ステップ2:アプリトリガー設定
まずはGoogle Chatでトリガー設定を行います。
1ページ目はマイアプリ連携をしたGoogle Meetのアカウント情報が反映されています。
アカウント情報を確認し、必要であればタイトルを修正したら次に進んでください。
複数のGoogleアカウントと連携していると、違うものが選択されている場合があるので注意しましょう!
次に、トリガーの起動間隔を設定します。
トリガーの起動間隔はプランによって選択できない場合があるので、注意してください。
頻繁にミーティングがない場合は30分や60分などの間隔でも良いでしょう。
設定をしたらアウトプットのサンプル値を取得するために、ご自身が主催者のミーティングを開き、終了させてから「テスト」をクリックしてください。
※Google Meetの録音情報は有料アカウントのみ取得可能です。
テストが成功すると、上記アウトプットに詳細な値が反映されます。
IDや時刻などのアウトプットはこれから後の設定で使用します。正しく反映されていることが確認出来たら「保存する」でトリガーの設定は完了です。
ステップ3:待機の設定
続いて、待機の設定です。
会議終了直後にレコーディング情報を取得するとエラーが出る場合があるので、ここではある程度の間隔を設定しておきましょう。
待機時間(秒~日)を直接設定するか、特定の日時(次の○○日など)を指定することができます。
設定ができたら「保存する」で待機の設定は完了です。
ステップ4:レコーディング情報を取得する設定
続いて、会議のレコーディング情報を取得しましょう。
1ページ目はアカウント情報の確認と、タイトルの修正のみです。
API接続設定の画面では、取得した「会議ID」のアウトプットが反映されているはずです。
アウトプットが反映されていたら、このままテストを実行してください。会議終了直後でエラーが出る場合は少し時間をおいてから再テストしましょう。
テストが成功すると、録音のリソース名などの項目に詳細情報が反映されたアウトプットが取得できているはずです。
確認ができたら「保存する」でレコーディング情報取得の設定は完了です。
ステップ5:ファイルをダウンロードする設定
次に、取得した情報をAI処理するためにファイルのダウンロードを行います。
これまでどおり、最初にアカウント情報とタイトルの修正をしたら、API接続画面に進みます。
1つ前の設定で取得したファイルIDのアウトプットが反映されています。
念のためファイルサイズを確認したうえで「テスト」をクリックしてください。
無事にテストが成功したら、保存をしてファイルダウンロードの設定は完了です。
ステップ6:ファイルデータを文字起こしする設定
次に、AI機能を使って音声ファイルデータを文字起こしします。
音声の文字起こし機能は、チームプラン・サクセスプラン限定の機能です。フリープラン・ミニプランでは使用できず、エラーとなるためご注意ください。
なお、有料プランは2週間の無料トライアルが可能で、その期間中は制限対象のAI機能も利用できます。
まずは、アクションの設定です。
会議の長さと、タスク数を考慮したうえでアクションを決めて次に進みます。
文字起こしの対象になるファイルは「Google Driveからの取得ファイル」を候補から選択してテストをします。
テストが成功し、解析結果のアウトプットの内容と会議の内容が合致していることを確認したら「保存する」で文字起こしの設定は完了です!
ステップ7:要約の設定
残す設定は後2つです!次に、文字起こししたデータを要約するための設定です。
数分の会議ならそのままでいいかもしれませんが、60分の会議の文章をすべて読むのは余計な手間ですからね。
まずは、アクションの設定です。
「文章の要約」のアクションの中から、選択します。
次に、要約のための詳細設定をしましょう。
要約対象のテキストは、文字起こしの設定で取得した解析結果を使用するので上記のようにアウトプットから選択しましょう。
その他、文字数と要約の条件を指定したらテストをして要約結果のアウトプットを取得しましょう。
アウトプットが確認出来たら「保存する」で要約の設定は完了です。
ステップ8:Google Chatにメッセージを送信する設定
最後の設定は「メッセージを送信」です。これまでに取得した情報をGoogle Chatに通知させましょう。
1ページ目は、これまで同様にアカウント情報とタイトルの修正です。
次に、Google Chatに通知する内容を設定しましょう。
アウトプットを活用しながらメッセージ内容を設定します。
固定の文章を入れたい場合は、アウトプットではなく直接手入力をしてください。
スペースのリソース名は候補から選択し、メッセージ内容が入力できたら「テスト」をクリックしてGoogle Chatを確認しましょう!
テストが成功し、指定通りの内容で通知が届いたら「保存する」ですべての設定は完了です。お疲れさまでした!
トリガーをONにすることを忘れないようにしてください。
これでフローが動き出し、会議の内容が要約された議事録が自動作成され、Google Chatに通知されるようになりました!
設定したフローは以下のものです。