2024/11/11
自動化のアイデア

【オープンロジ API】各種アプリとの連携方法から活用事例まで徹底解説。

r.suzuki
オープンロジ APIと各種アプリの連携イメージ

目次

オープンロジ APIでできること

オープンロジ APIを利用すると、在庫情報の取得・更新が可能です。
例えば、API経由で各倉庫の在庫データを取得し、別のアプリケーションに連携させるといったことを実現できます。
オープンロジとは別に、別のアプリケーションで商品在庫や商品の情報を管理している場合、そのアプリケーションの情報が変更されるたびにオープンロジ APIを使ってオープンロジへの情報登録や更新を行うこともできます。
複数のECサイトでの在庫管理に活用すれば、在庫切れリスク防止も期待できそうです。

また、注文データの自動反映も可能です。
ECサイトでの注文データを取得することができれば、オープンロジ APIを用いて自動的にオープンロジに反映でき、迅速な出荷準備が期待できます。
例えば、外部アプリケーションからの注文が確定した際に、その情報を取得しオープンロジ APIでオープンロジに反映させることで、倉庫に指示を送信して在庫のピックアップと梱包のスムーズな開始が見込めます。

他にもオープンロジ APIで出荷済み商品の追跡情報を取得できるので、配送に関する問い合わせにもスピーディーな対応が期待できます。
さらに、倉庫間の在庫移動指示をAPIで自動化できたり、在庫や出荷データをAPI経由で取得し、販売データ分析や在庫回転率の改善にも役立てることができます。
これにより、最適な在庫配置ができ、各倉庫間で効率的に在庫を移動させることができ、商品需要予測や顧客ニーズに基づいたプロモーション戦略を練ることも可能です。

オープンロジ APIの利用方法

今回はYoomというサービスを利用してノーコードでオープンロジを利用していきます。

[Yoomとは]

まずはじめにYoomの公式サイトにアクセスし、アカウント作成をお願いします。
既にアカウント登録済みの方はログインしてください。
Yoomのアカウント発行ページ

オープンロジをYoomと接続する方法

マイアプリ連携の設定

1)Yoomのアカウントにログインしたら、使用するアプリを登録します。
「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。


2)Yoomで接続できるアプリ一覧が表示され、一番上の検索窓から今回使用する「オープンロジ」を検索していきます。

オープンロジを選択できたら、使用するアカウントで設定を行ってください。
なお、オープンロジではアクセストークンの入力が必要です。
あらかじめオープンロジにログインし、オープンロジ上でAPI Tokenを発行してください。


3)登録ができるとマイアプリにアイコンが表示されます。
登録したアプリのアイコンが表示されたか確認してください。

これでオープンロジのAPIを、Yoomから利用できるようになりました!

Yoomのテンプレートを利用してオープンロジ APIをつかいこなそう!


Yoomには、多くのフローボットテンプレートが用意されており、クリックするだけで様々なフローボットを簡単に利用できるようになっています。フローボットの詳細については、以下の動画で詳しく紹介されています。

ここからは実際の利用シーンやおすすめの職種ごとに実際に用意されているテンプレートを紹介していきます。

オープンロジ APIを利用して実現できる自動化の具体例

Yoomではさまざまなサービスとの連携が可能で、それぞれのサービスに対応したテンプレートも用意されています。
普段使用しているサービスと連携できるテンプレートを活用して、今すぐオープンロジを自動化しましょう!

1.商品情報が登録されたら追加・更新する

外部アプリケーションのAPIとオープンロジ APIを利用して、外部から取得した情報をオープンロジに登録することが可能です。
オープンロジとは別のアプリケーションで商品情報を管理している場合、今までは2つのアプリを開いて、手作業で入力する必要がありました。
しかし、オープンロジ APIの利用で入力が自動化され、手間が省けるだけでなく、ヒューマンエラーを防止でき、情報の正確性向上も期待できます。
また、更新と同時に正確な情報を自動追加できるので、その後の業務のスムーズな進行も見込めます。
例えば、商品管理部門では、外部アプリケーションで新商品が登録されると、オープンロジ APIを通じて商品情報が自動的にオープンロジに反映され、即座に倉庫への在庫配置準備が開始されます。
これにより、在庫管理や出荷準備が効率化され、登録ミスや作業遅延を防ぐことが期待できます。

商品情報の管理等で利用しているアプリケーションがkintoneの場合はこちらのテンプレートを選択してください。

Googleスプレッドシートで管理している場合も同様に以下のテンプレートを選択することで情報反映が可能です。

2.入荷・出荷の依頼をする

オープンロジ APIと外部アプリケーションのAPIを利用して、外部アプリケーションのステータスの更新をトリガーにオープンロジで入荷や出荷の依頼が作成できます。
外部アプリケーションをこまめに開いてステータス情報を確認する手間がなくなり、業務の効率化が期待できます。
また、手動作業がなくなるため、依頼内容の正確性も向上します。
例えば、物流管理部門では、外部アプリケーションで商品のステータスが出荷準備中に更新されると、オープンロジAPIを使って自動的に入庫依頼が作成され、倉庫側での準備が素早く開始されます。
これにより、人的ミスが削減され、円滑な出荷プロセスの進行が期待できます。

例えば、商品のステータス管理にkintoneを使用している場合は、以下のようなテンプレートの流れを設定できます。
kintoneでステータスが更新されたらオープンロジで入庫依頼や出庫依頼を作成することができます。
kintoneのステータスを起点にすることで、入庫依頼の作成情報の管理が容易となり、作業の重複や入庫依頼の作成漏れを防止することが期待できます。

商品のステータス管理をGoogleスプレッドシートで行っている場合はこちらのテンプレートを選択してください。
Googleスプレッドシートで行が更新された際に、オープンロジで入庫や出庫の依頼を更新または作成できます。
Googleスプレッドシートが編集されると、自動的にオープンロジの入庫・出庫依頼が更新されるため、チームに最新情報が素早く共有されます。

オープンロジ APIの利用をおすすめしたい方

・オープンロジを日常的に利用している方
・データ整合性を保ちながら、一元管理を行いたい方
・素早い情報共有が必要な方
・手動作業を削減し、業務の効率化を図りたい方

まとめ

オープンロジAPIとアプリの連携方法から、実際の活用例までを紹介しました。
オープンロジ APIを活用すると、外部アプリケーションの情報更新をトリガーにしてオープンロジの自動更新が可能になり、ヒューマンエラーを防止して、正確な情報を簡単に登録できます。
これにより、次の業務フローへの移行もスムーズに進むため、業務全体の効率向上が期待できます。
情報の更新だけでなく、オープンロジ APIを使用して、入出庫依頼の作成など、様々な業務の自動化が実現できます。
ぜひ、オープンロジ APIを使って日常業務の効率化を目指してみてください!
また、Yoomを利用すれば、プログラミング知識がなくても気軽にオープンロジ APIを導入できます。

簡単で種類豊富なYoomのテンプレートを活用してください!
無料登録はこちらから!

この記事を書いた人
r.suzuki
人材が限られる地方の中小企業で業務の効率化を日々模索していたところ、Yoomと出会いました。 こうだったらいいなとなにげなく考えていたことがYoomを導入することで、こんなにも効率化できるんだ!と感動。 システムやプログラミングの知識や経験がない私でも、業務が大きくかわったので、同じように感じているたくさんの方々へ共有できたらと執筆しています。
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