Microsoft TeamsとChatGPTの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-13

【ノーコード連携】Microsoft TeamsのQ&AにChatGPTが自動で返答する方法

k.noguchi

「同じような質問に何度も答えるのが大変…」「回答内容が担当者によって微妙に違う…」「問い合わせ対応に時間がかかり、本来の業務が進まない…」このように、Microsoft TeamsでのQ&A対応に関して、手間や課題を感じている方も多いのではないでしょうか。

もし、<span class="mark-yellow">Microsoft Teamsへの特定の投稿や質問に対して、AIが自動で適切な回答を生成し、投稿してくれれば</span>、これらの悩みから解放され、問い合わせ対応の効率化はもちろん、回答品質の均一化も実現し、より重要な業務に集中できる環境を整えることができるかもしれません!

今回ご紹介する自動化の設定は、専門知識がなくてもノーコードで簡単に設定できて、導入の手間もかからないので、ぜひ活用して日々の業務をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Microsoft Teamsの投稿にChatGPTが自動で返答する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。

「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

Microsoft TeamsとChatGPTを連携する様々な自動化の方法

Microsoft TeamsとChatGPTを連携させることで、Microsoft Teams内でのコミュニケーションや情報共有をさらに効率化できます!

例えば、Microsoft Teamsの投稿内容をトリガーにChatGPTが自動で応答したり、投稿から必要な情報を抽出してChatGPTで処理したりするなど、様々な応用が可能です。
これにより、<span class="mark-yellow">手作業での情報連携や応答作成の手間を大幅に削減し、迅速かつ質の高いコミュニケーションを実現</span>できるでしょう。

具体的な自動化の例をいくつか紹介していきます!
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Microsoft Teamsの投稿にChatGPTが自動で返答する

<span class="mark-yellow">Microsoft Teamsの特定のチャネルやチャットに新しい投稿があった際に、その内容をChatGPTに連携し、自動で返答文を生成・投稿する</span>基本的な連携フローです。

定型的な質問への自動応答や、アイデア出しの壁打ち相手として活用でき、手作業での応答作成の手間を省きます!

特定条件のMicrosoft Teams投稿にChatGPTが自動で返答する

<span class="mark-yellow">特定のキーワードが含まれる投稿や、自分宛てのメンションがあった場合など、設定した条件に合致するMicrosoft Teamsの投稿に対してのみ、ChatGPTが自動で応答する</span>フローです。

重要な投稿や緊急性の高い質問を見逃さず、効率的に対応するための仕組みを構築するのに役立ちます!

Microsoft Teamsの投稿から特定のデータを抽出して、ChatGPTが自動で返答する

<span class="mark-yellow">Microsoft Teamsの投稿本文から質問内容や特定のキーワード、依頼事項などを抽出し、その抽出した情報を基にChatGPTが回答を作成して適切な担当者へ通知する</span>フローです。

投稿に含まれる情報を構造化し、さらなるアクションに繋げることで情報活用の幅を広げます!

Microsoft Teamsの投稿にChatGPTが自動返答するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、Microsoft Teamsに新しい投稿があった際に、ChatGPTが内容を解釈し、自動で返答を投稿するフローを解説していきます!
今回はYoomを使用して、ノーコードで設定を進めていきますので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

フローは大きく分けて、以下の手順で作成していきます。

  • Microsoft TeamsとChatGPTをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Microsoft Teamsのトリガー設定とChatGPTのアクション設定
  • トリガーをONにして、フローの動作確認をする

ステップ1:Microsoft TeamsとChatGPTをマイアプリ連携

はじめに、Microsoft TeamsとChatGPTをYoomに接続するためのマイアプリ登録を行いましょう。
事前にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化フローの設定がスムーズに進められますよ!

1.Yoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、「新規接続」を選択します。
右上の検索窓に「Microsoft Teams」と入力し、検索結果からMicrosoft Teamsのアイコンを選択します。
※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

2.表示された画面で、メールアドレスを入力し、「次へ」をクリックしましょう。

3.次の画面で、パスワードを入力し、「サインイン」をクリックしてください。

4.続いてChatGPTをマイアプリ登録します。
先ほどと同様に、連携可能なアプリ一覧からChatGPTを検索します。

※ChatGPT(OpenAI)を使ったアクションを動かすには、OpenAIのAPI有料プランに契約しておく必要があります。APIの利用料金が発生した時にスムーズに支払いができるよう、契約内容を整えておきましょう。
詳しくは、こちらをご参照ください!

次の画面で、必須項目を入力し、「追加」をクリックしましょう。
※ChatGPTの詳しいマイアプリ登録方法は、こちらをご参照ください。

マイアプリにMicrosoft TeamsとChatGPTが表示されていれば、登録完了です。

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、実際にフローを作っていきましょう!
簡単に設定できるようテンプレートを利用します。以下のバナーの「試してみる」をクリックして、テンプレートをコピーしてください。

74876,158517,28384,139971,28303

クリックすると、テンプレートがお使いのYoom画面に自動的にコピーされます。
「OK」をクリックして、設定を進めましょう!

ステップ3:Microsoft Teamsのトリガー設定

※コピーしたテンプレートは、「マイプロジェクト」内の「フローボット」に、「【コピー】Microsoft Teamsに投稿があったら、ChatGPTが返答する」という名前で格納されています。
「あれ?テンプレートどこいった?」となった際には、マイプロジェクトから確認してみてくださいね!

1.まずは、アプリトリガー設定です。
先ほどの画面で「OK」をクリックして、表示された画面のアプリトリガー「チャネルに質問があったら」をクリックしましょう。

2.タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。

3.表示された画面で、詳細を設定します。
「トリガーの起動間隔」を選択してください。基本的には、最短の起動時間で設定することをおすすめします。
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
※Yoomプランの詳しい説明は、こちらを参照してください。

4.「チームID」と「チャネルID」は入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
候補は、連携しているアカウントに紐づいて表示されます。

5.入力を終えたら設定したチャネルに下記のようなテスト投稿をします。

フローボットに戻り「テスト」をクリックし、「取得した値」にアウトプットとしてデータが抽出されていることを確認してください。
取得したアウトプットは、後続の設定で活用できます!

アウトプットについて | Yoomヘルプセンター

ステップ4:ChatGPTで回答を生成する設定

1.アプリと連携する「質問の内容の回答」をクリックしましょう。

タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。

2.API接続設定を行います。
「メッセージ内容」は、入力欄をクリックして表示されるアウトプット(取得した値)から選択してください。

「ロール」「temperature」「最大トークン数」「モデル」は、入力欄下の説明に従って任意で設定してください。
「モデル」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。

入力を終えたら「テスト」を実行し、返答の取得に成功したら「保存する」をクリックします。

ステップ5:Microsoft Teamsに回答する設定

1.アプリと連携する「チャネルに回答する」をクリックしましょう。

タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。

2.API接続設定を行います。
「チームID」「チャネルID」は、ステップ3のトリガーで選択したものと同じものを選択するとわかりやすいです。

「メッセージ」は、入力欄をクリックして表示されるアウトプット(取得した値)から選択してください。
※今回は、以下画像のように設定しました。

設定完了後は「テスト」を行い、実際にMicrosoft Teamsにデータが通知されることを確認してください。

確認後、保存しましょう。

ステップ6:トリガーボタンをONにして、フローの動作確認をする

全ての設定が完了すると、下図のようなポップアップが表示されます。赤枠部分の「トリガーをON」をクリックすると、設定したフローボットが起動するので動作確認をしましょう!

Microsoft TeamsとChatGPTを活用したその他の自動化例

Microsoft TeamsとChatGPTを使った自動化は、今回ご紹介した方法以外にも様々な業務に応用できます。

ここでは、関連するテンプレートをいくつかご紹介します。日々の業務効率化のヒントとして、ぜひ参考にしてください。

Microsoft Teamsを使った便利な自動化例

アンケート結果をMicrosoft Excelに追加してから通知したり、チャネルに投稿されたメッセージを他ツールに転送したりできます。

ChatGPTを使った便利な自動化例

メールの返信文を作成したり、議事録の作成や画像ファイルを要約したりできます。

まとめ

Microsoft TeamsとChatGPTの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたMicrosoft Teams上の質問応答や情報収集、要約作成といった作業の負荷を大幅に削減し、迅速かつ均質な対応を実現できます。</span>

これにより、担当者は単純な応答作業から解放され、より創造性や専門性が求められるコア業務に集中できる環境が整い、チーム全体の生産性向上にも繋がるでしょう。

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面上の指示に従って操作するだけで、直感的に業務フローを構築できます。

もし業務の自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

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この記事を書いた人
k.noguchi
SE・プログラマー、新卒採用アシスタントやテーマパークアクターなど、多種多様な業務の経験があります。 その中でもSE・プログラマーでは、企業のシステムを構築し業務効率化に取り組んでいました。 Yoomを使い、業務の負担を軽減するための実践的なアプローチ方法を、丁寧にわかりやすく発信していきます。
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