Google スプレッドシートとGitLabの連携イメージ

【簡単設定】Google スプレッドシートのデータをGitLabに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-08-25

【簡単設定】Google スプレッドシートのデータをGitLabに自動的に連携する方法

a.sugiyama

「Google スプレッドシートで管理しているプロジェクトリストを、一つひとつGitLabに手作業で登録している…」
「Google スプレッドシートのタスク情報をGitLabのイシューに転記するのが手間で、入力ミスも発生しがち…」
このように、Google スプレッドシートとGitLab間での手作業によるデータ連携に、非効率さや限界を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートに新しい行が追加されたタイミングで、GitLabにプロジェクトやイシューを自動で作成・更新する仕組み</span>があれば、これらの煩わしい定型業務から解放され、開発やプロジェクト管理といった、より重要なコア業務に集中できる貴重な時間を生み出せるかもしれません!

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に設定できます。
ぜひこの機会に導入して日々の作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートとGitLabを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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Google スプレッドシートとGitLabを連携してできること

Google スプレッドシートとGitLabのAPIを連携させれば、これまで手作業で行っていた情報登録や更新作業を自動化し、業務効率を大幅に向上させることが可能になります。

ここでは、具体的な自動化の例をいくつかご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Google スプレッドシートで行が追加されたらGitLabに新規プロジェクトを作成する

Google スプレッドシートで管理しているプロジェクトリストに新しい行が追加されると、その情報を基にGitLabに新規プロジェクトを自動で作成します。

この連携により、<span class="mark-yellow">プロジェクト作成にかかる手作業の工数を削減し、転記ミスを防ぎながら迅速なプロジェクト立ち上げを実現</span>できます。

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Google スプレッドシートで行が更新されたらGitLabの課題も更新する

Google スプレッドシートで管理している課題リストの行情報(担当者やステータスなど)が更新された際に、対応するGitLab上の課題情報も自動で更新します。

この仕組みによって、<span class="mark-yellow">双方の情報を常に最新の状態に保ち、チーム内での情報共有の漏れや遅延を防ぎ、円滑なコミュニケーションを促進</span>します。

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Google スプレッドシートとGitLabの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にGoogle スプレッドシートとGitLabを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでGoogle スプレッドシートとGitLabの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Google スプレッドシートで行が追加されたらGitLabに新規プロジェクトを作成する」フローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Google スプレッドシートとGitLabをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Google スプレッドシートのトリガー設定およびGitLabのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:Google スプレッドシートとGitLabをマイアプリ登録

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

【GitLabのマイアプリ連携】

「マイアプリ→新規接続」を選択したあと、検索窓にGitLabと入力し、選択します。

連携させたいGitLabの「ユーザー名またはメインのメールアドレス」と「パスワード」を入力し、「サインインする」をクリックしましょう。

認証コードを入力し、「メールアドレスを確認する」をクリックします。

以上で、GitLabのマイアプリ連携が完了です!

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、フローを作っていきましょう!
テンプレートを利用しているので、以下のテンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしてください。

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ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされるので、次に表示された画面で「OK」をクリックしてください。

ステップ3:Google スプレッドシートのトリガー設定

最初の設定です!
Google スプレッドシートに行が追加されたらフローボットが起動するように、アプリトリガーの設定を行います。
赤枠部分の「行が追加されたら」をクリックしてください。


タイトルを任意で修正し、連携するアカウント情報が使用するアカウントで間違いがないか確認しましょう。
トリガーアクションは「行が追加されたら」のままでOKです!

次に、アプリトリガーのAPI接続設定です。
Yoomの画面で詳細を設定する前に、Google スプレッドシートに行を追加しておきましょう。

※以下は、例として作成したものです。

Google スプレッドシートに行を追加したら、Yoom画面に戻って各項目を設定していきます。

  • トリガーの起動時間:5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。基本的にはご契約プランの最短起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
    プランによって選択可能な最短の起動間隔が異なるため、ご注意下さい。
  • スプレッドシートシートID:入力欄をクリックすると候補が表示されます。候補から選択しましょう。
  • シートID:こちらも入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
  • テーブルの範囲(始まり):たとえば、AからE列のデータを取得したい時は「A」を指定します。
  • テーブルの範囲(終わり):こちらもAからE列のデータを取得したい時は、「E」を指定してください。
  • 一意の値が入った列:列内で値が重複しない列(ユニークキーとなる列)の列名を選択しましょう。

設定が完了したら「テスト」をクリックしましょう!
テストが成功すると「取得した値」に、先ほどGoogle スプレッドシートに追加した内容が表示されます。
正しくデータが取得されていることを確認して、「保存する」をクリックしてください。

アウトプットについて
アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値としてご利用いただくことができ、フローボットを起動する度に、変動した値となります。

ステップ4:GitLabでプロジェクトを作成する設定

ここでは、取得したレコード情報を使ってGitLabに新規プロジェクトを作成する設定を行います。
赤枠部分をクリックしましょう!

以下の内容を確認し、次に進みましょう!

  • タイトル:任意で修正
  • 連携するアカウント:合っているかを確認
  • アクション:「新規プロジェクトを作成」を選択

次の画面で、必須項目を設定しましょう!

  • 「プロジェクト名」:入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択します。
  • 「グループID」:入力欄をクリックして表示される候補から選択しましょう。
  • 「プロジェクトの説明」:任意で設定してください。入力欄をクリックして表示されるアウトプットを引用して設定できます。
取得した値を使って設定することで、最新のレコード情報をその都度GitLabへ登録可能となります。
なお、テキストを直接入力した部分は固定値とされるため、アウトプットを活用せず設定を行うと毎回同じレコードのデータが登録されてしまうので注意が必要です。

設定完了後、「テスト」をクリックしましょう!
アウトプットを確認したら、「保存」をクリックしてください。

ステップ5:Googleスプレッドシートにレコードを追加する

いよいよ最後の設定です!以下の赤枠をクリックしましょう!

タイトルを任意で修正し、連携するアカウント情報が正しいかを確認しましょう。
アクションは変更せず、画面を下にスクロールしましょう!

データベース連携の項目は、入力欄下の部分を参照して入力しましょう。
「スプレッドシートID」や「タブ名」はボックスをクリックして表示される「候補」から選択できます。
今回はステップ3と同じものを設定しています。

続いて、「テーブル範囲」を設定します。
今回はテスト用に下記のシートを作成したため、テーブル範囲は「A1:J」になります。

※注意点として、ヘッダがテーブル範囲内に含まれている必要があります。

入力を終えたら、「次へ」のボタンをクリックしましょう!
次の画面で、レコードを更新する設定を行います。
まずは、「更新したいレコードの条件」を設定してください。
今回は「No.」を条件に更新するよう設定しました。入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択が可能です。

次に、「更新後のレコードの値」を入力します。更新するレコードの内容を設定します。
該当欄をクリックすると、下記のようにアウトプットが表示されます。
前のステップで取得した値を活用し、お好きなようにカスタマイズしてください。
指定したシートに備考欄がある場合、固定値として「GtiLab作成済み」と設定しておくと、進捗がひと目で確認できるのでおすすめです!
なお、アウトプットを引用せず、テキストを直接入力した場合は固定値とされるため、毎回同じレコードが登録されてしまうので、注意が必要です。

※アウトプットについて詳しくはこちらをご覧ください。

入力が完了したら、「テスト」を実行してください。
テストが成功すると、指定したGoogle スプレッドシートのレコードが更新されているはずなので確認してみましょう。

指定したレコードが更新されていればOKです!
最後に、「保存する」を押してください。
以上で、すべての設定が完了です。ここまでお疲れ様でした!

ステップ6:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

フロー画面に戻り、以下のようなメニューが表示されていれば、フローの設定は完了です。
早速フローを起動させる場合は、「トリガーをON」をクリックしましょう。

あとで起動させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

GitLabのデータをGoogle スプレッドシートに連携したい場合

今回はGoogle スプレッドシートからGitLabへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGitLabからGoogle スプレッドシートへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

GitLabでキーワードに一致するイシューが作成されたらGoogle スプレッドシートに追加する

GitLabで特定のキーワードを含むイシューが作成された場合に、そのイシュー情報を自動でGoogle スプレッドシートの指定した行に追加します。

この連携は、<span class="mark-yellow">重要なイシュー情報を自動でリスト化し、レポート作成や進捗管理を効率化</span>することに役立ちます。

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GitLabで更新されたイシュー情報をGoogle スプレッドシートに同期する

GitLab上でイシューの情報(ステータス、担当者など)が更新された際に、その変更内容を自動でGoogle スプレッドシートに反映させます。

手動での更新作業をなくすことで、<span class="mark-yellow">イシューの最新状況をスプレッドシート上で常に可視化し、正確な情報に基づいた状況把握を可能にします。</span>

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まとめ

Google スプレッドシートとGitLabの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたプロジェクト情報やイシュー情報の転記作業の手間を削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、開発チームやプロジェクトマネージャーは常に正確な情報に基づいて業務を進められ、コードレビューや機能開発といった本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できるので、もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:連携が失敗した場合の通知や対処法は?

A:フローボットでエラーが発生すると、Yoomに登録したメールアドレス宛に通知が届きます。
通知にはエラーが起きたオペレーションや詳細のリンクが記載されており、すぐに原因を確認できます。まずは通知内容を確認し、設定の修正が必要な場合はYoomヘルプページを参照してください。
それでも解決しない場合は、こちらのお問い合わせ窓口からサポートにご連絡ください。

Q:特定の条件を満たす行だけを連携対象にできますか?

A:はい、可能です。
「行が追加されたら」トリガーの直下に分岐を追加することで実現可能です。
なお、分岐は有料プランでのみ利用可能です。

Q:GitLabのイシュー(課題)も作成できますか?

A:はい、イシューの作成も可能です。
プロジェクトを新規作成するフローだけでなく、同時にイシューを追加するように設定することもできます。
Google スプレッドシートにタイトルや説明、担当者などを記載しておけば、それがそのままイシューとしてGitLabに登録されます。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
a.sugiyama
これまでの業務経験を通じて「もっと効率的に進められたら…」と感じたことを活かし、役立つコンテンツをお届けします。 Yoomの魅力をたくさんの人に届けられるよう、わかりやすく発信していきます!
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