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2026-10-23

Workato(ワーカート)とは?iPaaSの仕組みからAIエージェント活用法まで徹底解説

Kana Saruno
Kana Saruno

業務アプリが増え続ける現代、それらをいかに効率よく連携させるかが企業の競争力を左右します。

その解決策として注目されるのが「Workato(ワーカート)」です。

本記事では、Workatoの基本機能から、AIエージェントの活用、日本企業での導入事例までを詳しく解説。

複雑なシステム連携を自動化し、クリエイティブな業務に集中できる環境をいかに構築するか、そのヒントを探っていきましょう。

🌐iPaaSの旗手「Workato」とは?エンタープライズに選ばれる理由

 iPaaS(Integration Platform as a Service)市場で利用されている製品の一つがWorkatoです。多くのSaaSを統合管理し、ビジネスプロセスの自動化を支えるインフラとして、大規模なエンタープライズ企業での導入事例があります。 

1,000種類を超える豊富なコネクター

Workatoは、

  • 主要なSaaS
  • オンプレミスのデータベース
  • ERP
  • 独自の社内システム

など、多数のアプリやシステムに対応するコネクターを提供しています。

事前構築されたコネクターを活用できるため、連携のたびにAPI連携を一から開発する負担を抑えられ、エンジニアが開発作業に追われることなく、安定したシステム連携を目指せる点が大きなメリットです。

ローコードによる圧倒的な操作性

プログラミングの深い知識がなくても、洗練されたビジュアルエディタを通じて、複雑な自動化フローを作成できます。

出典1

データのマッピングや条件分岐の設定も直感的なインターフェースで行えるため、IT部門だけでなく、業務内容を熟知したビジネス現場の担当者が自らフローを構築・修正することが可能。

現場のニーズを即座に反映させた自動化が実現し、システム開発のリードタイムを短縮し、変化の激しい市場環境への適応力を高めます。

強固なセキュリティとガバナンス

エンタープライズ企業の利用を前提としているため、コンプライアンス対応を支援する機能が充実しています。組織全体での安全な運用を支える機能を備えています。

転送・保存データの高度な暗号化

データの保護において、通信中のデータはTLS 1.2以上で暗号化され、保存時のデータはAES-256によって厳重に保護。

これらの対策により、データ保護を強化できます。

アクセス制御(RBAC)と監査ログ

詳細なロールベースのアクセス制御(RBAC)により、権限に応じた安全な操作を徹底できます。

また、

  • いつ
  • 誰が
  • どのレシピを実行・変更したか

を把握できる監査ログを保持し、外部SIEM連携による延長も可能。

統制機能が極めて充実しています。

シャドーITの防止

部署ごとに乱立しがちな自動化ツールを全社で一元管理。

シャドーITを防止しながら、安全かつ透明性の高い自動化プラットフォームを構築・運用することが可能です。

🚀Yoomは複雑なシステム連携をノーコードで実現できます

iPaaSによるアプリ連携は便利な反面、複雑なワークフローの設計やメンテナンスに多大な工数がかかるという側面もあります。

 Yoomを活用することで、専門知識が必要なフロー構築から解放され、本来注力すべき戦略立案や顧客対応といったコア業務に集中できるようになります。 

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まずは、どのような自動化が可能なのか、実際のテンプレートを通じてイメージを膨らせてみてください。


■概要
このAIワーカーは、AIの実行履歴や利用料金、プロンプトの内容、使用モデル、リトライ回数といったログデータを確認し、処理効率やコストに影響している要因を洗い出します。実行頻度が高い処理やプロンプトの非効率さ、特定処理でのリトライ多発など、改善につながるポイントを整理したうえで、対応の優先順位を付けた「利用状況・コスト要因分析レポート」としてまとめて提示します。

■AIワーカーの設定方法
チャットで指示を出すだけで自社の運用に合わせて自動で設定・アップデートされていきます。まずは、AIワーカーが処理を正しく実行できるよう「スキル」と「使用ツール」をカスタマイズしましょう。
  • 「スキル」とは:
    ・AIワーカーが処理を行うための手順書です。詳しい設定方法は「【AIワーカー】スキル(旧マニュアル)の作成方法」をご参照ください。
  • 「使用ツール」とは:
    ・AIワーカーが処理を行う際に使用するツールです。自社で普段使っているツールをAIに指示するだけで、データの取得先や出力先を自由に組み替えることができます。
AIワーカーの基本設定については「【AIワーカー】基本的な設定方法」 でもご確認いただけます。

■注意事項
  • AIワーカーの同時実行数・作成可能なAIワーカー数・利用可能なAIモデルはご契約中のプランによって異なります。
  • AIワーカー内でご利用いただけるアプリやオペレーション等はフローボットの利用制限と同様です。
  • AIワーカーは、テスト実行でも本番実行と同様にタスクを消費しますのでご注意ください。詳細は「【AIワーカー】タスク実行数の計算方法」をご参照ください。

■概要
自治体で事業者などからメールで届く申請書の処理において、手動での内容確認やシステムへの登録に負担を感じていませんか?
特にPDFなどのファイルが添付された申請書類は、目視による不備確認やデータの転記作業が必要となり、入力ミスや処理の遅延が発生しやすい課題があります。
このワークフローを活用すれば、Outlookで特定の件名のメールを受信した際、添付された申請書PDFからAIワーカーが自動でデータを抽出したうえで、不備確認や判定結果をもとにkintoneへ登録し、Microsoft Teamsでの通知までをシームレスに行うことができます。これにより、事務局の業務負荷を軽減し、迅速で正確な申請処理を実現します。

■このテンプレートをおすすめする方
  • 大量に届くメール申請の処理を効率化し、自治体や行政機関でメール申請の処理を効率化したい担当者の方
  • PDF書類からのデータ転記による登録ミスや漏れを防ぎ、データベースの正確性を維持したい管理責任者の方
  • 外出先や別作業中でも、申請の登録状況や不備の有無をMicrosoft Teamsで迅速に把握したいチームリーダーの方

■このテンプレートを使うメリット
  • AIワーカーが申請書類の内容を自動で判定するため、人の手による不備確認の時間を短縮し、業務のスピードを向上させます。
  • 抽出したデータをkintoneへ自動登録することで、手作業によるヒューマンエラーのリスクを抑え、精度の高いデータ管理が可能になります。

■フローボットの流れ
  1. はじめに、Outlook、kintone、Microsoft TeamsをYoomと連携します
  2. 次に、トリガーで、Outlookを選択し、「特定の件名のメールを受信したら」というアクションを設定します
  3. 次に、オペレーションで、条件分岐を用いて添付ファイルがあるか判定します
  4. 最後に、オペレーションで、AIワーカーを用いて「申請書PDFからデータを抽出し、内容を判定して登録と通知を行う」ためのスキルを作成します。この際、kintoneとMicrosoft Teamsのアクションを使用ツールとして設定します
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント
  • Outlookのトリガー設定で、対象とするメールの件名や抽出したい添付ファイルの条件を業務に合わせて調整してください。
  • AIワーカーの指示内容(スキル)をカスタマイズすることで、特定の申請項目に対する不備チェックのルールを詳細に設定できます。
  • kintoneの登録先アプリや、Microsoft Teamsで通知を送るチャネルを、組織の運用フローに合わせて変更してください。

■注意事項
  • Outlook、kintone、Microsoft TeamsのそれぞれとYoomを連携してください。AIワーカー内で使用するツール(アプリ)についてもマイアプリ連携が必要です。
  • Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
  • 分岐はパーソナルプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
  • パーソナルプラン・ミニプラン・チームプラン・サクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。詳しくは、料金プランのページをご参照ください。
  • トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
  • プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
  • AIワーカーの基本設定は「【AIワーカー】基本的な設定方法」をご参照ください。
  • AIワーカーの同時実行数・作成可能なAIワーカー数・利用可能なAIモデルはご契約中のプランによって異なります。
  • AIワーカー内でご利用いただけるアプリやオペレーション等はフローボットの利用制限と同様です。
  • AIワーカーは、テスト実行でも本番実行と同様にタスクを消費しますのでご注意ください。詳細は「【AIワーカー】タスク実行数の計算方法」ご参照ください。
  • AIワーカーはスキルを詳細に設定することで適切な処理を実行しやすくなります。詳細は「【AIワーカー】スキル(旧マニュアル)の作成方法」をご参照ください。

🤖AIエージェント時代の到来:Workato Agent Studioの革新性

Workatoは、従来の「あらかじめ決まった手順を繰り返す自動化」から、AIが状況を判断して動く「AIエージェントによる自動化」へと進化を遂げています。

その中心となるのが、提供が進んでいる「Agent Studio」です。

Geniesによる対話型オートメーション

「Genie(ジニー)」と呼ばれるAIエージェント機能により、ユーザーは自然言語で指示を出すだけで自動化を実行できます。

出典2

たとえば、「先月の売上レポートをSlackで送って」といった自然言語の指示をきっかけに、AIが複数のアプリからデータを取得し、整形・送信まで実行。

複雑な設定画面の操作やレシピの構造を理解する必要がなく、誰もがAIの恩恵を享受できる、革新的なユーザー体験を提供しているのです。

MCP対応によるエコシステムの拡張

Model Context Protocolへの対応により、Workatoの連携機能や業務処理をMCPツールとしてAIクライアントから利用できる「Enterprise MCP」が提供されています。 

自社が保有する固有のビジネスデータと最新のLLMを安全かつ密接に組み合わせることで、自社のコンテキストに即した業務支援が可能に。

社内ナレッジの活用や、専門性の高い判断を必要とする業務プロセスの自律化が加速します。

「Workato Enterprise MCP」で実現できること

  • Workatoが持つ膨大なコネクタを、AIエージェントの実行スキルへ簡単に変換可能
  • AIエージェントのアクセス時にもユーザー権限の検証やログの自動追跡を適用
  • SaaSやオンプレミスを横断する複雑な業務プロセスをAIエージェントが連携実行

AIエージェント×ワークフローへの進化

単一のタスクを自動化するだけでなく、AIエージェントとワークフローを組み合わせ、目標達成に向けた複数の処理を実行する構成も登場しています。

これは、処理の途中でエラーが発生した際の

  • リトライ
  • エラーハンドリング
  • 承認フロー

までを含めて管理することで、従来の自動化を「やり遂げる自動化」へと変えるものです。

担当者は重要な判断の確認と承認に集中できるようになり、プロセス全体を効率的に進められる未来の働き方を提示しています。

🏢日本企業におけるWorkatoの導入事例と評価

Workatoは日本国内でも、製造業からIT、金融まで幅広い業界で導入が進んでいます。

導入企業の事例を見ることで、具体的な活用のヒントが得られるでしょう。

建設業:清水建設の事例

清水建設では、日立ソリューションズの支援のもと、オンプレミスやクラウドなど広範囲にまたがる複数システムをWorkatoで連携。

生成AI活用も見据えたデータ利活用基盤を構築しました。 

ガバナンスと現場での活用のバランスを重視しながら活用を進めています。

サービス:ナビタイムジャパンの事例

ナビタイムジャパンはWorkatoを導入し、社内に残る手動の業務プロセスの自動化を進めています。

特に成果が出ているのが、社員と経理部門の双方に負荷がかかっていた経費精算業務。

複数フォーマットの請求書・領収書の提出方法をWorkbot for Slackを使って一本化しました。

この結果、経費精算業務で年間数百時間の削減に成功。

記載ミスやファイルの添付忘れといった提出時の不備を防げるようになり、未提出者のチェックも速やかに行えるようになっています。

金融:オリックス銀行の事例

極めて高いセキュリティと正確性が求められる金融業界において、オリックス銀行はWorkatoを採用。

年間約2万件のローン審査に伴う営業審査業務に、Workato GenieベースのAIエージェントを適用し、情報収集から判断用レポート生成までを自動化。

結果として年間約2,500時間の業務削減を見込んでおり、担当者が最終判断に集中できる環境の実現を目指しています。

金融機関に求められるガバナンスを重視しながら、効率化との両立を図った金融DXの事例です。

⚙️WorkatoとYoomはどう使い分ける?自律型AIの適材適所

WorkatoとYoomは、どちらも自動化を実現する強力なツールですが、その得意領域は異なります。

結論から言えば、

  • Workatoは「全社的なインフラ・基盤」としての役割
  • Yoomは「現場の業務を代行する実行レイヤー」としての役割

を担う構成が考えられます。

全社基盤としてのWorkatoと実務代行のYoom

Workatoは、社内のあらゆるシステムを網羅的に繋ぎ、膨大なデータを確実に処理する企業パイプのような存在です。

一方、Yoomはその繋がった各アプリを縦横無尽に使いこなし、特定の事務作業を完結させる手足の役割を担います。

基幹システムのデータ連携はWorkatoに任せ、そこから派生する

  • 日常的なドキュメント作成
  • 細かなチャット通知
  • AIによる内容の判断

などはYoomで行うことで、全社規模の安定性と現場レベルの機動力の両立が可能になります。
AIを組み込んだワークフローの構築について、こちらの記事もチェック! → AIエージェントでデータ分析を自動化!仕組みやメリット、構築手順を解説

「フロー構築」vs「役割付与」

Workatoは、あらかじめ定義した手順に沿ってアプリやシステムを連携させる自動化に適しています。

一方、Yoomでは、AIエージェントに役割や指示を与え、条件に応じた処理を組み立てる構成が可能です。

この違いにより、

定型的な大規模処理はWorkatoのレシピで確実に実行し、非定型で柔軟な判断が必要なタスクはYoomのAIワーカーに任せる

という、最適な使い分けが生まれるのです。
AIエージェントでできることについて、こちらの記事もチェック! → AIエージェントで何ができる?8つの活用例と従来の生成AIとの決定的な違い

ハイブリッド・オートメーションの具体例

具体的な連携例として、Workatoが基幹システムからデータを定期的に吸い上げ、その情報をYoomのAIワーカーに受け渡す構成が有効です。

YoomのAIワーカーは、

  1. データを取得
  2. 受け取ったデータを確認・分析
  3. 顧客ごとの状況に合わせて最適な催促文をAIで生成
  4. 担当者へ承認を求めるために通知を送る
  5. OKが出れば自動でメールを送信

という工程を踏みながら処理を実行。

システム間の正確なデータ連携とAIによる柔軟な対人コミュニケーションを組み合わせることで、より高度な自動化が実現します。
データ連携で業務改革を実現した、こちらのユーザーインタビューもチェック! → 東京鴨治床山株式会社の導入事例

🛠️AIワーカーでWorkatoの連携をさらに加速させるYoom活用術

Workatoが整備したアプリ連携の基盤を最大限に活かすのが、YoomのAIワーカーです。

AIワーカーを導入することで、あたかも有能なアシスタントが常駐しているかのように指示を出すことが可能になります。

業務改善アシスタント

社内の業務フローや課題を客観的に分析し、具体的な改善案の策定からドキュメント化、報告までを担うAIワーカーです。

複雑化した社内オペレーションを可視化し、常に最適な状態へとアップデートし続けるための伴走者として、チームリーダーやIT部門の負担を軽減する役割を果たします。 


■概要
日々の業務手順や課題を分析し、改善案をまとめる作業に負担を感じていませんか?複雑な業務手順の可視化や、具体的な自動化のアイデアを出すためには多くの時間と労力を要します。
このAIワーカーは、提供された業務手順や課題を自律的に分析し、ボトルネックの特定から改善カテゴリの判定まで行います。対話を通じてユーザーの自社ルールに沿った改善案を練り上げ、Googleドキュメントへの文書化からSlackでの共有までを自動で行います。

■このAIワーカーをおすすめする方
  • 業務フローの改善や可視化を行いたいが、改善案をドキュメントにまとめる時間が不足している業務改善担当者の方
  • 現状の課題を整理し、Yoomを活用した具体的な自動化フロー案をスピーディに策定したいと考えているチームリーダーの方
  • 社内のオペレーションを改善し、コスト削減やリードタイム短縮を効率的に進めたいと考えている経営層の方

■AIワーカー設定の流れ
  1. AIワーカーの「名前」や「説明」などの基本情報を設定し、AIワーカーを作成します。
  2. 使用ツールとして、GoogleドキュメントとSlackをYoomとマイアプリ連携します。
  3. AIワーカーの指示書である「スキル」を、自社の改善カテゴリ判定基準やGoogleドキュメントのファイル名、構成案など設定し調整してください。

■このAIワーカーのカスタムポイント
  • スキル内の「#改善カテゴリ判定基準」に自社の定義を設定してください。これにより、AIが自社の運用に最適なカテゴリ分けを行い、的確な改善アドバイスを提供します。
  • スキル内の「#手順」におけるGoogleドキュメント構成を調整することで、決裁者が重視する項目を優先的に盛り込むなど、アウトプットの形式を自由にカスタマイズ可能です。
  • Slackの通知メッセージの体裁や、Googleドキュメントで保存される改善案のファイル名なども、実務環境に合わせて柔軟に変更できます。

■注意事項
  • Googleドキュメント、SlackとYoomを連携してください。
  • AIワーカーの基本設定は「【AIワーカー】基本的な設定方法」をご参照ください。
  • AIワーカーの同時実行数・作成可能なAIワーカー数・利用可能なAIモデルはご契約中のプランによって異なります。
  • AIワーカー内でご利用いただけるアプリやオペレーション等はフローボットの利用制限と同様です。
  • AIワーカーは、テスト実行でも本番実行と同様にタスクを消費しますのでご注意ください。詳細は「【AIワーカー】タスク実行数の計算方法」をご参照ください。
  • AIワーカーはスキルを詳細に設定することで適切な処理を実行しやすくなります。詳細は「【AIワーカー】マニュアルの作成方法」をご参照ください。

SaaSアカウント管理担当

入退社や異動に伴う、複数SaaSのアカウント発行・削除作業を自律的に実行する他、ライセンスの更新期限もあわせて管理・報告してくれます。

煩雑な事務手続きから人事・情シス担当者を解放してくれるはずです。


■概要
新入社員の受け入れや退職者の発生に伴うSaaSのアカウント管理は、人事業務において大きな負担になりがちです。特に複数のアプリを運用している場合、手作業での発行作業や削除漏れは、業務効率の低下だけでなくセキュリティリスクにもつながりかねません。このAIワーカーは、Google スプレッドシートから対象者の情報を自ら読み取り、SmartHR、Google Workspace、cybozu.com共通管理のアカウント管理を指示に従って自律的に実行します。さらに、ライセンスの更新期限もあわせて管理・報告するため、煩雑な管理業務の効率化を実現します。

■このAIワーカーをおすすめする方
  • 入退社に伴う複数SaaSのアカウント管理業務を手作業で行っており、作業の抜け漏れをなくしたい人事労務担当の方
  • 退職者のアカウント削除漏れによるセキュリティリスクを、自社のガイドラインに基づき解消したいIT管理者の方
  • ライセンスの更新期限管理を含めたSaaS運用を、マニュアルに従って自律的に任せたいと考えている経営層の方

■AIワーカー設定の流れ
  1. まず最初に、AIワーカーの「名前」や「役割」などの基本設定を行います。
  2. 次に、AIワーカー内で使用するGoogle スプレッドシート、SmartHR、Google Workspace、cybozu.com共通管理、GmailをYoomと連携し、必要なアクションを設定してください。使用ツールは普段お使いの他のアプリに変更することも可能です。
  3. 最後に、AIワーカーへの指示書となる「マニュアル」を、自社の運用ルールやアカウント発行基準に合わせて作成・編集します。マニュアルの内容は、企業ごとの業務フローに合わせて自由に調整が可能です。細かな設定を行うことで、自社の環境に最適化された自律的なアカウント管理が可能になります。

■このAIワーカーのカスタムポイント
  •  マニュアル内の「# 入社対象」「# 退職対象」という項目に、自社の運用ルール(例:入社日の3日前、退職日から30日後など)を設定してください。これにより、AIが適切なタイミングで処理を判断できるようになります。
  • マニュアル内の「# メールアドレス命名規則」や「# パスワード設定規則」を自社のセキュリティポリシーに合わせて変更することで、環境に即したアカウント発行が可能になります。
  • マニュアル内の「# メールのトーン」を自社の社風に合わせて「フォーマル」や「カジュアル」と指定することで、新入社員に送るウェルカムメールの印象を自由にコントロールできます。 
  • マニュアル内の「# アラート対象」については、マニュアル内の「# アラート対象」という項目にて、自社の運用に合わせた定義を自由に設定することが可能です。 
  • マニュアル内の「# 報告フォーマット」という項目を書き換えることで、自社の運用に合わせて自由に変更が可能です。 

■注意事項
  • Google スプレッドシート、SmartHR、Google Workspace、cybozu.com共通管理、GmailとYoomを連携してください。
  • Google Workspace、 cybozu.com共通管理 はミニプラン以上でご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・パーソナルプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
  • パーソナルプラン・ミニプラン・チームプラン・サクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。
  • AIワーカーの基本設定は「【AIワーカー】基本的な設定方法」をご参照ください。
  • AIワーカーの同時実行数・作成可能なAIワーカー数・利用可能なAIモデルはご契約中のプランによって異なります。
  • AIワーカー内でご利用いただけるアプリやオペレーション等はフローボットの利用制限と同様です。
  • AIワーカーは、テスト実行でも本番実行と同様にタスクを消費しますのでご注意ください。詳細は「【AIワーカー】タスク実行数の計算方法」ご参照ください。
  • AIワーカーはマニュアルを詳細に設定することで適切な処理を実行しやすくなります。詳細は「【AIワーカー】マニュアルの作成方法」をご参照ください。 
  • AIワーカー内で20件を超える大容量データの取得やループ処理を行うと、タスクを著しく消費する可能性があるためご注意ください。

📊Workato vs 他iPaaS・自動化ツール

自社に最適なツールを選ぶには、他製品との違いを正しく理解することが重要です。Workatoは機能の幅や運用状況において、他のツールとは明確なポジショニングの差があります。

MuleSoft・Boomiとの違い

MuleSoftやBoomiは、企業システム間の統合やAPI管理など、複雑な要件に対応する機能を備えています。

一方、Workatoはガバナンス機能とローコードによる開発体験を組み合わせ、IT部門と業務部門の双方で自動化を進めやすい点が特徴です。

IT部門の統制を効かせながらも、ビジネスの現場が主導してスピーディーに自動化を推進できる点が、最大の差別化要因となっているといえるでしょう。

【どのようなユーザーが適しているか】

  • MuleSoft:APIの設計・管理を含む大規模な統合を、開発チームが設計・運用できる大企業
  • Boomi:ローコードで、オンプレミスやクラウドを含む企業システム間の統合を進めたい企業

【専門知識は必須か】

  • MuleSoft:PI設計や大規模な統合要件では、専門的な知識が必要
  • Boomi:深いプログラミング知識は不要だが、統合パターンの理解は必要

自動化ツールの比較紹介はこちらの記事をチェック! → iPaaS一覧|主要9製品の比較とタイプ別の選び方

Zapier・Makeとの違い

ZapierやMakeはAとBを繋ぐといった個人の生産性向上に優れており、組織全体でのデータの流れの可視化や共通のセキュリティポリシーの適用範囲は、利用するプランや構成によって異なります。

対してWorkatoは、1つのミスが大きな損失に繋がるような、企業の基幹に関わる業務プロセスを安全に自動化するために設計。

また、WorkatoはAgent Studioによって、AIエージェントによる単なるタスク実行を超えたプロセスの代行にも対応しています。

【どのようなユーザーが適しているか】

  • Zapier:個人から小規模チーム、部署単位で、手軽にSaaS連携を始めたい企業
  • Make:複数ステップの処理を低コストで組みたい個人・小規模チーム

【専門知識は必須か】

  • Zapier・Make:どちらもノーコードで、プログラミング知識は必須ではない

Zapier・Makeの機能詳細はこちらの記事もチェック! 

→ Zapierでできること完全ガイド!AI連携から活用事例・料金まで徹底解説

→ iPaaSツールのMake(旧Integromat)|コストの最適化や他ツールとの違いを探る

⚠️導入前に知っておきたいWorkatoの注意点

多くのメリットがあるWorkatoですが、導入を検討する際には考慮すべき点も存在します。特にコスト面と運用体制については、事前に社内で共通認識を持っておく必要があります。

クレジット制による料金の複雑さ

Workatoの料金体系は、

  • プラットフォームのエディション
  • 自動化の利用量に応じたクレジットの消費
  • 別売りのアドオン

で構成されています。 

利用量が増えるほど柔軟に拡張できる一方、複雑なレシピを頻繁に動かすと、予想以上にクレジットを消費してしまうことがあります。

そのため、導入前には

  • どの程度の業務を自動化したいのか
  • どのくらいの頻度で実行されるのか

を精査し、シミュレーションを行いましょう。

運用・ガバナンス設計の負担

誰でも簡単にレシピを作れることは大きな魅力ですが、管理が不十分だと、内容が把握できない「野良レシピ」が増殖し、保守不能に陥るリスクがあります。

導入初期には、

  • 命名規則の策定
  • 各ユーザーの権限設定
  • 共通パーツのライブラリ化

など、IT部門によるガバナンス設計に一定の工数を割く必要があります。

ツールを入れるだけで自動的に統制がとれるわけではなく、組織としての自動化のルールを確立・運用していくという長期的なコミットメントが不可欠です。

内製化に向けた人材の確保

ローコードツールとはいえ、既存の複雑なビジネスプロセスを整理し、最適なシステム構成を設計するには、業務知識とITリテラシーを併せ持った人材が欠かせません。

Workatoを単なるツールの導入で終わらせず、社内でレシピ開発を牽引するリーダーを育成し、継続的な改善を行える体制を構築する必要があります。

外部パートナーに頼り切りにならず、自社で自動化をコントロールできる内製化の意識を持つことが、成功への最短ルートです。

内製化実現のステップ(一例)

📝まとめ

Workatoは、AIエージェントという新たなパラダイムを取り入れ、単なるアプリ連携を超えた「自律的な業務基盤」へと進化しています。

豊富なコネクターと強固なガバナンス機能は、エンタープライズ企業が安心してDXを推進するための強力な土台となります。

Workatoをインフラとして活用することを意識し、自律型AIと共に歩む次世代の働き方を実現してください。

💡Yoomでできること

日々の煩雑なデータ入力やリサーチ業務は、便利な反面、本来考えるべき仕事の時間を奪ってしまっているかもしれません...。

Yoomを活用することで、単純作業のループから解放され、本来注力すべき企画の立案やクリエイティブな課題解決に集中できるようになります。

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AIと共に働く、新しい業務スタイルをまずは体験してみませんか?


■概要
テキストやURLの情報をもとに、状況やリスクを整理し、対応方法を提案するAIワーカーです。自社のルールに合わせて判断するよう設定できます。

■AIワーカーの設定方法
チャットで指示を出すだけで自社の運用に合わせて自動で設定・アップデートされていきます。まずは、AIワーカーが処理を正しく実行できるよう「スキル」と「使用ツール」をカスタマイズしましょう。
  • 「スキル」とは:
  • 「使用ツール」とは:
    • AIワーカーが処理を行う際に使用するツールです。自社で普段使っているツールをAIに指示するだけで、データの取得先や出力先を自由に組み替えることができます。
AIワーカーの基本設定については「【AIワーカー】基本的な設定方法」でもご確認いただけます。

■注意事項
  • AIワーカーの同時実行数・作成可能なAIワーカー数・利用可能なAIモデルはご契約中のプランによって異なります。
  • AIワーカー内でご利用いただけるアプリやオペレーション等はフローボットの利用制限と同様です。
  • AIワーカーは、テスト実行でも本番実行と同様にタスクを消費しますのでご注意ください。詳細は「【AIワーカー】タスク実行数の計算方法」をご参照ください。

■概要
商談が失注した際、その要因を分析して次のアクションに繋げることは重要ですが、営業担当者にとって分析レポートの作成やSalesforceへの入力作業は大きな負担となりがちです。 このワークフローを活用すれば、Salesforceで商談が失注ステータスに更新されたことをトリガーに、AIワーカーが自動でBANT条件に基づく分析を行い、改善策をSlackへ提案します。内容の承認後はSalesforceのレコード更新まで自動化されるため、入力負荷を抑えつつ質の高い失注分析の仕組み化を実現できます。

■このテンプレートをおすすめする方
  • Salesforceでの失注分析が形骸化しており、営業プロセスの改善に課題を感じている営業マネージャーの方
  • 失注時のSFAへの入力作業を効率化し、本来の営業活動に注力したい営業担当者の方
  • AIを活用してBANT分析の質を一定に保ち、組織全体の営業力を強化したい組織責任者の方

■このテンプレートを使うメリット
  • 商談の失注ステータス更新を起点に、AIが自動でBANT分析と改善案の提示を行うため、振り返りに要する時間を短縮できます。
  • 分析結果の承認後にSalesforceが自動更新されるため、転記漏れや入力ミスを防ぎ、正確な営業データの蓄積が可能になります。

■フローボットの流れ
  1. はじめに、SalesforceとSlackをYoomと連携します
  2. 次に、トリガーとしてSalesforceを選択し、「商談オブジェクトにレコードが登録または更新されたら」というアクションを設定します
  3. 最後に、AIワーカーでBANT条件に基づく営業プロセスの分析を行い、Slackのメッセージ送信アクションで改善案を提案したあと、Salesforceのレコード更新アクションで使用ツールとして設定するスキル(指示)を作成します
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント
  • Salesforceのトリガー設定では、失注ステータス(例:Closed Lost)への変更のみを検知するように絞り込み条件を調整してください。
  • AIワーカーへの指示内容(プロンプト)を調整することで、自社の商材や営業スタイルに合わせたより具体的なBANT分析やアドバイスの出力が可能です。
  • Slackでの提案先を、担当者個人だけでなく特定の営業チャンネルやマネージャー宛に設定するなど、通知先を任意にカスタムしてください。

■注意事項
  • Salesforce、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
  • トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
  • プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
  • Salesforceはミニプラン以上でご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・パーソナルプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
  • 分岐はパーソナルプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
  • ミニプラン・チームプラン・サクセスプラン・パーソナルプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。詳しくは、料金プランのページをご参照ください。
  • AIワーカー内で使用するツール(アプリ)についてもマイアプリ連携が必要です。
  • AIワーカーの基本設定は「【AIワーカー】基本的な設定方法」をご参照ください。
  • AIワーカーの同時実行数・作成可能なAIワーカー数・利用可能なAIモデルはご契約中のプランによって異なります。
  • AIワーカー内でご利用いただけるアプリやオペレーション等はフローボットの利用制限と同様です。
  • AIワーカーは、テスト実行でも本番実行と同様にタスクを消費しますのでご注意ください。詳細は「【AIワーカー】タスク実行数の計算方法」ご参照ください。
  • AIワーカーはスキルを詳細に設定することで適切な処理を実行しやすくなります。詳細は「【AIワーカー】スキル(旧マニュアル)の作成方法」をご参照ください。

出典:Workato/出典1:Workato レシピエディタ/出典2:Workato Agent Studio

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この記事を書いた人
Kana Saruno
Kana Saruno
API連携プラットフォーム「Yoom」がもたらすワークフローの自動化と、生産性の劇的な向上に感銘を受け、現在はコンテンツ制作を担当。カスタマーサポートとして、多様な業界のユーザーが抱える業務課題の解決に取り組む中で、定型業務の非効率性を目の当たりにした経験を持つ。ユーザー視点を武器に、SaaS連携による業務効率化の具体的な手法や、明日から実践できるIT活用のノウハウを分かりやすく発信している。
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