■概要
定期的なアンケートの集計作業や、その結果をAIで分析・要約し、さらにGoogle スプレッドシートへ手入力する業務は、多くの時間と手間を要するのではないでしょうか。特に、回答数が多い場合や自由記述式の回答が多い場合は、その負担はさらに大きくなりりがちです。このワークフローを活用すれば、アンケートデータの取得からAIによる要約、Google スプレッドシートへの自動記録までを一貫して自動化でき、これらの課題を解消し、業務効率の向上に貢献します。
■このテンプレートをおすすめする方
- 定期的なアンケートの集計やAIを活用した分析業務に時間を要している担当者の方
- アンケートの自由回答から効率的にインサイトを抽出し、業務改善に繋げたいと考えている方
- Google スプレッドシートへのデータ転記作業を自動化し、ヒューマンエラーを削減したい方
■このテンプレートを使うメリット
- スケジュール設定に基づきアンケートデータの取得、AIによる要約、Google スプレッドシートへの記録が自動で行われるため、これまで手作業に費やしていた時間を他のコア業務に充てることができます。
- 手作業によるデータ転記ミスや、要約内容の属人化を防ぎ、常に一定の品質で情報を整理・蓄積することが可能になり、データ活用の精度向上に繋がります。
■フローボットの流れ
- はじめに、Google スプレッドシートをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでスケジュールトリガー機能を選択し、「スケジュールトリガー」アクションを設定して、フローボットが定期的に起動する日時を指定します。
- 次に、オペレーションでGoogle スプレッドシートの「複数のレコードを取得する（最大300件）」アクションを設定し、アンケート結果が保存されているスプレッドシートからデータを取得します。
- 次に、オペレーションでAI機能の「要約する」アクションを設定し、取得したアンケートの回答を指定した形式や観点で要約します。
- 最後に、オペレーションでGoogle スプレッドシートの「レコードを追加する」アクションを設定し、AIによって要約された結果を指定のスプレッドシートに追加します。
※「トリガー」：フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」：トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- AI機能の「要約する」アクションでは、取得したレコードをどのような観点や形式で要約するかを、プロンプトなどを通じて詳細に設定することが可能です。
- Google スプレッドシートの「レコードを追加する」アクションでは、どのスプレッドシートのどのシートに書き込むかを指定するだけでなく、固定値を入力したり、前段のオペレーションで取得したアンケートデータやAIによる要約結果などを動的な値として、特定のヘッダー（列）と結び付けて自動入力するなどの柔軟なカスタマイズができます。
■注意事項
- Google スプレッドシートとYoomを連携してください。
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