DiscordとGoogle Chatの連携イメージ

【ノーコードで実現】DiscordのデータをGoogle Chatに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-08-27

【ノーコードで実現】DiscordのデータをGoogle Chatに自動的に連携する方法

杉山 歩優

「DiscordとGoogle Chat、プロジェクトごとに使い分けていると情報がバラバラになりがち…」
「Discordの重要な投稿をGoogle Chatのメンバーに共有するため、毎回手作業でコピペするのが面倒…」
このように、複数のコミュニケーションツール間での情報共有に手間を感じたり、転記ミスや共有漏れに不安を感じたりしていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Discordの投稿を自動的にGoogle Chatへ連携させる仕組み</span>があれば、こうした日々の面倒な作業から解放され、チーム間のコミュニケーションロスを防ぎながら、より創造的な業務に時間を使えるようになるでしょう!

今回ご紹介する自動化の設定は、専門的な知識がなくてもノーコードで簡単に実現できます。
ぜひこの記事を参考に、日々のコミュニケーションをよりスムーズにし、業務効率を格段に向上させましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">DiscordとGoogle Chatを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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DiscordとGoogle Chatを連携してできること

DiscordとGoogle ChatのAPIを連携させれば、Discordでの活動をトリガーにしてGoogle Chatに自動で情報を通知するなど、これまで手作業で行っていたコミュニケーションの橋渡しを自動化できます!
これにより、情報の見落としを防ぎ、チーム間の連携をスムーズにすることが可能になります。

これから具体的な自動化の例をいくつかご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Discordの投稿内容を翻訳して、Google Chatに通知する

グローバルなチームでDiscordを利用していると、言語の壁がコミュニケーションの障壁になることがあります。

この連携を使えば、<span class="mark-yellow">Discordの特定チャンネルへの投稿を自動で翻訳し、その内容をGoogle Chatに通知できる</span>ため、言語の違いを気にすることなく、スムーズな情報共有が実現します。このフローは、AIによる翻訳処理を組み込んでいるのが特徴です。

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Discordの投稿内容を要約して、Google Chatに通知する

Discordでの議論が長くなると、すべてのメッセージを追うのが難しくなる場合がありますが、この連携を設定すれば、<span class="mark-yellow">投稿内容をAIが自動で要約し、その要点をGoogle Chatに通知</span>します。

長文のやり取りからも素早く重要な情報を把握でき、チーム全体の状況認識をスピーディーに統一できます。

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DiscordとGoogle Chatの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にDiscordとGoogle Chatを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでDiscordとGoogle Chatの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回はDiscordの投稿内容を翻訳して、Google Chatに通知するフローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • DiscordとGoogle Chatをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Discordのトリガー設定およびGoogle Chatのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:DiscordとGoogle Chatのマイアプリ登録

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

【Discordのマイアプリ連携】

検索窓にDiscordと入力し、選択しましょう。

以下の画面が表示されたら、設定方法の詳細を参照しながら、アカウント名とアクセストークンを入力して「追加」をクリックします。

これでDiscordのアプリ連携は完了です!

【Google Chatのマイアプリ連携】

先ほどと同様の手順で進み、検索窓にGoogle Chatと入力し、選択しましょう。

※Google Chatとの連携はGoogle Workspaceの場合のみ可能です。
詳細は下記を参照ください。

赤枠部分の「Sign in with Google」を押下し、使用しているアカウントでログインしてください。

以下の画面が表示されたら、Client IDとClient Secretをそれぞれ入力し、「登録する」をクリックしましょう。
Google Chat(OAuth)のマイアプリ登録方法はこちらをご参照ください。

以上で、Google Chatの連携完了です!

ステップ2:テンプレートをコピーする

これからいよいよフローを作っていきます!
簡単に設定できるようテンプレートを利用しているので、まずはこちらをコピーしましょう。Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされるので、次に表示された画面で「OK」をクリックしてください。

※コピーしたテンプレートは、「マイプロジェクト」から確認できます。

ステップ3:Discordのトリガー設定

最初の設定です。ここから「Discordの投稿内容を翻訳して、Google Chatに通知する」フローを設定していきます。
赤枠部分をクリックしましょう!

次の内容を確認後、「次へ」をクリックしましょう!

  • タイトル:任意で修正
  • 連携するアカウント情報:合っているかを確認
  • アクション:「チャンネルでメッセージが送信されたら」を選択

続いて、次の画面で必須項目を入力します。

  • 「トリガーの起動間隔」:5分・10分・15分・30分・60分から選択。なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
    プランによって起動間隔の選択内容が異なるため、ご注意下さい。
  • 「サーバーID」:画面下の注釈を参照して、直接入力します。
  • 「チャンネルID」:入力欄をクリックして表示される候補から選択します。

テストをする前に、Discordにメッセージをテスト投稿します。
投稿したら、Yoomの画面に戻り「テスト」を押してください。
テストに成功すると、Discordで投稿した内容が取得した値(アウトプット)に表示されます。

問題がなければ、「保存」をクリックしましょう。以上で、トリガー設定が完了です!

ステップ4:翻訳する設定

ここでは、先ほどアウトプットとして取得した情報を翻訳する設定をします。

赤枠部分をクリックしましょう。

以下の画面が表示されたら、変換タイプを以下から選択し、次に進みます。

()内のタスクを消費するのでご注意ください。

詳細設定の画面に移ったら、「翻訳対象のテキスト」を入力します。
入力バーをクリックして表示される一覧から「メッセージ内容」を選択しましょう。

「翻訳先言語」を設定し、「テスト」をクリックします。

テストが成功したら、アウトプットが正しく表示されているか確認をしましょう。
問題がなければ、「保存する」をクリックします。
以上で翻訳する設定は完了です!

ステップ5:Google Chatにメッセージを送る設定

最後の設定です!以下の赤枠をクリックしましょう。
ここでは、Google Chatにメッセージを送る設定をします。

タイトルを任意で修正し、連携するアカウント情報が合っているか確認します。
アクションはそのままで、次のステップに進みましょう!

次の画面で、必須項目を設定していきます!

  • 「スペースのリソース名」:入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
  • 「メッセージ内容」:Google Chatに送信する内容を設定します。
    先ほどの翻訳結果をアウトプットとしてメッセージ内に含めることができます。

※取得した値を使うことで、フローボットが起動する毎に変動する値を引用できます。
メッセージ内容や翻訳結果を手入力してしまうと、同じ情報が繰り返しGoogle Chatに通知され続けるため、注意してください。

設定が完了したら、「テスト」をクリックしましょう!
テストに成功したらGoogle Chatの画面に移り、送信されたか確認をします。
確認後、Yoomの画面で「保存する」をクリックしましょう!

ステップ6:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

フロー画面に戻り、以下のようなメニューが表示されていれば、フローの設定は完了です。
早速フローを起動させる場合は、「トリガーをON」をクリックしましょう。

あとで起動させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

Google ChatのデータをDiscordに連携したい場合

今回はDiscordからGoogle Chatへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGoogle Chatでのやり取りをDiscordに通知したい場合もあるかと思います。
その場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Google Chatの投稿内容を要約して、Discordに通知する

Google Chatで行われた議論の要点を、Discordをメインで利用するチームに共有したい場合に便利な連携です。

このフローを活用すれば、<span class="mark-yellow">Google Chatの投稿内容をAIが自動で要約してDiscordに通知できる</span>ため、ツールを横断した情報共有が効率化され、全社的な情報連携を強化できます。

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Google Chatで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をDiscordのスレッドに投稿する

海外のクライアントやメンバーとGoogle Chatでやり取りした内容を、社内のDiscordで議論する際に役立つ連携です。

<span class="mark-yellow">Google Chatのメッセージを自動で翻訳し、その内容をDiscordの該当スレッドに投稿する</span>ことで、言語の壁なく迅速に議論を開始でき、グローバルなプロジェクトの進行を加速させます。

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DiscordやGoogle Chatを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、DiscordやGoogle ChatのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

Discordを使った自動化例

メッセージが送信されたら、デザインツールにフォルダを自動作成したり、投稿内容をもとにメール送信したりします。
また、CRMツールに新規コンタクトが登録されたら通知したり、オンライン会議の終了後にレコーディングURLを通知したりといった連携も可能です。
これにより、チーム内の情報共有を効率化し、手動でのデータ入力やタスク管理の手間を削減します。

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Google Chatを使った自動化例

ドキュメントツールに内容を追加したり、プロジェクト管理ツールで課題を作成したり、CRMツールのレコードを更新したりできます。
また、データベースに行が追加された際や、業務改善プラットフォームで自分がメンションされた際に自動で通知するといった一連の作業も自動化できます。
これにより、チーム内の情報共有やプロジェクト管理を効率化し、手作業によるデータ入力や転記の手間を削減します。

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まとめ

DiscordとGoogle Chatの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたツール間の情報転記や共有の手間を根本からなくし、コミュニケーションの漏れや遅延といったヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、担当者は情報の伝達に気を取られることなく、常に最新の情報を元に業務を進められるようになり、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整うはず!

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツールの「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし複数のチャットツール間の連携に少しでも課題を感じているなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:特定のキーワードを含む投稿だけを通知できますか?

A:はい、できます。
分岐をトリガー直下に追加することで可能です。
分岐条件を「メッセージ内容に〇〇(特定のキーワード)という値を含む場合」に設定することで、特定のキーワードを含む場合のみ通知するフローを作成することができます。
なお、分岐は有料プランのみ利用可能です。

Q:翻訳や要約なしの単純な転送なら無料ですか?

A:はい、Yoomでは無料プランでも「単純な転送」は利用できます。
たとえば、Discordで投稿されたメッセージを翻訳せずにそのままGoogle Chatへ送る、といったシンプルな連携であれば無料で試すことが可能です。

ただし、無料プランには「フロー数」や「実行回数(月ごとの転送回数)」に上限があります。
フリープランでは、毎月100タスクまで無料で利用可能です。

Q:Google Chatで特定の人にメンションを付けて通知できますか?

A:可能です。
YoomからGoogle Chatへ通知を送る際に、メッセージ内容にユーザーIDを入力することで特定のメンバーにメンション付きで通知できます。
チーム全体に流すだけでなく、必要な人にピンポイントで知らせたいときにも活用できます。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
杉山 歩優
ITパスポート資格保有者。SaaS自動化ツール『Yoom』のオウンドメディアで、業務効率化をテーマに記事執筆を担う。これまでの業務経験を通じて、多くの定型業務に「もっと効率的に進められないか」という課題意識を抱き、業務フロー改善に関心を持つ。自身もSaaS連携ツールYoomを実際に利用し、RPAなどを活用した業務自動化を試みる中で、その手軽さとインパクトに感銘を受けた。過去の自分と同じように、日々の業務に課題を感じる非エンジニアの方にも伝わるよう、実体験を基にしたSaaS活用のヒントを発信している。
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