YoomとMicrosoft Excelの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-07

【ノーコードで実現】Microsoft ExcelファイルをCSVに自動変換する方法

k.hieda

「大量のMicrosoft Excelファイルを一つ一つCSV形式に変換するのが面倒…」
「定期的に発生するMicrosoft ExcelからCSVへの変換作業に時間がかかりすぎている…」
このように、Microsoft ExcelファイルのCSV変換に関する手作業に、手間や時間的な限界を感じていませんか?
もし、<span class="mark-yellow">特定のフォルダにMicrosoft Excelファイルが追加されたタイミングで、自動的にCSVファイルへと変換される仕組み</span>があれば、こうした繰り返しの変換作業から解放され、より分析やデータ活用といった本来注力すべき業務に時間を使うことができるようになります!

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、特別な知識も必要ないので、ぜひこの機会にファイル変換の自動化を導入して、日々の業務をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Microsoft ExcelファイルをCSVに自動変換する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

Microsoft ExcelファイルをCSVに自動変換する方法

普段行っているMicrosoft ExcelファイルからCSVファイルへの変換作業を自動化する方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します!
ストレージサービスへの保存や、チャット・メールでの通知など、変換後のファイル活用方法に応じた連携パターンがありますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

ストレージサービスにCSVファイルを保存する

<span class="mark-yellow">指定のストレージサービスにMicrosoft Excelファイルがアップロードされた際に、自動でCSVファイルに変換し、別のストレージサービス(または同じサービス内の別フォルダ)に保存する</span>ことができるので、変換後のファイル管理もスムーズに行え、データ整理の手間を削減できます!

変換したCSVファイルをチャットツールに送信する

<span class="mark-yellow">ストレージサービスにアップロードされたMicrosoft ExcelファイルをCSVに変換し、そのファイルをSlackやDiscordなどのチャットツールへ自動で送信できる</span>ので、変換完了の通知やチーム内でのファイル共有が迅速に行え、コミュニケーションロスを防ぎます!

変換したCSVファイルをメールで送信する

<span class="mark-yellow">ストレージサービス上のMicrosoft ExcelファイルをCSVに変換した後、GmailやOutlookなどのメールツールを通じて関係者に自動で送信できる</span>ので、定期的なレポート配布やデータ共有の手間を大幅に削減し、タイムリーな情報提供を実現します!

Microsoft ExcelファイルをCSVに自動変換するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、Google DriveにExcelファイルがアップロードされた際に、自動でCSVファイルに変換するフローを解説していきます!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • Google Driveのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Google Driveのトリガー設定とファイル変換アクションの設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

ステップ1:マイアプリ連携の設定

ここでは連携するアプリ情報をYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログイン後、マイアプリ画面で「+新規接続」をクリックします。

Yoomで使えるアプリ一覧が表示されます。検索窓から今回連携するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めてください。

Google Drive

こちらの画面が表示されたらGoogle アカウントにサインインするボタンから連携に進みます。

次の画面から、連携するメールアドレスとパスワードを入力します。

ログインができたら、権限の付与を進めてください。

 

権限の付与を行うとマイアプリ登録完了です。

ステップ2:テンプレートをコピー

マイアプリ連携が完了したら、フローボットテンプレートの設定に進みます。下のバナーからテンプレートのコピーに進んでくださいね。

下のポップアップが表示されたら「OK」をクリックして設定をスタート!

コピーしたテンプレートは、マイプロジェクトに追加されます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセス可能です。

ステップ3:アプリトリガー「特定のファイルが作成または更新されたら」

テンプレートの1つ目の工程をクリックし、フローボットのトリガー(起点)を設定します。この工程は、定期間隔でフローボットを起動させ、新しく追加されたファイルを検知する設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Google Driveと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

内容の確認ができたら、次へをクリックして進みましょう。

(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定

  • トリガー起動間隔
    • フローの起動間隔を選択します。最短は5分間隔で起動できます。※ご契約のプランによって最短の起動間隔が異なります。
  • フォルダID
    • 事前にGoogle Drive上にフォルダを2つ作成しておいてください。1つは新しいファイル(Microsoft Excel)を検知する用のフォルダ、もう1つはCSVを格納するフォルダです。
    • まずMicrosoft Excelを検知するフォルダを指定します。編集欄をクリックするとプルダウンメニューが表示されます。その中に、候補のフォルダ名が表示されるので、選択してください。選択するとIDが引用されます。
  • ファイル名
    • 事前設定でMicrosoft Excelの拡張子【.xisx】が指定されています。追加の操作は不要です。
テストの前に

指定したフォルダの中に、テスト用のMicrosoft Excelデータを格納しておいてください。テストでは、このデータを検知します。

格納ができたら、テストボタンをクリックします。成功すると、以下のような内容が表示されます。

YoomとGoogle Driveが正常に動作しました。という内容になっています。さらに、以下の項目・値が取得できます。

この項目と値をYoomでは「アウトプット」と定義しています。

アウトプットについて

この値は、後の工程で引用します。

保存するをクリックします。

ステップ4:アプリと連携する「エクセルファイルをスプレッドシートに変換する」

テンプレートの2つ目をの工程をクリックします。この工程では、前の工程で取得したMicrosoft ExcelデータをGoogle スプレッドシートに変換する設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Google Driveと連携するアカウント情報
  • アクション

内容の確認ができたら、次へをクリックして進みましょう。

(2/2)詳細を設定

  • ファイルID
  • ファイル名
  • フォルダID
    • 事前設定で、前の工程で取得したアウトプットの引用コードが埋め込まれています。この引用コードは、編集欄をクリック<プルダウンメニュー<取得した値の中に格納されています。

指示文(編集欄の中にある←Google〜〜〜の文)は不要なので、削除します。
確認ができたらテストボタンをクリックしましょう。成功すると、変換したファイルIDが取得できます。

保存するをクリックして次の工程に進みましょう。

ステップ5:アプリと連携する「Google スプレッドシートをダウンロードする」

テンプレートの3つ目をクリックします。この工程では、前の工程で取得したファイルIDを用いて、変換したスプレッドシートをダウンロードする設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Google Driveと連携するアカウント情報
  • アクション

次へをクリックします。

(2/2)API接続設定

  • ファイルID
    • 事前設定で前の工程で取得した変換したファイルIDの引用コードが埋め込まれています。追加操作は不要です。このコードも、編集欄をクリック<プルダウンメニュー の中に格納されています。
  • ファイルタイプ
    • 変換するファイルを選択します。事前設定でCSVが選択されているので、追加操作は不要です。ちなみに、選択肢は以下です。

設定を確認したら、テストボタンをクリックします。成功すると、変換されたCSVファイルが取得できます。

保存するボタンをクリックします。

ステップ6:アプリと連携する「CSVファイルをアップロードする」

テンプレートの4つ目の工程をクリックします。この工程では、前の工程で取得したCSVファイルをGoogle Driveの任意のフォルダに格納する設定を行います。

(1/2)アクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Google Driveと連携するアカウント情報
  • アクション

次へをクリックします。

(2/2)詳細を設定

  • 格納先のフォルダID
    • 編集欄をクリックすると表示されるプルダウンメニューの中から選択します。

  • ファイル名
    • 任意の内容で設定できます。Microsoft Excelのファイル名を踏襲する場合は、一番最初に取得したアウトプットの引用コードを埋め込みます。拡張子(.csv)も追記してくださいね。
  • ファイルの添付方法
    • 事前設定済みのため、追加の操作は不要です。

確認ができたら、テストボタンをクリックします。成功すると、CSVが指定したフォルダにアップロードされます。

二重拡張子になっていますが、問題ありません。

保存するをクリックします。

ステップ7(最終):アプリトリガーをONにする

全ての工程が設定されると、設定完了のコンプリート画面が表示されます。

トリガーをONにして、フローボットを起動します。

トリガーのON/OFFは左上のトグルから切り替えが可能です。<span class="mark-yellow">プログラミング不要で、フローボットの設定が簡単に完了しました。</span>

トリガーが【ON】になると、各種通知の送信先を選択できるお知らせがポップアップされます。デフォルトでは登録しているメールへ通知ですが、普段使っているチャットアプリでも通知を受け取れて便利です。

Microsoft Excelを使ったその他の自動化例

Microsoft ExcelのデータをMicrosoft Teamsに通知可能です。
他のデータベースに追加されたデータをMicrosoft Excelに自動的に転記することもできます!

まとめ

Microsoft ExcelからCSVへのファイル変換作業を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた単純な変換の手間や時間を大幅に削減し、ファイル形式の指定ミスや変換漏れといったヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>
これにより、データ処理の効率が格段に向上し、空いた時間をデータの分析や活用といった、より付加価値の高いコア業務に集中させることが可能になります!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面上の指示に従って直感的な操作で簡単にファイル変換のフローを構築できますよ!
もしMicrosoft Excel・CSV変換の自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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