■概要
日々のYouTubeチャンネルのパフォーマンス分析は重要ですが、毎日手作業でレポートを取得し、チームへ共有するのは手間がかかる作業ではないでしょうか。このルーティンワークが、本来注力すべきコア業務の時間を圧迫することもあります。このワークフローを活用すれば、設定したスケジュールでYouTubeのチャンネルレポートを取得し、Microsoft Teamsへ自動通知できます。これにより、レポート作成と共有に関わる業務を効率化できます。
■このテンプレートをおすすめする方
- 毎日YouTubeのレポートを作成し、手作業での情報共有に手間を感じている方
- YouTubeチャンネルの分析データをチームで確認しており、共有漏れを防ぎたい方
- マーケティングやコンテンツ制作における定型業務を自動化し、効率を上げたい方
■このテンプレートを使うメリット
- スケジュールに合わせてレポートの取得から通知までを自動化し、手作業に費やしていた時間を短縮できます。
- 手作業によるレポートの取得漏れや、関係者への共有ミスといったヒューマンエラーの発生を防ぎます。
■フローボットの流れ
- はじめに、YouTubeとMicrosoft TeamsをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでスケジュールトリガー機能を設定し、毎日や毎週など、フローボットを起動したい日時を自由に指定します。
- オペレーションで計算機能を設定し、レポートを取得したい対象期間(例:前日など)を算出します。
- オペレーションでYouTubeのアクションを設定し、指定したチャンネルのパフォーマンスレポートを取得します。
- 最後に、オペレーションでMicrosoft Teamsのアクションを設定し、取得したレポートデータを指定のチームやチャンネルに通知します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- YouTubeのレポート取得アクションでは、対象とするチャンネルや、レポートに含める指標(視聴回数や高評価数など)を任意で設定できます。
- レポートの対象期間は、前日分だけでなく、過去7日間や過去30日間など、自由に設定することが可能です。
- Microsoft Teamsへの通知先は、任意のチームやチャンネルにカスタマイズできます。また通知メッセージの本文に、YouTubeから取得したレポートデータを変数として埋め込むことで、本文を見るだけで数値を確認できる通知が作成できます。
■注意事項
- YouTube、Microsoft TeamsのそれぞれとYoomを連携してください。
- Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
- 仕様上、レポートの取得は3日前のデータから取得が可能です。日付を設定する際は日時の加算減算オペレーションなどを用いるかあらかじめ3日より前の日付データを取得し、その日付で範囲指定を行ってください。