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【簡単設定】LINEのデータをDripに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-09-09

【簡単設定】LINEのデータをDripに自動的に連携する方法

Otani Yu

「LINE公式アカウントとDripをそれぞれ活用しているけど、データの連携が手間で困っている…」
「LINE公式アカウントで問い合わせてくれたユーザーの情報を、Dripに手入力で登録しているが、ミスや漏れが発生しがち…」
このように、LINE公式アカウントとDrip間での手作業によるデータ連携に、非効率さや限界を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">LINE公式アカウントでの特定のアクションをきっかけに、自動でDripにユーザー情報を登録したり、キャンペーンに追加したりする仕組み</span>があれば、これらの定型的な悩みから解放されるでしょう。

これにより、顧客とのコミュニケーションといった創造的な業務に集中できる時間を生み出せるかもしれません。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できます。
これまでデータ入力にかけていた手間や時間をかけずに業務の効率を向上させることが可能ですので、ぜひこの機会に導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">LINE公式アカウントとDripを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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LINE公式アカウントとDripを連携してできること

LINE公式アカウントとDripのAPIを連携させれば、これまで手動で行っていた二つのツール間の情報登録や更新作業を自動化できます。
これにより、作業工数の削減はもちろん、入力ミスや対応漏れといったヒューマンエラーを防ぎ、マーケティング活動の質とスピードを向上させられます。

これから具体的な自動化の例を複数ご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

LINE公式アカウントから特定のメッセージが送信されたら、DripでSubscriberを作成する

LINE公式アカウントで「資料請求」や「問い合わせ」といった特定のメッセージを受け取った際に、そのユーザー情報を自動でDripにSubscriberとして新規作成します。

これにより、<span class="mark-yellow">手動でのデータ入力作業を減らし、リード情報を迅速かつ正確にDripへ登録できる</span>ため、マーケティング活動の初動を早められるでしょう。

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LINE公式アカウントから特定のメッセージが送信されたら、DripでSubscribe UserをEmail Campaignに登録する

LINE公式アカウントで特定のキーワードを含むメッセージを受信した際に、そのユーザーをDripの指定したEメールキャンペーンへ自動的に登録します。

この設定により、<span class="mark-yellow">ユーザーの興味関心に合わせたキャンペーンへ追加し、適切なナーチャリングを自動で開始できる</span>ため、エンゲージメントを向上させられるでしょう。

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LINE公式アカウントとDripの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にLINE公式アカウントとDripを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでLINE公式アカウントとDripの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「LINE公式アカウントから特定のメッセージが送信されたら、DripでSubscriberを作成する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • LINE公式アカウントとDripをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • LINE公式アカウントのトリガー設定およびDripのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:マイアプリ連携を行う

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

1.LINE公式アカウントとの連携

Yoomのワークスペースにログインしたら左のサイドバーにある「マイアプリ」から、右の「+新規接続」をクリックしてください。

アプリ一覧の画面に出たら、右上にある検索ボックスに「LINE」と入力し、アイコンを見つけてクリックします。

以下の画面が表示されたら、アカウント名にはメールアドレスなど任意の名前を入力してください。
アクセストークンはこちらのページを参考にしながら取得し、ペーストして「追加」を押しましょう。

「マイアプリの作成に成功しました。」の表示が出れば、LINE公式アカウントとの連携は完了です!

2.Dripとの連携

先ほどと同じ手順で、マイアプリ連携からDripのアプリアイコンを探してクリックしてください。
以下の連携画面が出たら、「アカウント名」にはメールアドレスなど任意の名前を入力しましょう。
「API Token」は、Dripにログインして取得する必要があります。

自分のアカウントアイコンをクリックし、「User Settings」から「User Info」の画面が表示されたら、下にスクロールした部分でAPI Tokenを確認しましょう。
コピーしてYoomの連携画面にペーストし、「追加」ボタンをクリックしてください。

「マイアプリの作成に成功しました。」と表示されれば、Dripとの連携も完了です!

ステップ2:テンプレートをコピーする

Yoomには様々なアプリを活用した自動化のテンプレートが用意されています。今回は以下のテンプレートを試してみましょう。
Yoomにログインした状態で、バナーの「試してみる」をクリックしてみてください。

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自動でYoomの画面に遷移して、以下のポップアップが表示されたらテンプレートのコピーは成功です!「OK」をクリックして次のステップに進みましょう。

ステップ3:LINE公式アカウントトリガーを設定する

Yoomのフローボットを動かす引き金となるアクションのことを「アプリトリガー」と呼びます。
このフローボットでトリガーになっている、LINE公式アカウントの「ユーザーからメッセージを受けとったら」というアクションを設定していきましょう。

タイトルを任意で設定し、LINE公式アカウントと連携するアカウントやアクション内容を確認したら「次へ」を押してください。

Yoomに表示されたWebhookURLを、LINE公式アカウントの管理画面にペーストします。

Webhookの設定ができたら、アプリトリガーを動かすために「ユーザーからメッセージを受け取ったら」という条件をクリアしましょう。
具体的には、作成したLINE公式アカウントにテストとなるメッセージを送信します。
内容は後でDripと連携させることを想定して、以下のような項目を入れておきましょう。

  • メールアドレス

また、「Subscriber」という文字も入れておくと、後続のオペレーションを設定しやすくなりますよ。

テストメッセージを送信できたら、Yoomの設定画面に戻って「テスト」ボタンを押してみましょう。
「取得した値」として、以下のようにLINE公式アカウントへ送信したメッセージの内容が反映されていれば成功です!

取得した値とは?

取得した値とは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。取得した値は、後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。

ここまで確認できたら「保存する」をクリックしてください。

ステップ4:分岐条件を設定する

LINE公式アカウントに送信されたメッセージ内容が、DripのSubscriberとして作成すべきものかどうかを判別するために、Yoomの「分岐オペレーション」を設定します。

※「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。
ミニプランなどの有料プランは2週間の無料トライアルが可能です。無料トライアル中なら、普段制限されているアプリや機能も自由にお試しいただけますので、ぜひ活用してみてください。

ここでは、「特定の語句の有無」を分岐の判定条件としましょう。
タイトルは任意で設定し、「分岐対象の取得した値」を設定します。
分岐の条件となる対象の値として、LINE公式アカウントに送信された「メッセージテキスト」を選んでください。

分岐対象を設定したら、分岐の条件について決めていきましょう。
ここではLINE公式アカウントに送信されたメッセージに、「Subscriber」という文字が入っていることを分岐条件として設定してみました。

ちなみに分岐条件は、「顧客リストと書かれたメッセージであるか否か」など、必要に応じて設定を変更できます。

分岐条件を設定できたら「保存する」をクリックしましょう。

ステップ5:AI機能でテキストからデータを抽出する

前ステップで設定した分岐条件である、「メッセージに特定の文字(Subscriber)を含む」場合のみ、こちらの後続のアクションに進みます。
「Subscriber」と書かれたメッセージから、Dripに連携するための情報を抽出するアクションを設定していきましょう。

タイトルは任意で設定し、変換タイプは文字数に応じて選んでください。
変換タイプによって処理できる文字数が増減しますが、多くの文字数を処理する変換タイプを選んだ場合、タスクの消費量も大きくなるため注意しましょう。

「次へ」を押して、AIがメッセージ内容を抽出する「対象のテキスト」を設定します。
LINE公式アカウントで取得した値から、「メッセージテキスト」を選んでください。
ここで取得した値を使うことによって、LINE公式アカウントで新たに分岐条件を満たすメッセージが送信される度に、新しいメッセージ内容が反映されていきます。

次に「抽出したい項目」をカンマ区切りで設定してください。この例では以下のように設定しました。

抽出したい項目を設定できたら、各項目をどのようなルールで抽出するのか、AIに分かりやすいような指示を入力しましょう。

今回は例として、以下のように設定しています。

指示内容を入力できたら「テスト」ボタンを押してみましょう。
AIが意図した指示通りにテキストから情報を抽出したかどうかが、取得した値に反映されます。

確認して、問題がなければ「保存する」を押して次のステップに進んでください。

ステップ6:DripにSubscriberを作成する

LINE公式アカウントで受け取ったテキストから抽出した各項目をもとに、Dripに新しくSubscriberを作成していきましょう。

タイトルを任意で設定し、Dripと連携するアカウントやアクション内容を確認したら「次へ」を押してください。

「Account ID」を入力します。
ボックスをクリックすると候補が表示されるため、Dripアカウントを選択してください。

次に必要な項目を取得した値から選択していきます。
こちらもテキストから抽出した情報を活用しましょう。

他の項目も必要に応じて、取得した値や手入力による固定値を活用して設定してください。
手入力による固定値は、今後登録されるすべてのSubscriberに反映されるので注意してください。

必要な設定が終わったら「テスト」ボタンを押してみましょう。
無事にDripにSubscriberとして情報が作成されていれば、取得した値に内容が反映されています。

Dripの方にもログインしてみると、LINE公式アカウントから届いたメッセージをもとに、新しいSubscriberが作成されていることが分かりますね。

ここまで確認できたら「保存する」をクリックしてください。

ステップ7:トリガーをONにする

お疲れさまでした!すべての必要な設定を完了すると、以下のポップアップが表示されます。「トリガーをON」をクリックして、フローボットを動かしはじめましょう。

これでLINE公式アカウントに特定のメッセージが送信されたら、メッセージ内容から自動で情報を抽出し、Dripに新しくSubscriberが作成されるようになりました。

DripのデータをLINE公式アカウントに連携したい場合

今回はLINE公式アカウントからDripへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にDripからLINE公式アカウントへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
顧客ステータスの変化などを検知し、迅速な対応を実現できます。

DripでSubscriberが作成されたら、LINE公式アカウントに通知する

Dripに新しいSubscriberが作成されたタイミングで、その情報をLINE公式アカウントに自動で通知します。

これにより、<span class="mark-yellow">新規リードの発生を担当者が把握できる</span>ため、迅速なアプローチやフォローアップ対応が可能になり、機会損失を防ぎます。

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Dripで特定のTagが付与されたら、LINE公式アカウントに通知する

Drip上でSubscriberに「重要顧客」や「イベント参加」といった特定のタグが付与された際に、その旨をLINE公式アカウントに通知します。

<span class="mark-yellow">顧客のステータス変化や重要なアクションを関係者へ共有できる</span>ため、営業担当者の適切なタイミングでのアプローチや、カスタマーサクセスのサポートに繋げられるでしょう。

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LINE公式アカウントやDripを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、LINE公式アカウントやDripのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

LINE公式アカウントを使った自動化例

メッセージが届いた際に通知したり、カスタマーサポートツールにチケットを自動で登録するといった一連の作業も自動化できます。
また、別のチャットツールやフォームの回答、予定など、さまざまな情報を転送したり、通知したりすることも可能です。
これにより、顧客対応や情報共有のプロセスを効率化し、対応漏れを防げるでしょう。

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Dripを使った自動化例

購読者が新規作成されたり、リードに昇格したりしたら、チャットツールに自動で通知します。
また、リード管理ツールでリードが作成されたら購読者を自動で作成したり、案件管理ツールで顧客が更新されたら購読者情報を更新したりすることも可能です。
これらの連携により、手動での顧客データ移行や情報共有の手間を削減し、マーケティング活動の効率を向上させます。

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まとめ

LINE公式アカウントとDripの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたLINE公式アカウントとDrip間のデータ転記作業の手間を削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、リード情報の登録漏れや対応の遅れを減らし、担当者はより迅速に正確な情報に基づいて業務を進められるでしょう。

本来注力すべき、顧客とのコミュニケーションや戦略立案といったコア業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築可能です。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:LINE公式アカウントにメッセージを送ったユーザー名もDripに連携できますか?

A:はい、可能です。
アプリトリガー直下に、以下の手順でオペレーションを追加してください。

  1. LINE公式アカウントの「特定のユーザーのプロフィールを取得」というアクションを設定する
  2. アプリトリガーで取得した値から「ユーザーID」を選択し、「ユーザーの表示名」を取得する
  3. Dripのアクション設定時、任意の項目へ、2で取得した「ユーザーの表示名」を設定する

Q:Dripのカスタムフィールドにも連携は可能ですか?

A:はい、可能です。
Dripのアクションを設定をする際、「Custom Fields」の項目を以下のように設定してください。

  • Field Name:手入力による固定値でカスタムフィールド名を入力(例:「流入経路」など)
  • Field Value:手入力による固定値や、LINE公式アカウント等から取得した値を入力

Dripのカスタムフィールドに情報を連携させることを前提とする場合は、あらかじめLINE公式アカウントで送られてくるメッセージ内容に、Dripのカスタムフィールドに対応した情報を入力するように周知しておくと良いでしょう。

Q:複数のキーワードで処理を分けられますか?

A:はい、できます。
「進行先を切り替える」アクションを利用することで分けることが可能です。

※「進行先を切り替える」は有料プランで利用可能です。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
Otani Yu
ITパスポート・日商PC検定の資格保有者。9年以上にわたりフリーランスとして記事執筆や校正業務に携わった経験がある。自身の業務フロー改善のため様々なSaaSツールを試す中で『Yoom』と出会い、現在はSaaS連携プラットフォーム『Yoom』による業務自動化をテーマとしたブログ執筆を担当。業務フロー改善のため試行錯誤した自身の実体験を基に、特に個人事業主や非エンジニアに向けて、Yoomを活用した業務効率化の具体的な手法を発信している。
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