■概要

Garoonのワークフローで日々蓄積される申請一覧のデータを、手作業でGoogle スプレッドシートなどに転記して管理する業務に手間を感じていませんか。この作業は定期的でありながら、入力ミスが許されないため担当者の負担になりがちです。このワークフローを活用すれば、毎朝決まった時間にGaroonからワークフローの申請一覧データを自動で取得し、Google スプレッドシートへ同期できるため、こうした定型業務を効率化し、より重要な業務に集中できます。

■このテンプレートをおすすめする方

• Garoonのワークフロー申請一覧のデータを、手作業で他ツールに転記している方
• 毎朝の定型的なレポート作成やデータ確認業務を効率化したいと考えているチームリーダーの方
• 申請データの管理や集計における入力ミスや漏れを防ぎたいと考えている総務や管理部門の方

■このテンプレートを使うメリット

• 毎朝自動でGaroonの申請一覧データが同期されるため、これまで手作業で行っていた確認や転記作業の時間を削減できます。
• 手作業によるデータのコピー＆ペーストが不要になるため、転記ミスや確認漏れといったヒューマンエラーを防ぎ、データの正確性を保ちます。

■フローボットの流れ

1. はじめに、GaroonとGoogle スプレッドシートをYoomと連携します。
2. 次に、トリガーでスケジュールトリガーを選択し、フローを起動したい日時（例：毎朝9時）を設定します。
3. 次に、オペレーションでGaroonの「【ワークフロー】申請データの一覧を取得」アクションを設定し、必要な申請データを取得します。
4. 次に、オペレーションで繰り返し処理を設定し、取得した申請データを1件ずつ処理できるようにします。
5. 最後に、オペレーションでGoogle スプレッドシートの「レコードを追加する」アクションを設定し、繰り返し処理で取り出したデータを指定のスプレッドシートに行として追加します。

※「トリガー」：フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」：トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

• スケジュールトリガーでは、フローを起動する日時（例：毎朝8時、毎週月曜の朝9時など）を任意で設定してください。
• Garoonで申請データの一覧を取得する際に、対象となるサブドメインや申請フォームのID、取得したい申請のステータスを任意で設定してください。
• 繰り返し処理では、前段のGaroonで取得した申請一覧のデータの中から、どの項目を後続の処理に利用するかを任意で設定してください。
• Google スプレッドシートにレコードを追加するアクションでは、同期先のスプレッドシートやシート、データを書き込む範囲などを任意で設定してください。

■注意事項

• Garoon、Google スプレッドシートのそれぞれとYoomを連携してください。
• 「同じ処理を繰り返す」オペレーション間の操作は、チームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
• チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能（オペレーション）を使用することができます。