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2025-12-03

【ノーコードで実現】NEXT ENGINEの受注一覧データを自動で連携し、活用する方法

Tomoka Narinaga
Tomoka Narinaga

「NEXT ENGINEの受注一覧を毎日確認して、Google スプレッドシートに転記するのが手間…」
「手作業でのデータ集計だと、どうしてもミスが発生してしまい、正確な売上分析ができない…」

このように、ECサイト運営における受注データの管理業務に、多くの時間と労力を費やしていませんか?
もし、NEXT ENGINEに登録されている受注情報の一覧を指定したスケジュールで自動的に抽出し、Google スプレッドシートなどのデータベースに記録できる仕組みがあれば、こうした日々の煩雑な作業から解放されます。
売上分析や販売戦略の立案といった、より事業成長に直結するコア業務に集中する時間を確保できるでしょう!
今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できるため、ぜひこの機会に導入して受注管理業務を効率化しましょう!

とにかく早く試したい方へ

YoomにはNEXT ENGINEの受注データを一覧で自動取得する業務フロー自動化のテンプレートが用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!


NEXT ENGINEの受注一覧をGoogle スプレッドシートに自動記録するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、定期的にNEXT ENGINEの受注伝票情報の一覧を取得し、Google スプレッドシートに自動で記録するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:NEXT ENGINEGoogle スプレッドシート

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • NEXT ENGINEとGoogle スプレッドシートのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • NEXT ENGINEのトリガー設定とGoogle スプレッドシートのアクション設定
  • フローをONにし、正常に起動するかを確認


ステップ1:NEXT ENGINEとGoogle スプレッドシートをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。

まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから、今回のフローに使用するアプリの登録方法を解説します。

【NEXT ENGINEの登録方法】

マイアプリ欄からNEXT ENGINEを選択すると以下の画面が表示されるので、赤線の通り入力しましょう。
企業IDの確認方法はNEXT ENGINEのマイアプリ登録方法をご覧ください。

【Google スプレッドシートの登録方法】

以下の手順をご覧ください。

ステップ2:テンプレートをコピーする

続いてYoomのテンプレートをコピーします。以下バナーの「試してみる」をクリックしましょう。


クリック後、フロー編集画面に移るので、ここでトリガーとアクションの設定を行います。

ステップ3:スケジュールトリガー設定

今回は、定期的にフローを起動させるため、トリガーは「特定のスケジュールになったら」を選択します。
テンプレートの1番目「スケジュールトリガー」を開きましょう。

実行したいスケジュールに合わせて間隔や日時などを設定し、「完了」をクリックしてください。

ステップ4:NEXT ENGINEの設定

次に、アクションとして「データベースを操作する」の中からNEXT ENGINEを選択し、「受注伝票を検索する」オペレーションを設定します。
まずはNEXT ENGINEでトリガーとなる動作を行っておきましょう。
今回はこのように受注伝票を作成しました。今はテスト段階なので、内容は架空のものでかまいません。

テンプレートの2番目「受注伝票情報を検索」を開きましょう。

アクションとアカウント情報を確認し、「次へ」をクリックします。

プルダウンに選択肢が表示されるので、受注状態や店舗コードなど検索したい内容を入力しましょう。
特に指定がない項目は空欄でかまいません。

設定したら「テスト」をクリックして実行します。

テストに成功すると、以下のような画面が表示されます。


下へスクロールすると、取得した値が表示されています。

「取得した値」とは

確認したら「完了」をクリックしましょう。

ステップ5:処理の繰り返し設定

続いてテンプレートの3番目「同じ処理を繰り返す」を開きましょう。

繰り返し処理の詳細については以下のページをご覧ください。

「同じ処理を繰り返す」の設定方法

  • オペレーション:「受注伝票番号を検索」に設定
  • 取得した値:Google スプレッドシートに追加したい項目を選択

上記の設定を、連携したい項目の数だけ設定します。
設定したら「完了」をクリックしましょう。

ステップ6:Google スプレッドシートのアクション設定

テンプレートの最後「レコードを追加する」を開きます。

まずはアクション内容とアカウント情報を確認しましょう。

続いて、連携したいGoogle スプレッドシートのシートやタブを指定します。

  • スプレッドシートID / スプレッドシートのタブ名:入力欄をクリックすると候補が表示されるので、該当するものを選択してください。

  • テーブル範囲:指定があれば「A1:G30」のような形式で入力しましょう。

設定したら次へ進みます。

  • 追加するレコードの値:入力欄をクリックし、以下のように該当する項目を選択してください。

設定が終わったらテストを行いましょう。

テストに成功すると、以下のような画面が表示されます。

ここでGoogle スプレッドシートを確認してみます。
このように、新しい行へNEXT ENGINEの受注伝票情報が連携されました!

確認したらYoomの画面へ戻り、「完了」をクリックします。

ステップ7:フローをONにし、正常に起動するかを確認

全ての設定が完了したら、フロー編集画面の右上にある実行ボタンをONにしましょう。

設定したスケジュールにフローが自動で実行され、NEXT ENGINEの受注一覧がGoogle スプレッドシートに記録されたら成功です!

NEXT ENGINE APIを使ったその他の自動化例

NEXT ENGINE APIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。

NEXT ENGINEを使った自動化例

定期的にNEXT ENGINE受注伝票情報の一覧を取得してGoogle スプレッドシートに記録したり、毎朝NEXT ENGINEの指定ステータスの受注伝票を取得してSlackに通知したりできます。また、NEXT ENGINEで受注伝票が作成されたらMicrosoft Excelkintoneに追加したり、受注伝票情報が作成されたらGmailで通知したりできます。さらに、LOGILESSで出荷伝票が完了になったらNEXT ENGINEの受注伝票情報を出荷確定済みにしたり、NEXT ENGINEで受注伝票が出荷確定したらfreee会計に売上を登録したり、Slackに通知したり、入出庫情報が作成されたらSalesforceNotionに追加したりといった、EC業務に関わる様々なシステム間でのデータ連携通知ステータス更新の自動化も行えます。


■概要
NEXT ENGINEで特定のステータスの受注伝票を毎日確認し、関係者に共有する作業は、重要でありながらも手間がかかる業務ではないでしょうか。
このワークフローを活用すれば、毎朝決まった時間にNEXT ENGINEから指定ステータスの受注伝票を自動で取得し、その内容をSlackへ通知することが可能になります。日々の繰り返し作業から解放され、より重要な業務に集中できる環境を整えます。

■このテンプレートをおすすめする方
・NEXT ENGINEで受注状況を日々確認し、手作業での情報取得に時間を要している方
・特定のステータスにある受注の取得漏れや、関係者への共有忘れを防ぎたい方
・受注から出荷までの業務フロー全体を効率化したいと考えているECサイト運営担当者の方

■注意事項
・NEXT ENGINEのそれぞれとYoomを連携してください。
・NEXT ENGINEのマイアプリ連携方法は「NEXT ENGINEのマイアプリ登録方法」をご参照ください。
 https://intercom.help/yoom/ja/articles/8119592
・Slackにメッセージを送るには、チャンネルにYoomアプリを追加する必要があります。SlackチャンネルにYoomアプリを追加する手順については「SlackチャンネルにYoomアプリをインストールする方法」をご参照ください。
 https://intercom.help/yoom/ja/articles/6201904

LOGILESSで出荷伝票が完了になったらNEXT ENGINEの受注伝票情報を出荷確定済みにするフローです。

NEXT ENGINEで入出庫情報が作成されたらSalesforceに追加するフローです。

NEXT ENGINEで受注伝票が出荷確定したら、Slackで任意のチャンネルに通知します。

NEXT ENGINEで受注伝票が出荷確定したらfreee会計に売上を登録するフローです。

NEXT ENGINEで入出庫情報が作成されたらNotionに追加するフローです。

NEXT ENGINEで受注伝票が作成されたらMicrosoft Excelに追加するフローです。

■概要
NEXT ENGINEで管理している受注伝票について、新しい情報が作成されるたびに手動で確認し、関係者に連絡するのは手間がかかる作業ではないでしょうか。
このワークフローは、NEXT ENGINEのAPIを活用して受注伝票などの作成をトリガーに、指定した宛先にGmailで自動通知します。
受注情報をリアルタイムに共有することで、後続業務への連携を円滑にします。

■このテンプレートをおすすめする方
・NEXT ENGINEでの受注処理をAPI連携で自動化したいECサイト運営者の方
・受注情報の確認や関係者への共有に手間を感じている受注管理担当者の方
・NEXT ENGINEと他のツールを連携させ、業務効率を改善したいと考えている方

■注意事項
・Next Engine、GmailのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

NEXT ENGINEに受注情報が登録されたら、kintoneのデータベースに格納するフローです。

まとめ

NEXT ENGINEとGoogle スプレッドシートを連携し、受注一覧の取得と記録を自動化することで、これまで手作業で行っていたデータ転記の手間をなくし、入力ミスなどのヒューマンエラーを防げます。
これにより、担当者は日々のルーティンワークから解放され、集計されたデータを元にした売上分析や販売戦略の策定といった、より付加価値の高い業務に集中できるでしょう!
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築可能です。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ登録フォームから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:「受注伝票情報を検索」以外のきっかけで連携できますか?

A:

可能です。ステップ3の設定で、「変更」からトリガーアクションを変更できます。

以下のようにさまざまな選択肢があるので、必要に応じてご活用ください。

Q:Google スプレッドシート以外のツール(Microsoft Excelなど)にデータを追加できますか?

A:

はい、以下のテンプレートではNEXT ENGINEの受注伝票情報をMicrosoft Excelへ連携できるので、ぜひお試しください。





NEXT ENGINEで受注伝票が作成されたらMicrosoft Excelに追加するフローです。




Q:自動連携が失敗した場合、エラーに気づく方法はありますか?

A:

フローボットがエラーになった場合、Yoomに登録する際に設定したメールアドレスに通知が送られます。通知先は、メールの他にSlackやChatworkも設定できます。

通知メールにはエラーの詳細が記載されているので、まずは通知内容を確認しましょう。

ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口もご利用いただけます。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
Tomoka Narinaga
Tomoka Narinaga
化学製品の品質管理や事務職、ライターなどさまざまな業務に取り組んできました。 Yoomは、多様なジャンルの仕事で生じるたくさんの不便を解消してくれる画期的なサービス。その魅力を伝えるため、お役立ち情報や活用方法を皆様にお届けします!
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