GitHubとGitLabの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/04

【簡単設定】GitHubのデータをGitLabに自動的に連携する方法

y.matsumoto

「あれ、GitHubで更新したIssueがGitLabに反映されてない…」
「情報がバラバラでタスク管理が大変…」
そんな課題を感じたことはありませんか?
複数のプロジェクト管理ツールを使っていると、情報の更新漏れなどによってどちらが最新なのか確認したり、気づけば手作業が増えてしまうことも...

そんな課題の解決には、<span class="mark-yellow">GitHubとGitLabの連携</span>がおすすめ!

連携により、Issueの同期はもちろん、様々なデータを自動で連携できるようになり、プロジェクト管理を簡素化できるでしょう。
面倒な手作業を減らし、他のコア業務に集中できる環境を作りませんか?
本記事では、プログラミング不要でGitHubとGitLabを連携する方法を解説します。
誰でも簡単に設定できるように手順を丁寧に説明していくので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にGitHubとGitLabの連携が可能です。
YoomにはあらかじめGitHubとGitLabを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけですぐに連携が実現できます。

GitHubとGitLabを連携してできること 

GitHubとGitLabのAPIを連携すれば、GitHubのデータをGitLabに自動的に連携することが可能です!
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

GitHubのIssueをGitLabのIssueに自動同期する

この連携フローでは、GitHubのIssue情報をGitLabに自動的に同期できるため、情報の一貫性を保ちつつ、効率的なプロジェクト運営を実現できるでしょう。タスク管理をスムーズにしたいプロジェクトオーナーなどにおすすめです。

GitHubとGitLabの連携フローを作ってみよう 

それでは、さっそくGitHubとGitLabを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでGitHubとGitLabの連携を進めていきます。

Yoomをまだ利用していない方は、まずはこちらから無料登録をお願いします。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう!

[Yoomとは]

今回は、「GitHubのIssueをGitLabのIssueに自動同期する」フローボットを作成します!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • GitHubとGitLabをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • GitHubのトリガー設定とGitLabのアクション設定
  • トリガーをONにし、動作確認

ステップ1:GitHubとGitLabのマイアプリ連携

​​はじめに使用するアプリをマイアプリ登録します。
事前にマイアプリ登録を済ませておくと、その後の連携フローの設定がスムーズに進みます。

1. GitHubのマイアプリ登録方法

Yoomの画面左欄にある「マイアプリ」をクリックし、右側に表示される「新規接続」をクリックします。検索窓で、GitHubを検索してください。

以下の画面が表示されるので、Yoomと連携するアカウントの「ユーザー名」または「メールアドレス」を入力し、パスワード入力後、「サインイン」をクリックしましょう。

連携するGitHubアカウントのメールアドレス宛に認証コードが届きます。メールに記載されているコードを入力して「確認する」をクリックしてください。

これで、GitHubのマイアプリ連携完了です!

2. GitLabのマイアプリ登録方法

先ほど同様に、検索窓でGitLabを検索してください。
Yoomと連携したいGitLabの「ユーザー名」または「メインのメールアドレス」を入力し、「パスワード」を入力します。入力後、「サインインする」をクリックしてください。

連携するGitLabアカウントのメールアドレス宛に、認証コードが届きます。メールに記載されているコードを入力し、「メールアドレスを確認する」をクリックしましょう。

これで、GitLabのマイアプリ連携完了です!

ステップ2:テンプレートのコピー

ここから、実際にフローを作成していきます!
簡単に設定できるよう、テンプレートを使用します。下記のバナーの「試してみる」をクリックし、テンプレートをコピーしましょう。

クリックすると、自動的にテンプレートがコピーされ、以下のように表示されます。「OK」をクリックし、設定を進めましょう!

ステップ3:GitHubのトリガー設定

まずは、フローボットを起動させるためのトリガー設定を行います。
コピーしたテンプレートの、「Issueが新しく作成または更新されたら」をクリックしてください。

以下の画面が表示されます。アカウント情報には、ステップ1で連携したアカウントの情報が記載されています。トリガーアクションはそのままにし、「次へ」をクリックしてください。

次にAPI接続設定です。

トリガーの起動間隔を設定します。プルダウンから選択しましょう。
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

オーナー名とリポジトリ名を、注釈を参考にし、GitHub URL内から取得して入力してください。

設定後、GitHubの画面に移り、テスト用にIssueを作成(または更新)してください。(テスト用のため、登録内容は「テスト」などでOKです)
Issueの登録が完了したら、Yoomの設定画面に戻り、「テスト」を実行してください。

アウトプットが正しく取得されていることを確認し、「保存する」をクリックしましょう。

※アウトプットについて
アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値としてご利用いただくことができ、フローボットを起動する度に、変動した値となります。詳しくはこちらをご参照ください。

ステップ4:GitLabのイシューを作成する

続いて、GitHubに作成(または更新)されたら、GitLabにデータを同期する設定を行います。
「イシューを作成」をクリックしてください。

以下の画面が表示されます。アカウント情報には、ステップ1で連携したアカウントの情報が記載されます。アクションはそのままにし、「次へ」をクリックしましょう。

次にAPI接続設定です。

《プロジェクトID》
「プロジェクトID」を候補から選択してください。候補は連携しているアカウントから表示されます。

《課題のタイトル》
課題のタイトルを設定します。
ここでは、アウトプットを活用することで、GitHubに登録されている課題のタイトルを用いて、タイトルを自動設定することができます。
トリガーアクション設定時に取得したアウトプットを用いて設定しましょう。

《課題の説明》
課題の説明欄の設定です。
どの課題でも共通するテキスト部分は、定型文として固定値を入力します。(例えば、「課題詳細は以下を確認してください。」など)
課題ごとに異なるテキストを使用する部分は、トリガー設定時に取得したアウトプットを用いて設定しましょう。(例えば、「コメント」など)

《作成日》
課題の作成日の設定です。
先ほど同様に、トリガー設定時に取得したアウトプットを用いて設定することで、GitHubにIssueが作成(または更新)された日付に合わせて設定できます。

設定完了後、「テスト」を実行し、GitLabに正しくIssueが作成されることを確認してください。

確認後、「保存」しましょう。

ステップ5:トリガーをONにし、動作確認

設定完了後、以下の画面が表示されます。「トリガーをON」をクリックし、フローボットが正しく起動することを確認してください。

以上で、「GitHubのIssueをGitLabのIssueに自動同期する」フローの完成です!

GitLabのデータをGitHubに連携したい場合

今回はGitHubからGitLabへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGitLabからGitHubへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

GitLabのIssueをGitHubのIssueに同期する

GitLabのIssue情報をGitHubに自動的に同期し、効率的なプロジェクト運営をサポートします。
異なるプラットフォーム間でのIssue管理をスムーズにし、プロジェクト進行の円滑化に期待できます。

GitHubやGitLabのAPIを使ったその他の自動化例

GitLabとの連携以外でも、GitHubのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。もし気になるものがあれば、ぜひこちらもお試しください!

GitHubを使った便利な自動化例 

GitHubのIssue情報をNotionやTrelloなど、さまざまなデータベースに自動追加することが可能です。また、GoogleフォームやGoogle Chat、Salesforceなどに登録した情報を基に、GitHubに自動追加することもできます。

GitLabを使った便利な自動化例 

GitLabにIssueが作成されたらSlackやMicrosoft Teamsなど、さまざまなチャットツールに通知したり、Backlogなど別のデータベースに課題を自動作成することも可能です。また、Google スプレッドシートやSlackの内容を基に、課題を自動作成することもできます。

終わりに 

いかがでしたか?GitHubとGitLabを連携することで、面倒な手作業を減らし、スムーズなタスク管理を実現できそうですね。特に、Issueの自動同期を設定すれば、二重管理の手間を省き、情報の一貫性確保もできるのは魅力ですよね。

「自動化」「連携」と聞くと、導入のハードルが高そうに感じる人も多いはず...
しかし、Yoomを使用することで設定はとてもシンプルで簡単に。
一度設定してしまえば、あとは自動でデータが連携されるので、日々の業務負担をグッと軽減してくれるでしょう。

「もっと効率的にプロジェクトを進めたい」「余計な作業を減らしたい」と感じている方!ぜひ、まずは無料アカウントを作成してみてください。登録はたったの30秒で完了!登録後すぐにGitHubとGitLabの自動連携を体験できます。

今すぐ無料でアカウントを発行する

フローはカスタマイズできるので、ぜひ自社の業務に合ったフローを作ってみてくださいね!

Yoomを活用して、<span class="mark-yellow">日々の業務をもっとラクに、もっと効率的に</span>してみませんか?
ぜひ、本記事を参考に連携フローを実際の業務に取り入れ、業務効率の改善を体感してみてください。

この記事を書いた人
y.matsumoto
これまでは、人材業界で営業・営業事務を経験してきました。 前職の経験を踏まえ、さまざまな企業が抱えている悩みは「業務の自動化」により軽減できると実感しています。 Yoomを通して、皆様のお悩みを少しでも解決できるよう、日々情報を発信していきます!
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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