し、開発プロセスとプロジェクト管理をシームレスに統合したいIT担当者
■注意事項
・GitHub、TrelloのそれぞれとYoomを連携してください。
GitHubのPull Requestがマージされたら、Asanaのタスクを完了にする
試してみる
■概要
GitHubでの開発進捗をAsanaのタスクに手作業で反映させるのは、手間がかかり更新漏れの原因にもなります。特にPull Requestがマージされたタイミングでのステータス変更は忘れがちではないでしょうか。このワークフローを活用すれば、GitHubでPull Requestがマージされたことを検知し、関連するAsanaのタスクを自動で完了にできます。これにより、開発とタスク管理の連携をスムーズにし、手作業によるミスを防ぎます。
■このテンプレートをおすすめする方
・GitHubとAsanaを併用し、開発進捗の二重管理に手間を感じている開発者の方
・Pull Requestのマージ状況を手動で確認し、タスクを更新しているPMの方
・開発チームのタスク管理を効率化し、プロジェクトの可視性を高めたい方
■注意事項
・GitHub、AsanaのそれぞれとYoomを連携してください。
・GitHubのPull Requestに、関連するAsanaのタスクIDを記載しておいてください。
・GitHubのWebhook設定方法は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/11710834
Trelloカードのステータス更新に応じてGitHubのIssueをクローズする
試してみる
■概要
「Trelloカードのステータス更新に応じてGitHubのIssueをクローズする」フローは、TrelloとGitHubの連携を活用し、タスク管理と開発管理を自動化する業務ワークフローです。
Trelloのプロジェクトの進行状況に応じて関連するGitHubのIssueを自動的にクローズすることで効率的な作業管理をサポートします。
■このテンプレートをおすすめする方
・TrelloとGitHubを併用してプロジェクト管理を行っているチームリーダーの方
・タスクのステータス変更に応じてGitHubのIssue管理を自動化したい開発者の方
・業務ワークフローの自動化により、プロジェクト管理の効率化を図りたい方
・手動でのIssueクローズ作業に時間を取られている方
■注意事項
・Trello、GitHubのそれぞれとYoomを連携してください。
チャネルトークでチャットが開始されたらGitHubに追加する
試してみる
チャネルトークでチャットが開始されたらGitHubに追加するフローです。
フォームで送信された新入社員の情報をGitHubのリポジトリに自動で追加する
試してみる
■概要
フォームで送信された新入社員の情報をGitHubのリポジトリに自動で追加するフローです。
Yoomを利用すると、プログラミング不要で簡単にアプリ同士を連携することができます。
■このテンプレートをおすすめする方
1.GitHubでプロジェクト作業を行っている方
・リポジトリへのユーザー追加を特定の担当者が担当しているチーム
・リポジトリへの権限付与を統一して行いたい方
・フォームと連携してリポジトリへのユーザー追加を効率化したい方
■注意事項
・GitHubとYoomを連携してください。
まとめ
GitHubのプルリクエスト作成とドキュメント作成を自動化することで、これまで手作業で行っていたドキュメント作成や更新作業の手間を削減し、転記ミスなどのヒューマンエラーを防ぐことができます。
これにより、開発者は煩雑な事務作業から解放され、コードレビューや機能開発といった本来のコア業務に集中できる環境が整い、開発プロセス全体のスピードアップにも繋がります!
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築可能です。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ登録フォームから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!
よくあるご質問
Q:特定のプルリクエストのみを自動化の対象にできますか?
A:
「プルリクエストが作成されたら」トリガーの直下に、「分割」オペレーションを追加することで、特定のプルリクエストだけを自動化できるようになります。
※「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。
フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。 ミニプランなど
の有料プランは2週間の無料トライアルが可能です。 無料トライアル
中であれば、通常制限されているアプリや機能も自由にお試しいただけますので、ぜひ活用してみてください。
Q:記載できるプルリクエスト情報には何がありますか?
A:
「タイトル」や「本文」といった基本情報に加え、「URL」「プルリクエストID」「更新日時」など、様々な項目を取得できます。
このほかにも取得可能な項目が多数あるため、運用目的に応じて必要な情報を選んで活用してみてください。
Q:プライベートリポジトリでも利用できますか?
A:
YoomではAPIキーなどの認証情報を安全に考えるためのセキュリティ対策が実施されています。登録
されたAPIキーは暗号化された状態で保存され、Yoomチーム運営も内容を確認することはできませんので、安心してご利用いただけます。
各セキュリティに関する情報については以下をご確認ください。