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カスタマーサポート業務を行う人にとって、正しい情報や課題の管理は質の高い顧客対応を行う上で非常に重要です。Yoomを活用してZendeskとBacklogを連携することで、Zendeskにチケットが登録されると自動的にBacklogに課題を追加することができます。これにより、情報の転記作業を省き、担当者の作業負担を軽減できます。また、転記ミスや誤入力などのヒューマンエラーの防止にもつながるでしょう。この記事では、Zendeskにチケットが登録された際に自動でBacklogに課題を追加するフローの設定方法と導入するメリットについて解説します。
それではここからノーコードツールYoomを使って、「Zendeskにチケットが登録されたらBacklogに課題を追加する」方法をご説明します。
[Yoomとは]
Zendeskでチケットが登録されたことをZendeskのAPIを利用して受け取り、Backlogの提供するAPIを用いてBacklogに課題を追加することで実現できます。一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。
Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。
ZendeskとBacklogをYoomに接続するマイアプリ登録を行います。
最初にマイアプリ登録を行うことで、自動化設定を簡単に行うことができます。
まず、Zendeskのマイアプリ登録を行ってください。
Yoom画面左側の「マイアプリ」→「新規接続」をクリックします。
アプリ一覧と検索欄が表示されるので、どちらかを活用してZendeskを選択します。
説明を確認して、「アカウント名」「メールアドレス」「APIトークン」を入力し、「追加」をクリックします。
※不明な点はこちらをご参照ください。
※【Zendesk】はチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。
これで、Zendeskマイアプリ連携が完了します。
次に、Backlogのマイアプリ登録を行います。
先ほどと同様に、Backlogをアプリ一覧から探すか、検索欄で検索してください。
説明を確認して「ドメイン」を入力し、「追加」をクリックしてください。
これで、Backlogのマイアプリ連携が完了します。
両方のマイアプリ登録が完了すると、ZendeskとBacklogがマイアプリに表示されます。
次に、フローボットのテンプレートを使用して設定を進めましょう。
Yoomにログインし、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。
「テンプレートがコピーされました！」と表示されるので、「OK」をクリックすることでコピーが完了します。
次に、Zendeskのトリガーを設定します。「新しいチケットが作成されたら」をクリックしてください。
「Zendeskと連携するアカウント情報」を確認してください。
タイトルは自由に変更できますが、トリガーアクションはそのままで「次へ」をクリックしてください。
次に、APIの設定をします。
「トリガーの起動間隔」は5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
「サブドメイン」は赤線を確認して設定してください。
設定が完了したら、「テスト」をクリックしてください。
テストを実行すると、アウトプットに情報が表示されます。
情報が表示されたことを確認し、「保存する」をクリックしてください。
続いて、Backlogのアクションを設定します。「課題の追加」をクリックしてください。
次に、「Backlogと連携するアカウント情報」を確認してください。
タイトルは自由に変更できますが、実行アクションは変更しないでください。
「API接続設定」を行います。
赤線を確認し、「ドメイン」と「課題を登録するプロジェクトID」をそれぞれ設定してください。
「課題の件名」は任意の設定を行ってください。
「課題の種別ID」は候補から選択するか、「種別の一覧を取得」から確認したIDを入力してください。
「課題の優先度」は「低」「中」「高」から選択してください。
「課題の詳細」は任意で設定してください。
「アウトプット」から、先ほど取得した情報を入力できます。
その他の項目は任意で設定してください。
設定後、「テスト」をクリックし、「テスト成功」と表示されたら「保存」をクリックしてください。
最後に「トリガーをON」をクリックすると、自動化の設定は完了です。
これで、Zendeskでチケットが登録されると自動でBacklogに課題を追加します。
今回使用したテンプレートはこちらです。
他にもZendeskやBacklogを使った自動化の例がYoomには多数あるので、いくつか紹介します。
1.Backlogで課題が登録されたらZendeskにも追加するフロー
この連携によって、Backlogで課題が登録されると自動でZendeskにも追加できます。
これにより、手動での追加作業が不要になるので業務の効率化が見込めます。
2.Backlogでタスクが完了したらZendeskのチケットステータスを更新するフロー
この連携によって、Backlogでタスクが完了した際にZendeskのチケットステータスを更新します。
これにより、自動で情報が反映されるため、情報の正確性向上が期待できます。
3.Zendeskにチケットが作られたらSlackに通知するフロー
この連携によって、Zendeskにチケットが作られるとSlackに通知できます。
これにより、情報の見逃しを防止できるでしょう。
ZendeskとBacklogを連携することで、Zendeskでチケットを登録するとBacklogに課題が追加されます。
例えば、担当者は手動での転記作業が不要になるので、作業負担を軽減でき、他の業務に集中できます。
これにより、ヒューマンエラーを削減し、業務の生産性向上が期待できます。
ZendeskとBacklogの連携によって、課題をBacklogに一元管理できます。
例えば、サポートチームが顧客から不具合報告を受けた場合、Backlogに課題として登録されるため、エンジニアチームは素早く対応できます。
これにより、異なる部門間での情報共有がスムーズになり、チームの連携強化が見込めます。
ZendeskとBacklogを連携すると、Zendeskで受け取った課題の進捗状況をBacklogで確認できます。
例えば、Backlogで進行中の課題を確認するだけで、誰がどの課題を対応しているのかがわかり、対応漏れや遅延を防げます。
これにより、対応状況を可視化して素早く対応することで、顧客満足度の向上につなげることができるかもしれません。
今回は、ZendeskとBacklogを連携させ、Zendeskにチケットが登録されたらBacklogに課題を追加する方法をご紹介しました。
この自動化により、手動での転記作業を省き、ヒューマンエラーを防げるでしょう。
これにより、業務の生産性向上やチームの連携強化、顧客満足度の向上が期待できます。
この機会にぜひテンプレートを活用して、ZendeskとBacklogを連携し、業務の効率化を目指してください。
また、Yoomのアプリ連携はノーコードで設定ができ、誰でもすぐに始められます。ぜひ導入を検討してみてください。
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