Slackとカオナビの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-06-26

【簡単設定】Slackのデータをカオナビに自動的に連携する方法

c.tsukamoto

「Slackとカオナビのデータを連携したい!」
「でも、Slackに投稿された新入社員の情報をカオナビに手動で登録するのは、手間もかかるしミスも怖い…」
このように、Slackとカオナビ間での手作業による情報連携に、限界や非効率を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Slackの特定のメッセージをトリガーとして、カオナビに従業員情報を自動で登録・更新する仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放されるでしょう。
そうすれば、人事関連業務の正確性とスピードが向上し、より戦略的な業務に集中できる貴重な時間を生み出せるようになります!

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に設定できます。
導入にかかる手間や時間も最小限に抑えられるので、ぜひこの機会に自動化を導入して、日々の作業をもっと楽に、そして効率的にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Slackとカオナビを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。
今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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Slackとカオナビを連携してできること

SlackとカオナビのAPIを連携すれば、Slackの特定のチャンネルへの投稿をトリガーに、カオナビに従業員情報を自動で登録したり、関連情報を更新したりすることが可能になります。
<span class="mark-yellow">手作業によるデータ入力の手間やヒューマンエラーを大幅に削減できるため、人事情報の鮮度と正確性を高く保てる</span>ようになり、担当者はより迅速かつ正確な情報に基づいて業務を進められます。
具体的な自動化例を複数紹介していくので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Slackでメッセージが投稿されたら、カオナビでメンバーを登録する

Slackの特定チャンネルで新しいメンバーに関する情報がメッセージとして投稿された際、その情報を手動でカオナビに登録していく作業は、時間がかかるだけでなく、入力ミスや登録漏れのリスクも伴います。
このテンプレートでは<span class="mark-yellow">Slackへのメッセージ投稿をきっかけに、カオナビへメンバー情報が自動で登録されるため、情報登録は迅速化し正確性が向上</span>します。

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Slackで特定のメッセージが投稿されたら、カオナビでメンバーを登録する

上記の応用版として、<span class="mark-yellow">Slackで特定のキーワードを含むメッセージや、特定のユーザーからのメッセージが投稿された場合にのみ、その情報を抽出してカオナビにメンバー情報を自動で登録</span>するテンプレートです。
必要な情報だけを的確にカオナビへ反映させることで、人事情報の管理をスマートにします。

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Slackとカオナビの連携フローを作ってみよう

それでは実際に、Slackとカオナビを連携させたフローの作成方法を解説していきます!

Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「Slackでメッセージが投稿されたら、カオナビでメンバーを登録する」フローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • Slackとカオナビのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • トリガーとなるチャンネルと各アクション(テキスト抽出・メンバー登録)の設定
  • フロー稼働の準備
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ステップ1:Slackとカオナビのマイアプリ連携

まずは、Yoomと連携させたいSlackアカウントとカオナビアカウントを「マイアプリ」に登録しましょう。
この設定は初回のみ必要です。

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではSlack)を検索して選択。
  1. Slackのサインイン画面が表示されるため、連携させるワークスペースにサインインします。
    ※ サインイン済みのワークスペースがある場合、この画面はスキップされます。
  1. トリガーとなるメッセージを投稿するチャンネルを下部のプルダウンから選択。
    ※ 連携させるワークスペースを変更する場合は、右上のプルダウンから選んでください。
  1. YoomからSlackへのアクセス権限を確認し、「許可する」をクリック。
  1. マイアプリ画面に戻ります。

Slackが追加されていることを確認してください。

続けて、カオナビも連携していきましょう。
カオナビのマイアプリ登録方法はこちらのヘルプページでも説明されています。

  1. アプリ一覧画面でカオナビを選択して検索。
  1. 「アカウント名」に任意の管理用名称を設定。
    連携先のアカウントを判別しやすい名称にするとよいでしょう。
  2. カオナビにログインし、「管理者メニュー」の「公開API v2 情報」にアクセス。
  1. 「操作対象の管理」の「メンバー情報(基本情報・兼務情報)」の各項目にチェックを入れてください。
  1. 「認証情報」のConsumer KeyとConsumer Secretを取得。
  1. 取得したConsumer KeyとConsumer Secretを「:」でつなぎ、base64エンコードで変換。
  2. Yoomに戻り、エンコードした値を「APIトークン」に設定。
  3. 「追加」をクリック。

カオナビも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうしますと、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:トリガーとなるチャンネルの設定

まずは、フローの起点となるトリガーアクション(メッセージ投稿)を設定していきます。

  1. Slackの「メッセージがチャンネルに投稿されたら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
    例)メッセージが連携用チャンネルに投稿されたら
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」のプルダウンから任意の間隔を選択。
    トリガーの起動タイミングは「5分・10分・15分・30分・60分」から選択可能です。
    そのプランの最短の起動間隔にすることで、メッセージが投稿された際に、より早くカオナビにメンバーを登録できるようになります。
    ※ ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なります。
    起動間隔についての詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 「チャンネルID」にトリガーとなるメッセージを投稿するチャンネルのIDを設定。
    入力欄をクリックすると、連携しているSlackアカウントから候補が表示されるため、対象となるチャンネルを選択してください。
    検索欄にチャンネル名を入力すると検索が楽になります。
    ※ このチャンネルに投稿されるメッセージは全てメンバー登録の対象になるため、メンバー登録用のチャンネルなどを用意するとよいでしょう。
  1. トリガー条件の「テキスト」に任意のキーワードを設定。
  2. 設定を終えたら、Slackの指定したチャンネルに、社員情報を投稿してください。
    カオナビにメンバーを登録するにあたって、社員番号と氏名は必須項目です。
    ※ 投稿するメッセージの例
  1. Yoomに戻り、「テスト」をクリック。
    ※ 直近1時間以内に、設定したテキストを含むメッセージが投稿されていない場合はテストエラーとなりますので、ご注意ください。
  1. テストに成功すると、「取得した値」に投稿されたメッセージの情報が追加されます。
    ※ メッセージを投稿しているにも関わらずテストに失敗する場合は、指定したチャンネルにYoomアプリをインストールしてください。
    これらの値は、以降のアクションで変数(フローが稼働する度に変わる値)として使用できるようになります。
    詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 手順7で投稿したメッセージの情報が取得されていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。

トリガーとなる投稿の設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:テキストの抽出

取得したメッセージから、メンバー登録に使用するデータを抽出していきます。

  1. AIオペレーションの「テキストからデータを抽出する」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 目的に応じて「変換タイプ」を選択。
    データを抽出するテキストの文字数によってタスク数が変わります。
    長文テキストからデータを抽出する場合には「変更する」をクリックし、任意の変換タイプを選択してください。
  1. 「次へ」をクリック。
  2. 「対象のテキスト」にはデフォルトで、ステップ3で取得した「メッセージ本文」が設定されています。
  1. 「抽出したい項目」に、メンバー登録に用いる項目を設定。
    ※ カオナビで使用する項目はデフォルトで設定されています。
  2. 必要に応じて「指示内容」に抽出時の指示を設定。
    入社日・退職日・生年月日は「yyyy-mm-dd」の形式で抽出する必要があります。
  3. 設定を終えたら、「テスト」をクリック
  1. テストに成功すると、「抽出したい項目」に設定した項目が対象のテキストから抽出され、「取得した値」に追加されます。
    ※ 期待する値が抽出されていない場合には、「抽出したい項目」の名称や「指示内容」を変更して再度お試しください。
  1. ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ5:メンバーの登録

抽出したデータを用いて、カオナビにメンバーを登録しましょう。

  1. カオナビの「メンバーを登録」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 各項目にSlackのメッセージから抽出した値を設定していきましょう。
    入力欄クリック時に表示されるテキスト抽出メニューから、対応する項目を選択してください。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 取得した値}}という形で追加されます。
    ※ このテンプレートではデフォルトで項目が設定されていますが、ステップ4で「抽出したい項目」を変更している場合、デフォルトの設定ではうまく動作しません。
    こちらの方法で再設定してください。
  1. カスタム項目として登録する項目を追加することもできます。
    入力欄クリック時の「候補」タブから、増やしたい項目を選択してください。
  1. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、カオナビにメンバーが登録されます。
    ※ 登録されるメンバーの例
  1. ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ6:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
指定したチャンネルにメッセージを投稿し、そのメッセージから抽出された情報でカオナビにメンバーが登録されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

SlackやカオナビのAPIを使ったその他の自動化例

カオナビとの連携以外でも、SlackのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

Slackを使った便利な自動化例

Slackの投稿内容を起点に、HTML・CSSの自動生成や書類作成、タスク登録、スプレッドシートへの反映まで多様な業務を自動化可能です。AIや関数の活用により、Web制作・情報整理・業務管理の効率を飛躍的に高められます。

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カオナビを使った便利な自動化例

カオナビと各種ツールを連携することで、人材情報の登録・要約・共有を自動化。フォーム送信やOCR結果をもとにNotionやTalentio、HRMOSへも情報を展開でき、採用や人事管理の手間を削減し、スピーディな人材活用を実現します。

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まとめ

Slackとカオナビの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまでSlackで受け取った新入社員や異動者の情報を手作業でカオナビに転記していた時間や、その際に発生しがちだった入力ミスや登録漏れといった課題を根本から解消</span>できます。
これにより、人事担当者は煩雑なデータ入力作業から解放され、より迅速かつ正確に最新の人事情報を把握し、採用戦略や人材育成といった本来注力すべきコア業務に多くの時間を割けるようになります!

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの専門知識がない方でも直感的な操作のみで簡単に構築できますので、もし日々の業務でSlackとカオナビ間の情報連携に少しでも手間を感じているのであれば、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
c.tsukamoto
海外でのカスタマーサクセス業務や、アート業界での販売・展示運営、通訳など、幅広い職種を経験してきました。 日々の業務の中で「もっとスムーズにできる方法があるはず」と気づくことが多く、自然と業務の調整や改善に関わるようになりました。 現在はその経験をもとに、Yoomを活用しながら、業務効率化に悩む方々に役立つノウハウをお届けしています!
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Slack
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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