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【簡単設定】boardのデータをGitHubに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-08-26

【簡単設定】boardのデータをGitHubに自動的に連携する方法

木下 実希

「boardで管理している案件や顧客情報を、開発チームが使っているGitHubに連携したい」
「boardに新しい情報が登録されるたびに、手作業でGitHubにIssueを作成するのが面倒で、ミスも発生しやすい…」
このように、営業やプロジェクト管理で使うboardと、開発で使うGitHubとの間での手作業による情報連携に課題を感じていませんか?

そこでオススメしたいのが、<span class="mark-yellow">boardに新しいデータが登録されたら、自動でGitHubにIssueを作成するような仕組み</span>の活用です。

こうした日々の面倒な転記作業や、それに伴うヒューマンエラーのリスクから解放され、より価値の高いコア業務に集中できる時間を創出できるでしょう。
今回ご紹介する自動化の設定は、専門的な知識がなくてもノーコードで簡単に実現できるので、ぜひこの機会に導入し、日々の業務をさらに効率化させましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">boardとGitHubを連携し、様々な業務フローを自動化できる</span>テンプレートが豊富に用意されています。

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックして、さっそくスタートしましょう!

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boardとGitHubを連携してできること

boardとGitHubのAPIを連携させることで、これまで手動で行っていた多くの定型業務を自動化でき、業務のスピードと正確性を向上させることが期待できます。
例えば、boardの案件情報を基にGitHubのIssueを自動で作成したり、特定の顧客情報が登録された際にタスクを起票するなど、様々な業務フローの自動化が可能に!

ここでは具体的な自動化の例をいくつかご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックして試してみてくださいね!

boardに新しい案件が登録されたら、GitHubにIssueを作成する

board上で管理している案件が新規に登録された際、その情報を自動でGitHubに連携し、開発タスクとしてIssueを作成するフローです。

これにより、<span class="mark-yellow">営業部門やプロジェクトマネージャーが登録した案件情報を、開発チームに迅速かつ正確に共有できる</span>ため、手動でのIssue作成にかかる時間と手間を削減し、転記ミスの防止にも寄与できるでしょう。

案件登録から開発着手までのリードタイムを短縮し、プロジェクト全体の進行を円滑化することが期待できます。

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boardに新しい顧客が登録されたら、GitHubにIssueを作成する

boardに新しい顧客情報が登録されたら、その顧客に関連する初期設定や対応タスクなどをGitHubのIssueとして自動で作成するフローです。

この仕組みによって、<span class="mark-yellow">新規顧客への対応漏れを防ぎ、担当者が手動でタスクを作成する手間を省ける</span>ため、顧客対応の初動を迅速化し、サービス品質の向上に繋がるでしょう。

また、特定の条件に合致する顧客の場合のみIssueを作成するといった分岐処理の設定も、Yoomでは簡単に実現可能です!

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boardとGitHubの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にboardとGitHubを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでboardとGitHubの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを作成しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「boardに新しい案件が登録されたら、GitHubにIssueを作成する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • boardとGitHubをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • boardのトリガー設定とGitHubのIssue作成設定
  • トリガーをONにしてフローの動作確認
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ステップ1:boardとGitHubをマイアプリ登録

はじめに、フローで使用するアプリとYoomを連携するための「マイアプリ登録」を行います。
事前にマイアプリ登録を済ませておくと、後続のフローの設定がスムーズになりますよ!

基本的な設定方法を解説しているナビがありますので、まずはこちらをご覧ください。

それではさっそく、今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法について解説していきます。

【boardのマイアプリ登録】

検索窓でboardと入力し、表示された候補からアプリを選択します。

下図の画面が表示されるので次のように入力し、「追加」を押したらYoomとの連携は完了です!

  • アカウント名:任意の値で入力できるので、自由に設定してみてくださいね!
  • アクセストークン:Yoomと連携するboardアカウントの管理画面でAPIトークンを取得して入力します。
    APIトークンの取得方法について、詳しくはこちらをご覧ください。

▼参考:board_APIトークン確認画面▼

【GitHubのマイアプリ登録】

先ほど同様に検索窓でGitHubと入力し、表示された候補から選択します。

Yoomと連携するGitHubアカウントの「ユーザー名(またはメールアドレス)」、「パスワード」を入力し、「サインイン」をクリックしてください。

サインインすると、下図のようなYoomとの連携を確認する画面が表示されるので、「Authorize hatomarutt」を押します。
以上で、連携完了です!

ステップ2:テンプレートをコピー

ここから実際にフローを作成していきましょう!
簡単に設定できるよう、テンプレートを活用しています。まずは以下のバナーをクリックし、テンプレートをコピーしてください。

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クリックすると自動的にテンプレートがお使いのYoom画面にコピーされ、下図のようなポップアップが表示されます。「OK」を押して設定を進めましょう!

ステップ3:boardのトリガー設定

最初の設定です!
まずは、boardに新しい案件が登録された際に、フローが起動するように設定を行います。
コピーしたテンプレートの「新しい案件が登録されたら」をクリックしてください。

タイトルは自由に編集できるので、必要に応じて変更してくださいね!
連携するアカウント情報は、ステップ1でマイアプリ登録した際の情報が反映されていますが、フローで使用するものであることを確認しておきましょう。
トリガーアクションは変更せず、「次へ」を押します。

次に、トリガーの起動間隔をプルダウンメニューから選択してください。
5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選択できますが、迅速なデータ連携のためにも、基本的には最短の起動間隔でご使用いただくことをオススメします。
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

「APIキー」は、こちらのページで取得できるAPIキーの値を入力しましょう。

▼参考:board_APIキー確認画面▼

設定完了後は動作チェックのためにテストを行いますので、boardにテスト用の案件を登録してください。
テストなので、「テスト案件」や「Demoプロジェクト」など架空の情報でOKです。

登録したらYoomの画面に戻り、「テスト」をクリックします。
テストが成功すると、先ほど登録した案件の情報がアウトプットとして「取得した値」に抽出されるので、内容を確認しましょう。

※アウトプットとは?
アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に、変動した値となります。詳しくはこちらをご覧ください。

確認したら「保存する」を押し、次の設定に進みます。

ステップ4:GitHubのIssue作成設定

続いて、boardに登録された案件情報を使って、GitHubにIssueを自動作成する設定を行います。
「Issueを作成」をクリックしてください。

ステップ3同様にタイトルは任意で変更し、連携するアカウント情報はフローで使用するものであることを確認しましょう。
アクションは変更せず、「次へ」を押してください。

最後に、API接続設定を下記のように行いましょう。

  • オーナー名:フローで使用するGitHubのURL内から値を取得して入力します。
    URLは「https://github.com/{オーナー名}/{リポジトリ名}/issues/{Issue番号}」という構造になっているので、{オーナー名}に該当する値を入力してください。
  • リポジトリ名:「オーナー名」同様に、URLから{リポジトリ名}に該当する値を入力してくださいね!
  • タイトル:自動作成するIssueのタイトルを設定しましょう。
    下図のようにアウトプットを使って設定することで、boardに登録された案件情報をそのまま引用して作成できます。

必須の設定項目は以上ですが、「内容」や「ラベル」などの設定もできるので、必要に応じて適宜設定してみてくださいね!

設定が完了したら「テスト」をクリックし、GitHubに実際にIssueが作成されていることを確認してみましょう。

確認後はYoomの画面に戻り、「保存する」を押せば設定完了です!

ステップ5:トリガーをONにしてフローの動作確認

これで全ての設定が完了しました。
「トリガーをON」にし、設定したフローが正常に動作するか確認してみてくださいね!

以上が、「boardに新しい案件が登録されたら、GitHubにIssueを作成する」フローの作成手順でした!

GitHubのデータをboardに連携したい場合

今回はboardからGitHubへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGitHubからboardへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
開発チームが起票したIssueを起点に、顧客情報の登録や更新を自動化することも可能で、双方向の連携により、さらなる業務効率化が期待できます。

GitHubでIssueが登録されたら、boardに顧客を追加する

GitHubで特定のラベルが付いたIssueが作成された際に、その情報を基にboardに新しい顧客情報を自動で登録するフローです。

この連携により、<span class="mark-yellow">開発サイドで発生した顧客関連のタスクから、営業やカスタマーサポートが参照する顧客リストへシームレスに情報が連携される</span>ため、手動でのデータ入力の手間を省きつつ、スムーズな情報共有をサポートします。

また、Issueの本文からAIを用いて顧客情報を抽出し、boardの適切な項目にマッピングすることも可能です。

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GitHubでIssueが登録されたら、関連する顧客情報をboardで取得しコメントに追加する

GitHubで新しいIssueが作成された際、Issueのタイトルや本文に含まれるキーワードを基にboardの顧客情報を検索し、該当する情報をIssueのコメントに自動で追加するフローです。

このフローによって、<span class="mark-yellow">開発者はIssueを確認する際に、関連する顧客の背景情報をboardにアクセスすることなく把握できる</span>ため、コンテキストの理解が深まり、より迅速で的確な対応が可能になるでしょう。

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boardやGitHubのAPIを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、boardやGitHubのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

boardを使った便利な自動化例

boardの顧客情報をもとにHubSpotに反映したり、請求リストをNotionに反映できるため、情報の一元管理が実現し各チーム間の連携がスムーズになります。
また、boardの案件をGoogle DriveやGoogleスプレッドシートに登録したりSlackに通知できるため情報共有や進捗管理が迅速に行えるようになり、チーム全体の生産性や対応スピードが向上するでしょう。

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GitHubを使った便利な自動化例

GitHubでIssueをもとにNotioとTrelloに自動登録できるため、他チームとも迅速に情報共有でき、プロジェクト全体の進行管理やタスクの可視化がスムーズになります。
また、Google スプレッドシートやGoogleフォーム、Salesforceの情報をGitHubのIssueに反映することもでき、対応の漏れや遅れを防げます。

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まとめ

いかがでしたか?

boardとGitHubの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた案件情報や顧客情報の転記作業の手間を削減し、入力ミスや共有漏れといったヒューマンエラーの防止に期待できます。</span>

これにより、営業部門と開発部門間の情報連携がスムーズになり、担当者はそれぞれが本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整い、プロジェクト全体の生産性向上にも寄与できるでしょう。

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツールYoomを使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できるのも魅力の1つです。
「プログラミングは一切分からないけど、本当に設定できる?」「ちょっと気になるかも...」と思った方は、ぜひまずは無料アカウントを作成してみてください。登録は30秒ほどで完了!その後すぐに様々な業務プロセスの自動化設定を体験できます。

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フローは自由にカスタマイズできるので、アイデア次第で活用方法は無限に広がるのもポイント!
本記事を参考に自社の業務に合った最適なフローを構築し、日々の業務効率がどれだけ改善されるのか、ぜひ体験してみてくださいね。

よくあるご質問

Q:特定の条件(例:特定のタグが付いた)案件のみ連携できますか?

A:はい、「分岐条件」のオペレーションをトリガー直下に追加する事で実現可能です。
分岐条件を設定することで、たとえば「特定のタグが付いた案件のみを連携する」といったような運用が実現可能です。

※分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能となっています。ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
分岐について

Q:案件の「新規登録」だけでなく「更新」も連携のきっかけにできますか?

A:はい、可能です。boardをトリガーとしたフローを構築する場合、主に次のようなアクションをきっかけにフローを起動し、他のツールへデータを連携することができます。

  • 顧客の作成・更新
  • 案件の登録・更新(失注含む)

Q:連携がエラーで失敗した場合、どのように気づき、対処すればよいですか?

A:Yoomのアカウント作成時に登録したメールアドレス宛に、フローがエラーで失敗している事を知らせる、通知メールが届きます。
通知メールには、エラーが起きている該当のオペレーションや詳細のリンクが記載されているので、まずは通知内容を確認しましょう。
再実行するには手動での対応が必要となりますが、連携がエラーになる原因は様々なため、こちらのヘルプページを参考に対応しましょう。
ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口もご活用ください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
木下 実希
SaaS自動化プラットフォーム『Yoom』の活用をテーマに、業務効率化に関する記事執筆を行うWebディレクター。医療事務からWeb制作ディレクターへ転身。Web制作の現場で日々発生する定型業務に対し、業務フロー改善の必要性を痛感した経験を持つ。その過程で、ノーコードで多様なSaaSツールを連携できる『Yoom』のRPA・自動化機能に出会い、業務自動化がもたらすインパクトに感銘を受ける。自身の業務改善における実体験に基づき、非エンジニアの視点からでもSaaSを活用した業務効率化が実現できるよう、具体的なユースケースを交えて解説している。
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