2025/01/10
アプリ同士の連携方法

Chat PlusとChatworkを連携して、Chat Plusでチャットが開始されたらChatworkに通知する方法

s.nakazawa
Chat PlusとChatworkの連携イメージ

目次  

Chat Plusは優秀な顧客サポートツールですが、担当者がチャットの開始に気づけないと対応漏れが発生してしまいます。
また、管理者が対応状況を確認する場合、サイトを都度起動する手間がかかります。
Chat PlusとChatworkを連携すると、チャットの開始をリアルタイムで通知でき、対応漏れの防止や管理負担の軽減が期待できます。
さらに、メンバーへ通知することで、連携してのサポート対応が可能になるでしょう。
本記事では、Chat PlusとChatworkをノーコードで連携する方法を紹介します。
Chat Plusでのサポート品質の向上や管理負担の軽減を図りたいときに参考にしてみてください。

こんな方におすすめ

  • Chat PlusとChatworkを利用している方
  • Chat PlusとChatworkを連携して問い合わせの見逃しを防止したい方
  • Chat Plusでの対応状況をChatworkに通知して管理負担を軽減したい方
  • Chat Plusの対応担当者をチームでサポートできる仕組みを導入したい方

Chat PlusとChatworkを連携するメリットと具体例

メリット1:問い合わせや会話の対応漏れ防止

Chat Plusでチャットが開始されても、担当者が見逃してしまうことがあります。
対応できないと、リードの獲得漏れやクレームの発生につながってしまいます。
Chat PlusとChatworkを連携すれば、チャットの開始をリアルタイムで通知できるため、対応漏れを防止できるでしょう。
例えば、担当者が席を外しているタイミングでチャットが開始されると、対応の漏れや遅れが生じてしまいます。
しかし、Chatworkに通知されることで他のメンバーが気づき、代わりに対応することで漏れを防止できるでしょう。

メリット2:サポート対応状況の管理負担軽減

Chat Plusの対応状況を確認するには、都度サイトを開く手間が発生します。
手間が発生すれば、効率的な業務進行を妨げてしまうでしょう。
ツール同士の連携により、チャットの開始とサポート担当者を自動でChatworkに通知すれば、管理者は状況把握がしやすく、管理負担の軽減が期待できます。
例えば、問い合わせが増えてサポートが追いつかない場合、手動でChat Plusを確認していては、対応が後手に回ってしまいます。
しかし、チャットの開始がリアルタイムで通知されれば、状況を把握しやすくなり、人員に余裕がある場合は、先回りしてサポートを増員する対応を取れるでしょう。

メリット3:連携したサポート対応

Chat Plusの問い合わせに担当者が対応できない場合、専門スタッフへの引継ぎや確認作業が発生してしまいます。
こうした作業は顧客を待たせてしまうため、サポート品質に影響するかもしれません。
2つのツールを連携して、チャットの開始に合わせて情報をChatworkに通知すれば、チームメンバーと連携したサポートが可能になるでしょう。
例えば、重要顧客からの問い合わせがあったとき、Chatworkに情報が通知されれば、上司が先回りしてスタッフをサポートできるでしょう。
このように、連携により顧客サポートの品質向上が期待できます。

それではここから、ノーコードツールYoomを使って、「Chat Plusでチャットが開始されたらChatworkに通知する」方法を紹介します。

[Yoomとは]

Chat Plusでチャットが開始されたらChatworkに通知する方法

この方法は、Chat Plusでチャットが開始されたことをChat PlusのAPIを利用して受け取り、Chatworkが提供するAPIを用いてルームに通知することで実現可能です。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

  • Chat PlusとChatworkをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • フローの起点となるChat Plusのトリガー設定、その後に続くChatworkの設定
  • トリガーボタンをONにして、Chat PlusとChatworkの連携動作を確認

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしてください。

ステップ1:Chat PlusとChatworkをマイアプリ連携

まず、Chat PlusとChatworkをYoomに連携するため、マイアプリに登録します。

1.Yoom管理画面の左側で「マイアプリ」を選択し、「+新規接続」をクリックします。

2.続く画面で、Chat PlusとChatworkを検索して選択すると、次の画面に進みます。

<Chat Plusの場合>

・アカウント名とアクセストークンを入力し、「追加」をクリックすると、マイアプリに登録が完了します。
※アクセストークンは、こちらから取得できます。

<Chatworkの場合>

・ログイン後、次の画面で「許可」をクリックすると、マイアプリに登録が完了します。

ステップ2:テンプレートのコピー

Chat PlusとChatworkを連携するためのテンプレートをコピーします。

1.下記のリンクを開きます。

2.「このテンプレートを試す」をクリックすると、コピーが完了します。

ステップ3:トリガーとなるChat Plusの設定

フローの起点となるトリガーアクションを設定します。
このフローではChat Plusでチャットが開始されるとトリガーが起動します。

1.Yoom管理画面の「マイプロジェクト」を選択し、「【コピー】Chat Plusでチャットが開始されたらChatworkに通知する」をクリックします。
※テンプレートのタイトルは次の画面で任意に変更できます。

2.「アプリトリガー チャットが開始されたら」をクリックします。

3.Chat Plusと連携するアカウントを確認し、「次へ」をクリックします。
※その他の項目はデフォルトで設定されています。

4.WebhookURLをコピーしてChat Plusに設定した後、テストを行います。
※設定方法は、こちらのヘルプページで解説しています。

5.テストが成功すると、アウトプットにChat Plusから取得した情報が表示されます。
問題がなければ保存します。

ステップ4:Chatworkの設定

最後に、Chat Plusでチャットが開始されたことをChatworkに通知する設定を行います。

1.「アプリと連携する メッセージを送る」をクリックします。

2.Chatworkと連携するアカウントを確認し、「次へ」をクリックします。
※その他の項目はデフォルトで設定されています。

3.ルームIDとメッセージ内容を設定し、テストを行います。
※ルームIDは、枠をクリックして表示される「候補」から選択できます。こちらのヘルプページでも確認方法を解説しています。
※メッセージ内容は、定型文を入力できます。また、枠をクリックして表示されるアウトプットの「チャットが開始されたら」からも設定できます。(値は二重括弧で表示されます)これにより、チャットごとに変わる内容を動的に反映できます。
※メンションを設定する場合のアカウントIDの確認方法は、こちらのヘルプページで解説しています。

4.テストが成功すると、設定したルームにメッセージが通知されます。
問題がなければ保存します。

5.トリガーをONにすると、Chat Plusでチャットが開始されるたび、Chatworkに自動でメッセージが通知されます。

紹介したフローに不明点があれば、こちらのヘルプページを確認してみてください。

Chat PlusやChatworkを使ったその他の自動化例

他にもChat PlusやChatworkを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.Chat Plusでチケットが作成されたら、回答内容をDifyで作成してChatworkに通知する

Chat Plusで作成されたチケットへの回答をDifyで作成し、Chatworkに通知する作業を自動化できます。
この連携により、手動作業が削減され、担当者の業務が効率化するでしょう。

2.Chat Plusでチケットが作成されたらMicrosoft Excelにチケット情報を追加する

Chat Plusのチケット情報をMicrosoft Excelに登録する作業を自動化できます。
この連携により、チケット情報の繰り返し登録を削減でき、チケット作成に関わる業務が迅速化するでしょう。

3.Chat Plusでチケットが作成されたらGoogle スプレッドシートにチケット情報を追加する

Chat Plusのチケット情報をGoogle スプレッドシートに自動で追加できます。
この連携により、チケット情報を一元管理でき、重複登録や抜け漏れを防止し、データ精度の向上が期待できます。

まとめ

Chat Plusで顧客サポートを行う場合、対応漏れや状況確認に手間が生じることが課題になります。
しかし、Chatworkと連携することで、チャットの開始をリアルタイムで通知すれば、課題を解決でき、サポート品質の向上や管理負担の軽減が期待できます。
さらに、チャット担当者とメンバーが連携したサポートも可能になるでしょう。
Chat PlusとChatworkの連携は、Yoomを使えばノーコードで実現できます。
本記事で解説した手順に沿って設定するだけで簡単に導入できるので、この機会にツール同士の連携を試してみてください。

この記事を書いた人
s.nakazawa
個人ブログを5年以上運営してきました。 執筆時は、読者様が知りたい情報をわかりやすく解説することを大切にしています。 ブログ運営で学んだライティング経験をもとに、複雑な業務もノーコードで自動化できるYoomの使い方や魅力をわかりやすくご紹介します。
タグ
Chat Plus
Chatwork
自動化
連携
通知
関連アプリ
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
会社概要
利用規約(JaEn
プライバシーポリシー(JaEn
セキュリティポリシー(JaEn
特定商取引法に基づく表記
©️ Yoom Inc.