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「ブログ記事に使うアイキャッチ画像を毎回作成するのが面倒…」
「メールで画像作成の依頼が来るたびに、他の作業を中断して対応しなければならない…」
このように、日々の業務で発生する画像作成タスクに時間と手間を取られ、本来集中すべき業務が進まないと悩んでいませんか?
もし、Outlookで特定の件名のメールを受信した際に、その内容に基づいてAIが自動で画像を生成し、指定の場所に保存までしてくれる仕組みがあれば、これらの悩みから解放され、より創造的で重要な業務に集中できる時間を生み出すことができます!
今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できて、手間や時間もかからないので、ぜひこの機会に導入して画像作成業務をもっと楽にしましょう!
とにかく早く試したい方へ
YoomにはOutlookのメール内容をもとにAIで画像を生成する業務フロー自動化のテンプレートが用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!
OutlookのメールからAIで画像を生成しMicrosoft Excelに記録するフローを作ってみよう
それではここから代表的な例として、Outlookで特定の件名のメールを受信したら、OpenAIで画像を自動生成し、Microsoft Excelに結果を記録するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:Outlook/OpenAI/Microsoft Excel
[Yoomとは]
フローの作成方法
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。
ステップ1:OutlookとOpenAI、Microsoft Excelをマイアプリ連携
Outlook
Outlookのマイアプリ連携は、以下のナビ動画を参考にしながら設定してください。
OpenAI
マイアプリ連携は、以下のナビ動画を参考にしながら設定してください。
※なお、OpenAI(ChatGPT)を使ったアクションを動かすには、OpenAIのAPI有料プランに契約しておく必要があります。
APIの利用料金が発生した時にスムーズに支払いができるよう、契約内容を整えておきましょう。OpenAIの料金
Microsoft Excel
Microsoft Excelのマイアプリ連携は、以下のナビ動画を参考にしながら設定してください。
※なお、「Microsoft 365(旧Office 365)」には、個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。
※法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。
ステップ2:テンプレートをコピーする
続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下のバナーの「試してみる」をクリックします。
■概要
メールでの画像生成依頼のたびに、手動でAIツールを操作し、結果をファイルにまとめる作業に時間を取られていませんか?
このワークフローは、Outlookで特定のメールを受信すると、OpenAIが自動で画像を生成し、Microsoft Excelに情報を記録します。
一連の作業を自動化できるため、手作業による依頼対応から解放され、よりクリエイティブな業務に集中できる環境を構築します。
■このテンプレートをおすすめする方
・Outlookで受けた依頼をもとに、手作業で画像生成を行っているデザイナーやマーケターの方
・OpenAIを活用した画像生成のプロセスを自動化し、チームの生産性を向上させたいと考えている方
・生成した画像のURLや関連情報をMicrosoft Excelで管理しており、その入力の手間を削減したい方
■注意事項
・Outlook、OpenAI、Microsoft ExcelのそれぞれとYoomを連携してください。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。(APIが使用されたときに支払いができる状態)
https://openai.com/ja-JP/api/pricing/
・ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。
・Microsoft Excelのデータベースを操作するオペレーションの設定に関しては下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/9003081
以下の画像のような画面が表示されたらテンプレートのコピーができているので、「OK」をクリックします。
タイトルや詳細はクリックすることで編集可能です。
また、コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに保存されているので、マイプロジェクトからも開くことができます。
ステップ3:Outlookのトリガーアクション設定
まずは「特定の件名のメールを受信したら」をクリックしてみましょう!
アクションは変更せず、アカウント情報がマイアプリ連携をしたアカウントと一致することを確認したら、「次へ」をクリック。
トリガーの起動間隔を選択し、メールフォルダID、キーワードを入力します。
トリガーの起動間隔は契約プランに応じて異なります。
各プランの機能制限や使用上限の一覧からご自身のプランの内容を確認してください。
特にこだわりがなければ、使用しているプランの最短時間の選択をおすすめします!
メールフォルダIDはボックスをクリックすると連携済みのIDが表示されるので候補から選択してください。
キーワードは取得したいメールの内容にあわせて任意で設定してください。今回は以下のように設定しました。
テストに成功すると、取得した値にMicrosoft Excelで取得した情報が追加されます。
この取得した値はのちのフローで使用できます。
内容が確認できたら、「完了」をクリックしてください。
ステップ4:テキストから画像を生成する設定
フローに戻り、「テキストから画像を生成する」のアイコンをクリックします。
アクションは変更せず、アカウント情報がマイアプリ連携をしたアカウントと一致することを確認したら、「次へ」をクリック。
プロンプトは以下のように取得した値から設定します。
取得した値を活用することで、固定値ではなく、トリガーが実行されるたびに最新の情報が反映できます。
今回は既存のフローのため、すでに設定してありますが、「←Outlookのアウトプットを設定してください」は削除してください。
「テスト」をクリックし、取得した値の内容が確認できたら、「完了」をクリックします。
ステップ5:レコードを追加する設定
フローに戻り、「レコードを追加する」のアイコンをクリックします。
なお、今回は以下のようなMicrosoft Excelデータベースを使用します。
事前にデータベースを準備しておいてください。
アクションは変更せず、アカウント情報がマイアプリ連携をしたアカウントと一致することを確認したら、データベースの連携を設定していきます。
まず、ファイルの保存場所をOneDriveかMicrosoft SharePointのどちらか選択してください。
続いてドライブIDとファイル名、シート名を入力します。
ドライブIDとファイル名はボックスをクリックすると連携済みのIDが表示されるので候補から選択してください。
シート名も同様にボックスをクリックすると対象のシートが表示されるので候補から選択してください。
テーブル範囲は以下のように設定しました。設定できたら、「次へ」をクリック。
今回は、取得した値から以下のように設定しました。
「テスト」をクリックし、取得した値の内容が確認できたら、「完了」をクリックします。
Microsoft Excelデータベースを確認するとデータが更新されています!ステップ6:トリガーをONにしてフローの動作確認
設定が完了すると、以下のような表示が出てくるので、「トリガーをON」をクリックします。
フローボットを起動し、正しく動作するか確認してください。
お疲れさまでした。
これでフローは完了です!
Outlookを使ったその他の自動化例
今回ご紹介した連携以外でも、OutlookのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
Outlookのメール送信や予定作成、タスク化などを自動化できます。
これにより、日々の連絡作業や情報整理の手間を減らし、担当者間の共有ミスを防ぎ、業務の速度と正確性を高める統合的なワークフローが実現するでしょう。
まとめ
OutlookとAI画像生成ツール、そしてMicrosoft Excelを連携させることで、これまで手作業で行っていた画像作成依頼の確認から生成、管理までの一連の作業を自動化し、大幅な時間短縮と手間削減を実現できます。これにより、マーケティング担当者やデザイナーは単純な依頼対応作業から解放され、より戦略的な企画立案やクリエイティブな業務に集中できる環境が整います!
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングなどの専門知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!
Q:メールの件名以外に、送信者などで起動条件を設定できますか?
A:
はい、アクションを変更することで可能です。Outlookで実行可能なAPIアクションをご確認ください。
Q:生成した画像をSlack通知やクラウドストレージへ自動保存できますか?
A:
Q:Yoomの料金とは別に、AIツールのAPI利用料はかかりますか?
A:
今回のフローではOpenAI(ChatGPT)を使用するため、OpenAIのAPI有料プランに契約しておく必要があります。なお、プランによってYoomの月の無料タスク数が異なりますので、プラン内容をご確認の上、ご利用ください。