■概要
kintoneで顧客情報などを管理する際、氏名や会社名のフリガナを手入力でひらがなからカタカナに変換する作業は、地味ながらも手間がかかり、入力ミスも発生しやすい業務ではないでしょうか。このワークフローを活用すれば、kintoneにレコードが追加されると同時に、指定したフィールドのひらがなをカタカナへ自動で変換するため、データ入力の正確性と効率を高めることが可能です。
■このテンプレートをおすすめする方
- kintoneでのデータ入力時に、ひらがなからカタカナへ手動で変換する作業を効率化したい方
- フリガナの表記揺れを防ぎ、データクレンジングの手間を削減したいと考えている方
- 文字の自動変換を通じて、データ入力業務の正確性とスピードを向上させたい方
■このテンプレートを使うメリット
- kintoneへのレコード追加をトリガーに自動で変換処理が実行されるため、ひらがなをカタカナに手入力する時間を削減できます。
- 手作業による変換ミスや表記の揺れを防ぎ、データ入力の正確性を高めることで、データの品質向上に繋がります。
■フローボットの流れ
- はじめに、kintoneをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでkintoneを選択し、「レコードが登録されたら」というアクションを設定します。
- 続いて、オペレーションでkintoneの「レコードを取得する」アクションを設定し、登録されたレコード情報を取得します。
- 次に、オペレーションで「データを操作変換する」を選択し、「ひらがなとカタカナを変換」で取得したレコードの特定フィールドを変換します。
- 最後に、オペレーションでkintoneの「レコードを更新する」アクションを設定し、変換後のデータをkintoneのレコードに反映させます。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- kintoneの「レコードを更新する」オペレーションでは、ひらがなからカタカナに変換したデータをどのフィールドに反映させるか任意で設定できます。
- レコードを更新する際には、変換したデータだけでなく、設定項目に固定のテキスト値を入れたり、前段のオペレーションで取得した値を変数として埋め込んだりすることも可能です。
■注意事項