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マネーフォワード 掛け払いとSalesforceを連携することで、与信枠審査の結果を自動で同期できます。この自動化によってスムーズな取引開始を目指してみませんか?
手動でのデータ入力が必要なくなれば、作業時間の削減やヒューマンエラーの防止につながります。また、審査結果をリアルタイムで共有できるため、取引内容の調整を速やかに行い、顧客へ提案できます。
審査結果を手動でSalesforceに入力する必要がなくなるため、担当者の作業時間が削減されます。これにより、営業担当者は資料作成や商談といった付加価値の高い業務に時間を割くことができます。また、誤入力や登録漏れなどの人的ミスによるデータの不整合を防止できるため、正確な情報管理が可能になります。
審査完了後、即座にSalesforceで結果が更新されるため、営業担当者は最新の情報にすぐにアクセスできるようになります。これにより、付与された与信枠に基づいた取引内容の調整をスピード感をもって行えるため、スムーズな取引開始が期待できます。プロジェクト責任者や経営陣も与信情報をリアルタイムで把握できるため、プロジェクトの資金繰りやリソース配分の見直し、信用リスクへの対策を速やかに行えます。
[Yoomとは]
それでは、マネーフォワード 掛け払いとSalesforceの連携と業務フローの自動化設定を行ってみましょう。
テンプレートを使って、「マネーフォワード 掛け払いで与信枠審査が完了したらSalesforceに追加する」業務フローの作成手順を紹介します。
1. Yoomにログインしてください。
2. 以下の「試してみる」ボタンをクリックして、Yoomのテンプレートをコピーしてください。
※アプリ連携がお済みの場合は、ステップ2へ進んでください。
1. 左メニューの「マイアプリ」を選択し、画面右の「+ 新規接続」をクリックします。

2. マイアプリの新規接続一覧から、マネーフォワード 掛け払いとSalesforceをそれぞれ選択し、アプリを連携してください。
※マネーフォワード 掛け払いの連携に必要なAPIキーは、右記の公式サポートセンターの記事を参考に発行してください。【APIキーの発行手順】
※Salesforceの連携については、こちらの記事を参考にしてください。
次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。
1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。
1. コピーしたテンプレートを開きます。
※下図の赤枠部分から任意のタイトルに変更できます。

2. フローボットの「アプリトリガー:与信枠審査が完了したら」をクリックします。

3. 「連携アカウントとアクションを選択」の設定を行います。
必要に応じてタイトルを変更し、「次へ」をクリックします。

4. アプリトリガーのWebhookイベント受信設定を行います。
指示手順と注意事項を参考にして、与信枠審査の完了時に起動するよう設定してください。
※参考:Webhookの設定方法(公式サポートセンター記事)

5. テストが成功したら、「保存する」をクリックしてください。
1. フローボットの「データベースを操作する:顧客情報の取得」をクリックします。

2. 連携アカウントとアクションを選択します。
必要に応じてタイトルを変更し、「次へ」をクリックします。

3. API接続設定を行います。
「顧客ID」と「Sandbox環境への切り替え」欄の入力・選択をしてください。「顧客ID」欄の入力には、ステップ2で取得したアウトプットを使用してください。

※下図はアウトプットの参照例です。

4. テストが成功したら、「保存する」をクリックしてください。
1. フローボットの「データベースを操作する:レコードを追加する」をクリックします。

2. データベースを連携します。
・タイトル:必要に応じて変更できます。
・データベース連携:任意の値を入力・選択してください。
※下図は入力例です。


※下図は「オブジェクトのAPI参照名」を候補から選択する場合の一例です。取引先(Account)への同期を想定し、「取引先」のキーワードで検索しています。

3. 「次へ」をクリックします。
4. データベース操作の詳細設定を行います。
ステップ2で取得したフォーム回答のアウトプットを活用し、「追加するレコードの値」を設定してください。
※下図は入力項目の一部であり、入力したアウトプットは設定例です。


※下図はアウトプットの参照例です。「取引先名 (Name)」欄のように単独で使用することも、「取引先 説明 (Description)」のように組み合わせて文章にすることもできます。

5. テストが成功したら、「保存する」をクリックしてください。
最後に、保存したフローのトリガーを「ON」に切り替えると起動します。
以上で、「マネーフォワード 掛け払いで与信枠審査が完了したらSalesforceに追加する」フローの完成です。
他にもマネーフォワード 掛け払いやSalesforceを使った自動化の例がYoomには多数あるため、いくつか紹介します。
1. マネーフォワード 掛け払いで請求書発行が完了した際に、Salesforceに情報を追加するフローです。請求書のIDや金額、支払期限などを請求オブジェクトも同期することで、スムーズな請求管理が可能になります。営業チーム全体で請求情報を把握できるようにしましょう。
2. マネーフォワード 掛け払いで与信枠審査が完了した際に、Google スプレッドシートに情報を追加するフローです。データベースへの審査結果の自動反映により、審査結果を一覧で表示できます。キャンペーンやプロジェクトごとなど、必要な単位で与信情報のチェックしたり分析したりすることが可能です。
3. マネーフォワード 掛け払いの与信審査が完了した際に、Chatworkに通知するフローです。マネーフォワード 掛け払いとチャットツールを連携することで、審査完了や請求書発行のタイミングでリアルタイム通知が可能になります。チーム全体で情報共有をスムーズにし、重要情報の把握漏れを防ぎましょう。
マネーフォワード 掛け払いの与信枠審査が完了した際に、その結果をSalesforceのレコードに自動追加する方法を紹介しました。審査結果がリアルタイムで同期されるため、転記作業が不要となり、担当者の業務時間の確保やヒューマンエラーの防止が可能となります。また、情報共有が迅速化されることで、取引開始に向けた調整をスムーズに進められます。Yoomを活用すれば、設定を簡単に行えるため、ぜひこの連携を試してみてください。