チャットツールのメッセージをトリガーにDeepSeekでテキスト抽出し、他ツールに通知する
DiscordやMicrosoft Teamsで受信した特定のメッセージをトリガーとして、DeepSeekで内容を解析し、抽出結果をSlackに通知します。
チームメンバーからの依頼内容の要点を抽出したり、チャットで共有されたドキュメントリンク先のテキストを読み取ったりする際に便利で、手動でのコピペ作業をなくし、必要な情報へ素早くアクセスできるようになります。
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「また添付ファイル開いて、必要なところだけコピペして、チャットで共有…これ、いつまで続けるんだろう。」
そんなふうに感じたことはありませんか?日々飛び交うメールやチャット、フォームの回答──その中から必要な情報だけを抜き出して整理・共有する作業は、地味ながら大きな時間と労力がかかります。
この記事では、DeepSeekを使ってテキストを自動抽出し、Slackなどの他ツールに通知する実用的な自動化フローをいくつかご紹介します。たとえば、Gmailで受信した注文書のPDFから内容を抽出して即座にSlackで共有したり、Discordのメッセージから依頼内容を要約して通知したり、Googleフォームの自由記述を自動で読み取り整理したりと、日々のルーチンをグッと効率化する方法を画像付きで詳しく解説していきます。
「これ、うちでも使えるかも?」と思える実例が見つかるかもしれません。ぜひ最後までチェックしてみてください!
Yoomには「受信をトリガーに、DeepSeekでテキスト抽出してチャットツールに通知する」業務フローの自動化テンプレートが用意されています。
今すぐ試したい方は、以下のバナーをクリックしてスタートしましょう!
DeepSeekを使ったテキスト抽出は、様々な業務シーンで自動化できます。
ここでは、DeepSeekを使ったテキスト抽出を自動化する具体的な例をいくつか紹介していきます。
気になる自動化例をクリックして、便利なフローを体験してみましょう!
GmailやOutlookで受信したメール本文や添付ファイルの内容をDeepSeekで自動抽出し、その結果をSlackに通知するフローです。
例えば、取引先から送られてくる注文メールの内容を解析して必要な情報を抽出したり、添付されたPDFの見積書から項目を読み取ったりする作業を自動化することで、メールの見落としや情報の転記ミスを防ぎ、迅速な対応を実現します。
DiscordやMicrosoft Teamsで受信した特定のメッセージをトリガーとして、DeepSeekで内容を解析し、抽出結果をSlackに通知します。
チームメンバーからの依頼内容の要点を抽出したり、チャットで共有されたドキュメントリンク先のテキストを読み取ったりする際に便利で、手動でのコピペ作業をなくし、必要な情報へ素早くアクセスできるようになります。
GoogleフォームやYoomのフォーム機能で受け付けた回答、特に自由記述欄などのテキストデータをDeepSeekで自動抽出し、結果をSlackに通知します。
お客様からの問い合わせ内容の要約や、アンケートの自由回答の傾向分析などに活用でき、フォーム送信後のデータ整理や分析作業を効率化することで、インサイトの発見や次のアクションへの移行をスムーズにします。
ここでは、例として「Gmailで特定のメールを受信したら、その内容をDeepSeekでテキスト抽出し、結果をSlackに通知する」フローの作成手順を解説します。
このフローを使えば、メールの内容確認や情報抽出の手間を削減できるはずです。
まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
[Yoomとは]
マイアプリ連携を先にしておくと、後の設定がスムーズに進みます。
まず、ご利用中のGmailとYoomを連携していきます。
Yoomページの左側からマイアプリ→新規接続を選択します。
Gmailと検索し、ログインしましょう。
その後、この画面になるので、問題なければ続行をクリックし操作を進めてください。
続いてDeepSeekと連携します。
必須項目を入力しましょう。
「API Key」の取得方法はこちらをご確認ください。
続いてSlackと連携します。
下記の画面でサインインしましょう。
うまくいかない場合、こちらを確認してください。
ここからはフローを作っていきます。
テンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしましょう。
進むと、ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされ、以下の画面が表示されます。
OKを選択し、次に進みましょう。
テンプレートはマイプロジェクトに保存されます。
必要に応じてテンプレート名は変更できます。
左側のマイプロジェクトをクリックすると先ほどコピーしたテンプレートが表示されます。
右側の三点リーダー(...)をクリックし、編集するを選択しましょう。
それでは、アプリトリガーを設定していきます。
「特定のラベルのメールを受信したら」を選択しましょう。
タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。
次に進み、項目を設定します。
こちらは、特定のラベルのメールを受信したら、何分後にこのトリガーを起動させるかという設定になります。
Gmailに進み、下記のようなテストメールを送信しました。
フローボットに戻り、テストをクリックしましょう。
正しく連携できていると、画面下部のアウトプットにメール情報が表示されます。
このアウトプットをこのあとのアクション設定時に利用します。
アウトプットについて | Yoomヘルプセンター
ここまでできたら保存しましょう。
続いて「テキストを生成」をクリックします。
タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。
次に進み、項目を設定しましょう。
その他の項目は必要に応じて設定してください。
テストし、下記のアウトプットに内容が反映したら保存します。
続いて、DeepSeekでテキスト抽出した内容を通知する設定を行うため、「チャンネルにメッセージを送る」をクリックしましょう。
こちらもタイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。
以下の画像が表示されたら、トリガーをONにしてください。
これですべての設定が完了したので、Gmailでメールを受信したら、DeepSeekでテキスト抽出してSlackに通知されるかを確認してみましょう。
以上が「Gmailでメールを受信したら、DeepSeekでテキスト抽出してSlackに通知する」方法でした。
DeepSeekのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。
Google スプレッドシートに追加されたデータをDeepSeekで要約して整理したり、Zendeskで作成されたチケットの内容をDeepSeekで分析し、Asanaに自動で登録することが可能です。また、Zoomの会議録画を文字起こしした後にDeepSeekで要約し、Notionに記録すれば、議事録共有がよりスムーズになります。
この記事では、「DeepSeekを活用したテキスト抽出の自動化方法」について、プログラミング不要で実現できる具体的な手順をご紹介しました。
DeepSeekのテキスト抽出機能を活用することで、メールやフォーム、チャット、ドキュメントなど様々な情報源から必要な内容を素早く取り出し、他ツールへの連携まで自動化できます。
<span class="mark-yellow">Yoomには、今回ご紹介したDeepSeekによるテキスト抽出の自動化以外にも、業務効率を高めるテンプレートが多数そろっています。</span>日々の業務に合わせて、フォーム送信やチャット通知、スケジュール実行など柔軟にカスタマイズできる点も魅力です。
「毎日大量の情報を手作業で整理している」「会議や問い合わせ内容を要約するのが大変」「抜け漏れやミスを減らしたい」そんな課題をお持ちの方は、Yoomのテンプレートで自動化を始めてみてはいかがでしょうか?
難しい操作は一切不要。まずは試して、その便利さをぜひ実感してみてください。
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