ShopifyとYoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-30

【プログラミング不要】ECサイト運営を自動化し、業務を効率化する方法

k.noguchi

ECサイトの注文情報を一つ一つ確認して発送システムに入力したり、売れた商品の在庫数を手動で更新したり、さらには日々の売上を手作業で集計したりと、繰り返しの業務に多くの時間を費やしていませんか? また、注文が殺到するセール期間中には入力ミスや発送漏れといったヒューマンエラーが発生しやすくなり、顧客満足度の低下に繋がらないかと不安を感じることもあるかもしれません。

このように、ECサイト運営における煩雑な手作業や、それに伴う人的ミスは、多くの運営担当者が抱える共通の課題と言えるでしょう。

もし、<span class="mark-yellow">日々の注文処理や在庫の自動更新、売上レポートの自動作成、さらには顧客セグメントに応じたメール配信などを自動で行える仕組み</span>があれば、これらの定型業務から解放され、商品開発や販売戦略の立案といった、より創造的で付加価値の高いコア業務に集中できるようになります!

今回ご紹介する自動化の設定は、専門的な知識がなくても簡単に導入でき、日々の業務負担を大幅に軽減できる可能性を秘めているので、ぜひこの機会に自動化を取り入れて、ECサイト運営の効率を飛躍的に高めましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">ECサイトの注文情報を処理する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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ECサイト運営を自動化する連携パターン

ECサイト運営では、注文処理、在庫管理、顧客コミュニケーションなど、多岐にわたる業務が発生します。これらの業務を自動化することで、作業時間を大幅に削減し、ヒューマンエラーを防ぎ、より戦略的な業務に集中できるようになるはずです。

ここではECサイト運営を効率化するための具体的な自動化の例をいくつか紹介していきますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

ECプラットフォームからの情報を活用して自動化する

<span class="mark-yellow">ShopifyのようなECプラットフォームで新しい注文が入ったり、商品情報が更新されたりといったイベントをきっかけに、チャットツールへの通知や在庫管理システムへのデータ連携などを自動で行う</span>ことができます。注文処理の迅速化や情報共有の円滑化を実現し、顧客満足度の向上にも繋げられます。

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フォーム入力をトリガーにECサイトを自動操作する

<span class="mark-yellow">お問い合わせフォームや商品登録フォームなどへの入力をトリガーとして、ECプラットフォーム上に自動で商品情報を登録したり、顧客情報を更新したりする</span>ことも可能です。手作業によるデータ入力の手間を省き、入力ミスを防ぎながら、ECサイト運営の効率を大幅に向上させることができます。

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スケジュール実行でECサイトの情報を自動チェック・通知する

<span class="mark-yellow">設定したスケジュール(例えば毎日、毎週など)に基づいて、ECプラットフォームから売上データや在庫情報を自動で取得し、分析レポートを作成したり、在庫僅少の商品があれば担当者に通知したりする</span>こともできます。定期的な確認作業を自動化し、機会損失の防止や戦略的な意思決定を支援します。

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Shopifyの注文情報をGoogle Chatに自動通知するフローを作ってみよう

今回は一例として、ShopifyとGoogle Chatを活用した自動化例を紹介しましょう。
Shopifyで新しい注文が発生した際にその注文内容を即座にGoogle Chatへ自動で通知するフローは、チーム内の情報共有を迅速化し、対応漏れを防ぐのに非常に役立ちます。この自動化により、担当者は常に最新の注文状況を把握でき、顧客への迅速な対応や在庫確認、発送準備などをスムーズに進めることが可能になるはずです!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

フローは大きく分けて、以下の手順で作成していきます。

  • ShopifyとGoogle Chatをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Shopifyのトリガー設定と各アクション設定
  • トリガーをONにして、フローの動作確認をする
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ステップ1:ShopifyとGoogle Chatをマイアプリ連携

はじめに、ShopifyとGoogle ChatをYoomに接続するためのマイアプリ登録を行いましょう。
事前にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化フローの設定がスムーズに進められますよ!

1.Yoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、「新規接続」を選択します。
右上の検索窓に「Shopify」と入力し、検索結果からShopifyのアイコンを選択します。

※Shopifyは、チームプラン・サクセスプランをご利用の方向けのアプリです。フリープランやミニプランで使うと、フローボットのオペレーションやデータコネクトがエラーになってしまうのでご注意ください。
有料プラン(チームプラン・サクセスプラン)には2週間の無料トライアルがあります。トライアル期間中なら、普段は制限されているShopifyも問題なくお試しいただけます。ぜひこの機会にいろいろと体験してみてくださいね。

2.表示された画面で、必須項目を入力し、「追加」をクリックしましょう。
※詳しい登録方法は、こちらをご参照ください。

3.続いてGoogle Chatをマイアプリ登録します。
先ほどと同様に、連携可能なアプリ一覧からGoogle Chatを検索します。

※Google Chatとの連携は、Google Workspace環境のみでご利用いただけます。詳しい方法や設定については、こちらをチェックしてくださいね。 

次の画面で、「Sign in with Google」をクリックしましょう。
※認証時にアクセス権限を「全て許可」にしておいてください。

5.次の画面で、アカウントを選択し、その後の画面で「続行」をクリックしてください。

マイアプリにShopifyとGoogle Chatが表示されていれば、登録完了です。

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、実際にフローを作っていきましょう!
簡単に設定できるようテンプレートを利用します。以下のバナーの「試してみる」をクリックして、テンプレートをコピーしてください。

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クリックすると、テンプレートがお使いのYoom画面に自動的にコピーされます。
「OK」をクリックして、設定を進めましょう!

ステップ3:Shopifyのトリガー設定

※コピーしたテンプレートは、「マイプロジェクト」内の「フローボット」に、「【コピー】Shopifyで注文情報が作成されたら、Google Chatに自動通知する」という名前で格納されています。
「あれ?テンプレートどこいった?」となった際には、マイプロジェクトから確認してみてくださいね!

1.まずは、アプリトリガー設定です。
先ほどの画面で「OK」をクリックして、表示された画面のアプリトリガー「注文情報が作成されたら(Webhook)」をクリックしましょう。

2.連携アカウントとアカウント選択画面が表示されるので、設定内容を確認しましょう。
連携するアカウント情報には、ステップ1で連携したアカウント情報が反映されています。トリガーアクションはそのままにして、「次へ」をクリックしてください。

3.表示された画面で、以下の手順・注意事項に沿ってWebhookの設定をしましょう。

まずURLをコピーしたら、Shopifyの画面に移動しましょう。
※ストア管理者パネルの「設定」に移動し、「通知」タブを選択します。その後、「Webhookを作成」ボタンをクリックします。

「URL」に先ほどコピーしたWebhook URLを貼り付け、以下画像のように設定し、「保存」をクリックします。

設定できたら、Shopifyで注文情報を作成しましょう!

今回は下図のように作成してみました。
テスト用のため、内容は架空の情報(「株式会社test」や「テスト太郎」など)でOKです!

作成できたら、Yoomの画面に戻りましょう。

4.戻ってきたら「テスト」をクリックし、「取得した値」にアウトプットとしてデータが抽出されていることを確認してください。
確認したら「保存する」をクリックしましょう。
取得したアウトプットは、後続の設定で活用できます!

※アウトプットとは?
‍アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値としてご利用いただくことができ、フローボットを起動する度に、変動した値となります。
※詳しくは、こちらをご参照ください。

ステップ4:Shopifyの注文情報取得設定

1.アプリと連携する「注文情報を取得」をクリックしましょう。


各項目を確認し、「次へ」をクリックします。

2.API接続設定を行います。
「サブドメイン」は、入力欄下の説明に従って、入力してください。
「注文ID」は、入力欄をクリックして表示されるアウトプット(取得した値)から選択してください。



入力を終えたら「テスト」を実行し、情報の取得に成功したら「保存する」をクリックします。

ステップ5:Google Chatの設定

1.アプリと連携する「メッセージを送信」をクリックしましょう。


各項目を確認し、「次へ」をクリックします。

2.API接続設定を行います。
「スペースのリソース名」は、入力欄下の説明に従って入力するか、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
候補は、連携しているアカウントに紐づいて表示されます。

「メッセージ内容」は、入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択できます。
※今回は、以下画像のように設定しました。


設定完了後は「テスト」を行い、実際にGoogle Chatにデータが通知されることを確認してください。
確認後、保存しましょう。

ステップ6:トリガーボタンをONにして、フローの動作確認をする

全ての設定が完了すると、下図のようなポップアップが表示されます。赤枠部分の「トリガーをON」をクリックすると、設定したフローボットが起動するので動作確認をしましょう!

ECサイト運営に関するその他の自動化例 

他にも、ECサイト運営に関するテンプレートを用意しています!
例えば以下のような自動化はいかがでしょうか。

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まとめ

ECサイト運営における様々な業務を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで多くの時間を費やしていた注文処理や在庫管理、顧客対応といった定型業務から解放され、人的ミスの削減にも繋がります。</span>

これにより、ECサイト運営者は日々の煩雑な作業に追われることなく、新商品の開発や効果的なマーケティング戦略の立案、顧客満足度向上のための施策など、より本質的で売上向上に直結するコア業務に集中できる貴重な時間を確保できます!

今回ご紹介したようなECサイト運営の自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を活用すれば、プログラミングの専門知識がない方でも、まるでブロックを組み合わせるかのように直感的な操作で簡単に業務フローを構築可能です。

もしECサイト運営の効率化や自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomがもたらす業務効率化のメリットを実際に体験してみてください!

この記事を書いた人
k.noguchi
SE・プログラマー、新卒採用アシスタントやテーマパークアクターなど、多種多様な業務の経験があります。 その中でもSE・プログラマーでは、企業のシステムを構築し業務効率化に取り組んでいました。 Yoomを使い、業務の負担を軽減するための実践的なアプローチ方法を、丁寧にわかりやすく発信していきます。
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