■概要
Googleフォームで収集した期間をもとに、手動でYouTubeのレポートを作成し、関係者に共有する作業に手間を感じていませんか。定期的な作業だからこそ、少しでも効率化したいものです。このワークフローを活用すれば、Googleフォームへの回答をきっかけに、指定された期間のYouTubeチャンネルレポートを自動で取得し、Google Chatへ通知できます。これにより、レポート作成に関わる一連の作業を自動化し、業務を効率化します。
■このテンプレートをおすすめする方
- GoogleフォームとYouTubeを活用したレポート作成を定期的に実施している方
- 手作業によるレポート作成や情報共有に時間を要しており、効率化を検討している方
- 複数のツールをまたぐ手作業での転記などをなくし、ヒューマンエラーを防止したい方
■このテンプレートを使うメリット
- フォームへの回答を起点として、レポートの取得から通知までを自動で実行するため、これまで手作業で行っていた時間を短縮することができます。
- 手動でのデータ入力や期間指定のミスを防ぎ、常に正確なレポートを関係者に共有することが可能になります。
■フローボットの流れ
- はじめに、GoogleフォームとYouTube Analytics APIをYoomと連携します。
- トリガーでGoogleフォームを選択し、「フォームに回答が送信されたら」というアクションを設定します。
- オペレーションでGoogleフォームの「特定の回答情報を取得」アクションを設定し、レポートの対象期間などの情報を取得します。
- オペレーションでYouTube Analytics APIの「チャンネルレポートを取得」アクションを設定し、取得した期間情報をもとにレポートを生成します。
- 最後に、オペレーションでGoogle Chatの「メッセージを送信」アクションを設定し、取得したレポート情報を指定のスペースに通知します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- Googleフォームのトリガー設定では、対象となるフォームのIDを正確に指定してください。これにより、特定のフォームからの送信のみを自動化の対象とします。
- YouTubeでレポートを取得する期間は、Googleフォームから取得した回答内容を変数として設定することで、動的に指定することが可能です。
■注意事項
- Googleフォーム、YouTube Analytics API、Google ChatのそれぞれとYoomを連携してください。
- Googleフォームをトリガーとして使用した際の回答内容を取得する方法はこちらを参照ください。
- Google Chatとの連携はGoogle Workspaceの場合のみ可能です。詳細はこちらを参照ください。
- 仕様上、レポートの取得は3日前のデータから取得が可能です。日付を設定する際は日時の加算減算オペレーションなどを用いるかあらかじめ3日より前の日付データを取得し、その日付で範囲指定を行ってください。