チャネルトークとDiscordを連携してチャネルトークでのチャット開始をDiscordに自動通知する方法

顧客対応業務の中でレスポンスの早さは顧客満足度に関係する重要な要素の一つです。チャネルトークで開始されたチャットをいち早く知ることができれば、素早い対応に繋がりそうですよね。
この記事では、チャネルトークとDiscordを連携することで、顧客対応のスピードと品質を向上させる方法を紹介します。この自動化により、サポートチームは迅速かつ効率的に顧客の問い合わせに対応でき、顧客満足度の向上が期待できます。ぜひ顧客満足度向上のヒントを習得してください。

こんな方におすすめ

・チャネルトークとDiscordをそれぞれ活用している方
・スピーディーな顧客対応を目指しているサポートチームのリーダー
・チーム内で効率的に情報共有を実行したいカスタマーサポート担当者
・顧客からの問い合わせを効率化し、サポート業務の生産性を高めたい方
・サポート業務の品質向上の方法を探している企業のカスタマーサクセス担当者

チャネルトークとDiscordの連携メリットと具体例

メリット1: 顧客対応強化

チャネルトークで顧客からの問い合わせが開始したら、自動でDiscordに通知が送られることで、担当者はスピーディーに対応を開始できます。これにより、待機時間の削減や対応の迅速化が可能になるでしょう。特に、顧客からの問い合わせに対して素早く反応することが求められるサポート業務では、スムーズな対応が顧客獲得の重要な要素となります。また他の業務に集中しつつも対応の漏れを防ぐことができるため、効率的な顧客対応が期待できます。

メリット2: チーム内の情報共有のスピード向上と効率化

チャネルトークのチャット開始がDiscordに自動で届くことで、チーム内での情報共有を効率的に完了できます。
例えば、これまでチャネルトークでのチャットの開始を担当者が手作業で通知を行なっていた場合、自動でDiscordでチャットの開始を通知することで手作業の手間を省きます。さらに、素早い通知によって、即座にチームメンバー全員が正確な情報で問い合わせの概要を認識することに繋がるかもしれません。
また、特に難しい質問や特別な対応が必要な場合、担当者を選定したり、チームメンバーと協力して対応することで、チームの協力体制を強化することも期待できそうです。

メリット3: カスタマーサポートの品質向上

チャネルトークで顧客からのチャットが開始される度にDiscordに通知が届くことで、サポート担当者は顧客の問題を迅速に把握し、質の高い対応が可能になるかもしれません。また、チーム内へ問い合わせ内容の情報を正確に共有することができ、問題解決に必要なリソースをすぐに提供することも期待できます。。顧客が問い合わせに対して感じる対応のスピード感や手厚さが増すことで、サポート品質が向上し顧客満足度のアップにも繋がるでしょう。

では、ここからはYoomを使用して、実際にチャネルトークとDiscordを連携していきましょう！

[Yoomとは]

チャネルトークとDiscordの連携フローの作り方

今回一緒に連携していくのは「チャネルトークでチャットが開始されたらDiscordに通知する」という連携フローです。

連携フローは大きく分けて以下のプロセスで作成を進めます。

・チャネルトークとDiscordをマイアプリ登録
・テンプレートをコピー
・フローの起点となるチャネルトークのトリガー設定と、その後に続くDiscordのオペレーション設定
・トリガーボタンをONにして、チャネルトークとDiscordの連携動作を確認

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。

ステップ1：チャネルトークとDiscordをマイアプリ連携

はじめに使用するチャネルトークとDiscordのマイアプリ登録を行いましょう。
事前にマイアプリに登録しておくことで、フローの設定がスムーズになりますよ。

まず、Yoomの画面左にあるマイメニューにアクセスし、画面右の新規接続ボタンを押します。

次に検索窓にチャネルトークと入力し、表示された候補から「チャネルトーク」を選択します。
以下の画面が表示されるので、チャネルトークにアクセスして、アクセストークンとアクセスキーを取得して入力します。
「追加」をクリックして完了です。

続いてDiscordのマイアプリ連携を行いましょう！
先ほど同様に、検索窓にDiscordと入力し、表示された候補から「Discord（v2）」を選択します。
以下の画面が表示されるので、アカウント名とアクセストークンを入力し、「追加」をクリックし、完了です。
※設定方法はこちらを参考にしてください。

マイアプリにチャネルトークとDiscordが表示されていれば、登録完了です！

ステップ2：チャネルトーク「新たに接客チャットが作成されたら」のトリガーを設定

ここからはフローの設定を行っていきます！
以下のバナーの「試してみる」をクリックしてフローボットをコピーしてください。

以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されるので、「タイトル」と「説明」を確認しましょう。
変更が必要な場合は、該当する部分をクリックすることで変更可能です。
最初にトリガーの設定を行うので、「新たに接客チャットが作成されたら」をクリックしましょう。

クリックしたら下記の設定を行っていきます。

「タイトル」→必要に応じて変更可能
「チャネルトークと連携するアカウント情報」→アカウントが合っているか確認
「トリガーアクション」→新たに接客チャットが作成されたら

設定が完了したら、「次へ」をクリックします。

以下の画面が表示されます。
この画面では、Wenhookでトリガーが起動するか確認していきます。

「Webhookの名前」→任意で設定してください
「アクセスキー」→マイアプリ登録で取得したものと同じ値を入力してください

設定後、「テスト」を実行し、成功したら、「次へ」をクリックします。

以下の画面が表示されたら、Webhookイベントが起きた際に実際に起動するかのテストを行います。
「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックして、完了です。

ステップ3：Discord「メッセージを送信」のアクションを設定

次に、Chatworkの設定をしていくので「メッセージを送る」のアクションをクリックしましょう。
以下の画面が表示されたら、設定を行います。

「タイトル」→必要に応じて変更可能
「Discordと連携するアカウント情報」→アカウントが合っているか確認
「アクション」→メッセージを送信

設定が完了したら「次へ」をクリックして進みます。

画面が以下のように表示されたら、注意事項に目を通してくださいね。

画面をスクロールして設定を行っていきます。

「チャンネルID」→メッセージを送信したいチャンネルのURLから取得してください
「メッセージ内容」→任意で設定してください

メッセージ内容の設定の際、以下のように設定することができます！

・定型的な内容：直接入力
・変動的な内容：アウトプットを使用

アウトプットをして入力することで、受信する内容に合わせた通知を受け取れます。
※アウトプットについて詳しくはこちらをご覧ください。

設定が完了したら、「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックして完了です。

ステップ4：チャネルトークとDiscordの自動化の動作確認

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
正しくフローボットが起動するかどうかを確認しましょう。

設定おつかれ様でした！

チャネルトークを使ったその他の自動化例

他にもチャネルトークを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.チャネルトークでチャットが開始されたらSlackに通知する

今回連携を紹介したのはDiscordとの連携でしたが、Slackなどの他のチャットツールとの連携ももちろんできます！

2.チャネルトークでチャットが開始されたらkintoneに追加する

次に紹介するのは、kintoneへのレコード追加を自動で行うフローボットです。kintoneにレコード登録することで、件数管理や進捗管理がスムーズになりそうですね。

3.チャネルトークでチャットが開始されたらBacklogに追加する

最後に紹介するのは、チャネルトークでの内容を使用してBacklogに課題の追加を行うフローボットです。課題の追加を行い管理することで、タスク管理を効率的に行うことに繋げることができそうです。

まとめ

チャネルトークとDiscordの連携によって、顧客対応のスピードと品質が向上し、チーム内の情報共有も効率化されるでしょう。この自動化を活用することで、手作業による通知を省き、よりスピーディーな情報共有が可能になります。その結果、サポート業務の生産性を高めることや、顧客満足度の向上が期待できそうです。

ぜひこの機会に、Yoomを活用してチャネルトークとDiscordの連携を実行して、サポート体制を強化してみてくださいね。