SalesforceとGitHubの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/21

【簡単設定】SalesforceのデータをGitHubに自動的に連携する方法

m.wadazumi

「あれ、このTo DoってGitHubにも反映してたっけ…?」

営業と開発の間でそんな確認が何度も飛び交っていませんか?Salesforceで登録したタスクを、毎回GitHubにも手動でコピペするのは面倒だし、うっかり抜け落ちるリスクも高いですよね。でも、もしSalesforceにTo Doを登録するだけで、GitHubのIssueが自動で作成されたらどうでしょう?さらに、そのタスクが完了したらGitHubのIssueも自動で更新されるとしたら…。手間やミスが激減して、チーム間の連携もスムーズになるでしょう。

この記事では、SalesforceとGitHubの自動連携フローを丁寧に解説します!自動化をして、業務の効率化を体験してみませんか?

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にSalesforceとGitHubの連携が可能です。

YoomにはあらかじめSalesforceとGitHubを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

SalesforceとGitHubを連携してできること

SalesforceとGitHubのAPIを連携すれば、SalesforceのデータをGitHubに自動的に連携することが可能です!
たとえば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにSalesforceとGitHubの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

SalesforceでTo Doが登録されたら、GitHubのIssueを自動作成する

SalesforceのタスクをGitHubのIssueとして作成できるため、開発プロセスがスムーズになるでしょう。
SalesforceとGitHubを活用している開発チームや営業チームにおすすめのフローです。

SalesforceのTo Doがクローズに更新されたらGitHubのIssueに反映する

タスクの完了をGitHubにも反映できるため、更新忘れを防げます。
Salesforceの進捗が同期できるので、チーム間の連携を強化したい方におすすめのフローです。

SalesforceとGitHubの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそくSalesforceとGitHubを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでSalesforceとGitHubの連携を進めていきますので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回はSalesforceでTo Doが登録されたら、GitHubのIssueを自動作成するフローボットを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • SalesforceとGitHubをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • フローの起点となるSalesforceのトリガー設定とGitHubその後に続くのアクション設定
  • トリガーボタンをONにして、フローボットを起動

ステップ1:SalesforceとGitHubをマイアプリ登録

SalesforceとGitHubをYoomに接続するマイアプリ登録を最初に行います。
マイアプリ登録を事前に済ませておくと、自動化設定が進めやすくなります。

それでは設定を行いましょう!
Yoom画面左側にある「マイアプリ」→「新規接続」をクリックしてください。

Salesforceの連携方法

アプリ一覧が表示されるので、そこからSalesforceを探すか、検索機能を活用しましょう。
以下の画面が表示されたら、Salesforceにログインしてください。

GitHubの連携方法

先ほどと同様に、一覧からGitHubを探すか、検索機能を活用してください。
以下の画面が表示されるので、GitHubにログインしましょう。

自身のマイアプリ欄に、SalesforceとGitHubが表示されていれば登録は完了しています。

ステップ2:テンプレートをコピー

それでは自動化の設定を行っていきましょう!
Yoomにログインして、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。

自動的にテンプレートがコピーされ、以下の画面が表示されます。
テンプレートはマイプロジェクトというプロジェクトに自動的に格納されるので、確認したい場合はそこから確認してください。
以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されたら、「タイトル」を確認してください。
使いやすいようにタイトルを変更することも可能です。
最初に、SalesforceでTo Doが登録されたらフローボットを起動する設定を行うため、「ToDoオブジェクトにレコードが登録されたら」をクリックします。

ステップ3:フローの起点となるSalesforceのトリガーを設定

以下の画面が表示されるので、設定を確認します。
問題なければ、「次へ」をクリックしましょう。

※Salesforceは、チームプラン・サクセスプランをご利用の方向けのアプリです。
フリープランやミニプランで使うと、フローボットのオペレーションやデータコネクトがエラーになってしまうのでご注意ください。
有料プラン(チームプラン・サクセスプラン)には2週間の無料トライアルがあります。
トライアル期間中なら、普段は制限されているSalesforceも問題なくお試しいただけます。
ぜひこの機会にいろいろと体験してみてくださいね。

以下の画面が表示されたら、「トリガーの起動間隔」を設定しましょう。
※プランによってトリガーの起動間隔は異なるため、注意してください。

スクロールし、「マイドメインURL」を説明の通りに設定してください。
Salesforceでテスト用にToDoオブジェクトにレコードレコードを登録しましょう。
設定が完了したら、「テスト」をクリックします。

テストが成功すると「テスト成功」と表示され、その下に「アウトプット」が表示されます。
以下の画面には表示されていませんが、アウトプットの項目名の横にSalesforceから取得した値が追加されます。
アウトプットはこの後の設定で活用するので、間違いがないか確認してください。
確認できたら、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ4:GitHubでIssueを作成する設定

続いて、Issueを作成する設定を行うため、「Issueを作成」をクリックします。

以下の画面が表示されるので、設定を確認してください。
問題なければ、「次へ」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されたら、「オーナー名」と「リポジトリ名」を説明に従って設定してください。

スクロールし、「タイトル」を設定しましょう。
「タイトル」にSalesforceの「件名」を設定することで、自動的にタイトルが追加されます。
赤枠内の矢印をクリックするとアウトプットが表示されるので、「件名」を選択します。
「コメント」にSalesforceの「説明」を設定すると、自動的にGitHubにSalesforceの説明が追加されます。
設定が完了したら、「テスト」をクリックしましょう。

テストが成功すると、「テスト成功」と表示され、以下のアウトプットに値が追加されます。
確認できたら、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ5:Salesforceのレコードを更新する設定

続いて、Githubで登録されたIssue番号が更新時に必要なので、「レコードを更新する」をクリックしてください。

以下の画面が表示されるので、設定を確認します。

スクロールし、「マイドメインURL」と「オブジェクトのAPI参照名」を設定してください。
問題なければ、「次へ」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されるので、「更新したいレコードの条件」を設定しましょう。
こちらではトリガー時点で入っている一意の値を使って対象レコードを検索します。
今回は以下のように設定しました。

次に、「更新後のレコードの値」を設定します。
GitHubのIssue番号を更新する設定を行うので、説明欄にSalesforceの説明とGitHubからIssue番号を選択してください。
※Issue番号のアウトプットだけを設定すると元の説明が消えてしまうため
設定が完了したら、「テスト」→「テスト成功」→「保存する」をクリックしましょう。

ステップ7:トリガーボタンをONにして、フローボットを起動

こちらで全ての項目の設定が完了しました!
以下の画面が表示されるので、「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了します。
設定したフローボットが正常に起動するかチェックしてみましょう!

こちらがSalesforceでTo Doが登録されたら、GitHubのIssueを自動作成するフローでした。

GitHubのデータをSalesforceに連携したい場合

先ほどはSalesforceからGitHubへデータを連携する方法をご紹介しましたが、反対にGitHubからSalesforceへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートをご利用ください。

GitHubのIssueをSalesforceのケースに同期する

GitHubのIssueがSalesforceのケースに自動反映されるため、手動で同期する手間が省けます。
カスタマーチームと開発チームなど異なるチーム間での情報のズレを防止したい方におすすめのフローです。

Salesforce‍やGitHubのAPIを使ったその他の自動化例

SalesforceやGitHubのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。​
もし気になるものがあればぜひこちらも試してみてください!

Salesforceを使った自動化例

Salesforceの商談やリードが登録されると、データベースに追加したり、メールを送信したりできます。

GitHubを使った自動化例

GitHubのIssue作成をデータベースに追加可能です。メッセージ内容をもとに、GitHubにIssueを作成できます。

終わりに

いかがでしたか?SalesforceとGitHubを連携すれば、「タスクの二重管理をなくしたい」「営業と開発の連携をスムーズにしたい」「更新漏れを防ぎたい」といった課題を解決できるのではないでしょうか。タスク登録からIssue作成・更新までを自動化することで、業務の効率化と情報共有の質を高めることができるでしょう。

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自動化されたアプリ連携で、営業と開発のタスク管理をもっとスムーズにしてみませんか?

この記事を書いた人
m.wadazumi
児童福祉の仕事からライターとして活動し、現在はYoomでブログを執筆中です。 Yoomでできる業務効率化に驚きつつ、みなさんにもその感動を共有して社会貢献したいと考えています。 プログラミング知識ゼロの私でもできるアプリ連携や自動化をお伝えしていきます。
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