Google スプレッドシートとShopifyの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2024/08/26

Google スプレッドシートで行が追加されたらShopifyに顧客情報を登録する方法

a.fukuyama

オンラインで運営している小売業の担当者にとって、顧客情報の管理はとても重要ですよね。
しかし、顧客情報をGoogle スプレッドシートとShopifyで管理する場合、手動でのデータ転記には手間がかかり、ミスも起きてしまうかもしれません。

そこで、ノーコードツールを使った自動化がおすすめです。
Google スプレッドシートとShopifyを連携することで、顧客情報の転記作業を簡単に自動化できます!
本記事では、詳しい設定方法を解説するので、ぜひ試してみてくださいね!

こんな方におすすめ

  • Google スプレッドシートとShopifyでの業務効率化を考えている方。
  • Google スプレッドシートに登録した顧客情報をShopifyに登録している方。
  • Google スプレッドシートとShopifyを連携して、顧客情報の入力ミスを防ぎたい方。

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。

難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。

下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

Google スプレッドシートとShopifyの連携フローの作り方

それでは、Yoomを活用して、「Google スプレッドシートで行が追加されたらShopifyに顧客情報を登録する」というフローボットを作成していきます。

事前準備

事前に準備しておくと作業がスムーズにできます。

Yoomの無料登録・ログイン

Yoomの無料登録ページからアカウントを発行して、まずはフリープランからお試しください。

登録したアカウントにログインしてください。

アプリ連携

1.Google スプレッドシートとShopifyのアプリ連携を行います。マイアプリの「新規接続」からアプリを選択します。

2.使用するアカウントでログインします。

・Google スプレッドシートは、以下の画面で任意のアカウントを選択し、ログインします。

・Shopifyは、以下の画面で「APIキー・APIシークレットキー・サブドメイン」を入力し、新規登録を行います。
※詳しい登録方法は、こちらをご覧ください。
※Shopifyは、チームプラン・サクセスプランをご利用の方向けのアプリです。フリープランやミニプランで使うと、フローボットのオペレーションやデータコネクトがエラーになってしまうのでご注意ください。有料プラン(チームプラン・サクセスプラン)には2週間の無料トライアルがあります。トライアル期間中なら、普段は制限されているShopifyも問題なく試せます。ぜひこの機会にいろいろと体験してみてくださいね。

3.連携できたら、マイアプリにアイコンが表示されます。

テンプレートのコピー

1.下記テンプレートのリンクから「試してみる」をクリックします。

2.ワークスペース一覧から、任意のワークスペースを選択します。

3.テンプレートのコピーが完了しました!

STEP1 Google スプレッドシートの設定

1.アプリトリガーの「行が追加されたら」をクリックします。

2.連携アカウントとアクションを選択ページでは、任意のタイトルに変更し、トリガーアクションは「行が追加されたら」を選択します。

次へをクリックします。

3.アプリトリガーのAPI接続設定ページでは、以下の設定をします。

・トリガーの起動間隔:5分、10分、15分、30分、60分から任意の時間を選択※ご利用中のプランによって選択できる時間が異なります。基本的に短い設定がおすすめです。
・スプレッドシートID:候補から任意のスプレッドシート名を選択
・シートID:候補から任意のシート名を選択
・テーブルの範囲(始まり):テーブル範囲の始まりの列となるアルファベットを入力
・テーブルの範囲(終わり):テーブル範囲の終わりの列となるアルファベットを入力
・一意の値が入った列:列内で値が重複しない列のアルファベットを入力

テストを実行し、「テスト成功」の文字を確認します。

保存するをクリックしてください。

STEP2 Shopifyの設定

1.アプリと連携するの「顧客情報を登録」をクリックします。

2.連携アカウントとアクションを選択ページでは、任意のタイトルに変更し、アクションは「顧客情報を登録」を選択します。

次へをクリックします。

3.API接続設定ページでは、以下の設定をします。

・サブドメイン:ストアURL「https://●●●.myshopify.com/」の●●●部分を入力
・メールアドレス:トリガーのアウトプットから選択※項目5を選択しました。
・姓:トリガーのアウトプットから選択※顧客名を選択しました。
・名:トリガーのアウトプットから選択※項目1を選択しました。
・電話番号:トリガーのアウトプットから選択※項目2を選択しました。
・マーケティングメールを受け取るかどうか:受け取る場合は true を、受け取らない場合は false を設定※trueと入力しました。

テストを実行し、「テスト成功」の文字を確認します。

保存するをクリックしてください。

STEP3 Google スプレッドシートの設定

1.データベースを操作するの「レコードを更新する」をクリックします。この設定により、Shopifyの顧客IDをGoogle スプレッドシートに自動で追加できます。

2.データベースの連携ページでは、任意のタイトルに変更し、実行アクションは「レコードを更新する」を選択します。

続いて、以下の設定を行います。
・スプレッドシートID:候補から任意のスプレッドシート名を選択
・スプレッドシートのタブ名:候補から任意のタブ名を選択
・テーブル範囲:任意のテーブル範囲を入力

次へをクリックします。

3.データベース操作の詳細設定ページでは、以下の設定を行います。

①更新したいレコードの条件:「顧客名、等しい、{{顧客名}}」となるよう選択
※{{顧客名}}は、アウトプットから「顧客名」を選択すると表示できます。

②更新後のレコードの値:更新する項目に任意のアウトプットを選択
※ID欄に、アウトプットから「顧客ID」を選択しました。

テストを実行し、「テスト成功」の文字を確認します。
保存するをクリックしてください。

フローボットの設定が終わりました。お疲れ様でした!
最後に、トリガーをONにしてフローが動くように設定しておきましょう。

Google スプレッドシートやShopifyを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもGoogle スプレッドシートやShopifyのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

Google スプレッドシートとShopifyを連携した自動化例

Google スプレッドシートで顧客情報が更新されたらShopifyの顧客情報を更新することもできます。
また、Shopifyに注文があったら、Google スプレッドシートにレコードを追加したり、Shopifyの注文ステータスがキャンセルになったらGoogle スプレッドシートのレコードを更新したりすることも可能です。

Google スプレッドシートを活用した自動化例

メールで受け取ったアンケート結果をGoogle スプレッドシートに登録する

GmailやOutlookで受け取ったアンケート結果をGoogle スプレッドシートに自動で登録します。

クラウドストレージに保存された書類をOCRで読み取りGoogle スプレッドシートに追加する

Google DriveやDropboxなどにファイルがアップロードされたら、OCR機能で内容を読み取り、Google スプレッドシートに自動で追加します。

Web会議終了後に音声を文字起こししてGoogle スプレッドシートに追加する

Google MeetやZoomでWeb会議が終了したら、音声を文字起こししてGoogle スプレッドシートに自動で追加します。

Shopifyを活用した自動化例

Shopifyに注文が発生したらチャットツールに通知する

Shopifyに注文が発生したら、SlackやDiscordなどに自動で通知します。

フォームの情報をもとにShopifyに商品情報を登録する

GoogleフォームやHubSpotのフォームなどの情報をもとにShopifyに商品情報を自動で登録します。

Shopifyに新規注文が入ったら顧客管理ツールに情報を登録する

Shopifyに新規注文が入ったらSalesforceやHubSpotなどに情報を自動で登録します。

Google スプレッドシートとShopifyを連携するメリット

1. データ入力の効率化

手動での顧客情報の入力は、非常に時間がかかり、ミスが発生しやすい作業ですよね。
しかし、Google スプレッドシートとShopifyを連携させることで、この作業が自動化されます。
具体的には、Google スプレッドシートに顧客情報が追加されるたびに、Shopifyにも自動で登録されます。
これにより、データ入力の手間が減り、入力ミスやデータの重複を防ぐことができるはずです。
特に、大量の顧客情報を扱っている小売業者にとっては、効率化につながるだけでなく、作業負担を軽減しつつ、より確実なデータ管理ができそうですね。

2. 最新データの反映

大量のデータを扱う場合、手動で情報を最新の状態に保つのは非常に手間がかかりませんか。
しかし、Google スプレッドシートに新しい顧客情報を追加するたびに、その情報がShopifyに反映されれば、常に最新のデータを維持することができますよね。
その結果、最しい顧客情報をShopifyでも確認できることで、カスタマーサポートにおいて迅速かつ適切な顧客対応を実現できるのではないでしょうか。

まとめ

今回は、Google スプレッドシートとShopifyを連携して、「Google スプレッドシートで行が追加されたらShopifyに顧客情報を登録する」フローボットの作成方法をご紹介しました。
この連携により、顧客情報の登録作業が自動化され、作業の効率化が図れます。

Yoomには、今回ご紹介した機能以外にも多くの便利な機能があり、文書作成や翻訳など、さまざまな業務に応じたフローを作成できますよ!
簡単に自動化を導入できるので、ぜひ試してみてくださいね。

また、テンプレートリストの活用もおすすめです!

この記事を書いた人
a.fukuyama
今年の3月末まで会社員でした! 現在は、Yoomの一員としてブログ執筆をしています。
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自動化
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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