2024/08/28
アプリ同士の連携方法

Google スプレッドシートの従業員情報をAKASHIに自動登録してみた!

e.koyama

目次

Google スプレッドシートなどのデータベースで従業員情報を管理している場合、入力した情報を様々なID発行やユーザー登録にそのまま使用できれば便利です。中でも、勤怠システムへの従業員登録は、シフト表の作成や初回勤務時の打刻に間に合わせるため、入社日より前にスムーズに行っておきたいものです。

本記事では、Google スプレッドシートとクラウド勤怠管理システムAKASHIの連携のメリットと、従業員登録を自動化する方法をお伝えします。
手入力による転記ミスを防ぎ、作業時間を短縮するためにも、ノーコードツールであるYoomを使用して連携と自動化をお試しください。

Google スプレッドシートとAKASHIを連携するメリット

Google スプレッドシートとAKASHIの連携には、以下のようなメリットがあります。

メリット1. 従業員情報の一元管理が可能になる

Google スプレッドシートとAKASHIを連携して情報を同期することで、従業員情報の管理を一元化することができます。AKASHI上で従業員情報を再入力する手間を減らし、データの整合性を保つことが期待できます。人事担当者が新入社員の情報をGoogle スプレッドシートに入力するだけで情報がAKASHIへ自動で反映されるため、二重登録や転記漏れのリスクが減少します。

メリット2. 勤怠管理の効率化が図れる

従業員の勤怠情報をGoogle スプレッドシート上で管理し、それをAKASHIに自動的に連携することが可能です。従業員はどこからでも勤怠情報を入力することができ、管理者はリアルタイムに正確な勤怠情報を把握することができます。
リモートワーク、外勤が主となる場合、フレックスタイムで働いている場合などでも、管理者はAKASHIに登録された勤怠情報の確認が可能です。多様な働き方を導入している企業に、特におすすめです。

[Yoomとは]

Google スプレッドシートとAKASHIの連携フローの作り方

それでは、実際にGoogle スプレッドシートとAKASHIの連携と業務フローの自動化設定を行ってみましょう。

テンプレートを使ったGoogle スプレッドシートで従業員情報が追加されたらAKASHIに登録する業務フローの作成手順を説明します。

はじめる前に

1.Yoomにログインしてください。

2.以下の「試してみる」ボタンをクリックして、Yoomのテンプレートをコピーしてください。

ステップ1:Google スプレッドシートとAKASHIのマイアプリ連携

※アプリ連携がお済みの場合は、ステップ2へ進んでください。

1.左メニューの「マイアプリ」を選択し、画面右の「+新規接続」をクリックします。

2.マイアプリの新規接続一覧の中から、Google スプレッドシート、AKASHIをそれぞれ選択し、アプリを連携します。
 ※参考:AKASHIのマイアプリ登録方法

‍ステップ2:Google スプレッドシートの行が追加されたら起動するトリガーの設定

1.コピーしたテンプレートを開きます。
 ※下図の赤枠部分に入力することで、任意のタイトルに変更可能です。

2.フローボットの「アプリトリガー 行が追加されたら」をクリックします。

3.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
 「アプリトリガーのタイトル」を必要に応じて変更し、「次へ」をクリックします。

4.アプリトリガーのAPI接続設定をします。
 欄下の注記を参考に、各項目の入力・選択を行ってください。
 ※下図は入力例です。 

5.テストが成功したら、「保存する」をクリックしてください。

ステップ3:AKASHIに従業員情報を登録するアクションの設定

1.フローボットの「アプリと連携する 従業員を追加」をクリックします。

2.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
 タイトルを必要に応じて変更し、「次へ」をクリックします。

3.API接続設定をします。
 登録したい項目の設定を行ってください。
 ※ステップ2で取得したアウトプット情報の参照が可能です。
 ※下図は入力項目の一部であり、入力されたアウトプットは参照例です。

4.テストを行い、成功したら「保存する」をクリックしてください。

ステップ4:Google スプレッドシートのレコードを更新するアクションの設定

※AKASHIの組織IDや従業員登録を行った日付などの情報をGoogle スプレッドシートに反映することができます。

1.フローボットの「データベースを操作する レコードを更新する」を選択します。

2.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
 ・タイトル:必要に応じて変更してください。
 ・「データベースの連携」の各項目:欄下部の注記を参考に入力・選択してください。
 ※下図は入力例です。  

3.「次へ」をクリックします。

4.データベース操作の詳細設定をします。
 条件と更新後の値を、これまで取得したアウトプット情報を活用して入力してください。
 ※下図は入力例です。

5.テストを行い、成功したら「保存する」をクリックしてください。

最後に、保存したフローのトリガーを「ON」に切り替えれば起動します。

以上で、Google スプレッドシートで従業員情報が追加されたらAKASHIに登録するフローの完成です。

その他のGoogle スプレッドシートを使った自動化の例

他にもGoogle スプレッドシートを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.Googleスプレッドシートの従業員情報は、新規登録だけでなく更新の場合もAKASHIへ自動で同期できます。最新情報が常にAKASHIへ反映されることで、最新の情報をもとに各担当者が業務を行えます。

2.Googleスプレッドシートの情報を新たに入力した際、kintoneでもレコード追加を行うフローです。従業員に関するものを含めたさまざまな情報を、バックアップやデータ分析・加工用に自動で同期することができます。

3.Googleスプレッドシートに入力された新たな情報をSlackで通知するフローです。自動通知により重要な情報をすぐに共有できるため、チームや関係者間が把握した情報をもとに業務をスムーズに進められます。

まとめ

Google スプレッドシートとAKASHIの連携により、従業員情報の登録を自動化することが可能です。ミスの防止や再入力にかかる作業時間の短縮、情報管理の一元化を目指しましょう。

Yoomを使用することで、専門知識がなくてもノーコードで簡単に連携と自動化の設定を行えます。Google スプレッドシートとAKASHIの間では、従業員情報だけでなく、勤怠情報の同期も可能なため、人事や労務の担当者はこの連携をぜひ試してみてください。

この記事を書いた人
e.koyama
これまで専門商社やEC業界で事務を経験してきました。 担当した業務は営業事務や経理、総務、人事、法務など多岐に渡ります。 個々の作業の効率化には取り組みましたが、各種のサポートツールやYoomを使えばより便利に業務が進められたのに…と思っています。 業務経験を活かしたYoomの紹介記事を発信し、皆さんがスムーズに業務を進められるお手伝いができれば幸いです。
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