DeepLとYoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/02/20

EC運営の負担を軽減!DeepLとChatGPTで商品説明を自動生成&翻訳して、効率的に多言語化する方法

m.kinoshita

ネット社会が進み、ECサイトが広く活用されている昨今。1つのショップで全国に向けて販売でき、多言語で対応することで、海外に向けても販売できるのは、ECサイトの強みの1つですよね。
しかし、手動で商品説明を作成してその説明を翻訳するのは、特に取り扱い商品の数が増えるほど、作業負担も増加し大変です。

もし、その作業が自動化できるとしたら、今の作業負担がグッと減る気がしませんか?

そこで本記事では、<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートで行追加時に、自動的にChatGPTとDeepLで商品説明を生成・翻訳して更新する方法</span>をご紹介します!

他にも、Notionで商品管理を行っている方向けに、<span class="mark-yellow">「Notionで製品ページが作成されたら、DeepLで翻訳してSlackに通知する方法」</span>や、<span class="mark-yellow">「Notionで商品情報が追加されたら、DeepLで翻訳してShopifyに反映する方法」</span>もご紹介するので、ぜひご覧ください。

[Yoomとは]

Google スプレッドシートで行追加時にChatGPTとDeepLで商品説明を生成・翻訳し更新する方法

早速、ノーコードツールYoomを活用した、「Google スプレッドシートで行追加時に、自動的にChatGPTとDeepLで商品説明を生成・翻訳して更新する方法」をご説明します。
通常、各ツールを連携して一連のフローを自動化するには、複雑なプログラミングが必要になりますが、今回ご紹介する方法には専門知識は不要です。
Yoomを活用することで、ノーコード簡単自動化設定できちゃいます!

今回の連携フローは、大きく分けて以下のプロセスで設定を進めます。

  • Google スプレッドシート、ChatGPT、DeepLをマイアプリ登録
  • Google スプレッドシートのアプリトリガー設定
  • 自動化フローの各アクション設定
  • トリガーをONにして動作確認

Yoomをまだ利用していない方は、まずはこちらから無料登録をお願いします。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう!

今回使用するフローのテンプレートはこちらです。

ステップ1:Google スプレッドシート、ChatGPT、DeepLをマイアプリ登録

はじめに、使用するアプリをマイアプリ登録します。
事前にマイアプリ登録を行うことで、その後の自動化フローの設定がスムーズに進められます。

マイアプリ登録は、Yoomの画面左側にある「マイアプリ」をクリックし、右側に表示される「+新規接続」をクリックします。

【Google スプレッドシートのマイアプリ登録】

検索窓にGoogle スプレッドシートと入力し、表示された候補から選択します。

「Sign in with Google」をクリックすると、Googleアカウント選択画面に遷移するので、連携したいアカウントでログインしましょう。
※認証時にGoogle スプレッドシートへの権限を全て許可してください。

【ChatGPTのマイアプリ登録】

検索窓にChatGPTと入力し、表示された候補から選択します。

ChatGPTの新規登録画面が表示されたら、「アカウント名」「アクセストークン」を入力し、「追加」してください。
※ChatGPTの詳しいマイアプリ登録方法は、こちらをご参照ください。

【DeepLのマイアプリ登録】

検索窓にDeepLと入力し、表示された候補から選択します。

DeepLのAPI新規登録画面が表示されたら、「アカウント名」「API Key」「ドメイン」を入力し、「追加」します。

《アカウント名》
アカウント名には任意の管理用の名称を設定してください。例)My Account

《API Key》
DeepL APIから取得したAPIキーを設定してください。
※DeepL APIのAPIキー取得方法について、詳しくはこちらをご参照ください。

《ドメイン》
DeepL APIの利用プランに応じて、下記のドメインを設定してください。
・フリープランの場合:api-free.deepl.com
・有料プランの場合:api.deepl.com

マイアプリにGoogle スプレッドシート、ChatGPT、DeepLが表示されていたら登録完了です!

早速、下記のバナーの「試してみる」をクリックしてテンプレートをコピーし、自動化フロー設定を進めましょう! 

ステップ2:Google スプレッドシートのアプリトリガー設定

まずは、フローを起動させるためのアプリトリガー設定を行います。
コピーしたテンプレートの、「行が追加されたら」をクリックしてください。

連携アカウントとアクション選択画面が表示されたら、タイトルを必要に応じて変更し、「連携するアカウント情報」に連携したいアカウントを指定しましょう。
その他の項目はデフォルトで設定されているので、上記の設定が完了したら、「次へ」をクリックします。

次に、API接続設定を行います。

トリガーの起動間隔を、5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選択します。
※プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

「スプレッドシートID」欄をクリックすると連携したアカウントから候補が表示されるので、商品情報を管理しているスプレッドシートを候補から選択するか、手入力してください。
※URL内の「/spreadsheets/d/●●●/」の部分がスプレッドシートIDとなります。

「シートID」欄をクリックすると、先ほどと同様に候補が表示されるので、使用するスプレッドシートのタブを候補から選択するか、手入力してください。
※URL内の「/edit?gid=●●●/」の部分がシートIDとなります。

ChatGPTで自動的に商品説明を作成する際に、必要情報として取得したい範囲を、「テーブルの範囲(始まり)」「テーブルの範囲(終わり)」「一意の値が入った列」に指定します。それぞれ注釈を確認しながら設定しましょう。

今回は下図のようなスプレッドシートを用意してみました!

取得したい情報はA列〜D列なので、「テーブルの範囲(始まり)」「テーブルの範囲(終わり)」を下図のように指定します。

「一意の値が入った列」には、メールアドレスやIDなど、列内で値が重複しない列を入力します。
C列の「商品コード」は商品ごとに異なり、列ないで値が重複しないため、「C」と入力します。

設定完了後、「テスト」を実行し、アウトプットを取得します。
取得されたアウトプットの内容を確認し、正しく取得できていたら「保存」しましょう。

ステップ3:自動化フローの各アクション設定

続いて、フローの各アクション設定を行います。

まずは、ChatGPTで自動的に商品説明を作成するアクション設定を行います。
「テキストを生成」をクリックしてください。
※ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。(APIが使用されたときに支払いができる状態)
https://openai.com/ja-JP/api/pricing/
ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。

連携アカウントとアクション選択画面が表示されたら、タイトルを必要に応じて変更し、「連携するアカウント情報」に連携したいアカウントを指定しましょう。
その他の項目はデフォルトで設定されているので、上記の設定が完了したら、「次へ」をクリックします。

次に、API接続設定を行います。

《メッセージ内容》
ここでは、ChatGPTに自動的に送信するメッセージの内容を設定します。
デフォルトで例文が入っているので、参照しながらカスタマイズしてください。
アプリトリガー設定で取得したアウトプットと定型文を組み合わせることで、商品ごとに合わせた内容でメッセージを自動送信できるようになります。

《ロール》
ロールは、ChatGPTに送信するリクエストに対するコンテキストをより確立させるもので、特に変更する必要がなければそのままで問題ないです。
もしGPTにシステム指示を与えたい場合は、「システム(system)」を選ぶと、よりルールに従ったレスポンスが得られるでしょう。

《temperature》
0〜2の範囲で設定可能です。数値が高いほど多様性のある生成が期待でき、低いほど一貫性のあるレスポンスになります。
特にこだわらない場合は、そのままで問題ないです。

《最大トークン数》
商品説明文の最大文字数について指定します。
より詳細な商品説明を必要とする場合は「800〜1000」、サクッと読めるような、ある程度要約された商品説明とする場合は、「300〜500」あたりで設定すると良いでしょう。

《モデル》
使用するChatGPTのモデルを指定します。
デフォルトでは「gpt-4o」を使用します。特にこだわりがない場合は、そのままで問題ないです。

設定完了後、「テスト」を実行し、成功したら「保存」しましょう。

続いて、ChatGPTで得た商品説明文を、DeepLで翻訳するアクションについて設定します。
「テキストを翻訳」をクリックしてください。

連携アカウントとアクション選択画面が表示されたら、タイトルを必要に応じて変更し、「連携するアカウント情報」に連携したいアカウントを指定しましょう。
その他の項目はデフォルトで設定されているので、上記の設定が完了したら、「次へ」をクリックします。

次に、API接続設定を行います。

《翻訳するテキスト》
ChatGPTで自動作成した商品説明文を翻訳するので、先ほどChatGPTのアクション設定で取得したアウトプットを引用して設定します。

《元の言語》
ChatGPTで自動作成する文章の言語を設定します。

《翻訳先の言語》
元の文章を翻訳したい言語を選択します。

その他の項目についても、各注釈を参照しながら必要に応じて設定してください。

設定完了後、「テスト」を実行し、成功したら「保存」しましょう。

続いて、自動生成した商品説明文と翻訳した文章を、Google スプレッドシートに追加するアクションについて設定します。
「レコードを更新する」をクリックしてください。

連携アカウントとアクション選択画面が表示されたら、タイトルを必要に応じて変更し、「連携するアカウント情報」に連携したいアカウントを指定しましょう。
その他の項目はデフォルトで設定されているので、上記の設定が完了したら、データベース連携設定に進みます。

《スプレッドシートID》
アプリトリガーで指定した「スプレッドシートID」を入力しましょう。
※「スプレッドシートID」欄をクリックして表示される候補から選択するか、手入力してください。スプレッドシートのURL内の「/spreadsheets/d/●●●●●/edit」部分がスプレッドシートIDとなります。

《スプレッドシートのタブ名》
先ほど指定したスプレッドシートから候補が表示されるので、候補から選択しましょう。

《テーブル範囲》
指定したGoogle スプレッドシートの内容に沿って入力します。
今回は下図のA〜Fを使用しているため、「A:F」と入力しました。

▼ 使用するGoogle スプレッドシート ▼

▼ Yoom設定画面で指定した範囲 ▼

設定が完了したら「次へ」をクリックし、API接続設定に進みます。

《更新したいレコードの条件》
ここでは、アプリトリガー設定の際に、「列内で値が重複しない列」として設定した、「一意の値が入った列」を指定します。
こうすることで、自動生成した商品説明文と翻訳した文章を、適切な商品の行に追加できます。
今回は「商品コード」を指定していたので、「商品コード=商品コード」となるように設定しました。

《更新後のレコードの値》
ここでは、元のGoogle スプレッドシートの情報から、更新したい情報について設定します。
空欄の項目については、更新されずに元の情報のままとなります。

今回は、ChatGPTで自動生成した商品説明文とDeepLで翻訳した文章を追加したいので、「商品説明_ChatGPT」と「商品説明(翻訳)_DeepL」を設定し、その他の項目は空欄のままにします。
※各項目については、連携したGoogle スプレッドシートの情報に紐づいているので、項目をカスタマイズしたい場合は、Google スプレッドシートを修正してください。

〈商品説明_ChatGPT〉
ChatGPTのアクション設定で取得したアウトプットを引用して設定します。

〈商品説明(翻訳)_DeepL〉
DeepLのアクション設定で取得したアウトプットを引用して設定します。

設定完了後、「テスト」を実行し、Google スプレッドシートに正しく情報が反映されることを確認してください。

反映された内容に問題なければ、「保存」しましょう。

ステップ4:トリガーをONにして動作確認

これで全ての設定が完了しました!トリガーを「ON」にして、動作確認をしましょう。

今回使用したテンプレートは、こちら!
ぜひ本記事を参考に設定を行い、自動化を取り入れてみてくださいね。

Notionで商品情報が追加されたら、DeepLで翻訳しShopifyに反映する方法

Notionで商品管理を行っている方、お待たせしました!
ここからは、Notionで商品情報が追加されたら、自動でDeepLで翻訳し、Shopifyに反映する方法をご説明します。

この自動化フロー設定は、大きく分けて以下のプロセスで進めます。

  • Notion、DeepL、Shopifyをマイアプリ登録
  • Notionのアプリトリガー設定
  • 自動化フローの各アクション設定
  • トリガーをONにして動作確認(先ほどご紹介したフローと方法は同じです)

以下のテンプレートをコピーして活用してくださいね!

ステップ1:Notion、DeepL、Shopifyをマイアプリ登録

まずは先ほどのフローと同様に、使用するアプリを予めマイアプリ登録しておきます。
DeepLのマイアプリ登録は、先ほどのフローを参考にしてください!

【Notionのマイアプリ登録】
※マイアプリ登録をする前に、フローで使用するデータベースを作成しておいてください。マイアプリ登録後にフローで使用するデータベースを作成した場合は、マイアプリ登録を再度行う必要があります。

検索窓にNotionと入力し、表示された候補から選択します。

連携したいアカウントのログイン情報を入力し、「ページを選択する」をクリックしてください。

Notionで作成されているページの一覧が表示されるので、フローで使用するデータベースにチェックを入れ、「アクセスを許可する」をクリックしましょう。

【Shopifyのマイアプリ登録】

検索窓にShopifyと入力し、表示された候補から選択します。

Shopifyの新規登録画面が表示されるので、「APIキー」「APIシークレットキー」「サブドメイン」を入力し、「追加」をクリックしてください。
※Shopifyのマイアプリ登録方法について、詳しくはこちらをご参照ください。
※Shopifyはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

マイアプリにNotion、DeepL、Shopifyが表示されていることを確認し、コピーしたテンプレートから設定を進めましょう!

ステップ2:Notionのアプリトリガー設定

まずは、フローを起動させるためのアプリトリガー設定を行います。

コピーしたテンプレートの「特定のデータベースのページが作成・更新されたら」をクリックします。

連携アカウントとアクション選択画面が表示されるので、タイトルを任意で変更し、連携したいアカウントを選択して「次へ」をクリックしてください。

次に、API接続設定を行います。

トリガーの起動間隔を、5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選択します。
※プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

「データベースID」欄に、フローで使用するデータベースを入力します。
※URL内の「notion.so/ドメイン名/●●●?」または「notion.so/●●●?」の●●●部分がデータベースIDとなります。

今回は、下図のようなデータベースを使用してみました!

設定完了後、「テスト」を実行し、アウトプットが取得されていることを確認してください。

アウトプットの取得を確認したら、「保存」しましょう。

ステップ3:自動化フローの各アクション設定

フローの各アクション設定を進めていきましょう!

まずは、Notionから商品情報を取得するアクションの設定を行います。
「レコードを取得する(ID検索)」をクリックします。

データベース連携画面が表示されるので、タイトルを任意で変更し、「連携アカウント」を、アプリトリガーで連携したアカウントと同じものを選択しましょう。

「データベースID」欄には、商品情報を取得するデータベースを入力します。連携したアカウントから表示される候補から選択するか、手入力し、「次へ」をクリックしてください。
※URL内の「notion.so/[ドメイン名]/●●●?」または「notion.so/●●●?」の「●●●」部分がデータベースIDとなります。

次に、取得したいレコードの条件を設定します。
ここは、先ほどのアプリトリガー設定で取得したアウトプットを引用して設定しましょう。

「レコードID=オブジェクトID」となるよう、下図のように設定してください。

設定完了後、「テスト」を実行し、アウトプットが取得されていることを確認してください。

アウトプットの内容を確認したら、「保存」しましょう。

続いて、分岐処理の設定です。
「分岐|Shopify登録が可能なステータスか判別」をクリックします。

テンプレートを使用しているので、ここはすでに設定が完了しています。
下図のような設定になっていることを確認し、「保存」しましょう。
※分岐処理はミニプラン以上の有料プランで使うことができます。フリープランだと実際には動かせないので要注意です。
※有料プランは、2週間の無料トライアルが行えるので検証してみたい方はぜひ試してみてください。

続いて、Notionから取得した商品情報を自動翻訳するアクション設定を行います。
「テキストを翻訳」をクリックしてください。

ここは先にご紹介したフローと同様です!
連携アカウントとアクション設定を行い、「翻訳するテキスト」は、先ほどのレコード取得アクションで取得したアウトプットを引用して設定しましょう。

設定完了後、「テスト」を実行し、成功したら「保存」しましょう。

続いて、自動翻訳した商品情報を、Shopifyへ反映するアクション設定を行います。
「商品情報を更新」をクリックしてください。

連携アカウントとアクション選択画面が表示されるので、タイトルを任意で変更し、連携したいアカウントを選択して「次へ」をクリックします。

次に、Shopifyに自動反映する内容を設定します。
今回は自動翻訳した商品情報を反映するため、以下のように設定しましょう。

《商品ID》
レコード取得アクションで取得したアウトプットを引用して設定します。

《商品説明》
DeepLのテキスト翻訳アクションで取得したアウトプットを引用して設定します。

設定完了後、「テスト」を実行し、Shopifyに翻訳された内容が反映されていることを確認してください。
テストが成功したら、「保存」しましょう。

設定が全て完了しました!トリガーを「ON」にして、動作確認をしてみてくださいね。

Notionで製品ページが作成されたら、DeepLで翻訳しSlackに通知する

Notionの商品情報を自動翻訳するだけじゃなく、その内容をSlackに通知することも可能です!
このフローは、下記のテンプレートを使用します。「試してみる」をクリックするとコピーされ、実際にご活用いただけます。

こちらも先ほどまでと同様に、事前に使用するアプリをマイアプリ登録します。
NotionとDeepLはすでにマイアプリ登録しているので、Slackをマイアプリ登録しましょう!

【Slackのマイアプリ登録】

検索窓にSlackと入力し、表示された候補から選択します。

アクセス権限許可画面が表示されるので、連携したいチャンネルをプルダウンから選択し、「許可する」をクリックします。
※Slackのマイアプリ登録方法について、詳細はこちらをご参照ください。

マイアプリにSlackが表示されていれば、登録完了です!

コピーしたテンプレートの「ページが作成・更新されたら」をクリックして、アプリトリガー設定から行いましょう。

連携アカウントとアクション選択画面が表示されるので、タイトルを任意で変更し、連携するアカウントを選択して「次へ」をクリックします。

先ほどまでと同様に、トリガーの起動間隔をプルダウンから選択し、「テスト」を実行します。
アウトプットが取得されていることを確認し、「保存」しましょう。

続いて、分岐処理の設定です。
「分岐|作成か更新かを判別」をクリックします。

先ほど同様に、ここはすでに設定が完了しているため、下図のような設定になっていることを確認し、「保存」しましょう。
※分岐処理はミニプラン以上の有料プランで使うことができます。フリープランだと実際には動かせないので要注意です。
※有料プランは、2週間の無料トライアルが行えるので検証してみたい方はぜひ試してみてください。

続いて、Notionから商品情報を取得するアクション設定を行います。
「特定のページのブロック情報を取得」をクリックしてください。

連携アカウントとアクション選択設定を行い、アプリトリガー設定で取得したアウトプットを引用して「ページID」を設定しましょう。

設定完了後、「テスト」を実行し、アウトプットを取得します。
アウトプットの内容を確認したら、「保存」しましょう。

続いて、先ほどまでのフローと同様に、DeepLでのテキスト翻訳設定です。
「翻訳するテキスト」をアウトプットを引用して設定して「テスト」を実行し、成功したら「保存」しましょう。

最後に、Slackに自動翻訳された内容を通知するアクション設定を行います。
「チャンネルにメッセージを送る」をクリックしてください。

連携アカウントとアクション選択設定を行い、メッセージ通知の詳細を設定します。

《投稿先のチャンネルID》
自動翻訳された内容を通知するチャンネルを、連携しているアカウントに紐づいて表示される候補から選択しましょう。

《メッセージ》
どの商品でも共通して使用できるテキストを定型文として入力し、商品ごとに異なる情報はアウトプットを引用して設定します。
こうすることで、商品ごとに合った内容で自動通知することができます。

以上で全ての設定が完了です!トリガーを「ON」にして、動作確認をしましょう。

DeepLを使ったその他の自動化例

他にも、DeepLを使ったテンプレートがYoomにはたくさんあるので、その一部をご紹介します!

1.メールで契約書を受信したら、OCRで読み取りDeepLで翻訳しGoogle スプレッドシートに追加する

メールで契約書を受信したら、OCRで契約書の内容を読み取り、DeepLで自動翻訳し、Google スプレッドシートに追加するフローです。
契約書の内容を読み取り、翻訳し、転記するといった一連のフローを手動で作業する場合、翻訳ミスや転記漏れといったヒューマンエラーが発生しやすい傾向があります。
一連のプロセスを自動化することで、作業負担の軽減とミスの削減が期待できるでしょう。

2.NotionのSNS投稿用文章をDeepLで翻訳してX(Twitter)に投稿する

NotionのSNS投稿用文章をDeepLで翻訳し、X(Twitter)に投稿するフローです。
様々な国の海外ユーザーに対し、X(Twitter)における情報発信を行う場合、それぞれの国に応じた言語への翻訳作業が必要になります。手動で行う場合、「翻訳」と「投稿」という2つの作業が発生し、時間と労力を要します。
このフローでは、翻訳から投稿までを自動化できるため、作業負担をグッと削減できるでしょう。

3.Outlookで受信した英文レビューをDeepLで翻訳しSlackに通知する

Outlookで受信した英文レビューを、DeepLで自動翻訳しSlackに通知するフローです。
自動化を導入することで、受信した英文レビューが速やかに自動翻訳され、その結果がタイムリーにSlackに通知されるようになります。
これにより、レビューの受信から翻訳結果が通知されるまでの時間が短縮され、ネガティブなフィードバックにも迅速に対応できることで、顧客満足度の向上が期待できるでしょう。

まとめ

今回はDeepLの翻訳機能と便利なツールを連携して、より効率的なECサイト運営を図る一助となる方法として、『Google スプレッドシート・ChatGPT・DeepLの連携』『Notion・DeepL・Shopifyの連携』『Notion・DeepL・Slackの連携』をご紹介しました!
どの連携も、ノーコードツールYoomを使えば、プログラミング不要で設定できます。
HTMLやCSSといった難しい専門知識がなくても、簡単に高度な自動化を実現できるのは、Yoomの魅力の1つです。
「手動作業だとミスが多くて心配が多い...」「作業負担が多くて他の業務に手が回らない...」そんな悩みを抱えている方は、ぜひ、Yoomを試してみてくださいね!

この記事を書いた人
m.kinoshita
医療事務からweb制作ディレクターへ転身し、web制作に携わる中でwebコラムなどの記事制作に興味を持ち、Yoomに出会いました。 Yoomを活用することで自動化できる業務の多さにはとても驚いたとともに、最先端の技術に触れることができるワクワク感を感じました。 Yoomを活用して業務効率化を図るにあたり、「あると便利」なお役立ちコンテンツを、わかりやすくお届けしていきます!
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自動
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